2016-08-13

キャラガーの新チーム分析


ユルゲン・クロップが初の夏の補強をまもなく終えようとしている。だがまだ明らかに足りないポジションは左サイドバックだとリバプールレジェンドDFジェイミー・キャラガーは主張する。

「ジェームズ・ミルナーはゲームの理解力があって、フィットネスレベルも高いが、リバプールは左サイドバックの獲得が必要だ。ブラッド・スミスはボーンマスに出してしまったし、どのポジションにも2人は必要。となるとアルベルト・モレノのほかにもう一人必要だ。バルセロナ戦ではミルナーがよくやってたが、頼れる左サイドバックの選手が一人もいないまま開幕はよくない。」

新選手加入でダニエル・スタリッジがファーストチョイスのストライカーでもなくなり、熾烈なポジション争いがチームを底上げできるかもしれない。

「ダニエルがスタメンのストライカーではないかもしれない。昨シーズンの欧州の大舞台ではディヴォック・オリギが多く起用されたし、プレシーズンの彼は調子がいい。サディオ・マネはとてもいい補強だと思う。彼は前の4ポジションどこでもやれるし、リバプールではどうやら右でプレーすることになりそうだ。昨シーズンのリバプールは中盤から前線にかけてのラインからのゴールに欠けていたが、彼の過去のデータからいくとそれを修正できる存在になれるだろう。」

プレシーズンにインパクトを残したマネ
「ロベルト・フィルミーノはクロップによるとプレシーズン最優秀選手で、クロップは彼をセンターフォワードとしてプレーさせたいみたいだから、そうなるとナンバーワンといえるストライカーは今いない。お互いが気を抜くことがなくなるから、ポジションを争うのはチームにとって良いことだ。」

高額で加入したジョルジニオ・ワイナルドゥムのについてはまだ不確かなキャラ兄。

「ワイナルドゥムは好きだけど、彼のベストポジションがどこなのか、このチームのどこにフィットするのかよくわからない。リバプールが中盤を3人体制にするなら彼はその右に入るだろうけど、そうしないとなるとどこに彼が入るのか俺にはよくわからないな。」

キャラガーの予想するセンターバックコンビはこの二人。

「ラグナル・クラヴァンは加入後とてもよくやっていると思う。コロ・トゥーレの退団やサコーの状況を考えると彼の活躍は重要だ。ジョエル・マティプの負傷もあるが、クラヴァンのほうがプレシーズン良いパフォーマンスをしているから、デヤン・ロヴレンと先発のパートナーになるのは彼じゃないかな。」



2016-08-07

満足度98%



ウェンブリースタジアムでバルセロナ相手に4−0。スアレスやメッシらスター選手相手に序盤からチャンスを決め切り、無失点で快勝。リーグ開幕を目の前にチームの準備が着々と進んでいることをアピールした。

「結果とパフォーマンスには常に満足している。戦術的にもね。とてもいいテストになったし、いいプレーができていた。だが少し受け身になった途端やられてしまっていた。これはバルサが相手だからという問題ではなく、どの試合でも同じだが、バルサ相手なら尚更苦しむことになる。」


「素晴らしいゴールやチャレンジがあった。バルサ相手にはハイプレッシングがカギになると思っていた。90分間ずっとというわけにはいかないが、バルサ相手にはコンパクトなプレーが大事。構えている状態でもアクティブに動くということを学ばなければいけない。それができていないときには問題が起きたが、素晴らしいシーンはたくさんあった。満足できる部分は多くあったが、同時に学ぶことも多くあった。これで満足しすぎてはいけない。プレシーズンとしてはとてもいい試合だった。9万人以上のファンが楽しめた機会だったし、98%は満足だよ。」



主力のダニエル・スタリッジとジェームズ・ミルナーが負傷し懸念もある。まだ新加入選手が来る可能性を示唆した。

「現チームに満足しているが、負傷者が出たときに対応できるようにしておかなくてはいけない。カバーできる選手はいるが、現時点ですでに負傷している選手が何人かいるというのは理想的ではない。まだ市場をみている。8月31日まで可能性があるのに、今ここで終わりと宣言できない。必要があれば動く。」

この試合でウェンブリースタジアム史上2番目の動員数を記録。89,845人が観戦した。

Liverpool vs Barcelona ハイライト

2016-08-06

再会を楽しみにするスアレス


今夜ウェンブリーで開催されるインターナショナルチャンピオンズカップバルセロナ戦。エースとして大活躍したルイス・スアレスは、古巣との初対戦を控え、心待ちにしていると語った。

「サポーターが楽しめる機会だし、今もチームに友人たちがいる。イングランドでリバプール相手にプレーできるのはとてもいい機会だと思ってる。9万人もの前でプレーできるのは選手として夢のような舞台だし、世界最高のリバプールファンたちはウェンブリーで素晴らしい選手たちを見ることができるとあってすごく楽しみにしているんじゃないかな。」

「俺にとってリバプールはとても大事な存在。キャリアだけでなく家族にとってもね。息子はリバプールで生まれたし、すごくいい時間を過ごせた。そんなチーム相手にプレーできるのは俺にとっても嬉しいチャンスさ。チャンピオンズリーグなんかの大舞台で対戦となれば辛いけど、これはフレンドリーだから楽しむのみ。」



ユルゲン・クロップは強敵相手の試合で現在のチームの状態を探るいい機会だとみている。

「これはチャンピオンズリーグの試合ではないから勝てるかどうかじゃない。結果がどうなっても特に何ってことはない。“バルセロナに勝ったんだから、バルサ以上を目指そう”なんてことにはならん。一歩ずつだ。」

「今のバルセロナのチーム状態については全く知らないし、分析もしていない。これは我々のチームの状態をみるためのもの。今のチームでベストを尽くす。彼らのプレースタイルは変わらないし、チームの安定したクオリティは素晴らしい。彼ら相手に受け身にでプレーするのは大きな間違いだ。」

「バルセロナは今も好調なときには世界一のチームだと思う。だからといって無敵ということではない。バルセロナにも調子が悪いときはある。でもだからといってクオリティが下がったということにはならない。これは我々にとって興味深い重要なテストだ。」

LFCTV GOにて日本時間深夜1:00よりライブ放送!

ミルナー代表引退


イングランド代表を務めてきたMFジェームズ・ミルナー(30)が代表引退を発表した。現サム・アラダイス監督と相談の上決断した。09年に代表デビューし通算61試合に出場。二度のW杯と欧州選手権のメンバーとして貢献した。