2015-05-31

Transfer Gossip


◆MFマテオ・コヴァチッチ(21)獲得に向け£1,250万のオファーを準備。一度£750万のオファーを拒否されたクラブは、交渉のためFSGの担当者がミラノへ飛んだ。ジェラードの抜けた大きな穴を埋めるべく、ミッドフィールドの補強必至。(Telegraph)

◆サウサンプトンDFナサニエル・クライン(24)に£1,000万のオファーを出すも受け入れてもらえず。£1,500万に増額し再オファー予定。マンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙っている。(BBC/ ECHO)

◆アストン・ヴィラFWクリスティアン・ベンテケ(24)の契約違約金が£3,200万であることがわかった。リバプールとチェルシーがオファーに乗り出す。ミニョレは母国の同志を歓迎するコメントを出した。(Telegraph)

◆レアル・マドリードGKケイラー・ナバス(28)に£1,050万をオファーを準備。2020年まで契約のある同選手の契約違約金がこの額となっている。リバプールはシモン・ミニョレに代わるトップキーパーを探している。(Mirror)

◆元リバプールDFカール・メジャニ(30)と再契約狙う。3年アンフィールドで過ごしたもののインパクトを残せず06年に退団。現在トラブゾンスポルでプレーしている。市場相場£200万。(talkSPORT)

◆ゴールキーパーの獲得が絶対必要なレッズはフィオレンティーナ所属ノルベルト・ネト(25)をリストアップ。(ECHO)

◆ダニー・イングスの移籍先はリバプールが最有力。トッテナムが£1,200万のオファーを出したが、フリーエージェントの同選手に決定権があり、リバプールへの移籍を望んでいる。現在休暇中で、終わり次第、決断する。レッズは法廷で定められた800万をバーンリーに支払う必要がありそうだ。(Mail)

◇マリオ・バロテッリ(24)の代理人が、クラブとの話し合いの結果、同選手が来シーズンもリバプールに残留することが確実になったと明かした。クラブは同選手の姿勢や意識持ちに満足しているという。(BBC)

◇ドイツ王者バイエルンがラヒーム・スターリングに接触。悪名高い代理人との交渉の結果、移籍候補先から退くことを決めた。FAカップ優勝後、現在チェルシーが移籍先の有力候補だが、スターリングをリバプールに連れてきたラファ・ベニテスがレアル・マドリードで就任すれば、マドリード行きを望むであろう。(Bild)

2015-05-29

THANK YOU

スティーブン・ジェラードが地元紙Liverpool Echoを通じ、ファンへの感謝の手紙を宛てた。


ファンのみんなへ

みんなとのお別れは辛い。リバプールFCは8歳から僕の人生でとてつもなく大きな存在だ。ここで過ごした時間がこれからひどく恋しくなる。

最後のアンフィールドのクリスタル・パレス戦とアウェイのストーク・シティは家族や俺自身、感動して胸がいっぱいになった。

だけどサポーターのみんながしてくれたお見送りは本当にびっくりするほど嬉しかった。1人1人に感謝したい。僕だけのために盛大なお見送りをありがとう。一生大切にしていきたい思い出になった。

これだけ長く、このフットボールクラブを代表してプレーできたことは本当に名誉だった。

フイトンのアイロンロードでボールを蹴っていた幼少期は、とにかくリバプールでプレーすることだけを夢見ていた。一度でいいからいつかあのユニフォームを着たい、と。

17年間に渡り、リバプールのファーストチームで710試合プレーし、振り返ったときに自分がこんなに誇れるようになっていようとは夢にも思っていなかった。

世界一のサポーターのためにプレーできた時間は、一瞬一瞬すべてが最高だった。

最高の旅をさせてもらったよ。輝かしい最高の日もあれば、押しつぶされそうなほど辛い時もあった。でもどんな時もみんながくれた素晴らしい声援は忘れない。

良い日々は、自分の地元のクラブでというだけあって、格別の嬉しさ。一緒に特別な瞬間を分かち合えたね。

僕のキャリアの頂点は、みんなご存知10年前のイスタンブールでやってきた。あれは僕の人生で最高の夜だった。あの欧州カップを掲げた瞬間の僕は、地球で一番誇り高き男だった。

リバプールに生まれた僕がみんなにあのトロフィーを届けることができたというのは本当に大きな意味を持つ。ACミラン相手のあの名逆転劇を生み出すインスピレーションになったのはサポーターのみんなだった。みんなの応援が、悪夢の前半から立ち上がる力をくれた。

リバプールの成功へのプレッシャーを背負っていることについて質問をよく受けるけど、このプレッシャーを重荷だと思ったことは一度もない。ずっと僕の肩には大きな責任がのしかかっていたけど、それが嬉しかったし、楽しかった。

このクラブでこれだけ長くキャプテンを任せてもらえたことはこの上なく光栄だった。いつも模範となり、力になれるよう最大限尽くした。

これまで一緒にプレーした数多くの素晴らしい選手たち、監督たちのおかげで、上達し成長することができた。そのための長年に渡る犠牲、献身、忠誠で報いることができたことは今自分で誇りに思える。だけど何よりもこんなに素晴らしいファンの前でこんなに長くプレーする機会をもらえるなんて、僕はなんて運のいい男だろう。

リバプールは僕のホームだ。この街が大好き。だけど、新たな門出を迎える時が来たと感じている。そこでアメリカへ移る準備中だ。キャリアの終盤も、毎週プレーし続けていきたい。MLSでLAギャラクシーとの新たな挑戦を楽しみにしている。

今後数年リバプールを離れることになるけど、リバプールFCとの長く深い繋がりの終わりではない。僕は生涯ずっとサポーターの一人だし、それはこれからも変わらない。いつかまたこのクラブに戻り、貢献できる日が来ることを願う。将来的に、何らかのかたちで力になれると思っている。

今日まず、これまでのキャリアを振り返り、20年間絶大な支持をしてくれたみんなに感謝の気持ちを伝えたかった。

何度も、何度も僕の夢を叶えてくれ、掛け替えのない思い出を作ってくれたみんなに。

ありがとう。

Steven Gerrard

2015-05-27

ドバイで大合唱

ストーク戦の屈辱的な敗戦後、そのままドバイへジェラード対談記念旅行へと旅立った選手一同。心温まる仲の良さ。ドバイでうなだれているかと思いきや、ナイトアウトでKOLO & YAYA TOUREチャントを大合唱している!しかもその一団をリードするダンサーはキャプテンのスティーブン・ジェラードであーる!コロの新契約をお祝いしているのかな?もともとシティのファンが唄ってたチャント、リバプールの選手の間でも大ヒット中のようです。カメラマンを代わるサコー、さすが♡ This is epic! 

Transfer Gossip



◆レッズの今夏№1ターゲットといわれるアストン・ヴィラFWクリスティアン・ベンテケ(24)にライバル出現。マンチェスタ・ユナイテッドが関心を示している。人気の同選手、市場相場が上がりつつあり£4,000万。キャッシュ+リッキー・ランバートのトレードのオプションもあり。(Telegraph, Mirror)

◆ベンフィカのウィンガー、エドゥアルド・サルビオ(24)の獲得合意間近。ポルトガルメディアによると同選手の違約金は£4,000万に設定されているが、それ以下の移籍金で合意する模様。(Metro)

◆契約3年を残すナポリFWゴンサロ・イグアイン(27)が移籍を志願しており、リバプール、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、PSGがサインを狙う。(Gazzetta)

◆ユベントスFWカルロス・テベス(31)がプレミアリーグ復帰か。リバプールが関心を示している。ユベントス会長は“残ってほしいが、決めるのはテベス本人”と移籍の可能性を示唆。古巣ボカ・ジュニアーズへの復帰も噂されている。(Express)

◆マルセイユFWアンドレ・アイェウ(25)がプレミアリーグ移籍を決めた。リバプールとトッテナムがサインを狙っている。(Metro)

◆プレミアリーグの強豪がマリオ・マンジュキッチ(29)を競り合い。アーセナルとリバプールが£2,500万程度を提示したが、トッテナムが上を行く£3,900万を準備。ストライカーを探すマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーもモニターしている。(Express)

◇ラヒーム・スターリングは生まれ育ったロンドンへ帰ることを希望している。よってアーセナルとチェルシーが移籍先有力候補。(Star)

トゥーレ契約延長


ベテランDFコロ・トゥーレ(34)が1年の契約延長にサインした。

「これ以上ないってくらいすごく嬉しいニュースだ。世界屈指のこの偉大なクラブで今後もプレーしていけるというのは本当に嬉しい。チームメイトや監督、ファンともうまく行っていて、ここでプレーするのが本当に楽しい。俺はチームで最も経験ある選手の一人だから、若い選手たちを育成する係でもある。若い選手には必要な存在だと思うし、責任もって、この役を楽しんでやってるよ。監督とも良好な関係で、彼は俺のチームでの役割をよく理解してくれている。チームにはフィリペ・コウチーニョやジョーダン・ヘンダーソンをはじめほかにも素晴らしい選手がたくさんいる。キャリアで幾度か大きなことを達成してきたし、来シーズンここで何か達成資するためにこれまでの自分の経験を生かしたい。それが大きな目標だ。」
 
MLSなど海外移籍の噂もあったコロ。キャリアと家族のためリバプールに残ることを選んだ。
 
「リバプールで契約延長することが一番最初の選択肢ではあったんだけど、考える時間が欲しかった。ずっとイングランドにいるから、家族や生活などいろいろな観点から考えたかった。だけどイングランドを去るのは家族や妻にとって非常に大変だ。子供たちはここで満足しているし、ここで学校に通っていて、イングランドが気に入ってる。だから海外へ行くのは良くないと思った。プレミアリーグは世界最高のチームが集まる特別なリーグだ。ここでプレーしていきたいと思った。」
 

「リバプールは本当に大好き。ファンや関係者みんな最高。リバプールFCは偉大なクラブで、そのすごさは歴史が物語っている。選手としてこのクラブの成功のために勝利に貢献したい。そのためにここに残る。このクラブで過ごす時間は一瞬一瞬が最高さ。」

同時にクラブはWBAでシーズンを過ごしたDFアンドレ・ウィズダム(22)との長期契約が完了したことを発表した。

2015-05-26

来季さらに苦しむ?


優勝に迫った2013/14、その勢いは全く衰えトップからは25ポイント差6位で2014/15シーズンを終えた。Sky Sports内でジェイミー・レドナップは2015/16シーズンはリバプールにとってさらに苦しいシーズンなると予想していることを明かした。

「非常にタフな夏になるだろう。ジェラードが退団し、ラヒーム・スターリングの議論がまだ続き、マリオ・バロテッリをどうする?残すのか、売るのか?これまで久しくない最も厳しいシーズンになると思う。今のチームには、リバプールの選手として実力不足の選手が多く、未来がおそらくリバプールにはない選手たちがいる。でも選手の獲得ができなければ売ることもできない。」

「ロジャーズが適任の監督であると思っていても、彼にさらに£1億(約190億円)を託せるか?そこが問題だ。彼のリクルートメントは今シーズン全く機能していない。放出した選手たちの上をいく補強ができていない。昨夏はトッテナムがベイルを売ったときのようにしたらいいと言ったが、獲得した中に一流の選手はいない。7~8人の選手を買うより、1人スーパースターの選手を買う方が上手くいくことがある。リバプールの場合は買った選手が全く活躍できていない。みんな合わせてもルイス・スアレスの穴を埋められていない。」


サポーターから解雇の声が大きくなっているものの、ロジャーズのポジションは揺らいでいないと各メディアが報じている。レドナップはロジャーズが適任であるものの、夏の補強に不安を抱いている。

「俺は昨シーズンの実績、素晴らしいパフォーマンスをしていたことからロジャーズは残っていいと思う。でもシーズン最終節で6-1負ければ、誰の何の足しにもならない。リバプールにはさらに£1億の投資が必要だと思うが、それを彼に任せられるのかが問題だ。ラヒーム・スターリング問題は難しい一件。20歳の少年が週給£15万欲しいと主張しているらしいが、それはクラブとして対応していたら給料形態が壊れてしまう。もしくは£5000~6000万で売りに出すのか。それができても問題があって、多額はQPRに持って行かれることになる。」

ライバルクラブもストライカーを探す今夏、リバプールが競り勝てるとは思えない。

「スアレスを失ったあとのリバプールのシーズンは全く驚くものでもない。彼のバルセロナでの活躍をみていれば、抜けた穴の大きさがよくわかる。ダニエル・スタリッジの先発出場は7試合のみにとどまっているというのは監督も運が悪い。リバプールにはセンターフォワードが必要だし、見つけなければならない。ドログバを失ったチェルシーもストライカー狩りに出る。そしてマンチェスター・ユナイテッドもファン・ペルシーやファルカオが去ればストライカーを探しに出る。そうなればみんながストライカー獲得を狙いマーケットを探す。ティエリ・アンリみたいな選手はいっぱいいないぞ。プレミアリーグでチームを変えられる選手を探すのは非常に大変だ。」

イスタンブール決勝10周年記念イベント

Liverpool FC Istanbul 2005 reunion
チャンピオンズリーグ史上最高の決勝と今も語り継がれる『イスタンブールの奇跡』から10周年を記念し、決勝でプレーした選手らが集結。ジェイミー・キャラガー筆頭に、サミ・ヒーピア、ルイス・ガルシア、ディートマ・ハマン、ヴラディミール・シュミツェル、イェジー・ドゥデク、ヨン・アルネ・リーセ、ジミ・トラオレ、ハリー・キューウェル、ジブリル・シセらがリバプールエコーアリーナを満員にした。スティーブン・ジェラードは出席できなかったがビデオレターを寄せた。





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2015-05-25

ロジャーズ謝罪


ブリタニアスタジアムで6-1で敗れ、52年ぶりのクラブ大敗記録となる歴史的な大敗を喫した。スティーヴン・ジェラードがプレミアリーグ最後の試合で通算120ゴール目を記録したが、キャプテンにも救えないほどの惨敗。これでブレンダン・ロジャーズへのプレッシャーは増すばかり。試合後サポーターに謝罪した。

「まずはリバプール関係者全員に対して謝罪したい。今日我々チームは恥をかいた。サポーターたちには謝罪しなければならない。ファンが怒っていたのは当然のこと。アウェイでいつも素晴らしい応援をしてくれる彼らだ。野次を飛ばされたことにチームの誰一人文句はない。ハーフタイムに激怒していたが、それもそのはず。我々は本当にひどかった。こんなスコアラインでの大敗は私も初めてだ。ハーフタイムで試合はきまっていた。」

「ファンのサポートを得る方法はただひとつ、試合に勝つことだ。だが今季は勝利が少ない。サポーターが怒り、不満を爆発させるのは当然だし、その責任は監督である私がとる。今季はタフなシーズンになっており、特に終盤苦しんだ。力不足だ。」

シーズンが終わり、オーナーとの会談が待っている。150%続投の自信があると語ったロジャーズだが、プレッシャーの大きさは理解している。

「プレッシャーがあるのは理解している。いつも言っているが、オーナーに辞めてほしいと言われれば辞める。事はシンプルだ。だが私はこのクラブでできることはまだたくさんあると感じている。今季はさまざまなことが起きて苦しんだし、その事実は理解している。昨シーズンはさまざまなことが上手く働き、みんなのサポートをもらうことができた。だが今日のようなパフォーマンスではサポートは得られない。それは理解している。私のプライドがこのクラブの監督でいたいと言っている。この仕事が大好きだしl、このクラブが大好きだ。だが今のままではダメだということは理解している。」

「正直言って今日の試合の結果を左右するような場面のパフォーマンスに関しては驚いていない。夏に改善しなければならない部分がいくつかある。夏に修正できればもっと強く、安定したチームになれる。クラブとしてそれが実現できるよう全力を尽くす。我々の仕事はシーズンを振り返り、修正し、来シーズンに向け強いモチベーションを取り戻すことだ。6位という順位は今の我々の実力通り。今日からもっと上に行く努力を始めなければならない。」


Disgraceful. 許せない。
No winner in the team but Steven Gerrard. 

2015-05-23

ロジャーズ残留に自信



目標であったチャンピオンズリーグを逃し、カップトーナメントでもトロフィーに手が届かず。オーナー会社FSGが今シーズンを総括し、監督の去就を検討すると報じられた。ブレンダン・ロジャーズのポジションが危ういとの噂も出ているが、ロジャーズは来季も指揮を取ると自信をみせた。

「私は150%来シーズンも残留するという自信がある。おそらくこれまで以上に反省をしなくてはいけないとは思うが、総括は常々オーナーらと共にやっていることでもある。何も変わったことではない。メディアはそれぞれ色々な評価をして書いているが、我々はオーナーらと非常に良いコミュニケーションがとれている。昨シーズンと同じく、今シーズンが終われば、彼らと話をする。振り返るのは毎シーズンごと、シーズン中にも逐次やっていることだ。大きく騒ぐようなことではない。」

結果出せずとも選手たちに慕われる監督であるロジャーズ。リバプールの年間最優秀選手のフィリペ・コウチーニョはロジャーズが適任であると支持した。

「僕はずっとロジャーズを信じ、信頼してきたし、その思いは今も変わっていない。彼がリバプーFCのために懸命に働いてくれていることを知ってる。表から見えないところでも彼はものすごくいろいろなことをやってくれてる。彼は素晴らしいコーチだよ。彼には感謝の気持ちでいっぱいだ。前のクラブでほとんどプレーできてなかった僕を連れて来て、プレーするチャンスをくれた。彼のおかげで選手としても成長したし、彼のもとで様々なことを学んだよ。」

2015-05-22

アイブ&フラナガンが契約にサイン


リバプールとジョーダン・アイビ(19)と新契約を結んだことを正式に発表した。アイブは5年の新契約、負傷中のジョン・フラナガン(22)は1年の延長契約にサインした。活躍のごほうびとして長期契約のほか、今夏トゥーロン国際大会へ向けたU-20イングランド代表に招集されているアイブは、喜びの声をあげた。

「めちゃくちゃうれしいよ。サインするのを楽しみにしてた。監督ともしっかり話をしたし、すべて片が付いてよかった。来シーズンが待ちきれない。今季最後の試合もね。」

「リバプールは偉大なクラブで、ここの哲学が気にっている。ファーストチームで出番をもらえるようになって、プレーが楽しい。これからも今まで通りのことを続けていきたい。」

目標は得点してチームに貢献すること。

「次のステップは主にゴールを決めることが目標。大事な試合で決められる選手になりたい。今はゴールを決めて、チームにい続けることが目標。大きな目標としてはメダルが欲しい。チャンピオンズリーグに戻る力になりたいし、そこでいつか優勝したい。」


コウチーニョサンバ

リバプールの選手たちがガーデンパーティ。コウチーニョがサコーとコロとサンバ踊ってる!さすがブラジリアーン♪ルーカスは苦手らしいけど。

Jose Enriqueさん(@jesanchez3)が投稿した写真 -

2015-05-21

スターリング代理人が発言


スターリングの契約交渉問題で、議論の的となっているラヒーム・スターリングの代理人アンディ・ワード氏がEvening Standardの取材に応じた。明日リバプールと会談予定だが、サインしないと宣言。

「リバプールのPRや状況などどうでもいい。スターリングは絶対サインしない。£70万、80万、90万でサインしない。私の仕事はクライアントにとってベストな取引をすること。私が仕事ができないとか、悪いアドバイスをされているとかいわれているが、他人の意見はどうでもいい。」

キャラガーが厳しくメディアで非難していることに対し、"クソ野郎"と馬鹿にし、情報を漏らしているのはクラブ側であるという。

「キャラガーはクソ野郎だ。みんな知ってるだろ。解説者や元選手たちの言うことは私にとってどうでもよいことだ。無関係。」

「なんでこんなことになってるか?火のないところに煙はたたない。」

海外への移籍ではなく、マンチェスター・シティかチェルシーが有力候補であると明かした。まだ行き先は決まっていないが多くのオファーが予想される。

「全く心配はしていない。不安なのは何が起こるかではなく、どういう決断をするかってところ。プレミアリーグ全クラブが入札してくるよ。」

この代理人のサインしない発言により、リバプールは交渉の余地はないと判断。金曜日に予定していたスターリングの将来に関する会談をキャンセルすることを決めた。(Echo

ラッシュ:ベイルを新KOPアイドルに


Ian Rush: ギャレス・ベイルはジェラードに代わる新KOPアイドルとして最高の人材

ファンが一人一人立ち上がり、大きく手を広げて、辛辣な言葉を投げる。5分後にまた起きた。さらに酷い言葉に変わる。それが絶え間なく続く。その視線先のピッチでは、私が出会ったプロで最高の選手の一人がプレーを続けていた。トライし、走り、攻撃を仕掛け、相手を押しのける。あと一歩でゴールが決まるところだった。

ギャレス・ベイルはレアル・マドリードのメイン選手の一人でありながらも、最も乱暴に扱われる選手でもある。私にはこれが理解できない。彼は一流の選手であり、世界屈指の選手だ。チームプレイヤーでチームメイトのために自らを犠牲にできる選手。それなのに彼はマドリードにフィットしない。水曜日私はそれをこの目で目撃した。監督には好かれ、評価されているが、監督残された時間はあとどれくらいだろう。

レアル・マドリードはファンがすべてを決めるクラブだ。ファンが会長を選出し、会長が監督を決める。ベイルが投票者の間で人気がなければ、この先どうなるか結果はお見通しだ。

彼はもっと良い扱いを受けていいはず。性格の良い、物静かなタイプ。周囲の選手みたくセレブのステータスを追うようなタイプではない。この性格で彼は苦しむだろう。だが彼は負けず嫌いでもあるから、見返してやろうという思いも強いだろう。

リバプールの視点からするとブレンダン・ロジャーズは今彼を獲りに行くべきだ。やってみて、マドリーがどうでてくるか。成功すれば、ワイド左右、メインストライカーかその後ろでプレーできるワールドクラスの選手が手に入る。彼のマドリードでの記録は77試合先発で39得点と2試合1ゴール以上の確率で決めている。ウィングでプレーする選手としては満足いく記録だ。

さらに彼はポジティブな環境で輝く選手。リバプールファンは彼をすぐ暖かく迎え入れる。スティーブン・ジェラードの退団が迫っているなか、監督はファンが声援を送り、崇拝する大物が必要だ。ベイルはその条件にぴったりだ。リバプールの街も彼にぴったり。ブレンダンのプレースタイルにも合うし、彼はパーフェクトな適材だと思う。

ジェラードがいなくなってしまうとなれば、何かそれに代わる特別なものが必要になる。私はスティーブンが好きだ。彼はクラブ史上最も偉大な選手であることは明らかで、ブレンダンが彼は政治家より街に貢献していると言ったときには、彼にぴったりの褒め言葉だと思った。スティーブンは10年前にクラブを去ることもできた。でも彼は生まれ故郷のために残ることを選んだ。

The Spirit of Scouse 

地元愛といえば、自分が25年前にリバプールに加入したときのサミー・リー、フィル・トンプソン、テリー・マクダーモットの言葉を思い出す。ウェールズ出身の若造の私は、クラブや街の文化を全く知らなかった。でもすぐに学習していった。マンチェスター・ユナイテッドとのホームのダービーウィークが近づくと、練習で彼らが何度も繰り返していた。"この試合は重要だ。チームだけでなくサポーターにとっても重要なんだ。"

選手はいつかいなくなる。だがそういう想いは去っても受け継がれる。私が新たな選手たちを教育する番かもしれない。アイルランド人ロニー・ウィラン、デンマーク人ジャン・モルビー、ジンバブエ人ブルース・グロベラーという選手たちは養子のスカウサーとなる。クラブへやってくる選手たちはまた同じことを聞く。ロビー・ファウラーが引き継ぐ番がきて、スティーブ・マクマナマンが継ぐ時がくる。ジェラードとキャラガーが台頭するまでに、そのバトンはトミー・スミス時代のチームへと伝えられた。"すべてはサポーターのためだ。"

スティーブンがいなくなった今、リバプールにはこのバトンをつなぐ選手が必要だ。ジョーダン・ヘンダーソンやダニエル・スタリッジの存在が必要となろう。彼らは厳しい時にもクラブを持ち上げる姿勢を持つ選手たちだ。そのスピリットが不可欠となる。スカウススピリットのないチームは価値がない。過去の偉大なリバプールチームのように、それがあれば成功できる。

1986年に我々は2冠。89年にはヒルズボロに戻ることもできた。84年の欧州カップで優勝できた。スカウススピリットがあれば、多くの試合やシーズンを変えることができる。リバプールで生まれているかどうかではない。リバプールの選手としてスカウサーのスピリットを持つかどうかだ。スティーブンは誰に教えられるわけでもなく、それが自然に備わっていた。だからこそみんなが彼の不在を惜しむ。偉大な選手としてだけでなく、素晴らしい人でもあるからだ。

Irish Independent

2015-05-20

Transfer Gossip


◆ジェームズ・ミルナーがリバプールに移籍することを決めた。シティから4年週給£16.5万の高給オファーを受けた同選手だが、すでにリバプールに行くことを決めており、断る意向。アーセナルも様子をモニターしている。(Mirror) ミルナーは、ブレンダン・ロジャーズのもとでリバプールが成功できるかどうか疑問視しており、アーセナルへの移籍に前向き。来週にも代理人と話し合い決める予定。(Star)

◆アストン・ヴィラFWクリスティアン・ベンテケ(24)に£3,000万のオファーを準備。アストン・ヴィラは放出することを拒否しているが、本人も移籍を志願している。(Mail)

◆マンチェスター・シティFWエディン・ジェコ(29)とステヴァン・ヨヴェティッチ(25)をリストアップ。チェルシーと争奪戦か。市場価格は£2,500万程度とみられる。(Mail)

◆欧州中の強豪クラブがサインを争うフランス・リーグアン年間最優秀選手FWアレクサンドル・ラカゼット(23)の獲得争いにリバプールも参戦。イングランドではチェルシーやマンチェスターシティも関心を示している。リヨンは£3,500以上の価値があると宣言している。(Goal.com)

◆レッズのターゲットであると伝えられているリールDFシモン・ケアー(26)がリバプールへの移籍に前向きであることを明かした。「まだ代理人と話し合っていないからシーズンが終わるまで待って。でも家族はリバプールファンだから、リバプールに移籍出来たら家族も喜ぶよ。」(Mirror)

◆ユベントスDFアンジェロ・オグボンナ(26)をリバプールとトッテナムが取り合い。守備強化を狙う両クラブのウィッシュリスト上位に名前が挙がっている。同選手は今季ユベントスで定位置に着けずにいる。(ESPN)

◆ユベントスMFアルトゥーロ・ビダル(27)に£1440万のオファーを準備。(Gazzetta dello Sport)

◇リッキー・ランバートが来季昇格が決まったボーンマスに移籍か。経験豊富な英国選手を探しているクラブの希望にぴったり。(Mirror)

◇マリオ・バロテッリにサンプドリアが接触。(Mirror)

コウチーニョが賞総ナメ



昨夜開催されたリバプールFCアワードセレモニー、フィリペ・コウチーニョがファン投票による年間最優秀選手賞、チームメイトによる年間最優秀選手賞、年間ベストゴール賞、年間最優秀パフォーマンス賞(3月のマンチェスター・シティ戦)を総ナメにした。スティーブン・ジェラードがこれまでの偉業を称えるOutstanding Achivement Awardを受賞。若手最優秀選手賞にはラヒーム・スターリングが,アカデミー年間最優秀選手賞にはジョアン・カルロス・テイシェイラが選ばれた。



受賞スピーチでは、ジェラードはコウチーニョが次の大スターになると称賛した。

「もう自分のことを話すのには飽きた。今日はフィリペに敬意を表したい。今日は彼のためのセレモニーだ。今日多くの賞を受賞した彼は本当にすべての賞に値する。彼と共にプレーできたことを光栄に思う。彼は次の大スターだと思う。彼には長くクラブにいてもらって、トロフィー獲得の力になってほしい。」

Raheem and his girlfriend Millian

移籍を希望しているといわれるラヒーム・スターリングは名前を読み上げられると会場内のファンからブーイングを浴び、席に戻るまでにも辛辣な言葉が続いた。

「チームメイトと投票してくれた人々に感謝している。」

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2015-05-19

スターリング移籍宣言か

Raheem Sterling is packing his bag this summer?
ラヒーム・スターリング(20)が今夏の移籍を志願しているとBBCほか英メディアが一斉に報じた。今週金曜日に、ロジャーズ、エアCEOと会談を行う予定のスターリングは、新たな契約にサインする意志はないことを告げる予定であると選手側の情報筋が明かした。それでもクラブは放出しないと宣言しているが、契約残期間が2年未満になると選手の市場が下がるため、クラブは売る選択肢も考慮しなければならない。Sky Sportsよると、同選手は新契約を無理強いされていると感じており、クラブの保護が足りないという。この騒動を受け、Monday Night Football内でジェイミー・キャラガーが激怒した。

「20歳の若造とその代理人がクラブを相手取るなんて、こんな最悪なことあるか。パフォーマンスや給料は忘れて、黙ってプレーすることに集中しろ。いつか彼はクラブを去ることになるが、今後彼はどう思われる?能力だけでなく、人として世間にどう思われるかどうかも考えるべきだ。彼のマネージメント側はいい加減噂を流すのはやめろ。」

「スターリングは移籍する必要はないと思う。今後の成長を考えるとリバプールに残るべきだ。リバプールなら毎週プレーできる。表向きは金銭目的ではないと言うんだろう。お金じゃなくトロフィーやチャンピオンズリーグのためだと言うのかもしれない。それがトロフィーのためだと言うなら、昨シーズンリバプールでリーグ優勝に迫ったし、彼は素晴らしい活躍をした。今シーズンはそれがないし、正直言って来年も無理だろう。だがリバプールは今季FAカップ優勝のチャンスはあったなか、ラヒーム・スターリングは何してた?」

「トロフィーが欲しい、お金を稼ぎたい、というならそれなりのプレーをしてからだ。そういうものは自分の手で勝ち取るものだし、大舞台で輝けないとダメだ。リバプールはチャンピオンズリーグで何ができてた?何もできていない。スターリングはどうだった?何もできてない。アストン・ヴィラとの準決勝でのパフォーマンスは、大舞台でリバプールがみせるべきでない最悪のパフォーマンスだった。」

2015-05-18

Tributes for Stevie G

プロとして17年間プレーし続けたアンフィールドに別れを告げたスティーブン・ジェラードに、かつてのチームメイトやライバルらサッカー界から多くのメッセージが届けられた。一部をご紹介。


A thousand battles, a tough but noble adversary. Good luck Steven #Gerrard Liverpool FCMille battaglie, un duro ma nobile avversario. Buona fortuna Steven #Gerrard
Posted by Paolo Maldini on Saturday, 16 May 2015
Mario Balotelli pennd an open letter to Steven Gerrard

消えゆくリーダーとクオリティ


スティーブン・ジェラードのリバプールのキャリア最後のホームゲームは逆転を許し、勝利で飾ることはできず。長年ジェラードと共にチームをリードしてきたジェイミー・キャラガーの引退に続き、ルイス・スアレスの移籍、そして今季限りでスティーブン・ジェラードが退団することで、チームのリーダーシップ不足が深刻化が指摘されている。目標を一つも達成できなかったブレンダン・ロジャーズは、今のチームはリーダーシップもクオリティも足りないと認めた。

「それは我々がきちんと目を向けて解決をしなければいけない問題だ。彼らを失ったことで膨大な経験値、ゲームマネージメント、クオリティがチームから消えていく。だがこの問題には答えがあり、見つけられるものでもあると思っている。スティービーのチーム内での影響力とスター性は非常に大きかった。その点は彼がいなくなることで欠けてしまうが、リバプールのようなビッグクラブの中心選手になりたければ、大事な試合で輝ける選手でないといけない。選手たちにはそのチャンスがあるし、それを来シーズンから養いたいし、できると思っている。」

「素質ある選手はいるから、そこにさらにクオリティをプラスするということが重要だ。ゴール前での脅威がもっと必要だということは、昨シーズンとの得点を比べれば明らかだ。それを埋める方法、創造力、攻撃力を見つけなければならないし、同時に守備の規律もきっちりしないといけない。」

サポーターからは非難の声が大きくなっている。

「昨シーズンと大きく違う結果になっていることを考えるとサポーターのフラストレーションは理解できる。フットボールのクオリティ、ゲームのクオリティが昨シーズンより落ちている。サポーターたちは、チームの勝利、いいかたちでの勝利を見たいわけだから、それが今季は叶っていない試合がいくつかある。大きな課題だ。監督として失ったものの大きさを実感している。当然ながらサポーターはチームの改善を望んでいる。チーム全体の改善策を練って、夏にチームを変えられる選手を見つけるのが我々の仕事だ。」

クリスタルパレス戦は守備のミスが試合を左右した。

「前半は比較的良いプレーだったし、得点もできた。だが守備面で非常に甘い場面が幾度かあった。経験に関係なく、そういう部分はもっとしっかりしなくてはいけない。後半は簡単にゴールを決められ、守備が不安定だった。全くまとまっていなかった。スティービーのための日だったが、まず試合に勝ちたかった。それができずがっかりしている。」

試合後にMLSの冬休みの復帰の可能性を聞かれたジェラードは、『チームができていて、自分が必要とされないことを祈る』としている。

2015-05-17

アンフィールドにお別れ


1998年11月28日、リバプールのファーストチームデビューを果たして約17年。家族や元選手たちが見守る中、スティーブン・ジェラードがアンフィールドで最後の試合をプレーした。チームは1−3で大敗し、レジェンドを良いかたちで送り出すことができず。だがアンフィールド中に送り出されたジェラードは胸いっぱい。'世界最高のファン'との別れを惜しんだ。


「これが最後だなんて信じられない。いつか来るこの瞬間が怖かった。すごく寂しくなる。ここでプレーするのは一瞬一瞬すべてが楽しかった。もう二度とここでみんなの前でプレーすることがないと思うと、悲しくて仕方ないよ。」

Gerrard's daughter, Laudes during the farewell match.

「これまで支えてくれたクラブの人々順不同で全員に感謝したい。名前を挙げきれないほど感謝すべき人がいる。今日のチームメイトたち、試合に出ていない選手たちも含めて感謝している。これまでのチームメイトにもだ。彼らがいたからこそ今日の俺がいる。」



「そして最後にサポーターに感謝の気持ちをとっておかなくてはいけない。どのクラブにとって最も大切な存在である彼らだけど、このクラブのサポーターは格別だ。涙が出る前に言っておきたい。これまで世界中の数々のサポーターの前でプレーしてきた。でもリバプールサポーターが世界一だと断言できる。本当にありがとう。今後の成功を祈ってる!」


スティービーもう見れない?全然実感ない。゚(゚ノД`゚)゚。わからない。でも言葉にできない感謝の気持ちでいっぱいです。この人がいなかったら今の私はいない。#ThanksStevie

2015-05-15

レジェンド対決:Real vs LFC


6月14日サンティアゴ・ベルナベウにてリバプールとレアル・マドリードのレジェンド対決が決定した。セカンドレグはアンフィールドで将来的に行われル予定で、両クラブそれぞれの財団へ寄付するためのチャリティマッチとなる。リバプールレジェンドチームを率いるのはイアン・ラッシュ。選手はジェイミー・キャラガー、ロビー・ファウラー、ルイス・ガルシア、マイケル・オーウェン、ハリー・キュウェル、ヴラディミール・シュミツェルら。レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン、ロベルト・カルロス、フェルナンド・イエロ、クロウド・マケレレ、エミリオ・ブトラゲーニョ、サンティアゴ・ソラーリ、リバプールでもプレーしたフェルナンド・モリエンテスらベテランが参戦予定。チケットは€5-15で試合はLFCTVで生中継される。


Jamie Carragherさん(@23_carra)が投稿した写真 -

ジェラード:即戦力を買ってくれ


スティーブン・ジェラードがメルウッドでリバプールの選手として最後の試合前会見に出席した。クラブの成功を誰より祈るキャプテンは、今後成功するためには即戦力になる選手が必要だと語る。

「トップ4に入るためにはシーズン25~30得点決められるストライカーが必要だ。それが現状。そこが今季の俺たちに不足していた部分。おそらく世界一の選手であるルイス・スアレスを失えば当然苦しくなるのはわかっていた。だけどダニエル・スタリッジがフィットして、昨季のようにプレーし続けることができていればトップ4に届く可能性は十分あった。」

「オーナーやブレンダンに刃向かってるわけじゃなくて、ファンとして言っている。一流のストライカーが俺たちには必要だ。俺ならポテンシャルでの選手はもう買わない。即戦力になり、チームの成功のために戦える準備のできている選手を買う。」

「他のチームが毎年どんどん強くなっている。今夏も4、5クラブは大型補強をするだろう。数年後うちのクラブがどうなっているのか興味深いよ。成功するためにはワールドクラスの選手に来てもらえるようなクラブであり続けることが重要だ。クラブに貢献したいという一流の選手がきてくれることで試合に勝ったり、大会で優勝したりできる。」

「良いオーナーと監督がいて、ポテンシャルもしっかりある。これは俺の個人的な意見だけど、即戦力になる選手を数選手獲得することが大事だと思う。」

引退後、リバプールに帰ってくる予定のジェラードは、UEFAのコーチングライセンス取得に向け勉強中。コーチングの道を歩むオプションを持っている。

「今はアメリカでプレーを終えたあとどうなるかはわからない。でも必ずリバプールに戻ってくる。この前トム・ワーナー(会長)ともブレンダンとも俺が将来について考えていることを話した。長期的なことも短期的なことも。でも詳しいことは何も決まっていない。コーチングの勉強は始めたけどまだわからない。」

ジェイミー・キャラガーいなくなって、スティーブン・ジェラードがいなくなる。アカデミー出身選手の将来はどうなる? 

「また新たなに現れると思う。このクラブはタレントを生み出してきた。ロビー・ファウラー、スティーブ・マクマナマン、マイケル・オーウェン、デイヴィッド・トンプソン、ダニー・マーフィーそしてジェイミー、俺、ジョン・フラナガンがいる。ジョーダン・アイブとラヒーム・スターリングが出てきた。優秀な選手で、きちんと準備ができていれば出場機会はもらえる。ブレンダンはそうしてきたし、これからの監督もそうするはずだ。でもまずリバプールのファーストチームでプレーできるレベルにないといけない。」

去就問題で揺れているラヒーム・スターリングら、若手にアドバイスを送った。

「俺からラヒームにアドバイスをするとすれば、今の彼の年齢では、信頼してくれて、起用してくれて、指導をしてくれる監督が必要だ。彼にとってブレンダン・ロジャーズ以上にいい監督はいないと思う。ラヒームはここでサインすべきだし、それが彼のキャリアにとって一番良い。だけど俺にコントロールできることじゃない。ここの若手にはブレンダンというマンマネージメントに優れた、一人一人しっかり監督してくれる監督がいる。学んで成長していく上で彼以上に良い監督はいないよ。若い選手はすぐにあらゆるものを欲しがって追い求めがちだ。ほかのクラブへ行けば多くいる若手の一人にすぎず、ここでもらえるような応援や注目をもらえなくなるかもしれない。」

2015-05-14

ジェラード:泣いちゃうかも


週末はスティーブン・ジェラードが泣いても笑っても最後のアンフィールドでの公式戦。盟友ジェイミー・キャラガーから泣くなよとアドバイスを受けたジェラードだが感動するサポーターを見ると泣いてしまうかもしれないと心境を明かした。

「俺はジェイミーとは違う。俺は冷酷な男じゃないし、ジェイミーほどの男らしさもない。その時にならないとどうなるかはわからない。普段の俺は感情的になっても涙を流すタイプじゃない。我慢して抑えるほうだけど、今回はどうなるかな。ちょっとの涙を流すくらい恥でもなんでもない。」

「試合はすごく楽しみだし、勝利が欲しい。キャリア最後のアンフィールド試合だ、もちろん勝ちたい。さらにゴールも決められたら嬉しいボーナスだ。でも一旦試合が終わって、ファンにお別れをするとなるとどうなるか。テレビ放映されるから世界中のファンにお別れができるいい機会でもある。俺も家族も想いがこみ上げることだろう。多くのサポーターたちもそうだと思う。17年もいたんだから、それが普通だよ。」

涙あれども、長年支えてくれた世界中のサポーターにしっかりお別れを言いたい。

「今はまだ数試合残しているし、お別れについては今はあまり考えないようにしてる。みんなそのことばかり口にするけど、俺は残りの試合と練習にしっかり集中したい。シーズンが終われば感傷に浸る時間はたっぷりある。だけどサポーターが泣いている姿を直に見たくない。だってみたら自分も泣き崩れて、感情を出し過ぎてしまうんじゃないかと不安なんだ。」

「試合後は胸ががいっぱいになって、最悪だろうな。試合が終わってサポーターに別れを告げる時に、本当に実感が湧くんだろうと思う。これまで同じ状況になったことがないから、どうなるのかは自分でも全くわからない。感情をコントロールできるように頑張る。でもこれまでずっと支えてくれたサポーターたちにきちんと感謝の気持ち伝える機会も欲しい。」

アイブ新契約に合意

ジョーダン・アイブ(19)がクラブと新たに5年の契約にサインすることで合意したとTelegraphが報じた。スターリングとは異なり、代理人は不要という同選手は最も信頼できるという両親が交渉に入り、週給£3万で合意したとみられる。公式発表は最後のホームゲームの後に行われる見通し。クラブの大きな期待を背負うアカデミー出身19歳。今季はダービー・カウンティへローンに出たが、来シーズンはレッズのファーストチームでの出番が増えるとみられる。もう一人クラブが高く評価する若手ジェローム・シンクレア(18)も契約延長の交渉中。来季は経験を積むためほかクラブへローンに送られる可能性がある。

2015-05-13

泣くなスティービー


来たる土曜日、スティーブン・ジェラードがアンフィールドに別れを告げる。世界中のリバプールファンが感動する日になるが、一足早く退団した先輩ジェイミー・キャラガーは、ヒーピアのように泣くんじゃないと呼びかけた。

「スティーブンは試合を楽しみにしているだろうし、素敵なお見送りになると思う。本当に最後の試合はストーク戦になるけど、実際これがキャリア通してずっとプレーしてきたアンフィールド最後の試合だから、これが最後の試合といえる。」

「緊張っていうのはちょっと違うだろう。彼は試合を楽しみにしていると思う。だけど試合までにこれが本当に最後でもう二度とプレーしないんだって実感するようになる。お願いだから泣かないで欲しい。泣いて最後にわけのわからんことにならないことを祈るよ。サミ・ヒーピアがやったみたいに。」

チェルシー戦では、スタジアムの喝采を浴びさせたいという気を利かせたロジャーズはジェラードを交代させたが、ジェラード喜ばず。交代させるべきじゃなかったとキャラガー。

「ルーカスを起用する以上にジェラードを下げる事に意味があったとは思えない。スティービーはゴールを決めてたし、PKもフリーキックも上手い。ブレンダン・ロジャーズは試合後に拍手喝采のために交代させたって言ってたけど、それを受けたスティービーの試合後の発言が一番おもしろかったな(笑)。俺は彼にはピッチに残って欲しかった。彼を下げるなら、もっと攻撃的な選手を入れて得点を狙いにくべきだったろう。」

ジェラードがアンフィールドでプレーする雄姿を観たいとチケット価格は最高額£1,300(約25万円)以上にまで高騰している

Sky Sports

ジェラード殿堂入り


リバプールのOB選手会5Times.coが主催する表彰式ディナーが開催され、現役ファーストチームよりスティーブン・ジェラード、シモン・ミニョレ、ルーカス・レイヴァが招待された。ジェラードがYNWA賞を受賞し、栄光殿堂入り。元選手たちが選手目線で選んだ年間最優秀賞には、シーズン当初苦しみながらゴールデングローブ賞獲得候補にまで復活したGKシモン・ミニョレが選ばれた。ルーカスはこの日リバプールに加入し8周年記念日だった。


元チームメイトであるディートマ・ハマンからトロフィーを受け取ったジェラードは、今季ベンチに座る機会がこれまで以上に増えたことで気持ちに変化が出始めたことを明かした。

「今シーズンから、今後俺はサブの選手になるんだっていう兆候が見え始めた。そうなればこれまでのようなワクワク感がなくなってしまう。監督に試合時間が減り、週末の試合で素晴らしい選手や友人とバトルをするっていうこの気持ちが変わってしまうとなれば、決断をしなければいけない。自己中心的に考えてるっていうことじゃない。交代出場するっていうのはこれまでと同じ気持ちでいられない。そういう気持ちの変化が今季あった。」

「家族に恩返しするにもいい機会だ。街を出て、一息つくことができるし、純粋に子供たちがお出かけを楽しめる。MLSもいいリーグだし、先発でプレーできるから楽しみだよ。」

式の席でもチームの補強を懇願した。

「オーナーたちには、今後チームが成功するために必要なクオリティまでしっかり補強してもらいたい。」

2015-05-12

コウチーニョ:成功の秘訣


CNN掲載記事:Philippe Coutinho: The secret life of 'O Mágico'

2014年4月13日、マンチェスター・シティ戦前にフィリペ・コウチーニョが待ちに待った順番がやってきた。ブレンダン・ロジャーズ監督がコウチーニョ母が息子に宛てた手紙を試合前に読み上げた。プレミアリーグ優勝に迫るという期待以上の成功の裏には、監督の前代未聞のコミュニケーションがあったのだ。

「母からの手紙を監督に読んでもらう番が来るまですごく緊張してた。ずっとずっと待ってたんだ。監督は選手全員の母親と話をしていた。昨シーズンの数か月間、試合前には毎回チームの一人の選手の母からのメッセージが読み上げられていたんだ。ついに僕の番がやってきたんだよ。」

「監督が手紙を読んでいる間は自分の母からだとは気付かなくて、名前が出た時に母だと分かった。感動したよ。僕を愛していて、誇りに思う、寂しいけどいつも心は一緒だって言っていた。もっとあったけどそれを聞けただけで感情が溢れ出た。ほかの選手も感動していた。どの選手の親からでもみんなを感動させ、奮起させてくれた。力強い母親たちからの言葉がチームをさらに強くしてくれたんだ。」

手紙をもらったこの試合でコウチーニョは、のちにルイス・スアレスがシーズンベストゴールに選ぶゴールでチームの勝利を決める。リオデジャネイロ北部の町ロチャで、2人の兄とともに生まれ育ったコウチーニョ。何よりも家族を大事にするコウチーニョにとって、ロジャーズの秘策が大成功。兄弟と一緒にフットサルをしてサッカーを身に付けたコウチーニョは、その限られたスペースでスキルを磨いた。祖母の薦めにより地元のサッカーチームに加入。その活躍を観た名門ヴァスコのコーチにクラブでのトライアルを勧められた。

「地元のチームに入った日は、シャイだったからプレーしたくないって泣いてた。みんながお互いを知っている仲だったから、人見知りだった僕は居心地が悪くて、恥ずかしかった。時間が経てば慣れてモチベーションが上がったけどね。プレーができるようになったときにはすべてうまく行ってた。シャイでもなくて、プレーを楽しむことができるようになった。」

家族、そして現在の妻エインの支えがあり、16歳でイタリア強豪インテルからオファーを受け取る。その後2年間はヴァスコで成長することを選んだコウチーニョは2年後に家族と妻と共にイタリアへ。

「家族と妻が一緒に来てくれたことで早く慣れることができた。彼らにとっては辛かったみたいだけどね。両親は年齢のせいで言葉を学んだり、新しい文化に慣れるのにも苦労していて、僕のようにはいかなかった。エインは生活習慣すべてを変えなくてはいけなかった。父は仕事を辞めて一緒に来てくれたんだ。でも多忙が好きな父だったから辛かったよ。結局両親はブラジルに戻って、妻との二人暮らしになった。」

 17歳でコウチーニョの新生活を助けるためすべてを残して一緒にイタリアへ移住した妻エインにコウチーニョは惚れ込んでいる。今でもできる限り試合の応援にきてくれる。コウチーニョはゴールを決めれば彼女に向かってセレブレーションのキスをする。幼馴染みから親友、そして人生のパートナーとなった彼女との二人の馴れ初めを語った。

 「エインは僕にとって本当に大事な存在。学校が一緒だったわけでもないし、共通の友人はほとんどいなかった。1人だけ共通の友人がいて、その友人が開いたパーティに行ったのがきっかけ。そこで出会って、ずっと話をしてた。お互い好印象だったけど、それ以上は何もなかったよ。最初にボーイフレンドになってと言ったきたのは僕ほどシャイじゃなかった彼女だった(笑)。特に付き合い始めたっていう瞬間はなかった。同じ町に住んでいたから、会う機会が増えて、一緒にいる時間が増えて、一緒に出掛けることが増えて、仲良くなって、絆が深まったって感じ。」

サッカー選手を夢見るのはブラジルでは男の子誰もが描く夢。そのなかで突出するには失敗は許されない。

「ブラジルの少年たちはみんなサッカー選手になることを夢見る。生産工場みたいなもんだよ。才能ある選手は無限大にいるから、とにかく全力でプレーしなければいけない。常に自分が失敗すればすぐ後ろに何百万人もの少年が控えているっていうプレッシャーを常に持ってた。でもスキルやテクニックだけじゃなくて、メンタルの強さと意志の強さも大事だってこともわかってた。子供の頃一緒にプレーしていた人で今プロとしてやっている人は1人もいない。ブラジルではサッカー選手って簡単になれると思われがちだけど、終わることのないハードワークが必要だ。」

プロになれると自信を持ったのは13歳の時のこと。

「ブラジルU-14代表に招集されたときに、本当にプロになれるかもって思った。数多くの若い才能ある選手のなかから選ばれたことで、僕は上手いんだ、キャリアとしてやれるって思った。そこからかな、さらに真剣に取り組むようになった。」

夢にまで見たイタリアへの移籍だったが、インテルでの経験は苦いものに。しかしその経験がリトルマジシャンを強くした。

「イタリアでプレーするのは誰もが夢見ていたこと。みんなの憧れの選手たちがプレーする欧州でプレーするなんて誰もが夢見ることだ。イタリアでは苦しんだけど、その経験が僕を強くした。負傷して、試合時間も限られ、思い通りにいかなくて。でもその経験はすごく大事だった。故郷を離れて、自分の力を証明しなくてはいけないっていうキャリアで最も苦しかった期間だった。」

「イタリアで苦しんだ分、エスパニョールにローンに出たときにはわりと早く馴染むことができた。イングランドではペースとフィジカルの強さが最も大事。僕は考えるのは昔から早い方だったけど、プレミアリーグは考えるだけじゃなく、動きにも速さが必要だ。時間もスペースもない。どこでプレーしてもどんな状況でも常に何か学ぼうという姿勢を保つようにしている。だからこれまでの経験すべてが今役立ってるんだ。」

現在バルセロナでプレーする元チームメイト、ルイス・スアレスは自伝でもコウチーニョを大絶賛。

“フィリペは超越した選手。チームを大きく変えた。彼が技術的に優れているおかげで、ボールを持つことに自信が湧いた。彼がボールを失わなければ、何かすごいことをしてくれるとわかっていた。彼は必ずいいところにパスを出す。”
 「彼ほどの素晴らしい友人であり選手からそんな言葉をもらえるなんて最高だ。すごく光栄だ。リバプールのようなクラブでプレーする選手になっているなんて、子供の頃コンクリートでプレしていた頃からは想像もしてなかった。でもまだまだ学ぶこと、やるべきことはたくさんある。」

リバプールでプレーし、中心選手となり、プレミアリーグのベストイレブンに選ばれるまでになるとは、本人も想像すらしていなかった。今ではKOPがバナーを掲げ、'O Mágico(ポルトガル語でマジシャン)' チャントを歌う。

「言葉にできないくらい嬉しい。ほかに感じることのない特別な気持ちになる。歌を聴くのは最高だ。こんなに自分を応援してくれる人たちがいるって感動する。初めて自分の顔のバナーをみたときには鳥肌が立った。全く想像すらしてなかったから。嬉しいサプライズだったし、'O Mágico'ソングを作ってくれたファンに感謝したい。」


Transfer Gossip


◆バーンリーFWダニー・イングス(24)の獲得に一歩近づいた。バーンリーの降格が獲得したため、今季限りで契約が満期となるイングスは移籍が確実になった。契約は切れるが、24歳以下のため規定の額を支払う必要がある。(Echo)

◆レアル・ソシエダCBイニゴ・マルティネス(23)にアプローチ。レアルやバルサも高く評価しているという新星で、獲得には£2200万ほどかかる。(El Confidential)

◆レアル・マドリードがカリム・ベンゼマの放出を希望。アーセナル、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドが手を挙げている。安売りはしない意向で、£4000万以上を求めている。(Star)

◆ ドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤン(25)に接触。メンフィス・デパイを逃したリバプールは次なるターゲットを絞った。クラブは2013年から同選手をスカウトしてきた。素早さと得点力を備えており、リバプールには適材。クロップ監督の退団が移籍を後押しするか。(Mirror)

◆ユベントス所属MFアンドレア・ピルロ(35)に獲得に動いた。今夏移籍を示唆しているベテランは、イタリア国内には移籍しないとしており、欧州のクラブが獲得に動き出した。35歳のピルロに高額な移籍金は発生せず、選手の求める給料もプレミアリーグの強豪なら支払える額。チェルシーとリバプールが興味を示している。(Mail)

◆リバプールが移籍先の有力候補となっていたマンチェスター・シティのジェームズ・ミルナーについて、アーセナルを移籍先に選んだらしいとSky Sportsの試合中継でアラン・スミスが明かした。(Sky Sports)

◇ラヒーム・スターリングがリバプールの家を売りに出す事を決め、ロンドンで家探しを始めた。まだ正式に売りに出してはいないが、去就問題が再び加熱しており、チェルシーとアーセナルが状況を見守っている。(Mirror)

◇ファビオ・ボリーニ(24)にラツィオが関心を示している。ラツィオはチャンピオンズリーグ出場が決まればオファーする。(Football Italia)

2015-05-11

理解できぬ退団嘆く


スティーブン・ジェラードのリバプールキャリアの終幕まであと2試合。大ベテランのリーダーは今季10得点でチームの得点王。Sky Sportsで解説を務める元リバプールMFグレアム・スーネスは、チームをリードする大黒柱の退団が理解できないと嘆いた。

「なぜ彼を退団させてしまうのか理解できない。確かに今の彼は10年前のスティーブン・ジェラードではない。昔の彼を90分間観ることはできない。これまで何度も試合を変えてきた時の選手ではいられない。でも彼がベンチから出れば試合の流れを変えることはできるはずだ。彼は今日チームを振り出しに戻し、それを証明した。」

「私はチームを支えるに年輩のプロは何人いても足りないくらいだと思っている。彼はそういう存在でチームの大黒柱となる。スティーブンはその一人。リバプールにそんな存在はほかに1人といない。スティーブンが唯一の存在だ。なぜ今彼を出してしまうのか全く理解できない。いつか一流の選手になり得る若い選手たちが多く所属するクラブが彼のような選手を出してしまうなんて。私はスティーブン・ジェラードはまだ現役で大活躍できる選手だと思うから、アメリカは彼にプレーしてもらえるなんてラッキーな国だ。リバプールは後悔することになるだろう。」

チェルシーサポーターからの拍手喝采に試合後に、ジェラードから感謝の言葉はなかったが、スーネスはチェルシーサポーターらしからぬ気品ある行動だった。

「チェルシーサポーターは今日良い品格をみせた。彼らは今日の試合でもこれまでの試合でもスティーブンを侮辱し続けてきたが、現実的に考えて今日のジェスチャーはスティーブンも感謝する時がくるだろう。スティーブンらしい発言だよ。彼にとっては拍手がもらえたかではなく、勝てなかったってことが大きかったんだ。彼にとってはチームの勝利が何より大事ってこと。彼は本物のリバプールファンだ。明日になったら彼も少し考えが変わっているかもしれない。チェルシーのサポーターは気品ある行動をしたと思う。」

Sky Sports

ジェラード大型補強を懇願


スティーブン・ジェラードがスタンフォード・ブリッジ最後の試合で両クラブのファンから拍手喝采を浴びた。だがキャプテンにとってチェルシーファンからの数秒の拍手は大したことではなかった。

「チェルシーファンよりリバプールファンにスタンディングオベーションをもらえたことのほうが嬉しかった。チェルシーファンは数秒間敬意を示してはくれたけど、試合中はずっと罵声を浴びさせられた。一瞬の拍手喝采をもらったからといってチェルシーファンに幸運を祈ることはない。今日一瞬でも拍手をくれたというのは気が利いてるなと思った。それは嬉しかったけど、俺がここでサインしなかったからといってこれまでずっと俺を痛烈に罵倒してきたのが彼らだ。俺にはずっと厚いサポートをくれるリバプールファンがいる。それが何より大切だ。」

プレミアリーグ制覇は夢のまま終わってしまったジェラードにとって、ライバルチームの優勝を称える行為は、伝統ながら良い気分にはなれなかった。

「他クラブの優勝を称えるなんていい気分じゃないよ。でもリバプールは常に他クラブに敬意を示してきたクラブだし、ガード・オブ・オーナーは伝統儀式だ。彼らは偉大な監督がいるチャンピオンだから、ふさわしい。当然やっていていい気分にはなれないけどね。」



対戦前にはジェラードを'最高の敵'だと称したジョゼ・モウリーニョを世界最高の監督であると称賛した。

「ジョゼのことはすごく尊敬している。彼は世界最高の監督だと思う。こんなにリバプールを愛してなければ、3度あったチャンスで彼のもとでプレーするためにサインしていた。移籍を考えた理由は彼がいたからだ。でも俺がリバプールFCを愛していることを知っているから、サインしないと彼はわかってる。」

「移籍したらどうなっていたかって考えたことはある。でも父や兄と話し合ったとき、リバプールで数個トロフィーを獲得することは、チェルシーやインテル、レアル・マドリードで獲得する10のトロフィーより価値があるって自分自身に言い聞かせた。自分の大切な人々にために獲得するトロフィーはより一層大きな意味を持つんだ。」

実力不足でトップ4の目標に届かず。来シーズンに向けしっかり準備が必要だと語る。

「今日勝っていてもユナイテッドには追いつけなかったと思う。チャンピオンズリーグ出場権獲得を目標にやってきたけど、一歩足りていない。数学的に不可能になるまで諦めはしないけど、難しいだろう。シーズンが終わったら選手たちはしっかり休息して、オーナーはブレンダンを助けるためにしっかりチームを強化しなければいけない。」

「このチームは来季に向けて成長しないといけない。数選手獲得して、チームを強化すれば来シーズンは戦える。今非常に優秀な中心選手はいるし、ポテンシャルもあるから未来は明るい。でも毎年巨額を投じてチーム強化をするリーグの強豪と競えるくらい補強していかなければ追いつけないってことが今季でわかった。ワールドクラスのルイス・スアレスを失って、ダニエル・スタリッジが出場できず、とても厳しいシーズンになってる。38試合通してのパフォーマンスで決まるわけで、俺たちはその点力不足だ。」

試合後、ジョゼ・モウリーニョは、リーグ史上最高の選手の一人が海外へ移籍することを惜しんだ。

「彼がこのリーグからいなくなるのは寂しい。スティーブン・ジェラードにスタンフォード・ブリッジでオベーションをするというのは特別なこと。ネガティブなチャントも彼への敬意を示しているんだ。我々は常に一流の選手に敬意を示してきた。自分のいるリーグは世界最高であってほしいから、世界最高の選手にいてもらいたい。最高の選手たちがクラブを去ってしまうのを見るのは辛い。でもこれは自然な流れだから止められない。偉大な敵との素晴らしい思い出は残る。」



Premier League: Chelsea - Liverpool


Barclays Premier League
At Stanford Bridge
Chelsea1
1 - 1
1
Liverpool
0 - 0


Team 
ChelseaLiverpool
13. Thibaut Courtois22. Simon Minolet 
2. Branislav Ivanovic 
2. Glen Johnson
5. Kurt Zouma
 37. Martin Skrtel
26. John Terry6. Deyan Lovren
3. Fillipe Luis 
 23. Emre Can
12. John Obi Mikel 
8. Steven Gerrard
36. Ruben Loftus-Cheek
14. Jordan Henderson 
22. Willian 20. Adam Lallana
4. Cesc Fabregas 
  10. Philippe Coutinho
10. Eden Hazard31. Raheem Sterling
18.  Loic Remy9. Rickie Lambert 
SubstitutesSubstitutes
33. Mitchell Beeney
52. Danny Ward
24. Gary Cahill
4. Kolo Toure
28. Cesar Azpilicueta18. Alberto Moreno
6. Nathan Ake 24. Joe Allen
21. Nemanja Matic21. Lucas Leiva
23. Juan Cuadrado
33. Jordan Ibe
11. Didier Drogba 
48. Jerome Sinclair
Goals
26. John Terry 5'
8. Steven Gerrard 44'


Possession
47.8%
52.2%
Total Shots (on Target)
8 (3)
15 (4)
 Pass Accuracy
79.1%
85.8%
Total Passes 
431
466