2014-04-02

優勝すべきレジェンド


日曜日に首位に立ち、優勝への期待が高まっているリバプール。誰もが主将スティーブン・ジェラードにリーグトロフィーを掲げてほしいという思いが優勝への勢いを後押しする、とダニエル・スタリッジは語る。

「もし優勝できたら、スティービーは誰より優勝にふさわしい男だ。彼よりふさわしい選手なんていないよ。彼はこのクラブにすべてを捧げてきた。優勝すべき選手だと思う。チーム全員が彼のリーグ優勝という目標を達成できるよう力になりたいと思ってる。毎日彼は本当に偉大なリーダーだ。このクラブにすべてを捧げていて、ずっとこのクラブにいる。そんな彼と一緒にプレーできるなんて本当に光栄だよ。国中の若い選手にとってもお手本となる選手。若い選手だけじゃなく、選手なら誰もが見習うべき選手さ。」

「リバプールに全力を尽くしてきた彼は、ワールドクラスの選手としてずっと活躍してきた。今もワールドクラスだと思う。スティービーはこれからもずっとリバプールだけじゃなくイングランドでもレジェンド。フットボール界最高のミッドフィルダーの一人として歴史に確実に名を残す選手だ。」

残り6試合となり勢いの衰えないリバプールだが、プレミアリーグはそう簡単にはいかない。

「サンダーランド戦で分かったように、チームはかなりコンパクトになってスペースを埋めてくる。そうなるとすごく難しくなってしまう。でもここから大事なのは結果を出せるかどうかだ。それ以外はなんだっていい。とにかくチームとして一生懸命やる、それができれば結果は出せると信じてる。6試合それぞれがビッグマッチだから、ワクワクしてばかりはいられないよ。」

Mirror
   We all are desperate to win for him!   

SakhoにFAが注意


DFママドゥ・サコーが反ユダヤ的ジェスチャーをSNSに投稿したとしてFAに警告を受けた。母国フランス出身のニコラス・アネルカがこのケネルジェスチャーをしたとして5試合の停止処分を受けたことに反発した数人のフランスの選手たちがSNSでケネルジェエスチャーに関する投稿をしたとして、ブノワ・アスー=エコト(トッテナム)とヤニック・サグボ(ハルシティ)がFAにより処分を受けた。サミュエル・ナスリは警告を受け、ママドゥ・サコーは責任を自覚するよう促された。

Independent

2014-04-01

Carragher: レッズが優勝する


Sky Sportsの冠番組Monday Night Football内で、ジェイミー・キャラガーは残り6試合で首位に立ったレッズの優勝を信じていると明かした。ブックメーカーのオッズではマンチェスター・シティが最有力候補だが、スパーズ戦を観戦したキャラガーはアンフィールドが優勝を本気で信じ始めていることを感じた。

「リバプールが優勝すると思う。スパーズ戦の前は、“優勝の可能性はある”っていう感じだったんだけど、この一週間の結果と試合内容の密度でその態度は変わった。KOPの試合終盤の盛り上がりはこれまでとは違う。あんなにブレンダン・ロジャーズの名前が歌われることはこれまでなかった。いつもはケニー・ダルグリッシュかラファ・ベニテスの名前を歌ったりしていたけど、それが全部ブレンダン・ロジャーズに変わってた。」

「試合後はみんながリバプールがこのままリーグ優勝するっていう信念に溢れていた。"Make Us Dream (夢を見させて)"のバナーが掲げられていたし、今サポーターは優勝を本気で信じていると思う。リバプールはペースとエネルギーがあるから、マンシティは3ポイント取りに行っても苦しむだろう。リバプールが勝つとしか思えない。」

勢いの衰えない攻撃で、今季88得点をマークしているレッズだが、キャラガーはこの勢いはシーズン閉幕まで続かないとみている。

「今から最後までずっと3-0、4-0で勝ち続けるとは思えない。手も足も出せないような苦しい時は出てくるだろう。先制されたり、誰かが退場してしまうことがあるかもしれない。でもリバプールなら何が起きても乗り切れる。だから今季はリバプールがタイトルに値するチームだと思う。」

キャラガーと共に解説を務めるギャリー・ネヴィルは、やはりマンチェスター・シティが有力だが、リバプールにも優勝の可能性が見え始めたと感じている。

「優勝する年には、今年はイケるって感じる時があるんだ。そういうチームの信念とスピリットがあって、それが”俺たちは止められないぞ”っていう自信満々状態になる。水曜日の夜アンフィールドに入ってくる監督を迎えるファンをみて、何か違うと思った。そしてそのあとのトッテナム戦での雰囲気。選手たちも試合前のウォーミングアップで一年前と違う雰囲気に気づいてたはずだ。お互いハグやハイタッチをし合って気を高め合ってた。4点目のゴールでは、すぐにスアレスがヘンダーソンのゴールだと主張していたけど、あれが2年前の彼だったら同じことしなかったんじゃないかと思う。リバプールが冷静で安定しているのは確かだけど、まだシティのチーム層が一番強いし、優勝が期待されているチームだと思う。どっちに優勝して欲しいか?その質問は二人の男にどっちに妻を連れ去ってほしいのか聞かれてるのと一緒だな(笑)」

Sky Sports

CLのような盛り上がり


4対0で大勝した日曜日のトッテナム戦でMOTMを獲得したラヒーム・スターリングは、日曜日のアンフィールドは最高潮に盛り上がっていたという。試合前からチームバスをファンが囲んだ。

「素晴らしい雰囲気だった。今までで最高だったと思う。あんなに盛り上がるファンをみたの初めてだ。チャンピオンズリーグの試合の雰囲気にについて色々聞いたことがあるけど、そんな感じだった。日曜日の試合だけじゃなくてミッドウィークのサンダーランド戦もだった。12人目の選手がいてくれるんだって監督が試合前に言ってた。スタジアムに入っていくときもすごかったよ。 ジョン・フラナガンやスティービーからチャンピオンズリーグの雰囲気は誰もが憧れる場所だって聞いたことがある。選手としてそういう場所に立ちたいと思って日々頑張ってる。夢が実現するといいな。」

「今のチームはすごく勢いがある。ファンも俺たちの力を信じてくれていて、選手とファンの一体感は本物だ。ずっと続いてほしいね。チェルシーやシティはここで楽な試合はできない。いつも通り本気でやるよ。今のチームはしっかり集中できている。一歩一歩前に進んでいきたい。」

夢が少しづつ現実味を帯びてきた。

「優勝を夢見ているかって?そりゃそうだよ。シーズンが終わりに近づくにつれて、より夢が現実に近づいてきていると思う。でも先ばかり見ていられない。毎試合きちんと集中しないとね。でも6試合残している今練習の雰囲気もすごくいいよ。」この試合後首位に立った24年ぶりのリバプールのリーグ優勝に向けて頑張っている。

ロジャーズのもとで少しづつ確実に成長している19歳。

「チームのために必死に頑張って前進しているっていうだけじゃなくて、復習もしてる。貢献度と自信が伸びたと思う。プレスをかけて、どんどん前に行こうとしてるんだ。2試合はベンチスタートだったのは残念だったけど、出番が来たらしっかりやれるようにしておかなくてはいけないってことはわかってた。必勝の大事な試合で俺を信じて起用してくれる監督に感謝してる。若い選手が一番必要とするのは自分を信じてくれる監督だ。そういう監督がいてくれて本当に恵まれてる。」

スアレスとスタリッジと共にピッチに立つことがさらに成長を後押ししている。

「スアレスやスタリッジから多くを学んでる。彼らから学んだことを試合で出せるように頑張ってるよ。偉大なスティーブン・ジェラードのような選手は常に俺が選手として男としてしっかり地に足をつけていられるよう面倒を見てくれるんだ。プレーできることがとにかく嬉しいし、それが長く続いてほしい。着実に成長していけると思う。家に帰ればフットボールは忘れるようにしてる。試合が近づいたらまた切り替える。落ち着く試合の2日後くらいに自分の試合映像を集中して観て、しっかり研究するんだ。」

かつてリバプールで活躍し、現在キャラガーとSky Sportsで解説者を務めるグレアム・スーネスは、スターリングにワールドクラスの才能をみた。

「リバプールはフロントとミドルのクオリティが非常に高い。スターリングは必ずやスーパースターになるだろう。彼はすべての能力を備えている。彼は驚くほど強いし、素早い。19歳にしてすでにスター選手だ。今後ワールドクラスになれるかもしれない。」



Pep: LFCの再起に歓喜


チャンピオンズリーグ、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦を控え、バイエルンをリーグ優勝へ導いたペップ・グアルディオラ監督は、名門リバプールの復活を喜んだ。

「リバプールは素晴らしいプレーをしている。リバプールの復活はとても嬉しいね。来年のチャンピオンズリーグがおもしろくなりそうだ。」