2015-06-04

ミルナー獲得合意


マンチェスター・シティ所属ジェームズ・ミルナー(29)を獲得することで合意したとリバプールが公式発表を行った。シティとの契約が今期で満期となる同選手は、フリーで7月1日に正式にクラブに加入する。メディカルチェックを残すのみで、現在イングランド代表に招集されている。

シュクルテル新契約却下


スロバキア代表主将としてEURO2016予選の準備中のマーティン・シュクルテルは、母国Akutualneの取材に応じ、リバプールからの新契約オファーを断ったことを認めた。3年契約で最低出場試合数が規定されたオファーを受けていると報じられている。

「契約は合意していない。オファーされた契約は受け入れられない。俺より年上や負傷の多い選手にオファ―されるような契約内容だった。まだそんな契約をする年齢ではないと思う。まだ毎週しっかりプレーできている。提示された契約は気持ちの良いものではなかったからサインしてない。まだ現在の契約は残っている。ほかのクラブが関心を示してくれているという噂もあるけど、あとはすべて代理人に任せている。」

リーグ6位という結果には当然満足していない。

「目標を達成できず不足のシーズンだよ。5位と6位でも大きな差があるけど、チャンピオンズリーグではどのみちプレーできない。スアレスを失ったことは非常に大きなダメージだったし、選手のミスが重なった。チーム層は厚くなったけど、新加入した選手たちには慣れるまでに時間がかかる。だからシーズン前半は苦しみ、後半改善されたけど、結局力不足だ。」

来季続投が確実といわれるブレンダン・ロジャーズのコーチング力は疑っていない。

「コーチ陣を決めるのはオーナーだから、選手として言うことはほとんどない。ブレンダンは指導力は証明したと思うし、オーナーはそれを信じているっていうことだろう。嬉しいよ。」


2015-06-03

ミルナーがキャプテン?


ジェームズ・ミルナーのリバプール加入間近と伝えられている。強豪マンチェスター・シティを辞め、リバプールへ移るという決断の裏には意外な事実があるかもしれないというジェイミー・キャラガー。スティーブン・ジェラードのいなくなるミッドフィールドに入るとみられるが、代わりはポジションだけではないかもしれない。

「ジェームズ・ミルナーのリバプール加入内定のニュースにいくつか疑問点が挙がっている。フリーで多くのポジションでプレーできる経験豊富な彼の獲得は、とてもいい補強だと思う。チャンピオンズリーグでプレーでき、ベンチにいてもトロフィーを獲得できるチャンスのあるマンチェスター・シティを辞め、レギュラースターターになるためにリバプールに行きたいという彼の姿勢から、素敵な性格の持ち主であるとわかる。プレーするポジションについては、ブレンダン・ロジャーズと話をすることになるわけだが、彼はジョーダン・ヘンダーソンと非常に似ていて、リバプールではワイドエリアではなくもっとセンターでプレーすることを望んでいると思う。」

「ミルナーにホールディングミッドフィールダーができるかというと、俺は彼には適していないと思う。彼の持ち味はエンジンであり、ホールディングミッドフィルダー(チャンかな?)の横でヘンダーソンとプレーするのが良いと思う。だが彼のベストポジションはジョーダン・ヘンダーソンがと同じ右から左に入るポジションだから、この二人をどう中盤に入れるのかに注目だ。」

「ブレンダン・ロジャーズが、ジェラードの不在中にキャプテンを務めたのにもかかわらず、新シーズンのキャプテンがジョーダン・ヘンダーソンになると認めないということは、ミルナーとヘンダーソンがキャプテンバンドを争うんじゃないかと思う。それが交渉の駆け引きとして使われたんじゃないか。この件についてはいくつか思うところがあるが、いい獲得だと思うし、リバプールの赤を着てくれるのは嬉しい。数週間以内に公式発表されるといいな。」

ロジャーズ監督続投決定


オーナー会社FSGとのシーズンレビューを終え、来季もブレンダン・ロジャーズが指揮を執ることで合意したとBBCほか英メディアが一斉に報じた。ロジャーズは、トム・ワーナー会長とマイク・ゴードン社長と2時間の会談を行い、前向きで有益な会談を行ったとしている。なかで2014/15シーズンは力不足であり、来シーズンはクラブの目標であるトップ4フィニッシュを狙うべく、総合的な改善をすることで合意した。ECHOは、会社よりファンの信頼を取り戻す方が大変であり、続投となれどロジャーズには厳しい戦いが待っているとしている。

2015-06-01

Gerrard: Best of the Best


17年間のリバプールでのキャリアを終え、まもなくスティーブン・ジェラードがLAへと旅立つ。クラブのチームメイトとして、またイングランド代表としても共にプレーしたダニエル・スタリッジは、稀にみるキャプテンの存在感を感じてきた。

「ジェラードは世界で最も偉大な選手の一人だ。歴史上でもそう。敵としても、味方としても彼が最強だったって多くの選手が言うと思う。彼はどのポジションでプレーしていても、何分プレーしていても、常に相手に脅威となる要素があった。常にそういう相手がビビるようなオーラを持ってるんだ。そういう選手は多くいないけど、彼はそういう選手の一人で、今もそれを維持してる。これまでの彼の功績と活躍がそうさせているんだ。」

マンチェスター・シティ、チェルシーでトッププレイヤーたちとプレーしてきたスタリッジは、なかでもジェラードが極上のMFであるとレジェンドを称えた。

 「間違いなくスティービーが中盤では最高の選手だ。今チームメイトだから言ってるわけじゃない。これまでランパードや、バラック、デコとプレーしたし、シティではエラノもすごく良い選手だった。でもスティービーがナンバーワンだよ。彼には欠けているものがないからかな。彼にはなんでもできる。彼がいてくれればゴールを決められる可能性が常にあるから、ストライカーにとって夢のような選手だ。これまで彼とプレーしたおかげで成果の出た選手がいると思う。マイケル・オーウェンやトーレス、スアレスはそのいい例だ。彼らはスティービーとプレーしてから、大きく飛躍した。世界中の選手にどの選手と一緒にプレーしたいかって聞けば、多くがスティービーだって言うはずさ。彼のパスの正確さ、KOPが歌っているみたいに40ヤードのパスでもばっちり決められる。」

世界中の選手の憧れである最強のMFスティーブン・ジェラードに弱点はない。

「彼は本当に偉大な選手だし、レジェンドの1人。俺は彼がリバプールFC史上最も偉大な選手だと思う。彼はすべて兼ね備えた非のない選手。パス、タックル、シュート、リーダーシップ…全部持ってる。彼の弱みが見つからないよ。'スティービーはそれはできないな'ってことや試合での弱点が思いつかない。彼が若かりし頃、チームに入りだした当時から一流の選手になる勢いがあったんだろうなってことが想像つくよ。俺もリバプールでのキャリア終盤の彼とプレーしたことで恩恵を受けた一人だ。彼がフレッシュだったころは想像しかできないけど、今の彼とプレーできて光栄だ。彼や彼の成し遂げてきたことに対しては、愛と尊敬でいっぱいさ。」