2015-07-31

戦力外3選手練習別メニュー


ブレンダン・ロジャーズがヘルシンキで行われる親善試合に向けメンバーが決定した。フルスクアッドリストはまだ発表されていないが、ジョーダン・ヘンダーソン、アダム・ララーナらに加え、アジアツアーに同行していなかったフィリペ・コウチーニョが選ばれている。新たに加入したクリスティアン・ベンテケとロベルト・フィルミーノの参加は未定。アジアツアーと同じくマリオ・バロテッリ、ファビオ・ボリーニ、ホセ・エンリケが除外となり、3選手は練習も別メニューとなり、戦力外であることが明らか。リッキー・ランバートが移籍間近となっているが、ファーストチームと共に練習をしている。バロテッリはロジャーズから、7番手のストライカーであると戦力外通告を受けており、£700万で市場に出されている。

2015-07-30

アイブを一流選手に育成中


ラヒーム・スターリングの移籍に対するファンのショックを和らげたのは19歳アカデミー出身のジョーダン・アイブの存在だ。ブレンダン・ロジャーズは、サポーターが高い期待を寄せるアイブを一流選手に育てる育成している。

「前シーズンより確実に上達するような育成をしている。まだ彼は若干19歳であることを忘れてはいけない。若くてファーストチームに昇格し、少し出番があった。彼にはローンが必要だと感じて、そこで彼は大活躍した。帰って来た昨シーズンは、素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた。彼はサポーターをワクワクさせている選手だと思う。」

「彼を是非一流の選手にしたい。だがそのためには時間が必要だし、そのための環境を整えてあげなくてはいけない。彼がエキサイティングな選手なのは見てのとおりだが、彼はまだポテンシャルを秘めていて、まだまだ多大な努力が必要だ。確実に彼は今シーズン多くプレーする。」

クラブレジェンドであるマーク・ローレンソンは、アイブはスターリング以上の才能を秘めているとEchoに寄稿した。

『アイブのプレシーズンの活躍に、スターリングよりアイブのほうが優秀だと言うリバプールファンが現れた。悲しいがそれは事実ではない。だが能力的には、アイブのほうが大きな力を秘めていると思う。アイブは狭いスペースで相手を抜くのが上手い。一方スターリングはそれがいつもできているわけではなかった。スターリングはトリックを持っていなかったが、アイブにはいくつかある。特にウィングからカットして中に入るのが上手い。ウィンガーとしてこの能力は非常に重要だ。』

『ウィンガーとして育つ選手たちは、徐々にワイドエリアで相手選手を抜き、中へ入るプレーを学ぶ。相手ディフェンダーを抜きながらエリア内に入り、パスやシュートをするのはさらに難しい。それが両方できれば、相手を困らせることができる。相手にどう守備をすべきかと惑わすことができる。それができるアイブは大きな可能性を秘めている。昨シーズンの突然のマージーサイドダービーで放ったシュートが今も鮮明に残っている。』

『ここで彼がジョン・バーンズ2世だ!って言っているわけではない。まだまだ程遠い。だがフィジカルの能力に似ているところがある。アイブがジョン・バーンズの半分ほどの活躍すれば、リバプールは成功できる可能性が大きく広がる。アイブは今季先発としてプレーすることになるはずだ。ということはおそらくファーストチョイスストライカーとなるクリスティアン・ベンテケをアシストすることになる。』


ブラジル期待の若手獲得へ


ブラジルのSCインテルナシオナルから期待の若手MFアラン・ロドリゲス・デ・ソウサ(18)をまもなく約£50万で獲得するとMailが報じた。正式な契約はまだ完了していないが、すでにロベルト・フィルミーノら夏に新加入した選手らメルウッドで練習している姿がキャッチされており、リバプールアカデミーの新入りであることが明らかになった。同選手は、U-18国際ユース選手権Frenz International Cupでリバプールのスカウトの目に留まった。


2015-07-29

ウィズダムがローン移籍

アンドレ・ウィズダム(22)がプレミアリーグ昇格したノリッチ・シティへシーズンローン移籍することが決まった。リバプールと5月に長期契約を結んだばかり。ローン費用は£125万。今夏のジョー・ゴメスとナサニエル・クラインの加入により、リバプールでのファーストチームでの出番は限られるとみられ、ファーストチームでの経験を積むため修行へ。昨シーズンもローンでウエスト・ブロムでプレーしたが、監督交代後には出場機会に恵まれず。プレシーズンはタイで45分間プレーした。

Sky Sport

2015-07-28

Transfer Gossip


◆PSG所属左サイドバックのリュカ・ディニュ(22)獲得に向け交渉中。出場機会が少ないため移籍を希望している。両クラブの官僚がロンドンで直接交渉を行った。ローラン・ブラン監督は残ってほしいと公言している。(Canal Supporters)

◆アレクサンドル・ラカゼット(24)獲得に向け£2,200万を準備するも、リヨンは£3,500万を要求している。アーセナルも獲得を狙っており、高額オファー準備中。(L'Equipe)

◆ユベントス所属FWキングスレイ・コマン(19)をアーセナル、バイエルンと取り合い。欧州中のクラブが繰り返しスカウトしている欧州屈指の若手タレントの一人である。(TalkSPORT)

◆リバプールがターゲットとしているとされてきたDFアイメン・アブデヌール(25)が“バルセロナでプレーしたい”とコメント。リバプールほかミラン、ユベントスも追っていた。(TalkSPORT)

◆ジョルダン・ヴェレトゥ(22)に関心を示している。トッテナムも目をつけている同選手の市場価格は£1,060万。移籍となれば来年か。(L'Equipe)

◇MKドンズがプレシーズンツアーに同行する若手ライアン・ケント(18)へローンオファーを提出する。同選手はリバプールの若手の中でも高い評価を得ている一人。(Mirror)

◇アストン・ヴィラとレスター・シティがファビオ・ボリーニ獲得に関心を示している。イタリアでは昇格したカプリがボリーニをリストアップ。(Express)

◇ウエスト・ブロムと交渉中のリッキー・ランバートだが、レスターシティが獲得に乗り出した。(Mail)

2015-07-27

自分勝手な移籍


チームプレイヤーを象徴する選手として確立したジェームズ・ミルナーだが、リバプールへの移籍は自分を一番に考えて決めた'自分勝手な移籍'だったという。

「この移籍は自分勝手な移籍だ。チームが一番大事だから、シティでは様々なポジションでプレーした。チームが最優先なのはどんなチームでも当然のことだ。だけどリバプールへの移籍に関しては、自分がもっと責任を負う選手になりたいっていう自己中心な移籍だったと思う。リバプールで活躍して、成功に貢献したい。」

移籍を決断した最大の要因は一番得意のセントラルミッドフィールドでプレーする機会が約束されていたこと。

「リバプールではセントラルで最大の力を見せられると思う。ブレンダンが言っていた通り、俺はシティでいいシーズンを過ごしていたけど、チームに入ったり外れたりを繰り返していていいフォームをキープするのが難しくなっていた。アストン・ヴィラでセンターでプレーして、年間最優秀選手賞をもらって、年間ベストイレブンに選ばれたときが一番注目してもらえていた気がする。あの時はすごく調子が良かった。セントラルミッドフィールドでプレーして初めて、シティがあれだけの額を支払ってでも獲得したいと思ってくれる選手になった。センターでプレーできるってことがリバプールに来た大きな理由。自分が一番輝けるセントラルミッドフィールドでプレーしたい。」

活躍してもレギュラーになれなかったシティでの悔しさをアンフィールドで晴らしたい。

「この移籍は自分を証明するチャンスでもある。キャリアを振り返ったときに全力でプレーして、自分の最高の状態でいて、その力で勝ち取れるものは勝ち取ったと思えるようにしたい。もっとやれたのにとか、ああしておけばよかった、って後悔したくない。シティにいたらベンチに座っているかもしれない間に、リバプールで何か成し遂げられると思う。だからといってリバプールで当たり前に毎週プレーできる保障があるわけじゃないけど、ここでならしっかりパフォーマンスしていれば毎週起用してもらえる可能性は高い。シティではいい試合をしても、ローテーションされて外れていた。ここでは自分の手にかかってる。全試合でプレーできるなんて思っているわけじゃないんだ。しっかり自分の仕事をしてからだってことはわかってる。リバプールの成功ため、力になりたい。」

とはいえリーグ優勝を共に果たし、良いチームメイトやファンに囲まれたクラブを去るのは楽な決断ではなかった。

「シティを去る決断は、これまでで一番厳しい決断だった。マンシティでは暖かいサポートをもらっていたし、素晴らしい選手たちがいて、運よくトロフィーも勝ち取ることができた。だからそこに留まるか離れるかっていう決断はすごく辛かったよ。でもリバプールはクラブは説明がいらないほどのクラブだ。クラブの規模と歴史は見ての通り。でもブレンダンと話をして、俺に対する起用についての考えを聞いて、すぐ決心がついた。ブレンダンとは昨シーズン終盤に話をしたよ。同時にマンシティとも話をしていて、去る決断をするのは辛かった。お互い円満な関係で終えられたのは嬉しい。シティも俺の選手としての立場理解してくれた。シティの今後の目標や選手獲得について聞いて、自分の居場所はさらに狭くなっていくって思ったんだ。」

2015-07-26

バロテッリ:イタリア3部お断り


リバプールのフォワード陣にクリスティアン・ベンテケが加わったことで、ポジション争いが激化。ますます出場機会が減るとみられるマリオ・バロテッリにレガ・プロ(イタリアの3部)のルパ・カステリがからオファーが届いた。ミランでプレーした頃の同僚GKマルコ・アメリアが会長を務めており、同クラブはオファーを出したことを明かした。しかしバロテッリはfacebookでこのオファーを拒否(現在は投稿が削除されている)。

『ミランでの2年間で素晴らしい関係、友情、尊敬を築いた。ルパ・カステリの会長になった君のお誘いには感謝している。でもこのチャレンジは数々の理由と要因から受ける事はできないということは君もわかっているだろう。君に感謝しているし、今後も応援しているよ。』

Express

2015-07-25

Liverpool vs Malaysia XI



アジアツアー最後の試合、マレーシアイレブン相手に予想外に苦しみ、プレシーズン全勝記録ストップ。動き鈍く、守備脆く、結果ドロー。輝いたのは19歳のジョーダン・アイブの見事なストライク!

Player Ratings by the Independent Sport


アダム・ボグダン⑥
失点は手の出しようがなかった。アキルがゴールに迫った場面でスマートなセーブをみせた。

ナサニエル・クライン⑦
アイブと息のあったプレーをみせ、ウィングではうまいオーバーラップをした。攻撃ではなかなかの脅威になっていた。

デヤン・ロヴレン⑤
相手の先制ゴールを防ぐ策を見出すことができず。しかしその後目を覚まし、後半はボールにチャレンジしカバーに入った。攻撃面では3つも良いポジションでのチャンスを逃し、守備以下のパフォーマンス。

マーティン・シュクルテル⑥
守備のリーダー格でありながらチームを安定させることができず。失点の場面ではロブレンを一人残し、同じだけの非あり。空中戦はいつもながらの安定感。

アルベルト・モレノ⑤
必死すぎたゆえ、ファウルを多数犯す。攻撃面では良いところをみせたが、守備はまだ怪しい。

ルーカス・レイヴァ⑤
ボールを持った時の動きが遅く、相手に守備をさせる時間を与えた。なぜロジャーズはボールを独占すべき試合で、守備的なルーカスを選んだか。

ジョーダン・ヘンダーソン⑦
これまでより攻撃面に加担する場面が多く、チャンスメイクにも多く絡んだ。

ジェームズ・ミルナー⑦
すでにヘンダーソンと息が合っている。スマートなワンツーを幾度かみせた。

ジョーダン・アイブ⑧
前半、活力ないチームで唯一輝きを放っていた選手。スペースに一人でドリブルする姿も。

アダム・ララーナ⑥
ルーカスと同じくボールを長く保持しすぎ。良い場面では素晴らしいパスを出した。全体通して足が重かった。ベンテケがいればワイドからのパスが活きてきそうだ。

ディヴォック・オリギ⑤
ポジションニングが良く、体当たりでも賢い動き。しかしリバプールの攻撃をリードするためにはフィニッシュはまだまだ改善が必要。彼はボールを長く持たなくてよいツートップのほうが良いかもしれない。

ジョーダン・ロシター⑥
最後の20分で良いところをみせた。素早く賢い動きで相手のペースに入った。

シェイ・オジョ⑥
ウィンガーとしてマレーシアのディフェンスのスペースをうまくみつけ入った。残念ながらチームメイトのバックラインが深く、パスも下手で彼の良いところをみせるチャンスを得られず。


2015-07-24

フィルミーノ:自慢の右脚をみて


ロベルト・フィルミーノがリバプールに到着し、さっそくファンの暖かい歓迎を受けた。正式に契約を交わし、これから11番を背負うことになるフィルミーノのファーストインタビュー

リバプールFCへようこそ。なぜリバプールとサインしようと思ったの?
サッカーファンとしてプレミアリーグはずっと観ていたんだ。リバプールを選んだ理由は歴史とチーム。それにコウチーニョがこのクラブのいいところをいろいろ教えてくれたってこともある。このクラブに喜びをもたらしたい。

リバプールの歴史や栄光、ファンについてはどれくらい知ってる?
地元の人やファンほどの知識はないけど、ある程度は知ってるよ。試合は何度も観たことがあるし、あの有名な3-0から逆転して優勝したチャンピオンズリーグの決勝は覚えてるよ。リバプールのことはすごく好き。

リバプールが獲得したがっているということを初めて知ったときはどう思った?
どんなクラブでも関心を持ってくれているというのは嬉しい。代理人と相談して、リバプールに行くことを決めたんだ。それで今日ここにいる。

君のことをよく知らないリバプールファンに対して、どういう選手だって言える?
僕は常にチームメイトをサポートしたいというハードワーカーさ。常に前向な姿勢を持っていて、戦術的な役目をきちんと理解できる。僕のプレーはもうすぐ見れるよ。

世界で最も有名なユニフォームを着れるとなってどんな気分?
特別な機会だよね。リバプールは僕にとって初めてのビッグクラブだ。自分の実力をを見せるとても大きなチャンスをもらった。

ブラジルでもレッドとしてプレーして、またレッドになるのはどう?(ブラジルでクルーベ・ジ・レガタス・ブラジルでプレーしていた)
特別な気持ちさ。あの時より成長したし、赤はパッションの象徴だと思う。ファンにはチームメイトと一緒にパッションをピッチで見せたい。

New boys in training
チームメイトに会うのは楽しみ?
ここにいるチームメイトには暖かく歓迎してもらった。今ツアー中のメンバーにも暖かく歓迎してもらえると思う。早く彼らと合流して、お互いを知って、ピッチで最高の状態を作りたい。

イングランドのサッカーに慣れる自信はある?
自信満々だよ。ドイツで5年間プレーしたけど、ドイツのサッカーはこことすごく似ている。フィジカルのタフさはイングランドに劣るかもしれないけど。ここでも上手くやれる自信はあるよ。

有名なKOPの存在は聞いたことある?彼らの前でプレーするのは楽しみ?
あるよ。ピッチで僕の右脚を見せるのが待ちきれない。チームのためベストを尽くしたい。試合前の有名なチャントを聞いて、鳥肌の立つ瞬間を楽しみにしているんだ。

サインするにあたってフィリペ・コウチーニョの影響はどれくらいあったの?
彼にはとても助けられた。決めたのは僕自身だけど、ここでのやり方を知りたかった。彼はとてもいい話を聞かせてくれた。彼は素晴らしい人だし、リバプールでもっと仲良くなりたい。

フィリペとはブラジル代表としてコパ・アメリカで一緒にプレーしたよね。どんな感じだったのか教えて。リバプールで一緒にプレーするのも楽しみ?
さっき言ったけど、フィリペはすごく性格が良くて、心が広いんだ。コパ・アメリカで一緒に過ごした間にもそれは感じた。一緒にリバプールのために戦うファイターになれるのが楽しみ。それがチームの勝利につながるといいな。

リバプールの街は見て回った?人や街に対してどういう印象を持った?
前住んでいたホッフェンハイムより大きいっていうのはわかったんだ。だからさらに良い経験ができそうだよ。違った世界がまた見れる。できるだけ早くこの街に慣れて、早くいいプレーをしたいと思ってる。

テレビでリバプールの試合はよく観ていたの?
さっき言ったように結構前だけどチャンピオンズリーグ決勝は覚えてる。プレミアリーグはこれまでにも観てきたし、リバプールが僕に関心を持ってくれていると知ってからリバプールの試合を見るようになった。

リバプールのチームは若い。このチームはどんなことを達成できると思う?
若いけどクオリティと経験はある。試合に勝つためには、選手一人一人が全力を尽くすことが絶対条件さ。

フィリペは2013年に移籍して以来何度もリバプールファンの歓迎に感動したって言っている。同じような歓迎を受けることができたのは大事?
うんすごく大事だし、ファンが12人目の選手だって実感することができる。常にチームを支えてくれて、ピッチでも力をくれる存在さ。


新加入したフィルミーノやベンテケ、休暇を終えたコウチーニョやチャンがバロテッリやボリーニと共にメルウッドで練習する風景はLFCTVへ。

2015-07-23

ベンテケはチェルシー向き



ロベルト・フィルミーノとクリスティアン・ベンテケはブレンダン・ロジャーズがリバプールの得点力を向上させてくれると信じて獲得された。大型補強の彼らの行く先がリバプールの新シーズンを左右する。フィルミーノとベンテケ、二人の受け入れられ方は全く違う。95%のリバプールサポーターたちはフィルミーノのプレーを観たことがない(YouTubeは除く)。それなのに、すでに彼らはフィルミーノがアンフィールドのスター選手になると信じている。

ブラジル出身で、ルイス・スアレスと似たプレースタイルを持ち、ホッフェンハイムで活躍し、“リバプールでプレーしたらどうなるだろう!”とファンは期待を抱いている。これが外国から選手を買うときの神秘。フィルミーノはルイス・スアレスのようになるかもしれないし、かたやアクイラーニにみたいになるかもしれない。一方リバプール史上2番目の高額選手になったベンテケの場合はというと、アストン・ヴィラでリーグ89試合中42得点し、チームは彼がいた3年間降格争いをした。2012年9月の彼のリーグデビュー以降、プレミアリーグで彼以上の得点を挙げた選手は、セルヒオ・アグエロ(55ゴール)、ルイス・スアレス(53)、ロビン・ファン・ペルシー(44)だけである。

リーグ8位、9位のホッフェンハイムでの2年間でフィルミーノが32得点決めているが、この得点がプレミアでリーグ降格争いをしての得点だったらファンはどう言う?俺の言いたいことはわかるだろう。海外からの移籍は加入した選手たちに対するリアクションをみれるから国内での移籍よりおもしろい。プレミアリーグの選手は、みんながすでによく知っている。

Firmino arrives and trains in Melwood
ベンテケはリバプール相手に6試合5得点を決めており、リバプールは彼の破壊力に苦しんできた。だが、同時に彼の下手なタッチややる気のなさも目立った。彼は破壊的な選手になれる可能性と腹立たしい選手になる可能性が同程度である。リバプールでは、ヴィラより優秀な選手に囲まれることで、さらに彼の破壊力と安定性を増したいところだ。

彼のことはストライカーとして好きだし、彼はチェルシーにぴったりの選手だと思う。ジョゼ・モウリーニョはこういうタイプのフォワードを好み、そういう選手の力を最大に引き出すチームを敷く。リバプールではというと、鋭く素早いショートパスで繋ぐプレーを好むロジャーズのプレースタイルに彼が合うのかどうかが心配だ。ブレンダンはワイドエリアからボールを中に入れるより、ピッチ全体を使ってのプレーを好む。この点はリバプールがベンテケに関心を示していると報道された後、ティム・シャーウッドが指摘していた。
  
ロジャーズが即刻追放したアンディ・キャロルと同じようなことになるのではと言う声もあるが、キャロルが出されたのは彼が大きかったからではない。単にペースと動きが足りなかったからだ。その点ベンテケはそういう力に欠けてはいない。だが彼の最大の問題は、ファンが彼をよく知っているというところである。彼もフィルミーノほど歓迎されたかっただろうが、最初のお迎えは数ヶ月も経てば無意味。一番大事なのはいくらゴールを決められるのか。それが人気度を左右する。

マリオの将来は本人次第


プレシーズン参加選手から外れ、去就が騒がれるFWマリオ・バロテッリについて、マレーシアでの記者会見でブレンダン・ロジャーズが言及。残留できるかどうかは本人の頑張り次第であると明かした。

「彼が残るかどうか私にはよくわからない。すべてはマリオ次第。マリオはツアーには同行していないが、メルウッドで他の選手と共に頑張ってトレーニングをしている。彼はフィットできるようハードワークをしているから、どうなるかはシーズンが始まればわかる。」

リバプールに移籍後、出場機会も少なく、リーグ得点数はたったの1。12月にはSNSの投稿内容が問題視されFAから1試合の停止処分を受ける。その後、ロジャーズが練習態度を公に非難。2月にはスティーブン・ジェラードが同試合の主将であったジョーダン・ヘンダーソンに対する無礼な態度を非難している。

ベンテケ:トロフィーのためにきた


アストン・ヴィラよりクリスティアン・ベンテケ(24)を正式に獲得したことが発表された。ヴィラで101試合で49得点を記録したベンテケは、8月1日ヘルシンキで行われる親善試合でレッズとしてデビューする。契約書にサインした直後にメルウッドで喜びを語った。

クリスティアン、リバプールFCへようこそ。契約完了してどんな気分?
ここに来ることができてすごく嬉しい。オーナーやイアン(CEO)、もちろん監督と、僕を獲得するために多大な努力をしてくれた人々に感謝している。

たった今サインしたばかりだけど、今の気持ちを言葉にするとどんな感じ?
今の気持ちを言葉にするのは難しいけど、とにかくすごくハッピー。

なぜリバプールを選んだの?
監督と話をして、彼のプロジェクトの一員になりたいと思ったからだ。

ヴィラ時代にはアンフィールドで幾度もゴールを決めてきたね。そのアンフィールドがホームになるって想像できる?
アストン・ヴィラでここにきたときもアンフィールドでプレーするのはとても気持ちが良かった。それがホームになるなんてとてもワクワクするよ。

リバプールFCについてはどんなことを知ってる?
リバプールには偉大な歴史があることは知っている。多くのタイトルを獲得していて、欧州を5度制覇しているし、UEFAカップなどほかにもトロフィーを多く獲得してきたクラブだ。ビッグクラブだってことは知っているよ。

今夏7人目の獲得になる君の強みは何?
とても優秀なビッグネームが来たよね。そのチームの一員になることができて嬉しいし、チームが得点を重ねられるよう力になりたい。

2015-07-22

リーセYNWAタトゥー披露


元リバプールDFヨン・アルネ・リーセがリバプールのクラブとファンに捧げる‘You'll Never Walk Alone’タトゥーを披露した。7年間活躍した際のトレードマークであった左脚に彫った。以前には腕に2005年チャンピオンズリーグ制覇の記念タトゥーも彫っている。今でもKOPに愛され、未だ代わりの選手が現れないとの声もある。リーセは現在34歳、フリーエージェントとなり就職活動中。

“誇りを持って新しいタトゥーをお披露目するよ。リバプールの最高のクラブとファンに捧げる。しかも左脚に入れたんだ。すごく満足してるし、みんなも気に入ってくれると嬉しい。みんなの7年間の応援がどれだけ大切なものかってことわかってもらいたくて。”

We love you Riise! #YNWA

今夏補強完了か


早々に夏の補強に動いていたリバプール今夏の獲得は、クリスティアン・ベンテケで最後になりそうだとSky Sportsが伝えた。ジェームズ・ミルナー、ダニー・イングス、ロベルト・フィルミーノ、ジョー・ゴメス、ディヴォック・オリギ、ナサニエル・クライン、アダム・ボグダン、8選手目となるベンテケの獲得は本日メルウッドで発表される見込み。トレーニングも行う予定となっている。マルコ・ロイスやアシエル・イジャラメンディの獲得へ動くという話もあるが、報道は全くの偽であり、ロジャーズは必要な戦力が揃ったと感じている。クラブ内でもこれで補強は完了したとの見方が強い。

2015-07-21

ランバート獲得争い


今夏攻撃陣強化を行っているリバプールはFWリッキー・ランバート(33)の放出が濃厚。ウエスト・ブロムが£300万のオファーを出しリバプールが交渉の許可を出すも、リバプールの希望する£450万に届かず。同選手を£400万でサウサンプトンから獲得したリバプールは、マイナスにしたくない。そこへノリッチ・シティが手を挙げた。この2つのプレミアリーグクラブがランバートのサインを巡り争っているとみられる。現在プレシーズンツアーに参加しているランバートは、トレーニング中に負傷し、オーストラリアで検査入院を余儀なくされている。深刻ではないとみられるが、レッズとして最後の試合はすでに終えてしまった模様。

ジェラード&スアレス再会

The main man ❤️😁.. @luissuarez9

Steven Gerrardさん(@stevengerrard)が投稿した写真 -


プレシーズンマッチで、元レッズのスティーブン・ジェラードとルイス・スアレスが再会!LAギャラクシーとバルセロナは、明日インターナショナルチャンピオンズカップで対戦する。日本では7月22日12:00よりJ Sportsオンデマンド限定でライブ視聴可能。(英語実況のみ)
Good luck to both of them! 寂しいな。

2015-07-20

ジェラード: ベンテケ獲得願う


リバプールが正式にクリスティアン・ベンテケ獲得のためオファーを提出した。その報道を受け、スティーブン・ジェラードがアメリカの会見でコメント。

「彼はとても才能のある選手だと思う。何度も彼と対戦してきたけど、彼は止められない。ダニエル・スタリッジだけにすべての責任を押し付けることはできない。彼がリバプールにきてくれて、活躍してくれることを願う。」

ラヒーム・スターリングの穴を埋められるのは、ジョーダン・アイビ(20)であるとアカデミー出身の若手を一押し。

「アイブはとんでもないポテンシャルと能力を持っている。ラヒームがいなくなった今、そのポジションを掴めるかどうかは彼次第。彼がしっかりメンタルの強さを持ち、ハングリーでいられたら、リバプールにとって素晴らしいワイドの選手になれる。そのための才能は備えている。ブレンダンはラヒームに与えたように彼にもプレーする機会を与えるはずだ。」

Daily Mail



2015-07-19

ベンテケ獲得は強い意志表示


現在オーストラリアでツアー中のアダム・ララーナもクリスティアン・ベンテケの獲得の噂を耳にしている。もし決まれば、大きな補強になると喜んだ。

「ベンテケを獲得となれば、クラブの強い意志表示だ。彼はとても存在感のある選手。常に得点してる。ニュースは読んだし、もし彼が加入するとなればとても大きな補強になる。」

プレシーズンは選手たちがお互いを知る良い機会。新加入した選手たちもすっかりチームに溶け込んでいるようだ。

「とてもチームの雰囲気はいい。新たに加入した選手たちはとてもよくやっている。チームのバランスがとれている。ナサニエルのことはよく知っているし、彼は3、4年いたんじゃないかってくらい自然だよ。ブレンダンの指導でもっと良い選手になる。ジェームズ・ミルナーは素晴らしいプロであり選手。リーグ優勝の経験もあるから、チームにこれまでにないものをもたらしてくれる。」

「ディヴォック(オリギ)も違う何かを加えてくれる感じ。ダニー・イングスもとてもいいよ。バーンリーにいた頃から良い選手だと思って見てた。クラブはとても機敏に選手たちを獲得していいビジネスをしていると思う。これにコウチーニョとフィルミーノも加わるしね。」

Liverpool Echo

2015-07-18

MLSデビュー戦で初ゴール


LAギャラクシーの特別枠選手としてメジャー・リーグ・サッカー(MLS)デビューを飾ったスティーブン・ジェラード。35歳になって今でもそのカリスマ性は尚も健在である。カリフォルニア・クラシコといわれる地元ライバルサン・ホセ・アースクエイクスとのダービーマッチでMLSデビューし、1ゴール2アシストと夢のようなデビューを果たした。開始37分でゴールを決め、チームは5-2で勝利。元リバプールのロビー・キーンが2点のペナルティ含めハットトリックを決めている。87分にスタンディングオベーションのなかデビュー戦を終えたジェラードは、少年のようにプレーすることへの情熱を語った。

「子供に戻ったような気分だよ。あそこで下がりたくなかった。もっとプレーしたかった。できるだけ長くプレーをしていたい。ここでプレーできて嬉しいし、いいレベルでやれていると思う。すごく自信が沸いているし、チームメイトたちにも満足している。このチームはもっと強くなるし、クラブの未来は明るい。」

元レッズたちがハリウッドで唸りを上げる。7年前共にプレーしていた頃の連携がまた復活した。

「リバプールでも俺たちは相性が良かった。いい選手と共にプレーするのは楽。ロビーはそういう意味で波長がすごく合う。とても賢い選手だし、ここでそれを何年も見せている。彼がどこに走るのか読めるから、連携が取りやすい。俺たちの連携は今後さらに強くなる。」



Congrats Stevie! We miss you!!

ベンテケ師匠が語るベンテケ


リバプールがアストン・ヴィラに対し、クリスティアン・ベンテケ(24)の違約金を支払うことで合意。来たる月曜日、メディカルチェックがメルウッドにて行われ、正式にレッズになる日が近づいている。元ベルギー代表監督で2010年から2年間代表でコーチング、さらにベルギーのクラブでもベンテケを指導したジョルジュ・レーケンス氏にとってベンテケは息子同様。現在も連絡を取り合う仲で、べルギーのメディアはベンテケを'レーケンスの息子'と名付けるほど。レーケンス氏は同選手のリバプールでの活躍を確信している。

「リバプールは彼にとってピッタリのクラブだと思う。今後数年でさらに成長する。相当手ごわい選手になると思う。彼ならリバプールをチャンピオンズリーグに復帰させ、トロフィーを掲げるための勢いをつけてくれるよ。ハードワーカーだし、リバプールのプレーにも大きく貢献する。リバプールファンは彼をすごく気に入るはずさ。」

「彼の能力はとても高い。ゴールに背を向けても得点できるし、コントールも上手く、非常に素早い。空中でも強いが、彼は地上戦の方が向いている。若い頃はピッチで優し過ぎるところがあったが、近頃は強くアグレッシブになった。体格も大きく強いから、ボールを上手くホールドするし、とにかくとてつもない選手だ。それにゴールスコアラーというだけでなく、周りのディフェンダーを引きつけ、コウチーニョやフィルミーノにスペースと自由を与えてくれる。」

昨年アキレス腱を断裂し、負傷しやすいという声もあるが、レーケンス氏はこれを否定。

「彼は負傷しやすい選手ではない。自己管理がきちんとでき、ピッチ外でもフィットできるよう努める選手だ。」

プライベートでは、ナイトクラブに行くような選手ではなく、家族思い。チェルシーのエデン・アザールと仲が良いのだという。

This is Anfield


2015-07-17

James Milner First Goal


プレシーズン2戦目となるメルボルン・ロアー戦、5万人以上が見守る中、ジェームズ・ミルナーがリバプールで初ゴールを決めた。開始17分で先制されるも、アダム・ララーナのゴールですぐに追いついた。ミルナーのゴールが決勝点となりチームは2−1で勝利。

チーム力重視


オーストラリアに到着後ブレンダン・ロジャーズが会見。正式に発表されたラヒーム・スターリングの移籍は、スアレスの穴を埋められていないチームにさらに穴が空くのではないかという懸念があるが、代役は要らない。フィルミーノも代役ではない。

「フィルミーノはラヒームに代わる選手ではない。直接的な代替選手より、チーム全体の強化のほうが大事だ。優秀な選手を何人も連れてきたし、これまでのチームに彼らが加わったことでチームのバランスはかなり良くなった。ラヒームに代わる選手が必要だと感じてはいない。」

「すべての大会でプレーするにはしっかりしたチーム層が必要だ。国内2大会、ヨーロッパリーグにプレミアリーグがある。こういった大会すべてでしっかり戦えるチームがリバプールのクラブのあるべき姿。そのためには強いチームが必要だ。今非常に強いチームができつつある。」

早々から補強に取り組んだとはいえ、ほかのチームも補強している。トップ4に辿り着くためのカギは、個人でなくチーム力にあると主張した。

「非常に難しい戦いになる。我々が補強したとはいえ、ほかのチームも同様に補強をしている。我々にとって鍵になるのはチーム力。獲得した選手たちはそういう部分で貢献してくれるという点に非常に満足している。そういう選手が加わってくれたことで、かなり良いシーズンになると期待している。だが現実的に戦いは非常にタフになる。我々の今のメンタルがあれば今季しっかりやれる。」

スターリングとは今でも連絡を取る仲である。

「先日言ったように、彼と仲たがいしてなどいない。報道の内容は全く事実とは程遠いものだ。ラヒームは17歳で私が引き上げた素晴らしい才能の持ち主だ。その時から彼と私は親密になって一緒に頑張ってきた。私が移籍の原因だとかいう話もあったが、もう今は終わったこと。昨日も彼とメールをしていたし、連絡はきっちり取っているよ。」

「ツアーに発つ前にしっかり話をしたのは、帰った頃には彼はもういないだろうと思ったからだ。彼は本当に才能に恵まれた若い少年だし、リバプールで非常に良いプレーをした。アカデミーを出たばかりだった少年が国際舞台で活躍する選手に成長したんだ。我々は胸を張って彼の成長と育成にすべてを尽くしたと言い切れる。サポーターたちの素晴らしいサポートがまた彼の成長を後押ししてくれた。彼は移籍することを選び、今マンチェスター・シティの選手となった。これからはリバプールにいる選手が大事だ。」

長年メジャートロフィーなし、チャンピオンズリーグなし、そしてスターリングはワールドクラスの選手不足が移籍の要因であったことを示唆し、いわゆるビッグクラブのステータスが薄れつつあるとサポーターから懸念する声が上がっている。

「リバプールは常に選手を惹きつけるクラブだ。それは何度も言っている。リバプールはこの世界で象徴的なクラブであり偉大なクラブ。だが現状で選手たちが移籍するのは仕方ない。残念だが受け入れるほかにない。できる限り選手にいてもらえるように最大限の努力はするが、それ以上のことはできない。その選手が移籍するとなれば、貢献に感謝して、次に来る選手をチームと共に育てる。リバプールのクラブの規模は誰にも否定できない。今我々の課題はリーグの優勝争いができるようになることだし、それが選手たちにとっての魅力であり続けることを願う。」

GKのバックアップはなぜアダム・ボグダンにしたの?

「アダムは我々のナンバーワンGKシモン・ミニョレを支えてくれる。だがほかのキーパー同様、ナンバーワンになれるように戦い続けてくれる。アダムはボルトンで大活躍していた。イングランドでの経験があり、正GKになれるようシモンにプレッシャーをかけられる才能ある選手だと思った。」



'It's all about the team! About the character!' ブレンダンの口癖。

2015-07-16

ベンテケ獲得へ


ブレンダン・ロジャーズが今夏No.1ターゲットとして追っていたクリスティアン・ベンテケの獲得がほぼ確定した。リバプールはアストン・ヴィラが求める£3,250万を支払うことを決めた。当初£2,000万〜2,500万での取引を求めてヴィラと数週間の交渉を続けてきたが、ヴィラは違約金以下ではオファーを受諾しない立場を譲らず。ラヒーム・スターリングの£4,900万での放出が後押しし、リバプールは£3,250万をストライカーに投資することを決めた。英国時間の本日中に正式なオファーを提出する。獲得が決まれば、ロベルト・フィルミーノを超えるクラブ史上2番目の高額選手となる。

Telegraph

2015/16 Away Kit

Reds revealed new away kit in Brisbane.  (Getty Images)

現在オーストラリアに滞在中のレッズが、2015/16シーズンのアウェイユニフォームをはじめてブリスベンで発表した。今年よりサプライヤーがこれまでのWarrior Sportsの子会社ニューバランスに変更。ホワイトを基調のデザインに仕上がった。Liverpool FC Online Store Japanより購入可能。






Transfer Gossip


◆リバプールがクリスティアン・ベンテケへの高額オファーを躊躇している間に、マンチェスター・ユナイテッドが獲得を準備。アストン・ヴィラの求める£3,250万の違約金を支払うつもりでいる。ベンテケはリバプールへの移籍を希望しているというが、そのためには移籍願を出すほかなさそうだ。(Mirror)

◆インテルMFガリー・メデル(27)獲得を狙っているとスペインのメディアが報じた。ガラタサライも狙っているが、以前ハルシティでプレーしていた同選手は、プレミアリーグへの復帰を望んでいる。(Telegraph)

◆ラヒーム・スターリングの放出でできた資金でドイツの星マルコ・ロイス(26)獲得に向け£4,600を準備。ドルトムントと5年の新契約を結んだばかりの同選手だが、高額オファーがあれば受け入れるとみられている。多くのリバプールファンが獲得を望む。(Metro)

◆移籍の噂が絶えないマテオ・コヴァチッチがリバプールへの移籍について初めてコメント。『クラブに放出すると言われたことはない。移籍はしない。インテルに長くいるつもりだ。』と宣言した。(Express)

◆リヨンがアレクサンドル・ラカゼット(24)に€5,000万以上のオファーがあれば放出せざるを得ないと公言。アーセナルとリバプールが接触しているという仏得点王の争奪戦はの行く末は。(Express)

◆リバプールほかプレミアリーグの多くのクラブが関心を示しているといわれていたゴンサロ・イグアイン(27)だが、ナポリが絶対放出しないと断言。(Sky Sports)

◇フィオレンティーナがマリオ・バロテッリ獲得に向け交渉を開始した。プレシーズンツアーのメンバーを外れ、移籍が濃厚とされている。(Football Insider)

◇移籍を希望しておりプレシーズンツアーから外れたファビオ・ボリーニに関して、クラブはラツィオとの交渉を再開。一度は決裂したかと思われたがラツィオが再アピールをかけたため。(Il Messaggero)


2015-07-15

スアレスとスターリングは桁違い


昨シーズンのルイス・スアレスの放出に続き、今夏は主力のラヒーム・スターリングを放出したリバプール。ルーカスは、スターリングを失っても、スアレスの移籍ほどの影響はないとみている。

「毎年選手は出ていく。ラヒームは重要な選手だったけど、スティービーもそうだったし、グレン・ジョンソンもそうだ。二人は経験豊富な頼れる選手たちだったし、ラヒームは若くて優秀な選手だった。ラヒームをルイスと同じにしてしまうのはアンフェアだよ。彼はまだ20歳でこれからの選手だ。彼は確かにチームにとって大きな力になっていたけど、スアレスは現時点で世界最高の選手だ。ラヒームは若手のなかでのベストプレイヤーの一人だから、そこには差がある。」

「ラヒームは移籍を決めて、クラブも良い取引だと考えた。去年みたいに、シーズンが始まっても失った選手のことばかり気にしていられない。昨シーズンルイスを失ったってことが大きくシーズンの邪魔をしたと思う。厳しいとはわかっていた。今は新加入した選手たちに焦点を置くべきだ。彼らがチームの力になれるように助け合う。チームはお互いを知ることが必要だと思う。多くの新しい選手たちにはとてもいい印象を持ったよ。クラブは前進していかなくてはいけない。」

今夏は選手だけでなく、スタッフも総入れ替え。さらに休暇から復帰して、すぐプレシーズンツアーに飛び回り大忙しだが、体は少しづつ戻ってきた様子。対タイオールスター戦で45分間プレーした。

「すごくハードな一週間だけど、少しづつ体が慣れてきた。試合をすればさらに体が慣れてくる。俺たちに必要なことだし、イングランドにいい状態で帰れる。ショーンとペップとはずっと一緒に練習をしている。いろんなことを教えてくれるし、ブレンダンと一緒になって役目を果たそうと頑張っている。いいかたちでシーズンのスタートを切りたい。開幕の不調が昨シーズン転んだ原因だった。また厳しい日程が控えているけど、いいスタートが切れたら自信と勢いがつくと思うんだ。」

Liverpool Echo

タイでの人気に陰り


プレシーズンの最初のゲームは大雨に苛まれたが、4-0で快勝。実力差を見せつけた。この試合で前後半異なったチームを敷いたブレンダン・ロジャーズ。負傷から復帰したジョアン・カルロス・テイシェイラが輝き、ファーストチームへの準備が整っていることをうかがわせた。またラザル・マルコヴィッチが3分で先制点を押し込み、自信を取り戻しつつある。またキャプテンに就任したジョーダン・ヘンダーソンがパフォーマンスで見事なリーダシップをみせた。そのヘンダーソンのアシストで、リールで不発のシーズンを送ったディヴォック・オリギがゴールを決め好調なスタートを切った。


天候に恵まれなかったとはいえ、この試合はスタジアムの空席が目立った。2009年には5万席が完売し、2013年には4万5千席が売れた。しかし今回は、ミッドウィークということもあり、スタジアムの半分ほどしか埋まらなかった。スティーブン・ジェラードやルイス・スアレスの退団、さらにフィリペ・コウチーニョらスター選手の不参加が人気の衰えの原因となっているのは無視できない事実である。一行は、次の目的地オーストラリアに向かう。2年前に9万席が完売したMCGでメルボルン・ヴィクトリーと対戦する。

Liverpool Echo

スターリング:チャンスをくれてありがとう


ラヒーム・スターリング(20)のマンチェスター・シティへの移籍が完了した。移籍金は£4,400万+出来高最大£500万。週給約20万で5年契約にサインしたとみられている。リバプールに加入したジェームズ・ミルナーが着用していた7番を背負う。

「常に集中できるよう、ここまで見守ってくれた母や姉妹、マネージメントチームやアンディー・ワードら周囲の人々に感謝している。やっと片が付いて嬉しい。この数年あらゆることが一気に変わった。まさか自分がこの年で英国の移籍金額記録を塗り替えることになるなんて思わなかったよ。」

シティにはワールドクラスの選手がいることが成長のカギになるという。

「ワールドクラスの選手に囲まれたこのクラブは毎年トロフィーを狙える。周囲に優秀な選手がいればいるほど、僕の力を引き出してくれる。このチームでプレーするのが待ちきれない。ここにはレベルアップするためのすべてが整っているから言い訳はできない。」

20歳の若さでレッズとして129試合、23得点。不仲が噂されたブレンダン・ロジャーズら、お世話になったリバプールの監督への感謝の気持ちを述べた。

「15歳という若さでリバプールに連れて行ってくれたラファ・ベニテス、信頼してくれたケニー・ダルグリッシュ、そしてファーストチームでプレーする機会をくれ、才能をみせるチャンスをくれたブレンダン・ロジャーズに感謝している。」


2015-07-14

不仲説否定


マンチェスター・シティへ移籍する予定のラヒーム・スターリングが移籍を強く希望した要因は、監督への信頼を失ったことにあるといわれている。アジアツアーでタイに到着し、シーズン初めての記者会見に臨んだブレンダン・ロジャーズは、不仲説を否定した。

「状況は至ってシンプル。クラブが他クラブとラヒームを移籍させることで合意に達し、メディカルチェックが行われる。先週くらいに言われていたことに反し、私とラヒームは非常に強い良好な関係だったし、ツアーに出発するまでそれは変わらなかった。だから問題は全くない。昨日ラヒームと最後に話をしたよ。問題はなく、クラブ間で合意に達したというだけ。今大事な選手たちはここにいるルーカスやほかプレシーズンをプレーし準備する選手たちだ。」

コーチングスタッフを総入れ替えした理由を明かした。

「スタッフを変えようと私が決めた。コリンとマイクは素晴らしいプロだったし、とてもよく働いてくれた。彼らなりにクラブをしっかり支えてくれていた。ただ違う方向性が必要だと感じて、私自身で決めた。前向きにやっていくし、新たなスタッフが来てくれ、いいスタートが切れている。すでに周囲に馴染んでいるし、仕事面でも一体感を出していきたい。」

「ショーンのことは長年知っていたし、彼のチームと対戦したこともある。私が尊敬する人だ。コリンとマイクは非常に良くやってくれたが、チームには違った方向性が必要だと思った。ペップ、ギャリー・カリスター、ショーンがその方向へ進むために私をアシストしてくれる。彼らやほかのスタッフと働けることを楽しみにしている。」

スターリングが出ていくということは、誰かほかに来るってこと?

「移籍についてはこの場で話したくない。昨シーズンそういうことを話してしまったから、今年はしなようにする。そういうことはクラブ内部で行われることであって、選手と契約が成立すれば公表される。」

2015-07-13

ジョンソンがストークに加入


リバプールを退団したグレン・ジョンソン(30)がストーク・シティと1年の延長オプション付2年契約を結んだ。09年に£1,750万でポーツマスからリバプールに加入し、6シーズン過ごした。海外への移籍も視野に入れていたが、家族の慣れ親しんだイングランドに残ることを決意。シンガポールで行われるプレシーズンツアーに出発した。

スターリング移籍で合意



リバプールがラヒーム・スターリング(20)をマンチェスター・シティに放出することで合意に達したとBBCLiverpool Echoほか英メディアが一斉に報じた。3度目のオファーにして、£4,400万+出来高£500万の最大£4,900万(約93億円)で移籍することで決着がついた。うち980万が古巣QPRに支払われる。これでスターリングは、ギャレス・ベイルに続く、史上2番目に高価な英国選手となり、21歳以下では史上最高額の選手となる。クラブはスターリングのツアー帯同を発表したが、その後シティから正式にオファーが届いた。スターリングは5年契約の週給18万(約3,500万円)でシティと合意したとみられ、リバプールがオファーしていた給料の約2倍、現行の6倍となっている。本日マンチェスターでメディカルチェックを行い、契約を交わし、マンチェスター・シティのプレシーズンツアーに参加予定。

Good deal for us! Who's coming in now?

2015-07-12

ツアー参加30選手


2015年夏のプレシーズンツアーに参加する30選手が決定。ブレンダン・ロジャーズが選出した30人には、騒動中ラヒーム・スターリングが入った。マリオ・バロテッリの脱落は移籍を伺わせるが、代理人は同選手が残留を希望していると断言している。ほかファビオ・ボリーニ、ホセ・エンリケが外れ、メルウッドでトレーニングを続ける。Echoによると脱落したシニア3選手は、移籍許可が出ており、適切なオファーが来た時点で移籍する。若手ではFWジェローム・シンクレア(18)がメンバーに入らず、バーンリーへの移籍が近い。コパ・アメリカに出場したスター選手フィリペ・チーニョとロベルト・フィルミーノが不参加となり、嘆く声も聞こえている。

2015-07-11

マカリスターが帰ってきた


選手としてリバプールで活躍したギャリー・マカリスター(50)がファーストチームコーチに就任したことことが発表された。2000年から2002年までクラブに在籍し、三冠獲得に大きく貢献した選手として知られる。SNSでジェイミー・キャラガーやスティーブン・ジェラードら元チームメイト達が祝福の言葉を贈った。週末のアジアツアーにも同行することになっている。

「本当に嬉しいよ。リバプールに帰ってきて、ここで今後を過ごせることをすごく楽しみにしている。最高の気分。楽しみで仕方ない。35歳というキャリアのラストステージであれほどのチャンスをくれたリバプールには借りがあるような気がしていた。あの当時と同じような気分だよ。35歳でリバプールでプレーしないかって突然電話をもらったあの時と同じ。今回もあの時と同じくタイミングよくすべてが進むといいなと思う。ハードワークと献身で知られるリバプールは、事実タイトルを狙えるクラブだ。」

A photo posted by Steven Gerrard (@stevengerrard) on

シュクルテル新契約にサイン


マーティン・シュクルテル(30)が新たな契約にサインした。契約条件で一時行き詰まったが、夏休みに入る前に3年契約で合意していた。アンフィールドで7年半のベテラン選手となったシュクルテルは、10年以上リバプールに奉仕することを誓った。

2015-07-10

キャプテンの誇り


リバプールキャリア5年目を迎えたジョーダン・ヘンダーソンが新キャプテンに任命された。その誇り高き胸の内を語った。

「本当に嬉しいし、誇りに思う。このクラブのキャプテンに任命されるなんてとても光栄だし、素晴らしい名誉だ。昨シーズン、スティーブンの不在時には、一歩出てアームバンドを着用して、自分にできる限りのことをやった。今後もそれを続けて、キャプテンとして成長し続けたい。常に自分のベストを尽くし、どんなときもチームをまず優先して、チームが俺の助けを必要としているときにどんなかたちでも力になれるように頑張りたい。」

監督、そして12年間偉大なキャプテンであったスティーブン・ジェラードから多くを学んだ。

「ブレンダンには本当にお世話になっている。いろいろな面で大きく成長させてくれたし、今日も彼から学んでいる。彼の指導や俺示してくれる信頼に感謝しているし、チームのために全力を尽くして恩返ししたい。いつだってチームを一番に考えるキャプテンでいる。」

「このクラブのキャプテンとしてどうあるべきか、ピッチ上でも外でもスティービーから多くを学んだよ。一流の選手から学ぶに彼は最高のお手本だった。彼から学んだことを生かしながら、自分なりにこうだって思えるやり方でやっていくつもり。昨シーズンと同じく全力を尽くしていくし、さらにチームやチームメイトのために責任を負っていく。チーム全員がこのクラブと最高のサポーターたちを成功に導くという同じ目標を持っている。」

ブレンダン・ロジャーズが任命した理由を明かした。

「ジョーダンは自ら行動、態度、プレーをもって模範となりチームをリードするタイプだ。試合でも全力投球で、プロとして手本となる。リバプールのキャプテンとして伝統的な要素やそれに伴う責任をしっかり理解している。彼はクラブ史上最高のキャプテンであるスティーブン・ジェラードから直接学ぶことができたというのは恵まれている。」

「ジョーダンはリバプールに来てから、選手として、人として成長した。この挑戦を受けて立つ準備はできている。彼自身のやり方でリーダーシップやアイデアを発揮してくれる。」


ベッカム:ジェラードの加入を喜ぶ

“明日はLAギャラクシーにとって大事な日。彼ほどの情熱と才能に溢れた選手の加入は、さらなる成功と刺激をLAの街にもたらしてくれる。ファンが楽しめることまちがいなし。” 

新キャプテン決定



クラブ史上最高のキャプテンであるスティーブン・ジェラードを継ぐ新キャプテンが決定。クラブはまもなくジョーダン・ヘンダーソン(25)を正式なキャプテンに任命する。昨シーズン、副キャプテンとしてジェラードを支え、監督やファンの心を掴んだ。LAでヘンダーソンのキャプテン就任が決まったというニュースを聞いたスティーブン・ジェラードは太鼓判を押した。

「ジョーダンは新契約を交わし、クラブへの忠誠を誓ってくれた。彼の活躍を祈ってるよ。ジョーダンはラヒームとスケールが違う。ジョーダンはとてもプロ意識が高い、勝気にあふれる、素晴らしい奴だ。次にリバプールのキャプテンバンドを巻くのに彼以上にふさわしい選手はいないと思う。ジョーダンは俺とプレースタイルが類似する点がいくつもあるんだ。俺は彼のとても謙虚なところが好きさ。」

BBC

ジェラードがスターリングに物申す



ラヒーム・スターリングを取り巻く騒動に怒っているのは、アメリカへ移籍し、ファンとしてクラブを見守るスティーブン・ジェラード。ロジャーズは残留させたがっているが、スターリングは監督との関係が悪化し、移籍を希望している。その騒動のなか、電話で病欠、ツアー帯同を拒否、トレーニングを連日欠席しているスターリングに対し、ファンへの配慮を忘れず一人前の男として毅然とした態度をとるよう訴えた。

「この騒動には嫌気が差している。がっかりだよ。この件に関しては言いたいこと言えたらいいんだけどね。こんなに騒ぐべきことじゃないと思う。この状況はもっとみんなが大人になるべきだ。ラヒームはオーナーやブレンダンに直接求めていることを訴えて、しっかり話し合って、それに沿って行動をすべきだ。病欠して、ツアーに行きたくないなんて駄々をこねるな。世界中にリバプールのユニフォームを着るラヒーム・スターリングを観たいというファンが何百万人といる。そういうファンに対して失礼な態度だ。」

2015-07-09

またもトレーニング欠席

Stu Forster/Getty Images
Stu Forster/Getty Images
昨日、体調不良を訴えチーム練習を欠席したラヒーム・スターリングが本日木曜日の練習も欠席した。未だ体調が回復していないという。クラブは沈黙を守ったまま。病欠した場合にはドクターが問診することになっているが、まだ診断結果は報告されていない。なお、忌引きしていたマリオ・バロテッリはメルウッドに帰ってきた。

スターリング病欠の裏側



ラヒーム・スターリングが水曜日のメルウッドでのトレーニングを欠席した。電話で体調不良と訴えたという。クラブはコメントを控えた。メディカルチームがスターリングの体調をチェックすることになっている。

同選手は騒動真っ只中プレシーズンにメルウッドに戻ってきたが、週末から始まるクラブのプレシーズンツアーに帯同することを拒否し、マンチェスター・シティへの移籍を懇願した。しかしクラブは£5,000万以上のオファーがなければ移籍させないこと、リバプールの選手である限りはツアー帯同が義務であることを伝えた。

翌朝水曜日、スターリングが練習を欠席。監督であるブレンダン・ロジャーズと決裂していることが明らかになった。監督に対する信頼を失ったことことが移籍を希望している要因であり、もうロジャーズのもとでプレーしたくないと訴えていると代理人のアンディ・ワードが明かしている。スターリング自身は、自分のキャリアについて真剣に考えてくれていないと不満を抱いており、さらにマンチェスターの2クラブから照会があったことを告げられなかったことも不仲の原因となっているという。

3度目のオファーを準備していると伝えられていたマンチェスター・シティだが、リバプールの求める£5,000万のオファーは出さない意向を固めた。よってオファーがなければスターリングはリバプールに残る選択肢しかない。監督との不仲が明るみに出たことで、クラブはプレシーズンツアーに帯同させないことも考慮することになりそうだ。

元レッズMFがコーチに就任か


元リバプールMFギャリー・マカリスターがファーストチームのコーチの有力候補に挙がっている。ブレンダン・ロジャーズと昨日メルウッドで会談をすでに終えているが、まだほかにも候補がいることから決定したわけではない。2001年の三冠達成時クラブの中心選手の一人であり、これまでコベントリーリーズユナイテッドで監督と務めた経験を持つ。さらにジェラルド・ウーリエがアストン・ヴィラで監督を務めていた当時のアシスタントでもある。コーチ陣を一新したロジャーズはリバプールとリンクを持つ人物をコーチングチームに入れたがっており、マカリスターがリストアップされた。同氏の就任が決まれば、マイク・マーシュ元ファーストコーチの後任となる。すでにショーン・オドリスコールがアシスタントコーチ、ペパイン・リンダースが今季から設けられた新たなポジションであるファーストチームの育成コーチに就任したことが発表されている。

BBC/ Liverpool Echo

2015-07-08

ジェラード:長くここにいたい



スティーブン・ジェラードがLAギャラクシーの選手として初めての記者会見に臨み、新天地での意気込みを語った。

「到着してからは目まぐるしい1週間だった。考えてしっかり準備する時間はあった。ちょっと時差ボケしてたけど、今はすごくワクワクしている。今後は止まるところ勢いつくところあると思うけど、すぐに勢いよくスタートしたいと思ってる。すごく楽しみだ。土曜日のデビュー戦が待ちきれない。」

「ここはレベルはとても高いし、ほかの選手のレベルアップの手助けをしたい。リバプールでやることと大きく変わることはないし、ピッチで自分の発言してきたことを実行する。新たな挑戦が必要だって感じていたし、リバプールのライバルとしてプレーしたくはなかった。それに自分の愛するクラブでベンチに座りたくもなかった。この挑戦する準備と舞台は整っている。給料をもらうために来たんじゃない。」

クラブの英雄ディヴィッド・ベッカムとランドン・ドノバンに続くスター選手として期待されている。ベッカムからもアドバイスをもらったことを明かした。

「ディヴィッドは俺のヒーローであり、素晴らしい人だ。素晴らしい選手だったし、移籍を決める前に彼に相談をしたんだ。ドノバンはエヴァートンに彼がいた時に少しの間ライバル関係だった。いつか彼に会うこともあるだろうから、フィードバックし合うのもいいね。彼のパフォーマンスは観てきたし、それが求められているレベルだってこともわかっている。彼らの跡を継ぎたい。」

「練習もすごく感触が良い。慣れるのにそんなに時間はかからないと思う。非常に優秀なチャンピオンチームに加入した。監督に言われた通りの役をするつもりだ。MLSはここ数年で本当に成長したし、チームはどんどん強くなっている。トレーニングのレベルにも非常にいいし、公式戦が楽しみだ。」

Liverpool former captain in training for L.A Galaxy
選手として愛するクラブと街を去ったが、これからもファンであることに変わりはない。

「ギャラクシーは俺をすごく欲しがってくれていたってことがすごく心に響いた。選手として、必要とされているっていうことを実感するのはすごく大事なことなんだ。 代理人を通じて10-11月頃に話をもらって、あまり考える時間はなかった。ブルースとクリスと1度会話をしてすぐここだって思えた。プレミアリーグに残るという選択肢はあったし、欧州のクラブからもオファーをもらった。でもリバプールを相手にプレーしたくなかった。今もファンであることに変わりはないし、俺は死ぬまでリバプールファンだ。でもずっとレギュラーでプレーしてきた自分の愛するクラブのベンチやサブの選手にはなりたくなかった。」

「俺はここで成功するために来た。もし俺がアメリカに遊びに来たと思っている人がいるなら、間違っていると証明される。できるだけここに長くいたいと思っている。リバプールFCや街が大好きだから、恋しくなることもあると思う。俺はスカウサーだし、スカウサーである自分を誇りに思う。でも子供たちに新しい生活を経験をさせたい。」

ギャラクシーのキャプテンはリバプールでもチームメイトであったロビー・キーン。初日から助けてもらっている。

「ロビーが初日からいろいろ助けてくれてるよ。選手やスタッフを紹介してくれたし、SPF50の日焼け止めも貸してくれた。おかげで初日から焼けずに済んだよ(笑)。リバプールで一緒にプレーしていたからロビーの事は良く知ってるよ。良きチームメイトだから、彼と一緒にプレーするのが楽しみだ。彼は昨季のMVPですごく調子がいい。彼が勢いを失わないようにピッチでサポートしたい。みんなが暖かく迎えてくれたおかげで新しい学校に入学した感じだよ。」

Transfer Gossip


◇プレシーズンに備えメルウッドに戻ったラヒーム・スターリングだが、移籍を希望しており、まもなく始まるプレシーズンツアーには同行しないとクラブに伝えた。マンチェスター・シティが£5,000万のオファーを準備している。(Mirror)

◇ハビエル・マンキージョ(21)が親クラブのアトレティコ・マドリードへ帰った。完全移籍を視野に入れた2年間のローンを予定していたが、'両者同意'のもとキャンセルしたことをアトレティコが公表した。(Atletico Madrid)

◇契約満期となり退団したグレン・ジョンソンにストーク・シティがアプローチ。(Mail)

◆本日アストン・ヴィラに戻るクリスティアン・ベンテケ(24)がクラブに移籍宣言を行う。シャーウッド監督は残留してほしい選手であり、契約解除金以上のオファーがなければ放出しないと宣言したが、同選手は移籍すべき時がきたと感じており、移籍を願い出る。(Guardian)

◆リヨンと契約更新が行き詰まっているアレクサンドル・ラカゼット(24)をウィッシュリストに入れた。仏L'Equipe紙によると、同選手は移籍願を提出可能性もあるという。リバプールほかマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、PSGら欧州のトップクラブが競うことになりそう。(talkSPORT)

◆マンチェスター・シティFWテヴァン・ヨヴェティッチに£1,600万のオファーを準備か。シティが2013年に£2,200万で獲得したが、イングランドではインパクトを残せていない。(Metro)

◆レアル・マドリードがMFアシエル・イジャラメンディ(25)の放出を決めた。リバプールとアーセナル位が有力候補。(Marca)

◆バルセロナのペドロの獲得争いはリバプールが勝利か。本人も移籍の可能性を示唆している。アーセナルも関心を示しているが、レギュラーでのプレーを望んでおり、マージサイドが有力。(Football Italia)


2015-07-07

アルベルト再びローンへ

Sergio Camacho/Getty Images 
昨シーズン、スペインのマラガにシーズンローンされていたMFルイス・アルベルト(22)が今シーズンも別クラブで修行することになった。今シーズンのブレンダン・ロジャーズの構想から外れたアルベルトは、スペインのデポルティーボへローン移籍が完了。監督の信頼を取り戻したいと語った。

「もう一度気持ちを入れ直して、サッカーを楽しんで、ファンに喜んでもらえるようになりたい。そうして自分の監督の信頼を取り戻したい。ここのコーチはセビージャ時代から知っているから、誘ってくれた時にはとても嬉しかった。2年前のようなプレーのレベルに戻したい。僕のことをよく知っている監督だし、改善すべき点も教えてくれる。彼のもとでプレーできるのを楽しみにしている。」

Liverpool Echo

プレシーズン初練習風景

2015/16シーズンが始動。プレシーズン初日のトレーニングをキャッチ!残るか否かと騒がれるスターリングやボリーニらもメルウッドに出勤。マリオ・バロテッリは養父が亡くなったため忌引。まだ休暇中のロベルト・フィルミーノがブラジルでメディカルチェックを完了させた。









Photos by Nick Taylor

ミルナー意気込みを語る


ジェームズ・ミルナーが正式にメルウッドに初めて顔を出し契約を交わした。ミルナーはクラブのレジェンドたちが継承してきた7番を着用することに。クラブでの初インタビューで意気込みを語った。

リバプールFCにようこそ。今クラブに足を踏み入れて、初めてユニフォームに袖を通すのはどんな気分?

最高だよ。移籍っていうのは大きなことだ。リバプールほど大きな歴史あるクラブとサインできた今、早くスタートしたい。とても嬉しい。夏休みの間ずっとこのことばかり考えていて、移籍が決まったときから早く行きたいなって思ってたから、ついにここまで来れて嬉しい。

緊張してる?ワクワクしてる?

どっちもあるかな。新しいクラブに足を踏み入れるときにはいつもビビってしまうよ。ラッキーなことに何人かの選手はすでに知っているからそれが助けになると思う。個人的には新たなチャレンジだ。リバプールのチーム力はわかっているし、いい選手が揃ってる。基盤は整っているし、クラブ内部で働く人々についてもいろいろ良いことを聞いている。選手やコーチは良く知っているけど、その裏方で頑張ってくれる人たちがいる。そういう人も素敵な人々がいるって聞いているんだ。これからが楽しみだよ。

なぜ移籍しようと思ったの?マンチェスター・シティで大成功して、多くのトロフィーを獲得していたよね。リバプールを次のチャレンジとして選んだのはどうして?


2015-07-06

新コーチ陣発表


新シーズンが今週から本格的に始動。休暇を終えた選手たちが戻ってくる今週に合わせて、新たなコーチ陣が発表された。コリン・パスコー元アシスタントコーチとマイク・マーシュコーチに代わり、U-19イングランド代表コーチを務めていたショーン・オドリスコール氏(57)とリバプールU-16コーチペパイン・リンダース氏(32)がファーストチームのに就任した。

ロジャーズはオドリスコール氏の経験からさらに成長したいと意気込んでいる。

「プロとして私がショーンをどう評価しているかどうかはよく知られている。彼は非常に明確なビジョンと哲学を持っている。その知識を選手へ指導において生かす力を証明してきた人だ。彼と共に働き、また新たなことを彼から学べることを楽しみにしている。彼の貴重な経験から学びたい。」

またアカデミーから昇格したリンダースコーチも歓迎した。


「ペップにとって素晴らしいチャンスだし、彼は全力でこのチャンスを掴むと思う。彼はアカデミーで秀でた指導をしていたから、ファーストチームにステップアップする良いタイミングだと思った。シニアの選手たちに彼の能力を生かしてほしい。彼は非常に熱心に取り組む人だから、それが選手にも伝わると思し、ポジティブな影響を与えてくれると思う。」


アウレリオ:フィルミーノは将来有望

Getty Images

3年前にリバプールを去り、現在は現役を引退した元リバプールDFファビオ・アウレリオ。現在は母国ブラジルからリバプールを応援している。

「ファンに覚えていてもらえるのはすごく嬉しいよ。ケガがなければもっとやれたのにって思いは今もある。リバプールで嫌な思いと言えば負傷。いい思い出がたくさんあるんだけど、好調なリズムが続かなくて。とにかくいつも負傷と戦っている感じだった。でもそれ以外、ピッチでの思い出は素晴らしいものばかりさ。一生忘れない思い出。今でもそういう良き思い出をファンが覚えていてくれるというのは嬉しい。またアンフィールドで観戦したい。移籍してからそのチャンスはまだないんだけど、これからあるといいな。」

「試合はいつもテレビで観戦しているよ。ブラジルでよく放送されているから。InstagramでもLFCをフォローしてるよ。時差や距離があるから、プレミアリーグやイングランドの大会をフォローするにはインターネットとテレビが便利だ。だからリバプールの試合を追うのは難しくないし、今も楽しんでる。」

Aurelio celebrates his stunning goal against Man Utd  
今シーズンから新たに加わったブラジル出身ロベルト・フィルミーノについて教えてくれた。

「彼はとても将来が有望な選手だよ。とくにここ2年間で急成長を遂げた選手だ。代表での活躍が多くのクラブの関心を惹きつけたと思う。リバプールは偉大な歴史を誇るチームだから、彼もクラブの事は知っていたはずだ。それがリバプールへの移籍を決めた一因だと思う。」

「フィニッシュが上手く、賢い選手。ラインの後ろでの動きも良くて、ゴールを決めるためにディフェンダーの隙間のスペースに入るのが上手いんだ。それだけじゃない。ほかの選手にアシストも多くしている。だからリバプールはチームを大きく改善してくれる非常に有望な選手を獲得したと思う。」

「代表デビューしたここ数ヶ月で彼の人生は大きく変わった。代表デビューし、ビッグクラブと契約を交わした。大きく成長できる素晴らしい機会が彼に巡ってきたね。彼はまだ非常に若い。短期間で急成長して、代表でも国際大会でも経験を積んでる。リバプールへ加入するとなるとこれまで彼が慣れ親しんできたものとは全く異なる。きっとこのチャンスが彼のポテンシャルと経験をさらに引き出してくれるだろう。人として、選手としてさらに成長できる。」

ドイツで4年半プレーした経験がイングランドのプレーに早く馴染むカギになりそうだ。

「彼は数年ドイツにいたから、ヨーロッパに住むのには慣れている。それにリバプールには2人のブラジル人の選手がいるからそんなに苦労しないと思うよ。欧州のサッカーも良く知ってるし、慣れるのに時間はかからないと思う。自分の経験からいくと、俺も欧州のヴァレンシアで6年過ごしてからリバプールに移籍したから、そんなに苦労しなかった。ルーカスの場合はブラジルからいきなりリバプールに移ったことで全く違う環境とサッカーに最初の数年苦労してた。でも掴んでからの彼の活躍はみんなご存知の通り。だけどフィルミーノは数年ドイツで過ごしてからの移籍だから、ルーカスほど苦労しないと思う。」

スティーブン・ジェラードが去る間際に、次のスターはフィリペ・コウチーニョであると宣言したが、アウレリオもブラジルのリトルマジシャンの活躍を信じている。

「コウチーニョのことはインテル・ミラノに加入してからずっと見てきた。インテルではあまり活躍できていなかったけど、クオリティは常に持ってた。素早くてラインの行き来が上手い。判断も早い。リバプールではステップアップする必要があって、ゲームのレベルを上げた。それに真の力をみせるチャンスが与えられた。昨シーズンの彼の活躍は良く見てたし、このまま活躍を続けていけるという自信も持っていることだろう。彼の大活躍を祈ってるよ。」

2015-07-05

ジェラードお披露目


LAギャラクシーに移籍したスティーブン・ジェラードが初めてホームサポーターの前でお披露目された。この日のトロントFCとの試合、LAのファンはジェラードをひと目見ようと全2,7000席が完売。ジェラードはハーフタイムにサポーターに挨拶を交わした。

「ここに来ることが出来て嬉しい。すごく楽しみにしているよ。みんなの前でプレーするのが待ちきれない。今日プレーしたかったくらい、デビュー戦が待ち遠しいよ。今後の成功が楽しみだし、とても今幸せだ。俺も家族も暖かく迎えてもらえてすごく楽しんでる。いいチームといいチームメイトたちがいるから、そこに何かプラスできればと思う。明るい未来が待ってる。ずっとこれまでリバプールにいたけど、ここでサッカーを楽しみたい。さらにトロフィーコレクションを増やしたい。」

背番号はこれまでと同じく8番を着用。7月7日に記者会見を開き、7月18日にピッチで選手としてデビューする。

Steven Gerrardさん(@stevengerrard)が投稿した動画 -
We miss you, captain fantastic!

三度目の正直?


マンチェスター・シティが今週にもラヒーム・スターリング獲得に向け、3度目のオファーを提出するとTelegraphほか英メディアが報じた。7月6日にリバプールのトレーニングに戻る予定のスターリングは、オファーによっては7月12日から始まるプレシーズンツアーに同行するかどうかが決まるため早期解決を希望している。リバプールはすでに1度目ポンド£3,000万、2度目£4,000万相当のオファーを却下。リバプールは当初の£5,000万の同選手査定額を譲らないとみられ、適額のオファーがなければスターリングを残留させる。英メディアの予想は£4,500~5,000万。