2014-09-16

1742日ぶりの欧州復帰



アストン・ヴィラにホームで敗戦を喫したレッズだが、水曜日夜には1742日ぶりのチャンピオンズリーグマッチを控え、チームのムードは前向き。就任当初からの目標であった欧州の舞台で指揮を執るブレンダン・ロジャーズもワクワクしている。

「チャンピオンズリーグに向けた練習で、簡単なタッチをみていてもこのクラブはチャンピオンズリーグにふさわしいクラブだと感じる。ついに出場が決まった今本当にみんながどれだけこの舞台を待ち続けていたかって実感しているよ。このレベルで長年プレーしていた中で素晴らしい結果を出していた。長年このために戦ってきたことを思うと5年という月日は実に長すぎる気がする。チャンピオンズリーグに戻るということは私が就任したときからの一番の目標だった。リバプールの立つべき場所であり、チャンピオンズリーグにもリバプールが必要だったと思う。サッカー会最高峰の舞台だ。昨年のハードワークが報われてここにいる。とてもワクワクしているよ。週末に負けたことをすぐ晴らせる機会がある。グループステージ突破に向けやる気は十分だ。」

欧州で名の知れたリバプールに対し、PFCルドゴレツ・ラズグラドは4年前までアマチュアクラブで今回チャンピオンズリーグ初出場。だが昨年ヨーロッパリーグでベスト16と大健闘しているチームなだけに油断は禁物。

「相手チームのリサーチや分析はかなりしているよ。ルドゴレツはオープンで攻撃的なフットボールを4-3-2-1で展開するチームだ。7試合負けなしで来ているから、自信を持って乗り込んでくると思う。世界屈指のスタジアムであるアンフィールドでの対戦ということで非常に気合いが入っているだろう。相手への敬意は忘れず、レアル・マドリードと同じような扱いをする。だが大事なのは自分たちがどれだけやるか。キックオフから攻撃的に相手にプレスをかけ、テンポ良くパスを回す必要がある。そうすれば観衆も盛り上がるだろう。」

Reds prepare for Champions League return
リヨンでのキャリアからチャンピオンズリーグでのプレー経験を持つデヤン・ロヴレンは、一味違う欧州の夜が待ちきれない。

「5年ぶりにチャンピオンズリーグに戻ることができてみんなすごく喜んでいる。チャンピオンズリーグはチャンピオンズリーグで誰もが憧れる大きな舞台。リヨンでチャンピオンズリーグでプレーするのと、リバプールでとは違う。リバプールのほうが大きなクラブだ。アンフィールドではプレミアリーグとも違う雰囲気を味わうことができると思う。ビッグゲームになるけど、落ち着いて自分たちのプレーをすることが大事。チャンピオンズリーグでいい結果を出したい。簡単なグループだとは言えないけど、グループステージ突破はできると思ってる。初戦で勝利することはあとに勢いをつけるために大事なこと。グループステージ突破より先のことはそのあとだ。」

ルドゴレツ・ラズグラドのDFコスミン・モツィは、プロリーグ昇格4年後にアンフィールドでチャンピオンズリーグをプレーするとは思っていなかった。

「まさか昇格してリーグ優勝して数々のタイトルを獲れるだなんて誰も予想してなかった。リバプールにはジェラードやバロテッリ、スタリッジといった大物がいる。すごく強いチームだし、おそらく世界一のリーグで2位だった。でも彼らを恐れてはいない。厳しい試合になることはわかっているけど、最高のプレーで勝ちに行くよ。」


Ahhhh 早くあのアンセム聞きたいっ♥

ヘンダーソンが新副キャプテン



ダニエル・アッガーの移籍に伴い、副キャプテンの座が空いた。今季からはジョーダン・ヘンダーソンが副キャプテンを務めることがブレンダン・ロジャーズにより正式に発表された。スティーブン・ジェラードを助ける副キャプテンは2011年夏に移籍直後には非難を浴びたが、今ではチームに不可欠な存在となっている。ヘンダーソンはイングランドU-21でキャプテンを務めた経験もあり、今後のさらなるリーダーシップ発揮が期待される。

「ダニエルが移籍するとなったとき、次の副キャプテンを決めなければと思っていた。クラブに来て数年たった今、こういう決断をするのにいろいろなことを総合して決めることができるようになった。ジョーダンはクラブの価値、チームの価値を示すことのできる選手。彼もスティーブンもほかの選手たちにお手本となる姿をピッチでもピッチ外でも示している。プライベートでもトレーニングでも仕事ぶりもだ。ジョーダンは全身全霊で尽くしてくれ、試合中にもリーダーシップスキルを示している。リバプールの選手としてさらにひとつ素敵な物語ができた。彼の成長ぶりがよくわかる。クラブでも代表でもしっかりやっている彼は、存在感があり、今後長年リバプールにとって大事な存在になるはずだ。」


キャプテンのスティーブン・ジェラードもヘンダーソンの就任をこのツーショットと共に称えた。『俺たちの新しい副キャプテンだ。彼はこの称号を手にするまで本当に頑張った。おめでとう!』

Well deserved. ヘンドしかいない♥

2014-09-14

Match: Liverpool - Aston Villa


Barclays Premier League 第3節
At Anfield
Liverpool0
0-1
1
Aston Villa
0-0


Agbonlahor 9'



Team 
LiverpoolAston Villa
22. Simon Minolet1. Brad Guzan
19. Javier Manquillo 
 21. Alan Hutton
17. Mamadou Sakho
14. Philippe Senderos
6. Dejan Lovren2. Nathan Baker
18. Alberto Moreno 
23. Aly Cissokho
8. Steven Gerrard8. Tom Cleverly
20. Adam Lallana  15. Ashley Westwood
14. Jordan Henderson16. Fabian Delph
50. Lazar Markovic 
18. Kiearan Richardson
10. Phillipe Coutinho11. Gabriel Agbonlahor
45. Mario Balotelli 10. Andreas Weimann
SubstitutesSubstitutes
1. Brad Jones31. Shay Given
4. Kolo Toure
5. Jores Okore
3. Jose Enrique24. Carlos Sanchez
21. Lucas Leiva28. Charles N'Zogbia
31. Raheem Sterling7. Leandro Bacuna
9. Rickie Lambert 40. Jack Grealish
29. Fabio Borini 
19. Darren Bent
Substitutions
31. Raheem Sterling → 20. Adam Lallana 61'
45. Mario Balotelli → 9. Rickie Lambert 71'
50. Lazar Markovic → 29. Fabio Borini  71'
10. Andreas Weimann → 28. Charles N'Zogbia 72'
8. Tom Cleverly → 24. Carlos Sanchez 86'
 11. Gabriel Agbonlahor → 19. Darren Bent 90'
Goals

11. Gabriel Agbonlahor 9'


Possession
75%
25%
Total Shots (on Target)
18 (1)
5 (1)
Corners
7
6
Total Passes 
749
245

チームとしての試合での集中力とスピードに欠けていたように思う。1点リードされたならきちんとチームとしてまとまってより素早いプレーが必要になる。それができなかった。相手が非常にコンパクトですべてが中盤に集中していた。後半試合を支配できるようになったがコウチーニョのポストに当たったシュート以外では、いつものようにチャンスを作りだすことができなかった。

2014-09-12

One Night in Istanbul プレミア試写会


イスタンブールの奇跡を舞台にしたコメディ映画「One Night in Istanbul」のプレミア試写会がリバプール市内のシアターで行われた。05年のチャンピオンズリーグで決勝でプレーしたスティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガー、ディートマー・ハマンを始め、数々の著名人が参加した。

Steven Gerrard looks chic.


「10年経った今でもみんなイスタンブールのことを話題にし、映画になり、興奮する。毎日リバプール中でみんなイスタンブールの夜の話をしてる。今でもあの夜のことについて聞かれるし、自分のパフォーマンスにもチームのパフォーマンスにも感謝している。ジャージーの最後のペナルティ瞬間を思い出すと今でも鳥肌が立つよ。サッカー選手として一番大きなトロフィーを手にした時の気持ちは現実だと思えなかった。前半でもう終わったと思えた試合だったし、6点7点取られるのかなって思っていたから、逆転して優勝するなんて夢のようだったよ。」

Jaymie & his beautiful kids
Didi Hamann played a big role as a sub in the final.
Liverpool Academyの選手たちも招待
LFCTVで他の写真をみる。

イングランド代表を批判


ブレンダン・ロジャーズはダニエル・スタリッジが代表で負傷したことに激怒。アストンヴィラ戦に向けた記者会見でスタリッジが全治2~3週間であることを認め、予防できたはずのケガをさせたとイングランド代表チームの体制に怒りを露わにした。

「ダニエルは約3週間かかりそうだ。非常に残念だ。代表へ行く選手には毎度全力で代表でやってこいと伝えている。エムレ・カンは6-0でリードしている状況で足首を痛め全治約6週間、ジョー・アレンもウェールズで負傷し次の試合に出れないかもしれない。」

「ダニエルの負傷は予防できたはずのものだと感じており、非常に残念だ。それぞれのクラブが各国に合わせて協力をしている。それぞれの選手に合わせて回復させる必要がある。リバプールはそれぞれの選手に合わせてプログラムを組んでいる。試合後48時間は回復するために非常に重要な時間だ。ダニエルは先週日曜日にトッテナムで激しい試合で最高のパフォーマンスをした。月曜日にイングランドに合流した日は回復させる日で翌日はそれぞれの選手に合わせるべき日。同じブランケットを投げたって、みんなにフィットするはずがない。」

「ルイス・スアレスの場合だとこの日は追加練習をして彼の能力を引き出していた。動ける選手もいたが、筋肉が回復途中だから激しい運動は通常しない。そうやって我々はそれぞの選手が試合で最大限の力を発揮できるようにしてきた。火曜日にダニエルは練習をしたようだ。そして水曜日には1週間に2試合目をプレーし、木曜日にリカバリー。金曜日は軽い運動に抑えるべき日のところ、彼はボールを持って46mも走っている姿を写真でみた。ピッチの2/3を走らせシュートして筋肉が伸びた。問題はそこだ。軽い運動にとどめて回復させるべき日なのにだ。」

クラブのスタリッジに対する回復法を知っていながら、昨年11月にもホジソンは無理にプレーさせスタリッジが負傷した過去がある。

「ロイとはいい関係だ。疲れ切った若い選手たちみんな彼に渡している。私は代表チームを応援したいと思っているし、アイルランド人としてイングランドのチームを助けたいと思っている。チームの中心選手たちはイングランド代表の選手たちだ。ジョーダン・ヘンダーソンは先日ダイヤモンドでプレーし非常にいい動きをみせていた。ラヒーム・スターリングは完璧に戦術をこなしている。イングランド代表の力になりたいと思ってはいるが、こんなことをしていたらお互いに困るばかりだ。我々のやり方をわかっていながらこんなやり方をされていては困る。代表監督たちとはしょっちゅう連絡を取っているが、このケガのあとロイと話はしていない。」

リバプールはFAに対しに申し入れを行う方針。