2014-06-29

スアレスの弁解:わざとじゃない


ワールドカップの試合中にジョルジョ・キエッリーニに意図的に噛み付いたとして、FIFAの懲戒委員会の決定によりウルグアイ代表として9試合の停止処分、さらに4ヶ月間サッカーに関する活動を全て禁じられたルイス・スアレスは、委員会の調査に対して意図的ではなかったと弁解したことがわかった。

『衝撃で身体のバランスを失ってしまい、相手方に落ちてしまうかたちになった。その瞬間に顔が相手にぶつかってしまい、自分も頬にあざができ、歯を強く痛めた。』

スアレス自身も痛みを訴えていたのは明らかではあった。意図的でないというスアレスの訴えを受け、ウルグアイのフットボール協会(FA)はFIFAの決定に対し、上訴することを決めた。書類の準備等に一週間ほどかかる見込み。事件後ウルグアイに帰国したスアレスは、母親宅からメディアに対し手を振り明るい笑顔をみせており、昨日にtwitterでメッセージを出した。

“みんな!たくさんのサポートと愛をありがとう。僕も家族も本当に感謝している。味方でいてくれて本当に感謝しているよ。コロンビア戦では全力でチームメイトを応援する。”


2014-06-28

Transfer Gossip


●FIFAの4ヶ月の停止処分を受け、リヴァプールはルイス・スアレスへのオファーを受けることにした。£8000万又はアレクシス・サンチェス+£5000万でバルセロナと交渉を続けている。(Mirror)

●ベンフィカFWラザル・マルコヴィッチ(20)に£2500万のオファー。アダム・ララーナとの4年契約間近のリヴァプールは、さらに攻撃力を増強すべく、マルコヴィッチが次のターゲットとなっている。リヴァプールは昨シーズン何度もスカウトを重ねており、同選手も移籍に前向き。(ECHO)

●ベルギーの新星ディヴォック・オリジ(19)に£980万のオファーを出し、現在交渉が続いている。アーセナルやトッテナムも関心を示していた。(Mirror)

●セビージャDFフェデリコ・ファシオ(27)を照会した。スペインの報道によると、バルセロナやアーセナルも興味を示しており、クラブは£800万以上のオファーでなければ受けない意向。(Daily Star)

ケニー:スアレスを見捨てるな


ケニー・ダルグリッシュ:クラブはスアレスに背を向けず、助けるべき

私はクラブが選手を獲得するときには、選手に対しての責任もついてくると思っている。多くの人々がリバプールはルイス・スアレスを放出すべきだと騒ぎ立てている。彼の価値以上のお荷物になっているという人もいる。だが誰かが何か間違ったことをしたからといって、その人をすぐ見捨てるなんてことはしないだろう?FIFAの処分がどうであれ、リバプールはスアレスに背を向けることはしないと思う。

シーズン開幕から彼なしでやっていかなければいけないとなればクラブにとっては痛手だ。この数週間彼のケアはクラブの届く範囲外であったことを考えるとクラブにとっては厳しい処分だ。イヴァノビッチを噛んだ事件でFAから懲戒処分を受けたときには、代表チームでは出場が許されていた。なのに代表チームで起きたことに対してクラブも苦しむことになるのはおかしいような気がする。

イタリア戦でのルイスの行動に関しては言うべきことはいろいろある。選手がギブスをしていなければ、間違ったことをしても助けは必要ないと思われる。昨年のイヴァノヴィッチの事件のあと、リバプールはルイスを守り、彼もそのサポートに応えた。ほかの選手と同じく、クラブの心理ドクターであるスティーブ・ピーターズと何度も会っている。ルイスは後悔しており、リハビリを受けたいとはっきり意志を示した。助けて欲しいと選手が言えば、クラブは彼を助ける義務がある。

昨シーズン彼はリバプールで大活躍した。ゴールだけでなく、彼の行動も含めて素晴らしいシーズンだった。きちんとした振る舞いで、FWAの年間最優秀選手に選ばれたほどだ。シーズンを終え、それほど立派に振舞うことができていたリバプールの環境を離れ、ウルグアイでワールドカップに旅立った。そこからはリバプールは全くコントロールできない部分となる。なぜルイスがあんなことをしたのか。その理由はルイスにしかわからない。目に見えない傷を抱える選手はいる。騒ぎ立てるのはいいが、それを覚えていてほしい。

Agree! 大きな見返りがあったし、クラブはまた助ける気がしてる。どこで今後プレーするにしろルイスにケアが必要なのは明らか。

FIFA:治療を受けなさい


FIFAのバルク事務局長は27日、ウルグアイ代表スアレスについて、噛み付くことをやめるための治療をすべきであると見解を述べた。

「相手選手を噛むのをやめる方法を見つけるべきだ。明らかに間違った行動だ。治療を受けるべき。一度ななら事件と言えるが、二度三度あっては事件では済まない。今後の模範となるべき処分になったのだ。」

キエッリーニが重すぎると声明を出したが、あくまで個人一人の意見であり、覆ることはない。

「処分に対し、重すぎるとか言う人は常にいる。だからどうだっていうんだ。懲戒委員会が事件を見て決めたことだ。今回は起きたというだけでなく、世界中の人々が観ていた。世界中でサッカーをする子供たちに真似して欲しくないことだ。ワールドカップというレベルの舞台で世界中が目撃した。あの行動はどのレベルのプレーでもやってもらっては困る。」

国際舞台での事件がクラブが影響を受けることになることについては…

「今回処罰されたのはリバプールではない。選手本人だ。これまでのルイス・スアレスの行動を考慮しての判断だ。スアレス行動をみて決めたことで、クラブではない。」

2014-06-27

ララーナ獲得で合意

サウサンプトンとMFアダム・ララーナの移籍で合意した。3度目のオファーで推定移籍額は£2500万で決着が着いた模様。本日メディカルチェックのためリバプールに到着予定。アダム・ランバートに続き、サウサンプトンから今夏二人目の獲得となる。

Sky Sport

キエッリーニ:処分重すぎる

代表の宿泊ホテルを去りウルグアイへ帰国したスアレス
ワールドカップの試合中にジョルジョ・キエッリーニに噛み付いたとして、FIFAはルイス・スアレスに対し、ウルグアイ代表として9試合の停止処分、さらに4ヶ月間サッカーに関する活動を全て停止する処分を言い渡した。スアレス個人に10万フラン(約1200万円)の罰金をも科した。よってクラブでプレーすることはもちろん、スタジアムでの観戦やメルウッドでの練習も禁止される。この発表を受け、キエッリーニは事件後初めて声明を発表した。

「私の中には、スアレスに対しては、喜びも憎しみも怒りもない。あの事件はもう起きたことで、終わったこと。あの試合に関しては怒りと失望だけが残っている。今はルイスと彼の家族を思う気持ちだけだ。彼らはこれから非常に辛い時期を過ごすことになる。これまでずっとFIFAの判断は申し分ないものだったと思う。だが一方で今回のスアレスに対する処分は重すぎる。彼が少なくともチームメイトの傍に残れることを願っている。これほどの罰則は選手にとっては未知の世界だからだ。」

この処分により、リバプールでは来シーズン11月までの13試合を逃すことになる。懲戒処分中にも移籍は許可されていることからバルセロナやレアル・マドリードが関心を示しているが、ECHOによると今回もクラブはスアレスを擁護していくつもりだという。ワールドカップでの事件で、練習含めあらゆるクラブでの活動を規制されたクラブは法的手段を準備していく。提携したばかりのスポンサー888pokerは、事件を受け、スアレスとの提携を解除すると発表した。


Clearly, Suarez has a problem and needs help! I'm standing by him. We're family.

2014-06-26

アルベルト:マラガへローン

昨夏セビージャから獲得したルイス・アルベルト(21)がスペインのマラガへシーズンローンされることが正式に発表された。マラガはローン費用£100万に加え彼の給与を支払うものとみられている。2013/14シーズンはファーストチームで12試合に出場。ブレンダンは、出番の限られたアルベルトにファーストチームの経験を積ませる意向だ。

ローレンソン:スアレスを放出しろ


LFC Legend マーク・ローレンソン:スアレスは放出すべき

リバプールFCはこれ以上ルイス・スアレスを信用することはできない。よってクラブはこの議論を起こすストライカーを今夏放出すべきだ。スアレスは自身以外の責められる者はいない。イメージを塗り替えたスアレス。きちんと行動し、素晴らしいプレーをし、年間最優秀賞に値する選手となった。しかし、イタリア人DFジョルジョ・キエッリーニに噛みつくというとんでもない行動により、これから長期の処分を科されることになるだろう。クラブでのプレーにも影響するのではないかという見方があるが、それはありえない。そうなればリバプールは確実に法廷に持ち込むだろう。どうなれど、スアレスが来シーズンの開幕戦にアンフィールドにいたら私は驚嘆する。リバプールは彼を信用してはいけない。

リバプールはイヴァノビッチに噛みついたスキャンダル時はスアレスを擁護し、その見返りをもらった。しかし、また今後もスアレスは同じことをする可能性は大いにある。どれだけスアレスが良いプレーをするにせよ、何得点ゴールを決めても、何点のアシストをしたとしても、そのためにクラブは多大なる犠牲を払うことになる。オランダでは8試合の停止処分。イヴァノヴィッチの時で10試合。次は何試合だろう?シーズン半分?停止処分中は試合に出れない上、その間週給£15万を支払っていかなくてはいけないとは誰も彼には用無しだ。リバプールはそんなリスクを背負っていくわけにはいかない。

皮肉なのはもしスアレスが代表の試合に2年間出られないとなれば、シーズン中に何度も南アメリカまで戻らなくて良くなり、どのクラブでもさらに活躍をすることになるということだ。リバプールはそれを抄出する際の交渉に使うべきだし、そこにレアル・マドリッドやバルセロナが乗ってくるだろう。リバプールは選手のトレードがつくとなれば確実に交渉をすると思う。

なぜスアレスはこんなことをするのか。誰にもわからない。子供の頃と何か関係しているのかもしれない。しかし、スアレスには明らかに助けが必要だ。ウルグアイがワールドカップ敗退寸前にキエッリーニに噛みついたということは、フラストレーションからきているということなのだろう。実際そういう状況で選手が相手選手に当たりまくるというのは理解できるが、噛みつく?私には全く理解できない。

私はクイアバにあるメディアセンターでイタリア対ウルグアイ戦をみていたが、コロンビア人と日本人のジャーナリストたちは事件をみて大声で騒いでいた。昨夜ブラジルのテレビを観ていたら、彼らはスアレスを大いに非難し、馬の歯を持ち、突進するスアレスに大笑いしていた。言葉は理解できなかったが、何を言おうとしていたのかはよく分かった。彼らはトーナメントでウルグアイと対戦するとなっても、スアレスはプレーできないとわかっているから、大いに楽しんでいたのだ。いつかは再びウルグアイ代表でプレーする時がくる。だがリバプールでは?どうだろう。

レイナ:夢のW杯デビュー


スペイン代表GKペペ・レイナが夢のワールドカップデビューを果たした。グループステージ敗退が決まった後の試合ではあったが、長年ベンチに座り続けてきたペペはオーストラリア戦でゴールマウスを守り無失点に抑えた。

「今日はワールドカップでプレーするという夢が叶った。敗退はすごく残念だけど、プレーして勝つことができて個人的な満足感を得られた。」

Reina and Cahill after Spain's 3-0 win

休暇後は、契約のあるリバプールに戻る予定。試合後、Guardianに対しまだ来シーズンのことは全くわからない状況だと明かした。

「自分がこの先どうなるのかはわからない。いたって冷静だし、解決に向けて動いてくれている人たちがいる。リバプールとは2年契約を残しているし、状況は1ヶ月前と変わっていないよ。まだブレンダンとは話をしていない。クラブがどう考えているのか知らないけど、契約があるし、それがこの先を示す重要なポイントだ。リバプールにまず戻る。俺にできることはそれ以上ない。シーズン終了後ラファにはお別れをしたし、彼は今の状況を知っている。今はそういう状況さ。」


スアレスFIFA処分待ち


ワールドカップブラジル大会、ウルグアイ対イタリア戦で、ルイス・スアレスが相手DFジョルジョ・キエッリーニにかみついた疑惑について、大会を主催する国際サッカー連盟FIFAは2、スアレスへの懲戒処分検討を開始したことを明らかにした。Sky Sportsは、スポンサーであるアディダスがスアレスとの将来の関係について協議するために会議を開くと報じている。世界的なFIFAがクラブでのプレーを制限する権力をも持っているのではとの話もあり、リバプールFCは委員会の答えを待っている。

映像やとキエッリーニが腕振ったから出っ歯に当たっただけのように見えたけど、スローで観ると噛んでるなァ。前科あるだけにこりゃあ…しかし代表の処分がクラブに影響ってありえへん。クラブ停止でも代表出るやろ!また悪いヘッドラインに変わっちゃったネ…YNWA, Luis.

2014-06-23

ジェラード:頭を整理してから決断

The England skipper "I'm hurting and broken."

ワールドカップのグループステージ全敗で早々に敗退となったイングランド。初めてキャプテンとして大舞台にのぞんだスティーブン・ジェラードは、引退については冷静さと取り戻してから決めると明かした。明日のコスタリカ戦はベンチスタートとなる。

「今こうやって皆の前で話をするのはたまらなく辛い。今はいろんな思いが頭をよぎっている。不満、痛み…昨シーズンリバプールでのシーズンは嫌な終え方をした。その悔しさをこの大会で晴らしたいと思ってやってきた。それが自分が恐れていた通りのことが起きてしまった。これまでも困難に直面したことはあるし、それを乗り越えて鍛えられた。悲嘆に暮れて、家族と休養して、代表のことを忘れてから引退するかどうかを決める。今決めるべきことじゃないと思う。しばらく時間が必要だ。大きな決断をする前に、まず頭を整理する必要がある。」

「まだ全く何も決めていない。ロイには夏中考えさせてくれとお願いした。1週間後に答えは出ない。今はひどく傷ついていて、ワールドカップで起きた事で心はボロボロだ。だから家族と休暇を過ごして、頭を明晰にしたい。監督と数週間後に話をしようということになった。決める前に何人か相談をしなくてはいけない人たちがいる。彼らのアドバイスを受けてから自分で決めるよ。」

敗退が決まったコスタリカ対イタリア戦は、ホテルで一人で観ていた。

「一人でテレビで観ていた。ほんの一握りの希望を手に観ていたけど、試合後はさらに傷は深くなった。でもすがるところはそこしかなかったんだ。他人の手に希望を託すような状況ではダメだ。特にこれだけいい選手が揃っているのに。みんな真っ暗の数日を過ごしていてる。イングランドの選手として、キャプテンとして、ファンとして2年間このワールドカップのために頑張ってきた。チームに自信と信念がすごくあっただけに、こんな結果になるなんてすごく辛い。」

敗退が決まった今、コスタリカ戦でチーム賭けるものはプライドしかない。

「今はイングランドの選手はみんな落ち込んでいて辛い状況だ。サポーターへのメッセージは、今大会だけでなく予選含めてこの2年間のサポートに感謝している。2試合とも勝てなかった責任は選手にある。コーチ陣を責める人たちがいるけど、このチームのリーダーとして、敗戦は俺たち選手の責任だと言える。今の俺たちにできるのは一丸となることだけ。大会前から全力を尽くそうと誓ってやってきた。それが上手くいかなかった今、その責任感をピッチで示す必要がある。すべての責任を監督やコーチに押し付けることはできない。神経をずぶとくして、しっかり前に進んでいかなくてはいけない。今はサポーターたちを想ってプレーするしかない。最後の試合勝利を望んでいる彼らのために選手も勝ちたいと思っている。」

ロイ・ホジソンは、コスタリカ戦ではジェラードを先発で起用しないと宣言。フランク・ランパードがキャプテンを務める。
You've done so much for England. Time to call it quits, Stevie. 来季はCLもあるしね!

2014-06-22

マラドーナ:敗因はジェラード


アルゼンチンのレジェンドディエゴ・マラドーナはThe Times of India上の自身のコラムで、イングランドがウルグアイに負けた責任はスティーブン・ジェラードありと喝を入れた。

「イングランドは後半試合を支配したが、またもやファイナルパスや決定力に欠けた。ウルグアイが得点できたのはジェラードとイングランドの守備陣のせいだ。ロデイロが走り始める前にジェラードは何かできたであろう。だが、ロデイロがカヴァーニに完璧なパスを出し、カヴァーニはフリーで嬉しそうにボックス内で待つスアレスを見つけた。イングランドが同点に追いついた後に、ウルグアイGKからのロングボールでミスをしたのはまたもやジェラードだった。そのミスボールがスアレスへと渡り、またペナルティエリアでスペースに囲まれたスアレスが勢いのあるシュートを放った。彼ほどの能力のあるストライカーの前でそんなことをしていたら、代償を払う事になるのは当然だ。」

両チームのエースがチームの行く先を左右した。

「一点決めたとはいえ、ウェイン・ルーニーはゴールキーパーの目の前でのシュートを何本も外した。二人のストライカーの物語ができた試合だった。スアレスはチャンスを得た2本を決めてヒーローになった。ルーニーはいくつもあったチャンスを逃し、たったひとつしか決められなかった。この2人がそれぞれのチームの運命を分けたと思う。ウルグアイの勝因は、きちんとゴールのチャンスをものにできたからだ。」

Goal.com

Everyone makes mistakes. It wasn't just Gerrard. And Suarez is million times better than Rooney!

2014-06-21

スアレスを支えた奇跡の男


一ヶ月前には手術で車椅子に松葉杖をついていたルイス・スアレスは、ブラジルの舞台で輝いた。彼の懸命なリハビリをそばで支えたのは家族だけではない。スアレスがイングランド戦勝利後の控え室からのビデオレレター内で勝利を捧げたいと語ったのは、 ウルグアイで今“奇跡の男”と呼ばれるウルグアイ代表専属の理学療法士ウォルター・フェレイラ氏(62)だ。

「感謝してもしきれないほどの人たちがいる。フェレイラがいなければ俺は今日この舞台に立てていない。本当に辛くて、彼とどれだけ泣いたことか。彼は複雑で辛い状況のなか、俺のためずっとそばにいれくれたんだ。」

スアレスが辛くて泣いたのは自分を憐れむ涙ではなく、フェレイラ氏が非ホジキンリンパ腫という悪性のガンと戦っているため。ワールドカップ開幕直前に化学療法治療をする予定であったが、ワールドカップ出場のため治療を遅らせた。体調は万全ではないが、仕事に喜びを覚えるというフェレイラ氏に担当医からチーム帯同の許可がでた。どうしてもワールドカップに出たいというスアレスのリハビリを担当し、この一ヶ月ずっとそばで支えてきた。

「妻と二人の子供は俺にとってこの世で一番大事な存在だ。だけど今はフェレイラも同じ。俺がここまで回復できたのは90%ウォルター・フェレイラが頑張ってくれたおかげなんだ。」

試合後、フェレイラ氏はウルグアイのラジオ局に感謝の気持ちを語った。

「チームのコーチングスタッフには、私を信じてルイスの治療を担当させてくれて本当に感謝している。私がリゾート地に行くこともできないために、ルイスが私の自宅で一緒にやってくれた。本当に感謝している。ルイスの頑張りと彼の家族、私の家族、そして私の治療をしてくれているドクターへの感謝の気持ちは一生忘れない。」

グループステージ突破へ向け意気込むスアレス。

「今すごく興奮してるよ。この試合に勝てたことが嬉しくって。今この勝利を楽しんで、次のイタリア戦に勝つぞ!行くぞウルグアイ!」

Beautiful story. God bless you Ferreira!

2014-06-20

アッガーの古巣と対決


リバプールが夏のプレシーズンマッチでデンマークのブロンドビーと対戦することが決まった。デンマークには多くのリバプールサポーターがおり、ブロンドビーはダニエル・アッガーの古巣である。7月16日にブロンドリーのクラブ創立50周年を記念し、クラブはコペンハーゲンのブロンドビースタジアムにお祝い試合に行くことに。両クラブの対決は1995年のUEFAカップ以来の対戦となる。現リバプール副主将のダニエル・アッガーは2006年に£600万でリバプールにやってきた。


この対戦は…アッガーの残留を意味することを願う。

スアレス感動の復帰ゴール



“これまでで最高の試合のひとつだった。最高の気分。数日前にはまさかこんなことが可能になるとは思ってなかった。ワールドカップで多くのゴールを決める瞬間を夢見てきた。この勝利はチームメイトとお祝いしたい。これまで俺をバカにしてきたイングランドの人たちへのお返しだ。”
This guy is always a winner!









Red Brothers.
 “スティービーには前を向けって伝えた。彼は俺がこれまで一緒にプレーしてきた中で最高の選手。彼にとってはアンラッキーな日だったんだ。彼がこんな風に傷つく姿は見たくない。彼には『この試合は忘れろ。君は世界屈指の選手なんだ。前を向いて。』って声をかけた。”

Whatever they say...Suarez is the BEST! Thank God he's a LFC player:)

2014-06-19

Transfer Gossip


●ワールドカップ終了後、アダム・ララーナに3度目のオファーへ。すでに£2500万のオファーを断わられているリバプールは、サウサンプトンとのさらなる交渉をのぞんでいる。セインツ側は£3000万を要求している。(ECHO)

●QPRとの契約が満期となりフリーとなる所属カメルーン代表MFステファン・エムビア(28)にリバプールとエヴァートンが関心を示している。古巣のセビージャほか、インテル・ミランも関心を示しているという。(Daily Mail)

●リバプールがMFジェルダン・シャチリ(22)との交渉を再開したとドイツメディアが報じた。市場価格は£1600万でアダム・ララーナより安価であることから、ララーナは諦めたか。(Express)

●セビージャがMFアルベルト・モレノに£2000万の高額をつけているため、契約は未だ行き詰まったまま。そこでスイス代表DFリカルド・ロドリゲスにアプローチ。(Daily Mail)

●ワールドカップで一躍注目を浴びるGKギジェルモ・オチョアにリバプール、アーセナルが興味を示している。オチョアは今夏フリーで移籍が可能。(Metro)

Preview: England v Uruguay




 初戦の敗戦は選手たちにとってはこのワールドカップがどれほど大きく、次の試合がどれほど重要な試合かということに気づくいい機会だった。この試合は絶対負けられない。敗退すれば暗い長い夏になってしまう。敗退したら逃げ道はない。もし敗退したら辛いし、克服するのに時間がかかる。個人的にもチームとしても、しっかり集中して挑みたい。ルイスと話した感じだと彼はプレーしそうだし、楽しみにしているようだ。彼と握手を交わすけど、試合中は友人でもチームメイトでもない。

我々はルイス・スアレスがウルグアイチームの大きなパワーになるのではないかと予想している。彼が出ることでチーム全体の自信がつくとみている。チームで彼を抑えたいとは思っているが、彼には何か考えがあろう。彼がすごい選手であることは皆承知だ。彼の能力を抑えられるようしっかり我々は仕事をしなくてはならない。まさにリばプール戦にのぞむかのようにね。

初戦負けてしまえば、選択肢は二つ。諦めるかチームとして結束し戦い続けて、結果を出すかだ。突破の可能性は低くなってしまったが、まだ終わっていない。まだ2試合ある。過去にもこういう状況を打破した経験はある。ルイスは順調に回復していて、これまでの練習では膝に問題はないようだ。先週からチームメイトと一緒に練習している。練習では問題はないが、練習は試合とは違う。ピッチに彼を出すとすれば、プレミアリーグほど良いプレーができないという可能性を考慮しなければならない。

イングランドはリバプールの選手がいるから、リバプールのようなセットアップでくるかもしれない。クラブでのような良い結果を出さないで欲しいね。スターリングは物凄く素早い。ディフェンダーを抜き、翻弄し、ボックス内にボールを入れるのが上手い。スタリッジはルイスと似てる。常に得点を狙っていて、相手にミスさせてそこに漬け込むのが上手いんだ。テクニックも備えていて、一対一の状況で彼に勝つのは大変だよ。リバプールのトップのうち2人がいるわけだけど、こっちにはその3人のうち一番上手い一人ルイスがいる。彼はひとつのボールも逃さない。チームがどんな状況でも、絶対何かしようとする。彼がケガをしたというのは残念だけど、フィットするために頑張っている。彼は世界で3本指に入る選手だ。 

ルイス・スアレスが100%フィットしてくるとは思えないが、彼はほかの選手とは違う。超越した選手だ。100%フィットしたスアレスは見れない気がしているが、かなりいい状態の彼がみれると思う。彼は負けず嫌いだし、怪我を心配しながらプレーするようなタイプの選手じゃない。選手のなかにはケガの復帰直後は、メンタルもフィジカルもまだ不安になっている面があったりするが、スアレスはそんなことは全くないと思う。彼をよく知る俺の予想では、彼はフルパワーで来る。普段のシャープが動きがみれるかどうかは別にして、けがのことはみじんも心配しないだろう。あれやこれやと仕掛けてくるはずさ。だからこそ彼は偉大な選手なんだ。

イングランドが一番良い得点チャンスを作れるのはスティーブン・ジェラードが少し深めでプレーし司令塔として試合を動かし、チャンスを作り出すとき。ウルグアイはスアレスがそれをわかっているようだから、それを予想してはいるだろう。ウルグアイがコスタリカ戦のように4-4-2でプレーするするなら、ジェラードにプレスをかけにくるはず。ストライカーは前に残しミッドフィルダーが彼を止めに来るとすれば、イングランドにとってはそこにスペースができるから、攻撃の選手たちがそこを突きに行けばよい。ウルグアイが2人のストライカーを起用するのであれば、イングランドはセンターバックにカバーが必要になる。ウルグアイは二人のストライカーをどう使うのかがカギになる。ジェラードを止めに行かせるのか、それをミッドフィルダーにやらせるのか。キャプテンは本当に私の元でもリバプールで素晴らしい仕事をしてくれたし、常に戦術のカギを握っていた選手だ。 


2014-06-17

Suarez: I'm 100% Fit


コスタリカに敗戦。90分ベンチで過ごし、歯がゆい思いをしたルイス・スアレスは、100%フィットしており、イングランド戦に向けコンディションは整っていると主張した。

「試合に出るのを楽しみにしていたし、チームを助けたいと思った。後知恵ではでなくてよかったのかも。リスクを犯して後戻りするよりよかったってことなんだろう。自分にできることはすべて準備してきた。予定通りに回復していて、俺は100%フィットしている。100%準備ができていないならここにはいない。チームと一緒にトレーニングをしているし、コンディションは良好だ。プレーする楽しさと情熱は全く衰えていない。ケガをしてワールドカップを逃すなんてことは考えたこともない。もしプレーできたら、それは100%フィットしているということだ。」

イングランドの弱点を突きに行く。

「イングランド代表の選手はみんな良く知ってる。リバプールの選手であれプレミアリーグのライバルチームの選手でもね。イングランドの弱点はディフェンスだからそこに漬け込めると思うんだ。どうやるのかは秘密。でもグループステージ突破を狙うなら自分たちのスタイルで、自分たちのプレーをしっかりしなくちゃいけない。俺たちの力を信じている。チームは誰よりトーナメント突破を願う気持ちは強い。」

初戦でゴールを決めたダニエル・スタリッジは相方との対戦を楽しみにしている。

「ルイスにはフィットして出てきてほしい。そうなれば俺たちのチーム力の見せどころ。でも彼がいなくても同じようにプレーする。ウルグアイにはルイスだけじゃなくカヴァーニやほかの選手たちもいるからルイスだけに焦点を置いてはいけない。俺はハングリーだ。まだ家に帰りたくない。チームの力をみせつけたいよ。」

BBC

2014-06-16

Transfer Gossip


●トランスファーリクエストを提出したというサウサンプトンDFデヤン・ロヴレン(24)に、バルセロナが獲得に動いているという話があり、獲得を狙うリバプールが本腰を入れ始めた。(Daily Star)

●セルビアの新星ラザル・マルコヴィッチ(20)に£2500万のオファーを準備か。チェルシーも関心を示しているが、本人はアンフィールドへの移籍を望んでいる。(Mirror)

●現在ワールドカップで活躍中のバルセロナ所属FWアレクシス・サンチェスに£2700万のオファーへ。スペインでの報道によるとバルセロナは適当な額のオファーがあれば同選手を放出する意向。サンチェス自身は移籍するとすればチャンピオンズリーグに出場するクラブとしている。リバプールのほか、ユベントスが狙っている。(Metro)

●アルベルト・モレノの獲得が叶わなかった場合の代替としてアヤックスDFダレイ・ブリント(24)をリストアップ。オランダ代表としてW杯で活躍する同選手は、来季よりルイス・ファンハール代表監督率いるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されている。(Club Call)

●下部リーグでもっとも将来が期待される選手MKドンズのデレ・アリ(18)に興味を示してはいるが、まだオファーは提示していない。(ECHO)


LFC World Cup: France


FRANCE (Group E): Mamadou Sakho
フランスの開幕戦対ホンジュラスにDFママドゥ・サコーが先発フル出場。チームは3-0で快勝し、無失点に抑えた。次戦は20日で、フランスはスイスと対戦する。




LFC World Cup: England



ENGLAND (Group D): Gerrard, Henderson, Sturridge, Sterling, Johson, Lambert

スティーブン・ジェラード、ダニエル・スタリッジ、ラヒーム・スターリング、ジョーダン・ヘンダーソン、グレン・ジョンソンが初戦対イタリアに先発。リッキー・ランバートはベンチ入り。イタリアのマルキージオがミドルシュートを決めて先制した2分後、ルーニーの左サイドからのクロスボールに走り込んだスタリッジが右足で合わせ同点弾を決めた。しかし後半開始早々、バロテッリに押し込まれ勝ち越される。スターリングとスタリッジが活躍するも、終盤には足に痙攣を訴える選手が続出。ジェラード52本のパスに対し、ピルロが108本で中盤圧倒。経験で上回るイタリアと過酷なマナウスの環境に初戦黒星をつけることとなった。次戦はルイス・スアレスとセバスチャン・コアテスの母国ウルグアイ。




2014-06-14

スアレス開幕戦欠場へ

Uruguayan Reds: Suarez and Coates

リハビリに取り組んでいるルイス・スアレスは、開幕戦対コスタリカには間に合わないようだ。順調に回復しているが、タバレス監督は無理に起用するようなリスクは冒さないとしている。

「スアレスに関してはスピードをつけられるようトレーニングをしている。今のところ違和感はない。昨日の練習で、最も大事なボールでプレーするという動きをした。まだ1日ある。早まったことはしたくない。彼のいないチームで挑む準備をしてきたが、彼がいてくれたらなお良い。我々は彼の起用に関しては慎重だ。」

Suarez in training camp

Gerrard: We're ready


南アフリカ大会では全く準備が整っていないまま大会を迎え早々と母国に帰ったスティーブン・ジェラードだが、夢の舞台で輝く準備は整った。

「俺はチームの準備はできていると感じている。自信が溢れている。自信と信念を持って攻撃的なプレーを仕掛けに行く。ロイの強みは、きちんと準備をして、チームがまとまるってところ。それは今も変わっていない。彼のアイデアをピッチで出せるかどうかはすべて選手にかかっている。前に出て、相手の急所を突きに行けるだけの勇敢なプレーができるかは選手次第。そして流れが良くない時もチームがひとつになれるかどうかもね。賢くも鋭く行く。」

「リバプールスタイルでプレーなんてことが言われているけど、イタリア戦でリバプールと同じようなプレーは通用しないと思う。攻撃的にどんどん前に出て、テンポよくペースを使ってプレーして、ボールを動かすことは可能だと思う。でも気候のせいもあるし、まとまって、硬いプレーすべきときがあるのは当然だ。」

イタリア戦で代表112試合目となるジェラードは、今大会でイングランド代表歴代最多キャップ数115を誇るディヴィッド・ベッカムの記録を塗り替えることになりそうだ。ブラジル大会で母国を率いることは何より誇り高い。

「小さい頃から何度も“将来の夢は何?”って聞かれてきた。俺の夢はリバプールとイングランドでプレーすることだった。だからイングランドでプレーして、しかもブラジル開催でキャプテンを任せてもらえるなんてこれ以上ないほど幸せだ。イタリア戦で今のチームを率いることを誇りに思う。チームメイトたちを信頼しているし、力を信じている。」

「胸を張ってイングランドに帰ることができればもっと誇りに思えるだろう。イングランドで応援してくれている人たちのために、全力を尽くす。今のチームをみてきて、大会への準備はできたと感じている。試合前には、後悔しないよう力を振り絞ろうと選手たちに声を掛けたりするかな。準備はできているから、信じよう。パフォーマンスができるだけのエネルギーはあるし、力もある。落ち着いて、それを実現したい。結果を出すためにはなんでもやるってことがピッチから出るときに後悔しない方法。ドローで満足なんて言ってたら勝てないから、勝ちに行くよ。」

2014-06-13

ルーニー:ロジャーズに拍手


イングランドの前線をリードするウェイン・ルーニーは、エースとなったダニエル・スタリッジの成長ぶりを称賛した。

「彼は一流のストライカーに成長した。嬉しいよ。彼の進歩はブレンダン・ロジャーズのおかげだ。マンシティからボルトンへ出てローンで修業をしたのち、チェルシーではチャンスをもらえなかった。ワイドエリアでプレーしていてチームに入れていなかった。それがリバプールでは毎試合プレーしている。彼の得点記録はすごい。動きが全く読めない選手だから、ディフェンダーにとっては強敵だ。イングランドにとって重要な選手。彼の能力は非常に高い。」

世界トップレベルのルイス・スアレスとの連携を見習って、新たにSARでも組んじゃう?

「そういうこと言うよね。彼らはまちがいなく昨季のプレミアリーグ最強のストライカーのペアだ。クラブでは多くの時間を一緒に過ごせるから、連携を高めるのは代表より簡単。でもトレーニングでさえこれまでやっていなかったことに挑戦したりしてるんだ。ダニエルとだけじゃなく、ほかの選手との連携もね。だけどこれまでやっていなかったことに取り組んだりして一緒にトレーニングをしてる。その成果が大会で出せるといい。」

Sky Sport

ベニテス:ペペは帰す


ナポリへの完全移籍を望んでいるというペペ・レイナだが、ラファ・ベニテスはtalkSPORT内でリバプールに戻り、シモン・ミニョレとポジションを争うことになろうと明言した。

「ペペはリバプールとの契約を2年残している。だから彼はリバプールへ戻り、リバプールに残るしかない。今は彼の給料を払う余裕はない。プレミアリーグほどの大きな市場と同じような額はセリエAでは払えない。だからペペは戻るし、ポジション争いをすると思う。」


2014-06-12

ジェラードとスアレスが世界TOP100


アメリカ経済誌Forbesが2013年最も稼いだ世界のアスリートランキングTOP100を発表した。サッカー界からは15選手がランクイン。リバプールFCからは、スティーブン・ジェラードが$1870万(約19億円)で86位、ルイス・スアレスが$1730万(約17.7億円)で100位にランクイン。フットボーラーのトップは、$8000万稼いだクリスティアーノ・ロナウドの2位。

Transfer Gossip


●サウサンプトンDFデヤン・ロヴレン(24)がリバプールへ移籍するため、クラブにE-mailでトランスファーリクエストを提出した。昨夏サウサンプトンに加入したばかりのロヴレンだが、マネージメントの変革が移籍を決意した要因だという。リバプールは、同クラブのチームメイトであるアダム・アラーナへもオファーを出しているが、まだ認められていない。(Daily Mail)

●シャルケの若手MFマックス・メイヤー(18)に£800万+出来高でオファーへ。数か月間リバプールがスカウトを繰り返しており、ドイツでは移籍間近と報じられた。昨年1月にはチェルシーがオファーを出していたが、選手側が断った。18歳にしてブンデスリーガで輝く姿にブレンダンが惚れ込んだとか。(Metro)

●サンダーランドとファビオ・ボリーニとアダム・ジョンソンのトレードを交渉中。ライバルのエヴァートンがジョンソンのローンを望んでいるがグス・ポジェ監督は完全移籍での交渉を望んでいる。(Mirror)

●ローンから戻ってきたスソは、リバプール残留かポルトへの移籍かで揺れている。『リバプールに残ることが最優先だけど、リバプールを出るならポルトは素晴らしい選択肢だと思う。交渉は行われている。ポルトは若手を信じてくれるポルトガル一のクラブだし、一緒にやってみたいという監督がいる。リバプールとは定期的にプレー機会が約束されるなら契約更新をする。更新しないとなれば来年にはフリーになるから移籍だろうね。』(Daily Mail)

●ルイス・アルベルトのマラガへのローンがまもなく決まりそうだ。代理人は「本人は気に入っている。」と移籍に前向き。(InsideFutbol)

●アーセナルがペペ・レイナに関心。ナポリ残留を望むペペだが、ナポリとリバプールの交渉は査定額が合わず、上手くいっていない。(Express)

トゥーレ開幕戦目指す


6月15日(日)日本時間10時に日本戦を控えるコートジボワール代表のコロ・トゥーレは、マラリアにかかったが体調は良好で開幕戦に間に合いそうだと試合前の会見で語った。リバプールのメディカルチームも何度も電話を掛け体調を確認した。

「すごく調子はいい。チームと一緒に練習してる。監督にはさらに激しい練習をさせられているけど、俺にとってはいいこと。すごく調子はいい。元気いっぱいさマラリアに苦しんだのは2日間だけ。メディカルチームはマラリアの治療は慣れっ子だから、薬をくれて2日で治ったよ。ニュースになったときにはみんなに心配された。リバプールや世界中の人から電話が鳴ってた。俺の体はマラリアのような病気には慣れてるからめちゃくちゃ元気だよ。初めてじゃないし、またかかることはあると思う。」

目標は行けるところまで行くこと。まず開幕戦相手の日本を倒す。

「プレッシャーはない。チームでベストを尽くして、行けるところまで行く。ワールドカップでは最強のチームが揃っている。どの試合も厳しい試合になる。集中力を切らさず行くけど、リラックスできるところはしっかりリラックスする。後悔しないよう全力を尽くすよ。」

「どの試合も大事だけど、開幕戦は極めて重要だ。その後につながる自信が変わってくる。日本のチームはいい選手が揃ってるけど、まずは自分たちのことに集中したい。自分たちの能力はよく分かっているし、しっかりやるべきことができれば、俺たちを止められるチームはそう多くないと思うよ。」

Kolo is in training for the world cup in Brazil.

弟ヤヤと一緒に迎えるワールドカップは特別だ。

「弟と一緒に代表チームでプレーするのは本当に喜ばしいこと。だけどザコラも一緒に育ったから俺にとっては兄弟みたいな存在。一緒になにか成し遂げられたら最高だ。ヤヤと一緒にプレーできるのは特別だよ。」

アフリカの最優秀選手であるチームの大黒柱ヤヤ・トゥーレは、サムライブルーとの開幕戦には間に合いそうにない。リーグ優勝を決めたプレミアリーグのウエストハム戦でハムストリングを傷め、現在リハビリ中でトレーニングにも復帰できていない。日本戦には交代でもプレーさせられるよう全力を尽くすとしている。




2014-06-11

Alonso: Anfield is a Temple


レアル・マドリードとスペイン代表で活躍するMFシャビ・アロンソ(32)は、リバプールへの移籍が大きくキャリアを成長させてくれたとフランスCanal+ のロングインタビュー内で話した。

「リバプールは明確なビジョンを持っていて、最初にコンタクトをとったときから俺に求めることはきっちり話してくれた。ベニテスがどうしても欲しいと言っていて、直接電話で彼の求めることを伝えてきた。あのときキャリアでステップアップするために決断をすべきときが来たって思った。新たな挑戦をして、自分を成長させようって。」

KOPの前でのプレーは一生忘れられない経験になった。アロンソにとってアンフィールドは魂の集う寺のような場所。

「アンフィールドの味は経験すると忘れられないし、モチベーションになる。魅力がたくさん詰まっている場所で、俺にとってはフットボールの寺院だね。そういうスタジアムは世界中探しても多くない。派手なスタジアムじゃないけど、魂が集まる場所。」

レアル・マドリードと2年の契約延長を交わし、さらにクラブ愛は強くなった。

「俺は生粋のマドリディスタじゃない。俺のクラブはいつだってレアル・ソシエダだ。妻も家族もそう。サッカーに興味を持ち始めてから、ラ・レアルを観に毎週アノエタに通ってた。レアル・マドリードに関しては、クラブに加入してからいろいろ理解し始めたんだ。」

2年後には引退するの?引退後のプランはあるの?

「フットボールは本当に激しいから引退したら家族と過ごす時間を大事にしたいんだ。選手から元選手へ切り替えるのはすごく大変。上手くやる人もいれば、辛い思いをする人もいるからね。決断すべきときがきたらしっかり考えなくちゃいけないことだと思う。」