2015-11-04

ローン選手負傷


デポルティーボ・ラ・コルーニャにローン移籍中のルイス・アルベルト(23)が負傷のためリバプールへ帰ってくることになった。長期に渡り鼠蹊部に痛みを訴えているため、親クラブへ帰り治療するのが最善の策であると判断した。完治したあとは、残りのシーズンを再びデポルティーボで過ごすことになっている。2013年にブレンダン・ロジャーズ下でリバプールに加入して以来出番は12試合のみ。ユルゲン・クロップのもとでチャンスを与えられるのかどうかはまだわからないが、可能性はある。

また同じくローン移籍中のラザル・マルコヴィッチがハムストリングを痛め、全治1ヶ月の負傷。フェネルバフチェでインパクトを残しており、1月にもリバプールに戻されるのではないかとささやかれている。

ジェラードが帰ってくる


スティーブン・ジェラードがまもなくメルウッドに帰ってくる。MLSのシーズンが終わり、今日リバプールに到着予定。1月15日のLAギャラクシーのプレシーズン練習開始までのオフシーズンをリバプールで過ごすことになりそうだ。

Independentによると、ユルゲン・クロップ監督就任後、ジェラードは同監督と電話で話を進めてきたといい、クロップもプレミアリーグが恋しくなったジェラードをチームの一員として迎え入れる準備があると伝えた。だがMirrorによると、MLSが移籍説を否定しているといい、選手としてではなく、チーム練習への参加のみになるとしている。ギャラクシーとの契約で、イングランドに移籍はしないという項目がある上、フリーで移籍したことからリバプールが移籍金を支払うことも難しい。

いづれにせよメルウッドで再びチーム練習に加入することは移籍前から予定されていた。日曜日のクリスタル・パレス戦はスタンドでチームに声援を送る予定となっている。クロップはリバプールのレジェンドをチームに迎え入れることでチームの士気をさらに上げたいところ。

35歳になったジェラードは、LAギャラクシーで自身初のリーグ制覇を狙うもプレーオフで敗れタイトル獲得ならず。来シーズン限りで現役を引退するつもりであることを示唆した。

「来シーズンが選手として現役最後だろう。来年同じような気持ちで終えたくはない。いい状態で身を引きたい。シーズンは長いし、今季はまだ4ヶ月しかプレーしていない。この経験が来年生かせると思う。屋根の下で、高度も湿度も高い環境でプレーするというのは、来るまで知らずにいた乗り越えなければならない壁だった。アウェイゲームはすべてが違って大変だ。俺たちはホームではとても強いけど、改善しなければいけない箇所はいくつかあるし、セットプレーからの失点は止めなければいけない。この世界での経験は長いから分かっている。失点を続ければ成功はない。来シーズンはその点しっかり修正して、準備していきたい。」

引退後は、クロップらと共にリバプールのコーチングスタッフの一員に…?

2015-11-02

世界を虜にするユーモア

いつも笑顔で、情熱的で、おもしろい。ファンだけでなく、イングランドのメディアも虜にさせるユルゲン・クロップの表の顔は裏のトレーニングでも変わらない!練習中、ジョーダン・アイブがミスパスをし、ボールがクロップの足元へ。しっかり見ろ!とばかりに自らの眼鏡を差し出すクロップ(笑)。好き♥


補強より育成が先


キャリア初のスタンフォードブリッジで勝利を手にしたユルゲン・クロップは、現在トップ4とは4ポイント差に。記者会見ではトップ4に入れるか?どこを補強する?など先を急ぐ質問が相次ぎ、クロップはため息。今いる選手たちにチャンスを与えることを強調した。

「おいおい。イングランドのせっかちさは信じられない。そんな簡単じゃない。ここに来てまだ3週間なのに、みんながあの選手を買うか、この選手はどうだ、あっちはどうだって言い続けてる。成長というのは目の前にいる選手を育ててこそだ。自分の妻とちょっと問題が起きたからといって毎日違う人に変えたくないってのと一緒だよ(笑)。もっと改善するには、努力を続けるしかない。来年夏のことなんて考えない。その時どうなっているかなんて今からわかるもんか。最善を尽くしてどこまでいけるかだ。」

「我々はすべての面で改善が必要。それができてからならどの順位まで行けそうかって話はできるが、今の段階ではできない。リバプールに来て初めての休日がやっと取れる。それが終わったらまた仕事再開。やってみてどこまでいけるかだ。」

なかなか調子が上がらなかったフィリペ・コウチーニョが一流の2ゴール。コウチーニョの陰の努力が実を結んだ。

「フィルは素晴らしい選手だ。彼の能力はいちいち私が説明する必要もない。いとも簡単にプレーしているようでも、そうするために多大な努力を要することもある。フィルはそれをチェルシー戦でやってのけた。フィルにとってすごく良いスタートができていたわけではなかったが、しっかり決めるべき時に落ち着いてフィニッシュし、シュートのタイミングも絶妙だった。もちろんこれは彼の能力でもあるが、太陽は常に照らしてくれるわけではない。チームに貢献するために雨の日にハードワークをしているからこそできるんだ。」

「これまで彼の調子が悪かったとか過去のことはどうでもいい。フィルと話をした。私の役目は彼の力になることであり、彼の調子が悪いなどと発言することではない。ここまで3試合彼は完璧な試合はできていなかったが、いいプレーをするためには試合でプレーすることでしか成し得ない。どうすればよいのか、こうすればよいとかこれはしてはいけないってことは、実際試合でやってみて経験を積んで学んでいかなければいけない。この試合はそのいい手本だよ。スタートは良くなかったが、息を吹き返した。私はフィルが大好き。彼を好きじゃない人なんかいないだろう。毎日パーフェクトにプレーできる選手はいない。毎日上達するために練習を重ねるものだ。フィルはそれをやってるし、チームもやってる。そうやって次のステップへ進める。」

会見後、マーク・クラッテンバーグ主審らに出くわしたクロップは不満を漏らした。『みんながトップ4ばっかり口にするんだよ。』クラッテンバーグ氏は「Welcome to England!」と即答し歓迎した。

2015-11-01

ファンに捧げる勝利とゴール


リバプールのベストプレイヤーでありながら、調子の悪さを叩かれてきたフィリペ・コウチーニョ。スタンフォードブリッジで華麗な2ゴールを決め、その非難を打ち返した。

「ゴールを決めることができてものすごく嬉しい。前回得点したのはずいぶん前になる。あまりいいプレーができていないことは自覚していたから、その悪い流れを断ち切れるようにと努力を続けてきて、それが実った。頑張り続ければ必ず良い事は怒ると信じてた。この勢いでもっとゴールを決めて行きたいよ。自分のゴールがチームの勝利につながって、チームが3ポイント獲得できたってことが何より嬉しい。試合中のサポーターの声援は最高だった。いつも支えてくれる彼らに恩返しがしたかった。僕のゴールと今日の勝利は彼らに捧げたい。」

大きなゴールと勝利はサポーターに捧げたいという。

「今日はチームで良いプレーができていたと思うし、この勝利を誇りに思う。チェルシーというビッグチーム相手にこの結果を出すことができたというのはとても大きいよ。今後の自信につながる。順位を上げて行く上でとても大きな勝利だ。」

ユルゲン・クロップの就任がチームにさらに自信を与えている。

「監督もすごく喜んでくれて、大きなハグをしてくれた。監督の要求するプレーを選手全員が楽しんでるよ。彼はかなりのハードワークを要求する監督だ。みんながそれに応えられるように頑張ってる。このままハードワークを続けて行かないといけない。彼は自信をくれる監督だよ。チームとして苦しんだ時期もあったけど、今とてもいい感じさ。」