2015-07-03

元ドクター退団の経緯を明かす


1月に突然リバプールを退団したザフ・イクボール医師(41)がクリスタル・パレス史上初のチーム専属ドクターに着任したことが発表された。BBCの取材に応じたイクボール氏は、天職であったというリバプールの退団に至った経緯を説明した。

「息子の容態が思わしくなく、妻と子供たちはずっとロンドンに住んでいた。そのためにリバプールで働くという夢のような仕事をしながらも、ロンドンとリバプールを往復を繰り返していた。最初の数年はそれでも大丈夫だったんだが、2012年に医療部長になりさらに責任が重くなってから、ロンドンへ戻る時間が減ってしまった。それが頂点に達したのが、今年。チャンピオンズリーグもあり12月は1日も休みがなかった。その結果1日もロンドンに戻ることができなかった。夢の仕事のために犠牲が必要だということはわかっていた。だが誰にとっても同じく、家族に勝るものはない。だからロンドンへ帰らなくてはいけなくなった。」

「クリスタル・パレスにチャンスをもらったから、アラン・パードリュー監督と働いたことのあるスタッフや監督に評判を聞いて回った。面接に行って、話をしたら、ここだって思えた。今日発表があると思うけど、クリスタル・パレスでこれから働くことになった。楽しみにしている。クリスタル・パレスは素晴らしいクラブだ。それにロンドンベースだということが私にとって非常に大きい。」

Liverpool Echo

Well liked by many. All the best, doc! #YNWA

2015-07-02

クライン加入を喜ぶララーナ


ナサニエル・クラインのリバプール加入に大喜びしているのは、サウサンプトンでチームメイトだったアダム・ララーナ。

「彼は大きな補強だよ。数シーズン彼とサウサンプトンでプレーしたけど、本当に彼は大きく成長した。昨シーズンは彼のベストシーズンだったと思う。イングランド代表にも召集されて、それ以来レギュラーに定着している。ほかにも欧州中のトップクラブがリストアップしていたなかで、彼を説得できたというのは大きいよ。」

リバプールのクラインに対する関心は大きくメディアで取り上げられた。夏にはリバプールに来るよう働きかけたという。

「移籍について彼と話をしてきた。実は今夏彼とアメリカに旅行にも行ったんだ。そこで移籍について彼と話をして、リバプールに来るかもっていうのはわかってた。彼は移籍を望んでいたし、交渉が成立してほしいって願っていた。リバプールはクラブを聞けばだれもがどんなところかわかる大きなクラブだ。俺から彼に言ったのは、さらなる成長をするに素晴らしい場所から是非来てほしい、特にブレンダン・ロジャーズの指導があれば成長できるぞって伝えた。」

「彼の成長に驚きはない。サウサンプトンがパレスから彼を獲得したときに、彼の潜在能力は明らかだった。それ以来彼は成長し続け、学び続けた。少年から男になったって感じだ。サイドバックとしても堅いし、前に出てゴールも決めることができる。一対一では相手にしたくないくらい強い。それにピッチ外でもしっかりやれる奴だよ。わりと静かで、サッカーに集中したいっていうタイプ。すごくいい奴だし、知り合いがすでにリバプールにいることもあって、すぐチームに馴染むと思う。」

今夏市場では早くから動き始めたリバプール。クラブの動きに満足しているというララーナ。

「今のところ素晴らしい獲得選手が揃ってる。フィルミーノ、ミルナー、イングス、でクライン。ボグダンとゴメスもだ。バラエティ豊富で、これまでのチームにさらにプラスになるし、これが成功するためにいいミックスになるかもしれない。」

次男が誕生し、プライベートも多忙なララーナだが、チーム合流が待ちきれない様子。

「休みは長くないけど、家族と過ごしてるよ。6月2日に次男が生まれたばかりだから結構忙しくさせられてるよ。3歳の長男と遊んで、哺乳瓶でミルクをやって、って忙しいけど楽しい。寝れない夜もあるんだけど、ずっと寝てないわけじゃないから大丈夫(笑)。シーズン再開を楽しみにしているし、素敵なプレシーズツアーが待っている。もう少し休暇が残っているから楽しむよ。長くてタフなシーズンが控えてるからね。」



コアテスがサンダーランドへ移籍


ウルグアイ出身DFセバスチャン・コアテス(24)がサンダーランドへ移籍完了したことが発表された。2011年夏にやってきた同選手は、2014/15シーズンにローンで在籍し、完全移籍となった。キャッツで計13試合に出場。Sunderland Echoによると4年契約で推定移籍額は£200万と、レッズはバーゲン価格で放出した。

2015-07-01

クラインお披露目


リバプールは、サウサンプトンからDFナサニエル・クライン(24)を獲得したことを発表した。

「偉大な歴史を持つこんなに大きなクラブに加入できるなんて夢のみたいだ。すごく嬉しい。スタートが待ちきれないよ。リバプールが関心を持ってくれていると知ったときから、嬉しくて絶対移籍したいと思ってた。監督がとても期待を寄せてくれているのがわかったし、彼のもとで成長できると思っている。リバプールで自分の潜在能力を発揮することができると思う。」

「アンフィールドでプレーしたことはあるからどんなものかはよく知ってる。素晴らしい雰囲気だし、それに負けないプレーをしたい。これからすごく楽しみだし、サポーターがさらにパフォーマンスレベルを上げてくれると思う。」




新アシスタントコーチ決定


現在イングランドU-19代表のヘッドコーチを務めるショーン・オドリスコール(57)がリバプールのアシスタントコーチに就任することが決まったとGuardianが伝えた。ボーンマス、ドンカスター・ロヴァーズで長年監督経験があり、ロジャーズが長年慕っている存在。理想のプレースタイルも似ていることもあり、ロジャーズ自身がコリン・パスコーに代わる人材を選出したとみられる。ロジャーズはオドリスコール氏について『この国で最高のコーチの一人でありながら、トップレベルでチャンスを与えられていない。』と話したこともあった。だがリバプールファンからは、トップレベルで経験のないコーチにアシスタントを任せることを疑問視する声もある。まだサインは完了していないが、7月12日から始まるプレシーズンツアー出発までに完了する見通し。