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Former team-mates Alonso and Carragher reunite. |
Daily Mailリポーターを務めるジェイミー・キャラガーによるシャビ・アロンソ独占インタビュー。かつてのチームメイトが本気で語る!笑う!
Carra:バイエルン・ミュンヘンへの移籍はアッという間に決まったみたいだな。なんでそうなったの?ペップ・グラディオラにはずいぶん前から誘われていたの?
Alonso:確かにあっという間に決まった。移籍市場が閉まる2週間前だったよ。マドリードで5年過ごした。そのなかでずっとクラブが求めていた10個目の欧州制覇を成し遂げて、仕事を終えた感があったんだ。あとはマドリードであと数年過ごすか、何か違うことをしてみるかのどちらかだった。ラ・リーガとプレミアリーグを経験したし、ドイツのリーグを経験してみるのもいいなと思ってね。ブンデスリーガはどんどんレベルアップしているし、ここは欧州屈指のトップクラブだから。
Carra:イングランドに戻るという選択肢はなかったのかい?
Alonso:なかった。バイエルン以外に選択肢はなかった。いくつかイングランドのクラブが興味を示しているというような噂話は耳にしたけど、マドリードにいるつもりだった。バイエルン・ミュンヘンの話があったとき、自分に対して『お前は何がしたいんだ、どこへいけば幸せなんだ』って問いただしたよ。どこか違うところで新たなチャレンジが必要だって思った。キャリアで経験を積むには最後のチャンスになるだろうって思って。故郷のレアル・ソシエダからイングランドの最高のクラブ(キャラに笑顔ニヤリ)へ行って、スペイン最高のクラブでプレーし、ドイツのベストクラブでプレーする。美しいキャリアだよね。自分のキャリアのスクリプトが欲しかった。俺は君みたいにワンクラブ男にはなれないよ(笑)。
Carra:バイエルン・ミュンヘンに加入した事でクラレンス・セードルフに続く3つのクラブで欧州制覇した男になれるチャンスがあるな。
Alonso:それを目標にやってるよ。俺自身にとっても素晴らしい功績になる。リアルにそんなチャンスが自分に巡って来るなんて夢にもみていなかったけど、今のチームならどのタイトルも狙いに行けると思う。マドリードやバルセロナ、チェルシー、PSG、ユベントスがいるなかで勝ち抜けるのは大変だ。欧州一流のクラブが集まるなかでどれだけやれるのか楽しみさ。
Carra:チャンピオンズリーグの組み合わせはどう思った?惜しくもアンフィールドに戻るチャンスを逃したな。
Alonso:そうなんだよ!ちょうどバイエルンでメディカルチェックをしてるときにやっていて、終わって見たら…
Carra:メディカルチェックで失敗して帰ろうと思ったか?(笑)
Alonso:ハハハ。ショックだったよ!アンフィールドに戻れるかもしれないって期待してたのに、あい~やい~やーってなった(笑)。戻りたかったな。もう一度アンフィールドでプレーしたい。今季のノックアウトステージでチャンスがあるかな?まだわからないけど。リバプールファンとは今も特別な繋がりがある気がしている。俺達が体感した欧州の夜は忘れられないよ。あのときは欧州で勝てない相手なんていないって感じられていたよな。イスタンブールでの勝利は夢の夢みたいだった。
Carra:火曜日にはマンチェスター・シティとの対戦だ。すでにグループステージ突破が決まっているわけだけど、シティを敗退させにいく?脅威だと感じるチームかな?
Alonso:もちろん彼らは脅威さ。シティがノックアウトステージに進めば、彼らならホームでもアウェイでもどんな相手にも勝てる。俺たちの仕事は勝つ事。俺はプレーしたい。イングランドでの試合は特別だ。シティは厳しい状況にいるのはわかる。ペレグリーニのもとでプレーしたことがあるし、よく知っている選手たちもいるから、敗退してほしいとは言わないけど、試合は勝ちたい。
Carra:なぜシティは欧州で苦しんでいるんだとと思う?イングランドのクラブは今ヨーロッパで苦しんでる。俺たちが一緒にプレーしていた頃は、リバプールやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ア―セナルがノックアウトステージにいるのは当たり前のようだった。何が変わったんだろう?