2015-04-30

ジョンソン退団へ


ハルシティで黒星をつけ、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が厳しくなったリバプール。グレン・ジョンソンは、残りの試合で出来るだけ多くのポイントを稼ぎヨーロッパリーグ出場を狙いに行くと語った。

「チャンピオンズリーグは不可能ではないけどほぼ無理だろう。どのチームもできるだけ高い順位でのフィニッシュを狙っている。ヨーロッパリーグがあれば試合数はさらに多くなるけど、ないよりあるほうがいい。俺たちはみんなプロとしてそう思っている。じゃなかったらリバプールのようなクラブではプレーできない。ポイントを得るために残された試合は4試合。しっかり集中したい。」

夏に移籍が濃厚と言われているグレン・ジョンソンは、その事実を認めた。

「リバプールを出るのか?契約がないんだからそうなるとしか考えられない。状況が変わるとは思えないけど、変わる可能性がないとは言えない。」

今季限りで契約が切れる選手はジョンソンだけではない。ジェラードを始め数人のシニアの選手が退団予定。毎夏のごとく、夏には大きなビジネスが必要となる。

「チームには変化が必要だ。毎年のことだし、どのチームも夏に補強する。リバプールだってそうしなくてはいけない。何人か素晴らしい選手たちがいるけど、それは毎年そう言い続けている。有望な若い選手も出てきている。クラブは夏に今いる選手と新たな選手でビジネスをしなくてはいけない。来シーズンに向けてチームを強化する必要がある。」

海外移籍を視野に入れていると明かしたジョンソンだが、古巣ウエスト・ハムが様子をモニターしているとのウワサ。

ECHO

スアレス放出は間違い


元リバプール選手で現在Sky Sportで解説者のフィル・トンプソンは、ハル・シティでの敗戦でチャンピオンズリーグ出場権は現実的に届かなくなったと嘆いた。

「現実的にチャンピオンズリーグ出場権を得るために残りの試合を全勝するしかないという状況だった。確かにルイス・ファン・ハールが言っていたように、リバプールに少し光が見えていたのだから、その状況を最大限生かさなければいけなかった。昨シーズン最悪のパフォーマンスで3-1で負けたハルでなにがなんでも勝たなければいけなかったのに、全く良くなっていない。」

「ハルは緊張で堅かった。我々は素早くエンジンをかけていかなければならなかったのに、全く動けず。週末のウエスト・ブロム戦と何ら変わっていない。」

ブレンダン・ロジャーズは夏のルイス・スアレスの放出の穴を埋められないままいる。スタリッジやスターリングが活躍できたのはスアレスがいたからだという。得点王を放出すべきではなかったと悔やんだ。

「スアレスはしっかり結果を出せる選手で、他の選手にもそれを求める。ダニエル・スタリッジが去年あんなに良い選手でいられたのはなぜだ?スアレスがそれを求めたからだ。スターリングも同じ。スアレスが力を引き出したんだ。夏に私はマリオ・バロテッリはリスクを犯す価値がある選手だと言ったが、シーズンずっと見てきて彼ではうまくいっていないから、変えなければいけない。」

「リッキー・ランバートも代役はできないようだし、ファビオ・ボリーニもそうだ。ディヴォック・オリギはすぐリールにローンで戻された。結局スターリングをフロントでプレーさせるハメになるなんて、筋が通っていない。」

「リバプールがサンチェスに大型のオファーを出したという話があった。私ならサンチェスの獲得が決まるまでスアレスを出さなかったろう。リバプールに決定権があった。スアレスには『君がバルセロナに行きたい気持ちはわかるけど、サンチェスがサインするまでは行けない』と言えたはずだ。サンチェスが家庭の事情でロンドンを選んだのはわかるが、そうなれば私ならスアレスを移籍させない。」

筋金入りレッズファンのトンプソンの考える獲得選手候補は?

「エディソン・カヴァーニ、エセキエル・ラベッシ、ゴンザロ・イグアイン、ジャクソン・マルティネスはリバプールの希望要件を満たす上に、負傷の多いダニエル・スタリッジを上手くカバーできる選手たちだ。それぞれのリーグで得点を量産している。リバプールにはそういう選手が必要だ。」

Sky Sports

2015-04-28

試合ボイコットし抗議デモ


サポーターグループSpirit of Shanklyの呼びかけにより約1000人のリバプールサポーターがハルシティ戦をボイコットし、アンフィールド前でプレミアリーグのチケットの値上げに反対する抗議デモを行うことがわかった。キックオフ前の午後6:45より行われる。このアウェイのハル戦のチケット価格は昨季£35だったのに対し今年は£50に値上がり。8月のKCスタジアムでのストークとの対戦では、ストークファンはわずか£16で購入できた。ウェンブリーでのFAカップ準決勝は£33。プレミアリーグは、放映権料の高騰により、チケット価格が鰻登り。来季からさらにチケットが高価になる。

この試合はでリバプールのアウェイ席は2500席割り当てがあり完売しているが、試合は500席以上が空席となる見通し。プレミアリーグ本部含め国中で抗議運動が相次いでいる。このリバプールサポーターの抗議運動について、ブレンダン・ロジャーズ監督は支持するとコメント。

「私は抗議運動の権利を尊重する。私はこの運動について詳しくは知らないのだが、サポーターは懸命に働いたお金で試合を観戦しに行くわけだから、デモをする権利があるのも当然だ。」

対戦相手ハルシティのスティーブ・ブルース監督も行動を起こすべきだと同運動を支持した。

「毎週多額を支払うビッグクラブのサポーターたちには申し訳ない思いでいる。ストリートに住む一般人の姿を忘れてはならない。彼らこそサッカーに不可欠な存在だ。新たにテレビ放映権の話し合いをする時には、サッカーはサポーターたちの存在があって成り立っているということを忘れないで欲しい。」

Liverpool supporters protest against the price of tickets
ロイ・ベンハム氏(Spirit of Shankly)は今後もクラブを支持していくために必要な行動であるとプレミアリーグの先頭に立ち行動しようと訴えた。

「多くのサポーターに参加してもらいたい。多大な支持をもらっている。試合に行く多くのコーチも我々の運動を支持してくれているし、ハルシティやマンチェスター・ユナイテッドらほかクラブのサポーターからもメッセージを受け取った。皆同じ意見だ。土曜日に確認したときには99.9%の人が我々の抗議を支持してくれていた。一人だけは長年試合を逃したことがないから行きたいというファンがいた。それは理解できる。」

「試合に行こうと言う人を邪魔しようとしているわけではないが、皆に行かないように呼びかけている。決めるのは個人だ。だがほとんどのサポーターが支持してくれており、反対意見はほとんどない。ファンは何か行動にしなければとわかっている。この試合だけで終わらないだろう。我々の世代だけでなく、子供たちも試合に行けるようにしたい。」

「各クラブがこのまま疑わしい価格設定を続け、チケットは売上を上げるだけのもので、それを隠し続け、我々をただの消費者としか考えていないのであれば、空席のスタジアムの責任はリーグにある。国中のスタジアムの雰囲気が損なわれるとなれば彼らのせいだ。」

Echo

一流ストライカー獲得宣言


腰部負傷で再び戦列を離脱しているダニエル・スタリッジは、今シーズン中に復帰できるかどうかはわからないとブレンダン・ロジャーズが明かした。

「ダニエルにとって辛いシーズンになっている。彼はチームの力になりたいと強く願う少年だ。運が味方してくれないというシーズン。復帰できるかどうかは日々の様子を観る。彼がフィットしているときには素晴らしい仕事をしてくれる。彼にフィットしてもらい、安定してプレーを続けてもらわなくてはいけない。だがそれが叶うのは今季かプレシーズンになるか、今はわからない。」

スアレスの移籍後活躍が期待されたスタリッジだが、出場は今季52試合中18試合のみ。潜在能力は確かなだけにフィットネスが悔やまれる。
  
「彼は今フィットしてないが、フィットし安定を取り戻せば彼のパフォーマンスレベルは非常に高い。だが今シーズン多くの試合を欠場しているから彼が来シーズンメインストライカーとしてやっていけるのかどうかは査定する必要がある。どちらにしろ今彼はフィットしていないから助けが必要だ。ダニエルが今季だけは運に恵まれなかっただけで、夏にスーパーフィットしスーパーストロングになって戻ってきてくれることを願うしかない。彼にはとてつもない才能があるのは明らかだ。世界の一流ストライカーになれる素質を持っている。」

昨シーズンは1試合平均2.66ゴールだったのに対し、今シーズンは1.47ゴールとエースの長期不在で得点力不足は明らか。毎週プレーできるストライカーが欲しいと本音を明かした。

「我々にトップレベルで毎週プレーしてくれるストライカーが必要だ。」

「何ら難しいことじゃない。今季はゴールが足りていない。このままのペースだと昨年比マイナス60ゴールになる。これは大きな数字だ。その前のシーズンは49得点だったから1シーズン分足りていないってことになる。答えはシンプルで、我々にはもっと得点力が必要だ。今年はそれが結果に大きく影響している。それでもここまでやれたのは選手たちの頑張りがあったから。だから夏には得点力を上げる努力をしなくては。今年も補強をする。それがきちんとできれば来年もっと伸ばせるチャンスはある。」

チャンピオンズリーグ出場権なしに一流のストライカーを獲得できるのか。

「そういう選手を探すのは容易ではない。だけど見つけるのが我々の仕事。そういう選手にここに来てもらえるよう策を練りださなくてはいけない。私がどれだけ長くここにいるにしろ、リバプールというのはどんな選手にとっても魅力的な場所だ。夏にトップストライカーを獲得できれば、チームを大きく変えられるかもしれない。成功するチームには必ず常に活躍するストライカーがいる。そういう選手がチーム全体に影響力を持つ。スアレスがいた時に1人のストライカーの影響力をの当たりにした。」

2015-04-27

ジェラード:PFAメリットアワード受賞


長年プレミアリーグで活躍し、イングランド代表の黄金世代を担う中心選手として活躍したスティーブン・ジェラードとフランク・ランパードがその勲功を称えるPFAメリットアワードを受賞した。

「個人的な賞というのは、自分の仕事ができていると認められた証拠だからだからいつもすごく嬉しい。公営団地で育った俺はここまで一生懸命頑張ってきた。素晴らしいキャリアを送ることができて俺は本当にラッキーだと思う。辛いこと、嬉しいこと、本当にいろんなことがあったけど、嬉しいほうは自分でも驚くほどのことを成し遂げることもできた。リバプールとイングランドでプレーするなかで多くの夢を叶えることができたんだ。」

「長年共にプレーしたフランクとこの賞をシェアできて嬉しい。フランクのこと、彼のプレー、チェルシーでの成功を非常に尊敬している。彼は本当に素晴らしい選手。ワールドクラスの選手で、彼と一緒に受賞できることを本当に嬉しく思う。」

「これだけ長くリバプールの選手としてプレーさせてもらえたこと、キャリアの最高思い出をシェアできたことは名誉だ。リバプールやプレミアリーグ、この国が恋しくなるよ。これから感傷的な数週間になりそうだけど、まだまだ引退するつもりはない。あと数年は堂々とプレーしていきたい。」

同じく今夏からMLSでプレーする共に受賞したフランク・ランパードは17年間プレミアリーグの第一線で活躍したジェラードを称えた。

「とても嬉しいし、光栄よ。スティーブンと一緒にプレミアリーグでこれだけ長くプレーできたことは本当に好運だったと思う。スティーブンのことは大いに尊敬している。彼と一緒に受賞できることを光栄に思う。この数年、お互いに激戦を繰り返してきた。チャンピオンズリーグがあれば年に5~6試合は対戦したかな。彼のキャリアとリバプールのリーダーとしての活躍は大きな称賛に値する。彼の貢献は一生忘れられることはないだろう。彼の隣に今立っていられることを誇りに思う。彼は良き友人であり、イングランド代表で共に楽しくプレーできた。この受賞で、いいかたちで見送ってもらえて嬉しい。」



Transfer Gossip


◆メンフィス・デパイ(21)の移籍について、PSVアイントホーフェンと£2,000万の移籍金で合意間近か。現在リバプールとPSGが交渉中。会見で同選手について聞かれたロジャーズは『非常に才能ある選手』と言うにとどまった。(Express)

◆シャルケとの契約がまもなく終了するDFキリアコス・パパドプーロス(23)をまだ追っている。今季はレヴァークーゼンにローン移籍しているが、負傷が続き活躍できていない。(Mirror)

◆バルセロナ所属ウエスト・ハムにローン在籍するMFアレックス・ソング(27)は引き続きプレミアリーグ残留を希望している。リバプールやチェルシーがサインを狙う。(Express)

◆レアル・マドリードMFアシエル・イジャラメンディ(25)にオファーを出した。本人もプレミアリーグへの移籍を希望。推定市場価格は£2,300万で、アーセナルやレアル・ソシエダも狙っている。(Marca)

◆マルセイユとの契約が満期となりフリートランスファーが可能となるマルセイユDFロッド・ファンニ(33)をリストアップ。(Guardian)

◆マンチェスター・シティFWジェームズ・ミルナー(29)獲得が内定か。レッズは情報筋は獲得に自信をみせている。(ESPN)

◇ニューヨーク・レッドブルズがコロ・トゥーレに2年契約のオファーを出した。リバプールは1年の契約延長をオファーしている。(Echo)

2015-04-26

コウチーニョが年間ベストイレブン入り



2015年のPFA年間ベストイレブンが発表され、リバプールからフィリペ・コウチーニョが選出された。コウチーニョは年間最優秀選手候補にノミネートされている。本日年間最優秀選手賞が発表される。

Premier League: WBA - Liverpool

Barclays Premier League
At  The Hawthorns
W. B. A0
0 - 0
0
Liverpool
0 - 0

Team 
West Bromwich AlbionLiverpool
13. Boaz Myhill 22. Simon Mignolet
25. Craig Dawson 
23. Emre Can
23.Gareth McAuley
37. Martin Skrtel
6. Joleaon Lescott6. Dejan Lovren
11. Chris Blunt
2. Glen Johnson
7. James Morrison 14. Jordan Henderson
5. Claudio Yacob8. Steven Gerrard
24. Darren Fletcher
33. Jordan Ibe
8. Craig Gardener
 10. Phillipe Coutinho
18. Saido Berahino31. Raheem Sterling
10. Victor Anichebe45. Mario Balotelli
SubstitutesSubstitutes
38. Jack Rose
1. Brad Jones
3. Jonas Olsson
4. Kolo Toure
4. Chris Baird19. Javier Manquillo
16. Cristian Gamboa20. Adan Lallana
19. C McManaman
24. Jone Allen
9. Brown Ideye
50. Lazar Markovic
29. Stephane Sessegnon
29. Fabio Borini
Goals


Possession
26%
74%
Total Shots (on Target)
10 (4)
22 (5)
Pass Success
53%
85%
Total Passes 
228
670

2015-04-25

ジェラードPFA特別賞受賞へ


明日26日に開催されるPFA(イングランドサッカー選手協会)アワードセレモニーで、リバプールのスティーヴン・ジェラードとマンチェスター・シティのフランク・ランパードが特別賞を受賞することがわかった。今夏に長年活躍したプレミアリーグを去ることが決まっている両選手の貢献をたたえ、PFAは個別の特別賞を贈呈する。年間最優秀選手と年間最優秀若手選手両部門にノミネートされているフィリペ・コウチーニョ、年間最優秀若手選手候補のラヒーム・スターリングと共にセレモニーに出席する。

2015-04-24

BR:来シーズンもここにいる


3シーズン連続無冠に終わり、チャンピオンズリーグ出場も厳しくなったブレンダン・ロジャーズの解雇騒動が大きくなってきた。しかしロジャーズはオーナーの支持は厚く、全く気にしていない。

「来シーズンも私はリバプールにいられると思っている。リバプールにとって私よりベターな監督はいないと思う。それが現状だと見ている。3ヶ月前私は戦術の天才と呼ばれ、良いレベルでパフォーマンスができていた。数試合、いくつかビッグマッチで負け、あまり調子が振るってはいないが、気持ちは好調だった3か月前と変わっていない。このクラブを運営するオーナーやパートナー会社とは堅い絆がある。こういう状況も過程のなかで起こり得るということを彼らは理解している。勝利を熟知した即戦力の選手ばかりでできたチームではない。10年間トロフィーを獲得し続けたできたシステムを引き継いだわけでもない。これは最初から明白ではあるが、来年もっと成功したいというのは当然。」

「先週末のような大きな大会で負けると、すぐ非難を浴びることになり、本当に大きなクラブにいるんだと実感させられる。だがそれは上手く対処していくほかない。私は目標高き男。それを実行するにリバプールより良いクラブはない。だが現代サッカーでは、世間の人がみることのない多大な影の努力がある。」

「リバプールという偉大なクラブでは次期監督として誰かの名前が上がるのはいつものこと。私がここに来てからだけでも多くの人の名前が噂されている。世界中に渡る仕事だから、そういう噂があるのは私は全く問題ない。数試合負ければいつも起きる。」

SASの活躍で上り詰めた昨年ではなく、今のチームレベルは今シーズンが現状を示している。

「昨シーズンは期待以上に出来すぎた。我々はトップ4に入ることも期待されていなかった。ワールドクラスのストライカーがいて、そうなれる潜在能力を持つダニエル・スタリッジがいても当初はそんな期待はなかった。その二人を失って、リーグ現在5位。2つの大会で準決勝進出。これはおそらく今の我々のレベルを反映するものだろう。もちろん目標はそれ以上だが、そのためにはしっかり計画を立て、夏に選手たちを獲得しなくてはいけない。それは現在進行中だ。今シーズンはチャンス、来シーズンは成長し勢いをつけるさらに大きなチャンスがある年になる。」

ダニエル・スタリッジは復帰の目途が立っていない。

「いつになるかはよくわからない。今週末は確実に無理だ。」

Guardian

ヘンダーソン長期契約にサイン


クラブがジョーダン・ヘンダーソン(24)と新たに長期契約を結んだことを発表した。5年週給£10万の条件で合意したとみられている。

「ついに片が付いてすごく嬉しいよ。しばらく話し合いが行われていたし、そのうち決まるだろうと思ってた。自分の将来がこのクラブで約束されたというのは俺にとって最高のニュースさ。いいチーム、監督、クラブの大きさ、ファンがいて、今未来を見据えるにいい時期だと感じた。今後数年でタイトル獲得にチャレンジができると信じてる。この数年で大きく前進できたし、次はタイトルにチャレンジする番だ。」

「俺は今のチームを信頼している。このままトレーニングに励んで、成長し続けて、ミスから学べば、トロフィーを勝ち取れると思うし、成功できる。トロフィーを獲得するのは容易なことはないけど、それが叶うという信念がある。そう思っていなかったらサインしてないよ。監督とはいい関係を築いているし、リバプールでできるだけ多くのトロフィーを獲得したい。これからが楽しみだ。」

ファンから厳しい声を浴びるブレンダン・ロジャーズだが'ワールドクラス'の監督と信頼している。
「監督はこのクラブに来て、クラブを前進させた。何度も言ってきたけど、選手としての成長を大きく後押ししてくれたのがブレンダンだ。彼はワールドクラスの監督だと思う。彼には本当に感謝していることがたくさんあるし、今後もそれが続いてほしい。今のチームなら次のステップでトロフィーを狙いに行けると思う。」

Henderson and Gerrard in training after the announcement
リバプール残留を迷っているラヒーム・スターリングにもサインするようアドバイス。

「ラヒームのことは長年知っている。彼とは良き友人であり、チームメイトだ。彼は自分にとってベストな選択をすべきだけど、もし俺が彼にアドバイスするとすれば'ここはリバプールだぞ'って言うにきまってるよ。彼にとってここが最高の場所だと思う。だけど決めるのはラヒーム自身だ。彼は素晴らしい選手。ここにいてもらいたいし、俺たちと一緒に成長してほしい。彼はこれからのチームにとって大きな存在になる。」


2015-04-23

リーグ給料額ランキング


世界最大のフットボールマーケットであるプレミアリーグの2013/14シーズンの給料額ランクが発表された。通常はリーグの順位に比例するといわれる給料だが、リバプールは第5番目。全体額は、放映権の収入の増加と各クラブの投資額増加により昨年より増額している。


  1. マンチェスター・ユナイテッド 総額£215m(約390億円) リーグ7位
  2. マンチェスター・シティ    総額£205m(約370億円) リーグ1位
  3. チェルシー                  総額£192.7m(約347億円)リーグ3位
  4. アーセナル          総額£166.4m(約300億円) リーグ4位
  5. リバプール          総額£144m  (約260億円)  リーグ2位

キャラガー:監督続投を支持


3シーズン連続トロフィー獲得ならず、来季のチャンピオンズリーグも逃しそうだ。監督の手腕を疑問視する声が上がっているが、ジェイミー・キャラガーはブレンダン・ロジャーズを支持している。

「彼はリバプールにふさわしい監督だと思う。今後のすべてが1試合で決められるべきではない。新加入した選手たちが苦しんでいて、多くの選手が馴染んでいないと思う。ブレンダンやスタッフが来シーズンを見据えた時に、もしかしたらリーグ優勝、そしてトップ4に戻ることを目標に定めるはずだ。」

「どこを改善すればよいのか見極めるのが彼の仕事。昨シーズン大量に補強したから、チーム層はある程度揃っている。今夏は的確な選手を獲得しないといけない。それができれば大きく変わるだろう。それができなければ、また今シーズンのような姿に戻る。」

まもなくジョーダン・ヘンダーソンが5年契約にサインすると報じられた。ジェラードの退団を控え、次期キャプテン候補の存在は格段に大きくなりつつある。

「彼は極めて重要な選手だ。リバプール出身ではないが、イングランド代表選手。リバプールでの彼のパフォーマンスをみていると、パッションを持ってプレーしているのがわかる。イングランド代表レギュラーの選手で、スティーブン・ジェラード不在時には今季キャプテンを務めている。監督は来季もヘンダーソンがキャプテンバンドを着けるとは限らないと言っているが、俺は彼がキャプテンにならなかったら驚くよ。キャプテンとして良い記録を持ってるし、リバプールに来た当初苦しみながら、クラブにふさわしい選手に成長した。」

Sky Sports

2015-04-22

Transfer Gossip


◆ラダメル・ファルカオ(29)の代理人と接触。マンチェスターでうまく行かない状況を変えようと代理人が解決策を模索中。ローンではなく、完全移籍で新天地を探しており、リバプールが獲得を希望している。(Independent)

◆ユナイテッドと取り合っていると噂されてきたPSV所属メンフィス・デパイ(21)について、オランダのメディアによるとリバプールだけが正式な交渉を行っている。(Mirror)

◆チーロ・インモービレ(25)獲得へ向けドルトムントと交渉に入った。今夏の補強はセンターフォワードが最優先。(Metro)

◆リバプールが関心を示すクリスタルパレス所属ウィンガー、ヤニック・ボラジー(25)は£2,000万であるとパードリュー監督がお告げ。トッテナムも関心を示している。(Telegraph)

◇ジョーダン・ヘンダーソンがまもなく5年の契約延長にサイン予定。週給は£10万(約1,800万円)で決着がついた。(BBC)

◇来夏で契約が満期となり、他クラブが関心を示しているマーティン・シュクルテルはリバプールに残留すると宣言。代理人も現在新契約を交渉中であると証言した。(Echo)

◇中盤強化を狙うロジャーズ。ルーカス・レイヴァが放出候補リストに入った。(Mirror)


スポンサー契約3年延長


リバプールFCとスタンダードチャータードがスポンサー契約を3年更新したことを発表した。ユニフォームにロゴの入るメインスポンサーを継続することとなり、2018/19シーズンまで年間総額£3,000万(約54億円)の契約に合意した。ライバルクラブは、マンチェスター・ユナイテッド£5,400万(シボレー)とチェルシー£4,000万(横浜ゴム)、アーセナル£3,000万(エミレーツ)となっている。

“この契約延長をは、スタンダードチャータードとの長期に渡る良好なパートナーとしての関係と成功を証明している。互いに多大な協力ができてきたと実感している。この契約はお互いにとって有益なものだ。40年間で5つしかシャツスポンサーがいないという事実は、皆がリバプールファミリーの一員でいたいと思っている証拠だ。” Ian Ayre (CEO)

2015-04-21

What's Next for LFC?


プレーも結果も乏しいまま終わりそうなリバプールの2014/15シーズン。1959年来初めて3シーズン連続トロフィーなしという記録を出してしまった今季の責任は何処に?ロジャーズ監督でいいのか?成功するにはどうすれば?BBCで元選手、解説者からの意見を聞く。

マーク・ローレンソン(リバプールで5回リーグ制覇)
若い選手が多いと、調子が上下する。12月から3月まで13試合連続無敗が続いていた時には誰にも文句がつけられなかった。ダニエル・スタリッジの負傷が響いている。チェルシーはディエゴ・コスタがいないと少し違った。スタリッジはコスタではないが、それと同じような状況になってる。リバプールはストライカーでずっと苦しんでいるようだ。3年間タイトルがないから監督をクビにしようというような状況ではないと思う。来シーズンがリバプールと監督にとって大事なシーズンになる。

ロイ・エヴァンズ(元リバプール監督)
8人以上の選手が加入して大きく変わり、タフなシーズンになっている。ルイス・スアレスの穴を多くの選手で埋めようとしたが、ほとんどの選手が力になっていない。ブレンダンはよくやっている。私なら彼を支持する。彼の解雇を求める声が上がるだろうが、彼に時間を与えてほしい。夏には昨夏のように多くの選手ではなくクオリティの高い3〜4選手を獲得すべきだ。問題はチャンピオンズリーグを逃せば、それだけのクオリティの選手が来てくれなくなるってことだ。

ジャーメイン・ジェナス(元イングランド代表MF)
リバプールファンはロジャーズに監督として絶対残ってほしいとは思っていないらしい。個人的に彼は素晴らしい監督だと思うし、いい仕事をしていると思う。ルイス・スアレスを失ったことがあまりに影響が大きく、埋められていないと思う。

ギャレス・ロバーツ(Anfield Wrap エディター)
責任は選手と監督両者にある。すべて監督のせいにはできない。リバプールやビッグクラブではうまくいかないとファンはすべて監督のせいにする。ロジャーズは3年あった。今の世界で3年は長い。ブレンダンはいいことを多くしてきている。クラブを前進させたと思うし、後退したと言うのは厳しすぎる。88年チーム以降最高のフットボールで昨シーズンは優勝に迫った。ブレンダンは才能あるコーチだと思う。でもリバプールをリードし、奮起させられる監督なのかと言われるとクエッションマークが残る。

ジョン・スケールズ(95年リバプールでリーグカップ優勝)
リバプールはクラブやチームの目標から程遠いところにいる。学ぶべきことがたくさん。マリオ・バロテッリとリッキー・ランバートの獲得がうまくいっていないのは明らかだ。ジェイミー・キャラガーがいなくなり、スティーブン・ジェラードが去ろうとしている新しい時代だ。クラブにとってまた大きな変化になる。クラブはこの夏しっかり評価をしないといけない。ブレンダンは非常に優秀な監督だと思うし高く評価している。彼は常に学んでいると思う。

ベン・スミス(BBC)
現時点ではオーナーはブレンダン・ロジャーズの解雇は考えていないと聞いている。FSGがクロップを評価しているのは間違いないが、今のところ監督は変えない予定だ。それにロジャーズを今解雇すれば£1, 000万かかり、新たな監督にさらにお金がかかるというのも忘れないことだ。


ジェラードの退団を悲しむスアレス

"A dream doesn't become reality through magic; it takes sweat, determination and hard work."

チャンピオンズリーグ試合前会見にて『リバプールは君の不在を嘆いているよ。』との質問に…

「リバプールの試合はテレビでできるだけ観ている。彼らには非常に優秀な選手がいる。ジェラードの退団を聞いた時は悲しかった。彼は本当に素晴らしい選手。でもリバプールは俺の夢はバルセロナでプレーすることだってわかってる。」


We miss you so freaking bad. リーグ優勝の夢をみれたのはスアレスのおかげかな。

2015-04-20

大舞台の雰囲気に呑まれ敗退


ウェンブリーで逆転負けを喫し、FAカップ準決勝で敗退。3年連続今季もノータイトルでシーズンが終わろうとしている。ブレンダン・ロジャーズはパフォーマンスから負けていたことを認めた。

「負けたことは非常に無念だが、何よりパフォーマンスができていなかったことが残念だ。負けることはあるものだが、いいプレーをして勝つチャンスを掴みにいかなければいけない。いくつかチャンスはあったが、正直ヴィラのほうが上だったと思う。」

「チームは堅かった。勝ちたいという気持ちが先走ってしまって、勝つための焦点がズレていたのかもしれない。これまで素晴らしい活力、意志、姿勢をみせてきたが、今日は活力が欠けていた。いいスタートを切ったビラ相手に受け身になりすぎた。システムを変えて少し勢いが出たが、リードを維持できず。後半改善できたらと挑んだが、十分にチャンスを作れなかった。」

スティーブン・ジェラードの誕生日に行われる決勝で最後のトロフィーを掲げるという夢は、夢のままで終わった。若いチームは大舞台の雰囲気に飲まれてしまった。

「実現しなくて本当に無念。彼は全力でチームの力になろうと尽くしてくれた。今日の彼は素晴らしかった。今日はチームとしてパフォーマンスができなかった。今日はあまり調子が良くなかった。我々は雰囲気に呑まれてしまったようだ。選手というのは度胸を常に持っていないといけない。後からしっかりゲームを作り、そのプレッシャーを対処ができる力が重要だ。大舞台で動揺しない強さを身に付けていかなくては。」

「我々のチームは成長途中。どんな経験でも将来役に立つときが来てくれるといい。」

FA

FA Cup Semi-Final Stats

FA Cup 準決勝 
At Wembley Stadium
Aston Villa2
1 - 1
1
Liverpool
1 - 0

Team 
Aston Villa Liverpool
31. Shay Given 22. Simon Mignolet
7. Leandro Bacuna
23. Emre Can
2. Nathan Baker 
37. Martin Skrtel
4. Ron Vlaar6. Dejan Lovren
18. Kieran Richardson
18. Alberto Moreno
8. Tom Cleverley 14. Jordan Henderson
15. Ashley Westwood 8. Steven Gerrard
16. Fabian Delph 
24. Joe Allen
28. Charles N'Zogbia
 50. Lazar Markovic
20. Christian Benteke10. Phillipe Coutinho
40. Jack Grealish31. Raheem Sterling
SubstitutesSubstitutes
1. Brad Guzan
1. Brad Jones
5. Jores Okore
2. Glen Johnson
34. Matthew Lowton4. Kolo Toure
9. Scott Sinclair19. Javier Manquillo
10. Andrea Weimann
29. Fabio Borini
12. Joe Cole
9. Rickie Lambert
25. Carles Gil
45. Mario Balotelli
Goals
20. Christian Benteke 36'10. Phillipe Coutinho 70'
16. Fabian Delph 54'
Possession
50%
50
Total Shots (on Target)
7 (4)
14 (3)
 Total Crosses
13
22
Total Passes 
473
468

2015-04-19

FAカップ準決勝プレビュー

今夜23:00FOX SPORTにて生中継

優勝経験7回づつの名門が8回目の優勝を目指すべくウェンブリーで対決!

Team News

Liverpool
◆マーティン・シュクルテルとスティーブン・ジェラード、エムレ・チャンが出場可能。3選手先発との見方が多い。

◆アダム・ララーナとママドゥ・サコーが負傷のため欠場。

Brendan Rodgers
"リーグでのホーム対戦ではカウンターアタックで何度もやられた。試合をコントロールできていたというのは大きかった。だが今回は会場も雰囲気も全く異なる。選手たちの調子は良いし、試合を楽しみにしている。"

Aston Villa
◆ファブリシオ・コロッチーニが出場停止処分中のため欠場。

◆シェイ・ギヴンが先発予定。

Tim Sherwood
"リーグ降格争いは関係ない。真剣に決勝進出を狙いに行く。この素晴らしいクラブをウェンブリーでの決勝に導きたい。プレッシャーはトロフィー獲得が期待されるリバプールにある。どんなアドバンテージもできる限り利用したい。"

Match Facts

Liverpool
◇リバプールにとって24回目となるFAカップ準決勝。これより多い準決勝をプレーしているのはアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンだけである。

◇スティーブン・ジェラードはプレミアリーグでは対アストン・ヴィラ戦で12得点と最も得点が多い

◇ダニエル・スタリッジがヴィラとのリーグ対決過去3戦すべてで得点

◇リバプールは過去9回の準決勝で1度しか負けていない

◇過去7回の対決で、うちリバプールが6回勝利


Aston Villa
◇ティム・シェアウッド監督就任以来、FWクリスティアン・ベンテケが8試合で6得点とリーグトップスコアラー

◇ヴィラが前回優勝したのは1957年


英紙Guardianによる予想XI

Sky Sports ジェイミー・レドナップ予想
"タイトな試合になると思う。シュクルテルが先発でベンテケとバトルをすべき。リバプールが試合をコントロールするが、ベンテケがゴールを決める。スタリッジがフィットすれば試合を左右するだろう。リバプールが延長戦でゴールを決めなんとか勝利する。"