2016-12-26

ジェラードのみる現チーム


クリスマス前に”リーグ優勝狙いに行く”と宣言したユルゲン・クロップ。現在リバプールファンの一人としてチームを見守るスティ−ブン・ジェラードは、そんなチームの観戦を楽しんでいるとEchoに明かした。

今のチームを見るのはすごく楽しいよ。最もワクワクさせてくれるのは、リーグの順位や終了間際の勝利なんかじゃない。それも楽しんでいるんだけど、何よりどの試合も勝つべきだったって言えるレベルにあること。バーンリーやボーンマス戦でミスしてポイントを落としたけど、落とすべきじゃなかった。どの試合を見ていてもリバプールが勝つべきチームって言えるってことが何よりワクワクさせてくれる。そう言えるってことは、今のリバプールはトップレベルにあるってことだ。」

2016-12-13

ヒーピアがマティプ賞賛



11月の最優秀選手賞に選出され、移籍後高い評価を受けるDFジョエル・マティプについて、リバプールのレジェンドDFサミ・ヒーピアも高く評価していることを明かした。

「彼のことはドイツでプレーしていた頃から知っているし、彼相手にプレーしたこともあったんじゃないかな。それから彼がシェルケにいたとき私がレヴァークーゼンの監督だった。」

「彼は優秀な選手だよ。大きく支配力のある選手で、ボールの扱いが上手いっていうのは今のチームでとても役立っていると思う。チーム全体でプレーするにはボール扱いが得意でありながら守備の上手い選手が必要だ。彼のボール捌きの上手さは自信からきているものだと思う。自信たっぷりなのが見ていてよくわかる。」


リバプールで長年長身ディフェンダーとして活躍した自身と似ている?

「似てるところ…うーんいくつかあると思う。彼のほうが素早いかな!(笑)。」

クロップのチームの中心選手になっているマティプは、1〜2月にかけて行われるアフリカネイションズカップ出場辞退を発表している。

「楽な決断ではなかったけど、リバプールでプレーすることに集中したい。リバプールにいたい。正しい決断だと思ってる。」

2016-12-10

カリウス批判


4-3と劇的な逆転を許したボーンマス戦でキャッチミスをし、チームの連勝記録を止めてしまったGKロリス・カリウス。同試合ボーンマスのルイス・クックは、『リバプールの弱点であるカリウスを狙ってできるだけ多くのシュートを打ってプレッシャーを与えた』と新守護神の弱さを指摘した。この試合後のクックのコメントにユルゲン・クロップはご立腹。

「勝利した試合後にこんな最悪なことを言うなんて。この選手は今まで知らなかったしどうでもいいが、相手選手に対する敬意というものはないのか。おかげで次の対戦時が楽しみになったよ。」

成長過程にあるカリウスのミスをクロップは擁護した。

「世界トップのキーパーだってミスはする。成長に簡単なレシピなどない。」

一方低調なパフォーマンスが批判の対象となっているカリウスに対し、熱烈なサポーターでもあるジェイミー・キャラガーは全く頼れないと痛烈に非難した。

「信じられないミスだ。失点の場面は、GKとして全く不十分。ここまでの7〜8試合を見てきて、このキーパーはどの試合でも必要とされるレベルに達していない。まだこれからだし2〜3年後には別人になっているかもしれないが、彼はかなりの改善が必要だ。まだ全く俺を納得させることができていない。」

「これはリバプールの守備のせいじゃない。リバプールの守備はそんなに悪くない。彼に対して批判的なのには理由がある。GKはチームが90分間前に出て攻撃しててくれるなんて思っちゃいけない。誰だってミスはするが、カリウスは自分が対応しなければいけない状況で対応できていない。スワンジー戦では苦しんだ結果運に救われた。」

「ここぞというときセーブしてくれるゴールキーパーが必要。チームにプレッシャーがかかった時にはキーパーの存在が重要になる。ここ数年のリバプールのGKはどれも頼れない。前にも言ったがシモン・ミニョレも不十分。」

キャラガーとともに解説者をするギャリー・ネヴィルも同意。

「カリウスは不十分。彼は最初の試合からずっと緊張していて、周りの選手を不安にさせてる。昨日のクルトワを見てみろ。彼は非常に優秀なキーパーだ。ボールをキャッチしたり、ボックスを出る時の存在感が違う。良いGKがいなければプレミアリーグ優勝はできない。」

このコメントにコメントしたカリウスは、クラブレジェンドであるキャラガーの意見は受け入れるとしながらネヴィルの言うことは耳を傾けない。

「キャラガーは長年リバプールにいた選手だから、試合後フラストレーションからそういったのかも。彼は今もサポーターだろうから、彼の意見は受け入れるしかない。解説者が試合後に言うことについてはどう考えていいのかわからないよ。今同じ質問をしたらまた同じことを言うのかな?」

「ネヴィルの言うことはどうでもいい。束の間監督やってまた専門家に戻った人だ。彼はいつも誰に対しても批判的。今後俺がいいプレーした時にはいいコメントしてほしいな。」

このカリウスのコメントにイラっとしたマン Uレジェンドは、皮肉なコメントで火花を散らした。

「カリウスに心底謝る!君は正しい。失敗した監督にはさっぱりわからん。二度と君の大ファンであり解説者であるレジェンドと同じコメントはしない!」

→キャラガー『俺たちのGKをイジめるな!』

自分のミスは認識しており、反省していると明かしたカリウス。

「あれは明らかに俺のミスだし、ポイントを失ってしまったのは本当に申し訳ないよ。TVでは現実より簡単に見えるかもしれない。でもあれは自分がキャッチすべきボールだったし、ひどいミスをしたということは誰に言われなくても自分でよくわかってる。」



2016-12-03

ジェラードがアカデミーコーチに?


先日現役を引退することを発表したスティーブン・ジェラードのクラブ帰還が近づいたと英メディアが一斉に報じた。U-23のマイケル・ビールコーチがブラジル・サンパウロでアシスタントコーチになるため退団し、アカデミースタッフの再編成が行われる見通し。ジェラードが後任の監督になる可能性は極めて低いが、コーチングスタッフの一員になるのではとの見方が強まっている。

Echoによるとビール氏はまだ正式に退団してはいないが、すでにクラブに退団の意志を告げており、ここ数日はトレーニングを欠席することも多かった。ブラジルでの報道によると、ビール氏はすでに何度もブラジルを訪れチームを視察済みだという。

サコー構想外宣言


DFママドゥ・サコーのリバプールキャリアは終わったようだ。来月の移籍市場で放出が確実であるとEchoが報じた。規律違反を理由に4月からファーストチームに全く顔を出していないサコーは、ユルゲン・クロップのファーストチーム構想には入っていない。リハビリを終え9月にフィットして以降もファーストチームの練習には呼ばれず、以降アカデミーと一緒に練習している。

1月の放出選手について尋ねられたクロップは、『ファーストチームの選手は放出しない。』と宣言するも、サコーについて聞かれると『彼はファーストチームのプランにいない。ファーストチームの選手たちは皆メルウッドにいる。そんなこと私が言わなくてもわかるだろう?』と構想にいないことを明かした。

レッズがPSGから獲得した£1,800万のサコーに、夏にはストークシティやウエスト・ブロムが関心を示していた。