2014-03-05

Daniel v Daniel


明日ウェンブリーでレッズのダニエル・アッガーとダニエル・スタリッジの対戦が期待されている。飛ぶ鳥落とす勢いのダニエル・スタリッジとの対戦を楽しみにしているアッガー。

「ダニエル相手にプレーするのは楽しみだよ。彼は絶好調だから俺にとっては大事なテストになる。ダニエルは得点もたくさん決めて、トップレベルの選手だと証明している。彼はまちがいなくブラジルでイングランドの9番を背負うにふさわしい選手としてのスキルと能力をもってる。」

フレンドリーとはいえ真剣にイングランドに挑む。

「デンマークはいい試合をする必要がある。イングランドを止めることができればいいチームだと証明することになるから。でもウェンブリーでイングランド相手に勝つにはものすごいハードワークを要するはずだ。イングランドとの対戦はいつだって特別な試合。今のデンマークは2016年の欧州選手権の出場に向けて準備をしているところだから、意味のないフレンドリーマッチなんかじゃない。デンマーク代表としてプレーできるのはすごく楽しみなんだ。ウェンブリーでは3度プレーしたことがあるんだけど、これまでプレーしたスタジアムで3本指に入るくらいいいスタジアムさ。」


 イングランドの主将はスティーブン・ジェラード。長年チームメイトのキャプテン対決も期待される。

「スティーブンは本当にすごい人。選手としてだけじゃなく男としても偉大だ。あれだけの大物なのにとても気さくだし、チームの事を四六時中考えてる。助けが必要なときにはいつだって力になってくれる。日頃からものすごいプレッシャーを抱えているはずの彼なのに、上手く処理していて本当にすごいなと思う。メルウッドでは若い選手たちが一緒に練習することがあるんだけど、スティーブンはいつも若い選手の世話も忘れない。彼らのもとへ行って、アドバイスをしてるよ。本当にいい人だから、若い選手の力になろうとしてる。」


Johnson: Rodgers > Mourinho


The Special Oneことジョゼ・モウリーニョのもとでプレーしたのち、リバプールへとやってきたグレン・ジョンソンは、モウリーニョへの敬意を失った経緯を明かした。ブレンダン・ロジャーズの手腕のほうが良いという。

「チェルシーでジョゼのもとでプレーするのは俺にとってすごく大変だった。功績に基づいて俺を起用すると言われたときがあった。次の試合でいいプレーをしたら、その次の試合でもプレーできるぞと言われた。その試合で俺はマン・オブ・ザマッチを獲得したから彼は俺を外すことはできなかった。そのあとの試合でまた同じことを言われて、俺はMOTMになった。その次の試合のあとにはバルセロナ戦が控えていた。もし俺がいいプレーをしたら、彼はバルセロナ戦で起用しなくちゃいけなくなるからそれはありえないよなって代理人と話していたんだ。そしたら本当に起用してもらえなくて、その時点で彼への敬意を失った。“これ以上どうあなたを尊重したらいいんだ、もう終わりだ”って思った。ブレンダンはそんなことしない。年齢に関係なく、実力があって、頑張っていればビッグマッチでもプレーさせてくれる。マンマネージメントという面ではブレンダンのほうが絶対に上手い。」

モウリーニョの下でユースを担当していたロジャーズの姿を観ていたジョンソン。自らのスタイルを貫き、リバプールで成功させたボスを称賛した。

「監督を目指しているんだなっていうのは観ていてわかったよ。コーチ陣から様々な知識や技術を学ぼうとどこへでもチームに同行していた。モウリーニョのもとで学ぶという幸運もあったんだ。モウリーニョはこの世界では最高レベルの人だと思う。俺たちに何が起きたからと言って悪いことはいわないよ。だけどブレンダンはジョゼとは違う。ブレンダンはブレンダンの哲学を持っていて、それも素晴らしいものだ。監督のなかには、ブレンダンの理想に近いスタイルを持っている人がいると思う。でも実行するだけの自信やノウハウを持ち合わせていないんだ。結果が出ず、勝つことにこだわりすぎて哲学を変えてしまう人もいるかもしれない。だけどブレンダンは自分のやっていることが正しくて、しっかりできれば成功すると信じられるだけのメンタルの強さを持ち合わせている。」

ロジャーズは、リバプールはタイトルレースでは“チワワ”と表現したが、ジョンソンは真剣にタイトルを狙える段階に来たと感じている。

「今の俺たちはどんな試合でも負ける気がしないんだ。これはチェルシーにいた時に感じたものと同じ。2005年にチェルシーが優勝した年には、2点リードされていても勝てる気がしていて、実際勝ったりしていた。絶好調の時の自信というのはそういうもので、リバプールはそういう方向に行ってる。優勝するためには優勝できると信じなければいけない。数学的に無理になるまでは信じ続けるよ。あと10試合は本当にカップのファイナルのようなもの。どの試合も負けられないし、ポイントを落とせない。マンチェスターシティやチェルシーが多くを落とすとは思えないからね。セカンドチームでも強いシティがリーグ優勝の最有力なわけだけど、そりゃあのチーム層にはかなわない。だから運も少しは必要になると思う。でも俺たちは競えるくらいすごくいいチームさ。」

「開幕当初の目標はトップ4だったし、それは今も変わっていない。3位、2位さらには優勝ができればボーナスさ。でも今いい位置にいる。なんでこんな急激に伸びたのか?チームの根性とメンタリティが違うからだ。昨シーズンは、いいパフォーマンスをしても結果が出せない試合があった。でも今年は試合を決めてやるっていうキラー的な性があるんだ。以前はストークに2対2で追いつかれて、リズムが戻せずしっかり自分たちの試合ができなかったりして負けたりドローに終わったりしてた。だから5得点で3ポイントを勝ったことのない場所で実現するというのは大きな違いだと思う。今のチームはこれまでとは違うよ。」

サイドバックが品薄なリバプールに不可欠なジョンソンは、負傷に苛まれ3か月間痛みを抱えながらプレーしていた。

「あの時は精神的にすごく辛かった。いつものようにいいプレーをしたいと思っているのに足首が全然動いてくれずしっかり走れなかった。走りながら90度以上動くことはできなくて、足を引きずっているような状態だったんだ。ブレンダンは負傷していることを知っていたけど、チームのために仕事をしてほしいと頼まれた。もちろんどんな選手だってプレーしたいものだ。最初はケガしててもプレーできるって思ってたけど、3か所の負傷がパフォーマンスに大きく影響しているというところまでいってしまってやめた。今は何百倍も調子がいいよ。足首もきちんと曲がるようになったし、しっかり走れるようになった。」

攻撃力が評価されながらも、守備力がないと指摘されているジョンソンは、その非難を笑い飛ばした。

「確かにもっといいシーズンにできたかもしれない。でも12年間もプレミアリーグにいれば数週間調子が悪い期間があるのは当たり前だ。俺は自分自身にすごく厳しいし、自分がいいプレーをできていない時は誰かに指摘されなくたってわかる。きちんと守備できないならイングランド代表49試合でワールドカップや欧州選手権の出場、プレミアリーグ優勝、2度のリーグカップ優勝、FAカップ優勝ができるはずがない。何も侮辱する気はないけど、そんな選手なら2部落ちだ。」

契約は今季限りだが、まだ契約延長の話は全く出ていないことを明かした。

「リバプールでの5年間は一瞬一瞬が本当に最高。ずっとここにいたいけど、まだ新たな契約は全く提示されていないというのが事実。クラブが現在の給料を支払いたくないと言っているという噂を聞いたけど、そんなこと言われたこともない。リバプールの誰ともそんな話をしたことはない。クラブの考えや契約延長をしたいのかどうかも全くわからない。誰にも何も言われていないから何も決めてもないんだ。シーズン途中の今そ契約のことで頭をいっぱいにすべきじゃない。もしも契約延長ができるなら喜んでサインするよ。ずっとここにいたいから。でも今は何もオファーされていないし、放出するとも言われていない。現在の契約を全うしたいと思ってる。今はそれだけ。」

PSG決算報告: £2億返済


FSGが2013年5月31日までのLiverpolFCの決算を発表した。29%増の£2億601万(約349億円)で、対外債務は29%減の£4510万(約76.3億円)。この期間中に£4680万支払い、スタジアムのローンを返済し終えた。

 イアン・エアMD 「この決算報告の数字をみれば、クラブがピッチ上でも外でもいい方向に進んでいることがわかる。過去4,5年の歳入は毎年増加しており、09年で£17億だったのが今では£20億以上で、対外債務額は£5000万以下に減っている。全面的にクラブを支えてくれるオーナーグループのもと、しっかり構築されたフレームを築いてきた。この間にダニエル・スタリッジ、フィリッペ・コウチーニョ、ジョー・アレンを獲得した上、7選手と契約延長をしてチーム層を強化した。さらに若い選手の成長も促している。この間に7選手を放出し、8選手をローンに出した。」 

「この決算報告以後も成長を続けている。現存のパートナーに加え、スタンダードチャータード、ガルーダ、カールズバーグと新たな契約を結び、LFCをグローバルブランド化を進めてきた。映像に関しても投資を続けていくし、近日新たなテレビ関係の提携を結んだ。世界中のリバプールファンが試合や独占映像を見れるようになる。アンフィールドのスタジアム拡大計画についても上手く進んでいる。まだ最終決断は下されていないが、リバプールシティカウンシルとヨアハウジンググループとLFCとで16か月前に前向きな前進を決めた。数年前のクラブの状況を考えると、FSGがクラブを買収以後の成長は明らかだ。高き目標に向かってみんなが集中できる環境に戻った。このクラブの運営に携わってくれているオーナー、ファン、パートナー、選手、スタッフみなさんに感謝したい。ハードワークと献身に感謝している。」

2014-03-04

Carra: BRポリシーを称賛


プレミアリーグ7位、チャンピオンズリーグから程遠い状況にあったチームをタイトルを狙えるまでに成長させたブレンダン・ロジャーズ。ロジャーズの指導を直々に受けたジェイミー・キャラガーは、ブレンダンのトランスファーポリシーを称賛した。

「ブレンダンは欧州の大会がないことが幸いだ。昨シーズンヨーロッパリーグの出場権を取らなかったことが不幸中の幸いになってるんだろう。ジョゼ・モウリーニョはリバプールの試合数が少ないことをずっと言い続けているけど、確かにリバプールにとってアドバンテージだ。すごくいいシーズンを送っていると思う。試合数がほかのチームより少ないおかげで、リーグでの成功の可能性が高まる。そういうもんだ。」 

「ブレンダンが就任した時は厳しい状況だった。悪夢のような状況だったと思う。その前の移籍市場で何人か選手を逃した。1月にコウチーニョとスタリッジが来て、やっと彼の哲学が浸み込みだしたって感じたときだった。あの当時ストライカーはルイス・スアレスしかいなかったけど、二人が来てからの得点記録をみればほかのトップチームに劣らないほど強力になった。ブレンダンの就任当時のリバプールは、10位以内のリームで最低レベルの得点力だった。チェルシーやマンチェスターシティらトップレベルの選手を買える強い経済力を持っているチームと対抗するために、リバプールはプレー機会が限られていたコウチーニョとスタリッジを買った。そういう選手たちをピッチに出して、シティにいるようなトップクラスの選手に育てるというブレンダンのビジネス方針は監督だけでなく選手たちの真の能力を証明してる。」

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リーグ優勝を意識


リバプールアカデミー卒業生でリバプールでの優勝を夢見るジョン・フラナガンは、誰も優勝という言葉を口にはしないが優勝を意識しているはずだと明かした。

「誰もタイトルについて話題にしないんだ。でも僕は考えているし、他の選手も意識していると思う。何より一試合ごとに集中することが大事。勢いをつけて最後まで3ポイントを重ねていきたい。5試合残して今のポジションにいたら、おそらくタイトルを狙えると思う。今年はホームですごく強いし、ビッグチームをホームに迎えるから、アドバンテージは僕たちにあると思う。タフな試合になるけど、自信は今すごく高い。多く得点をあげているし、誰が相手でも勝てる気がしてる。」

リーグトップの得点力がチームの起爆剤だ。

「スアレスとスタリッジの存在、さらにスターリングがいることがランキングトップにいられる大きな要因だ。最高のストライカーたちだよ。今欧州一勢いのある攻撃陣だと思うし、彼らがいてくれればたくさんゴールを決められるっていう自信がある。ルイスは本当に一流だ。練習でもすごくハングリーで、いろんなことをやりたがる。一分でも多くプレーしていたいのさ。いつまでも彼がいてくれるといいな。」

フル代表に招集されたスターリングとヘンダーソンは、ブラジル大会へ行くべきだと後押しした。

「二人は絶対ワールドカップに行くべき選手だ。それぞれポジションではリーグ一の選手だと思う。大活躍をしてる。彼らの今のコンディションならイングランドのチームに入るべきだし、ブラジル行きの値する選手たちだと思う。」


talkSPORT