2014-05-03

ジェラード夏にも契約延長へ


今月34歳の誕生日を迎えるクラブ主将スティーブン・ジェラードについて、ブレンダンは夏にも契約延長へ向けて話し合いが行われるのは確実だと明かした。現在1年残す契約をさらに1年伸ばし36歳までアンフィールドでプレーする。

「スティーブンは夏にサインをもらおうと思っている選手の一人だ。残りあと1年になるから動かなければいけない。スティーブンは2015年にもプレーしていると思う。今シーズン本当に大活躍してくれている。夏でもまだ34歳。未来を見据える上で、彼はチームにとって不可欠な存在だ。」

「新しいポジションをなんなくこなしている。フットボールの知恵で彼の右に出るものはいない。どんどん良くなっている。今シーズンの彼はキャプテとして、選手として私にとっても頼れる存在だし、今後もこの関係を続けて行きたい。特にビッグクラブでは選手がある程度の年齢になると、契約期間を気にするが、スティーブンの場合はまだまだクラブにもたらしてくれるものがたくさんある。今後も一緒に長くやっていきたいと思っている。」

日曜日の敗戦でタイトルを自らの手でつかむことは出来なくなった。誰より落ち込んだのはジェラードだろう。

「みんながスティーブンに同情したよ。あのミスが試合の流れを変えたのは明らかだった。ただ運が悪かったというだけ。スティーブンも皆と同じように落ち込んでいたが、彼はこれまで何度もこういう状況でも自らを奮い立たせてきた選手だ。またやってくれるだろう。キャリアを通してこのクラブを引っ張ってきた彼だ。彼を責める気持ちなど全くない。むしろ彼がいるからこそここまでこれたと思っているし、今後数年それは変わらない。」

2014-05-02

新たな役で献身するルーカス


スティーブン・ジェラードがポジションをシフトして以後、これまでホールディングミッドフィルダーとして定着していたルーカス・レイヴァは新たな役でチームの力になれるよう模索中。

「スティービーが俺のポジションで大活躍してる。ってことは今まで以上に頑張るか、ポジションを変えなくちゃいけないかなと思っている。スティービーと同じチームにいながらプレーできる方法があるはずだ。彼がチームにいる限り、出場機会が限られるというのは理解してる。ケニーに続くクラブ史上最高の選手である彼は今も欧州屈指の選手だ。俺たちのキャプテンであり、素晴らしい選手であり人間だ。チームリーダーである彼と同じ位置でプレーはできないから、どうにかしてチームの力になる道を見出す必要がある。俺はリバプールに来て長いから絶対チームに入りたいんだ。」

ロジャーズからも、ジェラードをホールディングの役とし、ルーカスを中盤のダイヤモンドに入れるかもしれなという話があったという。このポジションはルーカスがかつてグレミオでこなしていた役だ。

「グレミオでやってた。グレミオはダイヤモンドを採用してる試合が多かった。ホールディングミッドフィルダーがいて、プレーメーカーがいて俺がいた。ボックスに走りこんでいく役。プレーメーカーはそんなに前には走らないから、俺が自由に動いて攻撃に加わるようにしてた。それはブレンダンがダイヤモンドで俺を起用する時に求められていることとほぼ同じなんだ。サイドバックの動きをみて、守備時にはホールディングミッドフィルダーの端をカバーしに行く。ボールもしっかりキープして、攻撃陣に落とすっていうね。」

「1月にブレンダンから、スティービーをホールディングミッドフィルダーにして、俺を中盤3人のサイドかダイヤモンドで起用したいという説明があった。自分は再調整しなくちゃいけなくなった。なんてことないよ。プレーをすればするほどどんどんプレーしやすくなってきてる。この役でチームの力になれるって感じる。フットボールってそんなもんだよ。チームがこれだけいい結果を出していると、監督は変えづらい。それは理解してるよ。俺にできることはしっかりトレーニングをして準備をしておくことしかない。今シーズンは、多くの選手が期待していないときに出番が回ってきたりしている。」


スアレスの爆笑インタビュー



PFA年間最優秀選手賞受賞後、ウルグアイのTV番組Canal 10内でルイス・スアレスが電話出演。やっぱり母国ウルグアイはラテンでおちゃめ♪

ルイス、奥さんとっても美しかったよ。スタジオの女性たちが彼女はどこのデザイナーの服を着ていたのか知りたがってる。
わからない。俺たちはデザイナーにこだわったりしていないよ。妻はすごく綺麗だった。

(電波が悪い)ルイスプラン変えた方がいいんじゃない?もっといい携帯買えるでしょう?(笑)
ハハハ(笑)申し訳ないけど今ショッピングセンターにいるから電波があまり良くないみたい。俺はシャイだから舞台に上がってスピーチするのも苦手だから、こうやって質問してくれるほうがいいんだよね。英語下手だからスピーチも嫌なんだけど、感謝の意を示すべき人たちがいるから短くスピーチをしたよ。(スピーチ後、スアレスはテーブルへ戻り奥様にキス、チームメイトと握手し、ブレンダン・ロジャーズにハグをした。)

ルイスは英語上手くなってきてるよ。もっと家族以外の人たちと交際しないとね。
ハハハ~やろうとはしてるんだけどな。とにかくこの賞を受賞できて光栄だし誇りに思う。特にこの賞は同じフットボーラーたちが俺に投票してくれた賞だから特別だよ。

この前はコウチーニョとバナナを持って写真撮ってたね。
コウチーニョとの写真は、あの件に関してすごく嫌な気分になったから、フィルと何かしたいって思った。

バナナじゃないでしょ。君はSALTO出身なんだから、名産のオレンジと写真を撮って宣伝しないと!
それいい考えだな(笑)。でもブラジルのチームメイトたちや友人のためにしないとって思った。

日曜日のチェルシー戦についてはどう思ってる?
まだ気分が悪いよ。スペースをみつけられなくてすごくイライラした。ミスが致命的なものになってしまった。厳しいタイトな試合になることは予想していたけど、キックオフから時間をどんどん使われて腹立ったよ。それに俺たちのミスが重なってイライラした。みんな堅くなってしまってコントロールできなくなってしまって。入るスペースが全くなかった。

英語が話せるようになった今、英語で相手を罵ったりした?
いや腹が立った時はスペイン語で言った。時間を無駄使いしていることに腹が立ってさ。ホイッスルからずっとそうだったんだ。マンシティがポイントを落としてくれることを願っているけど、プレミアリーグではどんなことも起こり得るから全く予想がつかない。俺たちはとにかく残りの2試合勝つしかない。厳しい2試合になると思う。

ウルグアイ人を代表してお願いがある。お願いだから6月には健康で帰ってきてよ。厳しく当たりに来る選手がいたら避けて。誰もそれでルイスは弱虫だなんて思ったりしないから。
わかってるよ、それはいつも頭の中にあるんだ。負傷は絶対したくないけど、残りのリーグ戦もすごく重要なんだ。みんなをハッピーにしたい。俺のクラブですべき業務があるし、ベストを尽くす。
  
娘のデルフィちゃんがナシオナル(スアレスの古巣)のユニフォームを着て喜んでる写真をみたよ。君も全身ユニフォームだったね。携帯もいいものをもてないし、服もないのかい?(笑)
ガハハハハハハハ(爆笑)。デルフィはフットボールが大好きなんだよ。リバプールの試合を観戦しに行くたび熱狂してる。天気がいいから外で遊ぼうって言ったら、彼女は“だったら着替えなくちゃ!”って全身ナシオナルのキットを着てきたんだ。そしたらソフィアはペニャロール(ナシオナルのライバル)のファンだから怒っちゃってさ(笑)。デルフィは“私も着替えたんだからパパも着替えて!”って言うから全身着替えたんだよ(笑)。デルフィはゴールを決めて写真みたいに大喜びしてたんだ。


ルイス自身ゴールのセレブレーションはどうするんだい。手首にキスが長すぎるよ。
そうそうだからベンジャミンの名前をどこに入れるか考えちゃね(笑)。

そして君みたいな家族思いのフットボーラーが突然ロックスターになるなんてどうしたの?(スアレスはペプシのCMでロックスターに変身)
いろんな職業を体験してみてるところさ(笑)


ワールドカップ後にも再度インタビューしたいんだけど、どこにかけたらいいかな?イングランド?スペイン?スペインに移籍するなら新たな言語を学ぶ必要ないよ(笑)
ハハハ(笑)。俺はリバプールですごく幸せだし、家族もハッピーだから何も起こらないよ。もしプレミアリーグ優勝できてトロフィーを持ち帰ることができたら最高だ。夢が叶うよ。いつかにパパがチャンピオンだ!って子供に言ってもらえるって最高だぞって言われたことがあるんだ。ウルグアイは絶対チャンピオンにはなれないって言われているからすごく悲しい。その言葉はずっと胸にしまってある。ブラジルではウルグアイも世界で戦えるってみせつけたい。国民に幸福をもたらせるよう全力を尽くすよ。

家族との時間楽しんで!ありがとうルイス!
まだ数ポンド残高残ってるけど!(笑)

Source: 101 Goals

2014-05-01

Carragher: Go Again


ジェイミー・キャラガーがリバプールで、2014年9月に若手選手向けの養成学校『ジェイミーキャラガー スポーツ&ラーニングアカデミー』を開校することになり、記念イベントが開かれた。対象は学校を卒業した16歳以上の選手で、2年コースが設けられる。すでにキャラガーが運営している世界中のジェイミーキャラガーサッカスクールと地元のオークミアコミュニティカレッジと提携し、選手の育成だけでなくコーチの育成も行い、マージーサイドの若者がサッカー界での就職ができるよう一役買いたいと考えている。いつか一流の監督を生み出したいと考えているが、リバプール監督のポジションはしばらく空きそうにない。ブレンダン・ロジャーズが長年指揮を執ることになりそうだ。

「7位から翌年優勝したのは80年代半ばのエヴァートンが最後だ。俺が応援していたときのチームだ。リバプールがもしもあのシーズンと同じことをやってのけたら大変な偉業だ。70~80年代はそういうことはよくあった。でも現代でそれが起きたら、プレミアリーグ史だけでなくイングランドフットボールの歴史に残る。今はほかのチームが多額を投資していて、ここ20年間リバプールが優勝するなんて信じられてこなかった。それをやってのける監督になったら、ブレンダン・ロジャーズは永遠に名を残すことになる。」

「彼とは1年間一緒に働いてた。彼以上にいい人はいないよ。是非優勝してほしい。素晴らしいコーチであるマンマネージャーだ。彼のチームの回し方はすごい。普通ならチームをいじってぐちゃぐちゃにして、なんて言われてしまうが、勝てばすごい戦術家だって言われる。彼の場合はたいてい当たるからすごい。相手チームを惑わせることができていて、業界最高の監督の一人になってると思う。」

「リバプールの調子はすごくいい。12試合中1試合負けたからって落ち込む必要なんてないと思う。確かにチェルシー戦の負けは痛い敗戦だったけど、次のクリスタルパレス戦ではもう一度気を引き締めて、勝ちにいく必要がある。今週はリバプールが有利だと言われている。もしマンチェスターシティがポイントを落として、リバプールが残り2試合で勝てれば優勝の可能性は大いにある。まだ優勝争いは終わっていないよ。もう終わったことは忘れて、Go again!」

長年の同志であるスティーブン・ジェラードが優勝はキャラガー含め世間が願っている。

「ブレンダンがスティービーをあのポジションでプレーさせた監督ではあるけど、いずれ彼がプレーするポジションではあった。彼はセンターハーフかほぼスウィーパーとしてキャリアを終えることになるってことだろう。だけどスティーブン・ジェラードはライトミッドフィールダー、センターミッドフィールダー、ゴール前もしくは右サイドバックとどこでも活躍できる選手だ。だから今のポジションで上手くやれていることには全く驚いていない。彼は偉大な選手で、どこでもプレーできる選手だ。今のポジションでチームの大きな力になれる要因は、彼は視野が広がってよく試合が見えているってこと。リーダーそしてキャプテンとしてさまざまな司令が出せるってことが上手く働いている。」

「リバプールが優勝すれば彼にとってどんなに嬉しいことだろう。プレミアリーグ史上の偉大な選手たちをたどれば彼はそのトップの選手らと同じ位置にいる。そのなかで唯一リーグ優勝できていない選手がスティービーだ。今でも彼は一流の選手だってことはみんな承知だけど、リーグチャンピオンになれば彼のステータスはさらに上がることになる。彼にとってもクラブにとっても優勝はとても大きなものだ。多くの人がスティーブン・ジェラードのためリバプールの優勝を願っている。」

 この素晴らしいシーズンをジェイミー・キャラガーともシェアしたかった、と悔やんだのはブレンダン・ロジャーズ。

「たった一つすごく残念なのはジェイミーがいないこと。彼は本当に素晴らしい選手だったし、今そばに一緒にいて欲しかった。彼とジョン・テリーは長年イングランドで最高のセンターバックだ。一流のメンタルを持ち合せている。彼が引退してしまったのは残念でならない。ジェイミーやスティーブンは偉大なレジェンドだ。クラブを象徴する存在。彼は引退を後悔してはいないと思う。Skyに就職できたわけだからね。ギャリーと楽しんでいるだろう(笑)。二人とも解説者としてよくやっていると思う。」

 ECHO

ミニョレ&レイナの今後


長年アンフィールドの中心選手として活躍したペペ・レイナを押しのけ正GKとなったシモン・ミニョレ(26)について、ブレンダンは今後さらなる活躍を期待しているとECHOに語った。

「シモンが来てくれて以来、彼には大満足だ。素晴らしいゴールキーパーだし、今後もっと伸びると思う。この巨大なクラブで歴史に残る存在であるペペ・レイナに取って代わるなんてことになると、少々の時間がかかるのは当然。だがシーズンを通して大活躍してくれている。忘れられないような決定的なセーブがいくつかある。一試合も彼のせいで結果が変わったなんて試合はない。むしろ彼のおかげでポイントが増えている。彼は素晴らしいゴールキーパーだよ。」

96得点でリーグ優勝を争うチームを超す得点力を誇るレッズだが、守備に関しては8位のトッテナムと並ぶ46失点。ロジャーズは、失点は守備陣の責任ではなくチーム全体の課題だという。

「失点はチームがノリッチ戦のように下がりすぎてしまう時に起きる。リードを守ろうとしてしまうときがあって、それはシモンにとってプラスにはならない。彼が出てきてパンチやキャッチをできるようなスペースをきちんと作ってあげることが必要だ。彼のフォームは非常に安定していて、重要なセーブをいくつもしてくれている。」

まもなくナポリでのローンが満期となるペペ・レイナは、アトレティコ・マドリードへの移籍の噂を払拭した。どうなるかわからないが今はイタリアでの生活を楽しむのみ。

「まずリバプールに戻らなくちゃ。まだリバプールとの契約は2年残しているから、シーズンが終わってからどうすべきなのかを話し合う。まだどうなるかは全く見えない。今はナポリですごく楽しんでる。俺にとってもチームにとっても良いシーズンだ。イタリアのフットボールはイングランドとは違って、スペイン寄りだ。それに食べ物がおいしい(笑)。」

「今は自分の将来を考えるべきときじゃない。アトレティコ?ないでしょ。クルトゥワは来シーズンもいると思う。」

イタリアのメディアは、ペペ・レイナの契約にある£520万の買い取り額で完全移籍を望んでいると伝えている。