2015-03-31

スタリッジ:アーセナル戦出場へ


腰部の筋肉を断裂し、1ヶ月ほど戦列を離れると見られていたダニエル・スタリッジが、来週末のアーセナル戦出場へ向け準備をしていることが分かった。イングランド代表を離脱したスタリッジのコンディションを検査したリバプールのメディカルチームは、同選手が股関節屈筋をわずかに断裂していたことを確認した。しかし、試合出場が可能であると判断。トップ4を争う上で重要なこの一戦には、チームの柱スティーブン・ジェラードとマーティン・シュクルテルの不在が決まっており、ブレンダン・ロジャーズがどうしてもエースを必要とする状況となっている。悪化させる恐れがあると判断した場合は欠場する。スタリッジの不在中にストライカーを務めたラヒーム・スターリングは同試合にフィットする予定。

Mirror

ヘンド:ずっとリバプールで


契約更新が決まらずにいるジョーダン・ヘンダーソンは、契約更新は時間の問題で、リバプールで今後も長くプレーしたいと意志を示した。

「契約は大した問題じゃない。リバプールでプレーするのが大好きだから、これからも長くいたいと思ってる。契約についてはみんなが大きく騒いでいるだけで、俺にとっては代理人とクラブに任せているだけのこと。きちんとの交渉が進めば解決するさ。残りのシーズンはクラブと母国のために全力を注ぎたい。リバプールには素晴らしい、真の実力ある選手が揃っている。ポテンシャルもあって若いチームで、トロフィーを獲りたいという目標高きチームだ。俺たちならトップ4やトロフィーに届くと思っている。」

talkSPORT

2015-03-30

ジェラード:夢のような日


キャプテン自らの2得点で同点に終わったオールスターチャリティマッチは満席で大成功。サポーター、現旧のチームメイトたちと過ごした楽しい一日に大満足のスティーブン・ジェラード。

「本当に最高だった。まずはチャリティとしてチケットが全部完売して大成功と言えると思う。アンフィールドが満席になったのは全く驚くことじゃないけどね。我々のサポーターたちは善意のためなら必ずサポートしてくれる。彼らはいつだって最高のサポーターさ。今日は本当に夢のようだし、一瞬一瞬が最高だった。いいペースで試合ができたし、みんなが楽しんでた。試合中はずっと感動して鳥肌が立ってた。」

「かつてのチームメイトたちともう一度プレーできたことはとても嬉しかったよ。彼らにとっては、もう一度アンフィールドの雰囲気を体感できて、しっかりお別れもできてた。移籍するとなかなかそういう機会ってないからね。今日はチャリティが一番の目的だけど、その次にここで貢献してくれた偉大な選手たちにとって、最高のファンにお別れをするいい機会になった。」

「断ることもできたのに、それぞれの選手がここに来るためにいろいろやってくれた。選手のなかには2~3フライトを乗り継いできてくれて。シュリー・ウィリアムは昨夜プレーしてから来てくれたし、ルイスは先週クラシコをプレーしたばかりだけど、45分プレーするために来てくれた。サッカー選手たちもコミュニティのためになれると示すことができた。」


Steven Gerrardさん(@stevengerrard)が投稿した写真 -
これ最後の試合より楽しめてるかもネ♡
懐かしくって、楽しくって、感動!
We are the best supporters in the world!

オールスターインタビュー


Xabi Alonso
“この試合をすごく楽しみにしてたんだ。最高だったし、本当に感動した。移籍する際にみんなにしっかりお別れはできていなかったから、今日はみんなに再会の挨拶できてとても嬉しい。長く離れていた気がしなかったよ。本当にホームに戻ってきた感じ。スティービーがゴールを決め、キャラがペナルティを取られる。なにも変わってないね(笑)”

Luis Suarez
“最高だった。アンフィールドに戻ってこれただけじゃなく、偉大な選手たちと一緒に素晴らしい試合をサポーターや財団、スティービーのためにプレーできたことが本当に良かった。フェルナンドとプレーできたのも嬉しかったよ。4年前には彼と一緒にプレーしたいとリバプールに移籍してきた3日後に彼は去ってしまったんだ。選手みんなが今日楽しめたし、フェルナンドと一緒にプレーするチャンスをもらえてうれしかった。いつかイングランドで再びプレーする日が来たら、その時は絶対リバプールのユニフォームしか着ない。”

Fernando Torres
“本当に感動した。チャントを聞いたときはどうリアクションしていいのかわからなかった。自分のチャントをまた歌ってもらえるとは思ってなかったんだ。アンフィールドで幾度も素晴らしい試合をプレーできたし、サポーターが歌ってくれるチャントはが大好きで今でも覚えてる。リバプールで過ごした3年半は俺の人生とキャリアを変えてくれた。あの時聞いていた歌をもうう一度聞けるなんて、今日のことは一生忘れない。かつてのチームメイトたちと再びプレーできたことも感動的だった。いい時間を過ごした選手たちだ。やっぱりリバプールサポーターは格が違うよ。今日来ることができて本当に俺はラッキーだ。歓迎してくれたみんなに感謝したい。”

2015-03-29

カイト負傷で解説担当


今夜行われるオールスターチャリティマッチ出席のためトルコからやってくるディルク・カイトとラウル・メイレレスは、負傷のためピッチではなく解説として参加することになった。

「本当に残念だよ。せっかく移籍以来初めてリバプールに戻ってきたのにね。でも6年過ごした場所に戻ってきて、懐かしい顔ぶれを見ることができて嬉しいよ。ここ2〜3年全く怪我なんてしていないのに、突然この前のベシクタシュ戦のビッグマッチで負傷してしまったんだ。チームは勝つことができたからよかったよ。」

「チャリティマッチではプレーできないけど、それでもリバプールに戻ってくることができて嬉しい。スティービーへの敬意を示したかったし、懐かしい人々と再会ができて、アンフィールドにもう一度戻ることができる。プレーはできなくても、あのピッチにもう一度立てるのは特別さ。」

移籍以来初めて戻ってきたカイトは、キックオフ前から特別な思いでいる。

「すでにすごく感動している。3年前にここを離れてから一度も帰ってきたことはないんだ。サッカー選手の人生ってなんだか不思議。ほかのクラブへ行ってしまうとなかなか古巣に戻る時間もなかったりする。フェネルバフチェでも多くの試合をプレーしている上に、ワールドカップや欧州の大会もあって。多くの人たちとずっと連絡は取り合ってきたけど、実際戻って来ると本当に嬉しい。当時の見慣れた風景をまた目の当たりにして懐かしくて感動した。」

「1、2ヶ月前に電話をもらって、スティービーのためにいい試合をしたいと誘いを受けた。すごくワクワクしたよ。現役の選手たちで本気の試合をしたいっていうのもすごく楽しみだなって思った。その一員になることができて嬉しい。」


2015-03-28

トーレス:ずっと待ってた


明日アンフィールドに帰ってくるフェルナンド・トーレスは、スティーブン・ジェラードら旧友と共にアンフィールドでプレーするのを心待ちにしている。

「かつてのチームメイト達とプレーするのが楽しみだ。特にスティービーとまた一緒にプレーできるのが楽しみ。彼にとって素敵な日になると思うし、もう一度リバプールファンのみんなに会えるのも楽しみさ。これまで敵として何度もアンフィールドでプレーしたけど、今回はホームチームの一員としてプレーできる。感動的な日になると思う。誘いを受けた時にはもちろん行くと即答した。スティービーともう一度プレーできるならなにがなんでも行くってね。」

ファンの夢でありながら叶わなかったルイス・スアレスとの共演は、トーレス自身も楽しみにしている。

「俺もすごく楽しみだ。彼のリバプールでの大活躍はずっと見ていた。彼は本当に素晴らしい選手。彼とはいい関係を築いたし、今でも良い友達さ。俺が移籍する直前で彼がやってきた2日間メルウッドで話をした。それ以来ずっと友達で今でも連絡を取ってる。もう一度アンフィールドに戻ってプレーすることを彼がどれだけ心待ちにしているのか俺にはよくわかる。彼と一緒にプレーできて、そのうしろにはスティービーがいるなんて最高だよ。」

これまで敵としてアンフィールドでプレーした際には毎度ブーイングを浴びてきたトーレスは、この特別な試合での観客の反応は予想できない。

「よくわからない。でも俺から言えるのは移籍後にメディアが騒ぎ立てたようなことは真実じゃないってこと。移籍してからも、ロンドンやリバプールで会う人々はみんな俺のリバプールでしたことに感謝の意を示してくれた。俺もすごく感謝している。リバプールファンはいつだって俺にとって特別な存在。キャリアの全盛期を過ごせた場所だし、赤いユニフォームを着てプレーできた日々は素晴らしい思い出だ。」

「リバプールサポーターに対して悪いことは一言さえでてこない。家族のように歓迎してくれて、すごく暖かく接してくれた。今回はチェルシーの選手として戻った時と違う反応をしてくれると嬉しいんだけどね。でも何が起きてもリバプールファンへの気持ちは変わらない。リバプールファンとの思い出はすべて自分のなかにしまってあるし、誰にも変えられないよ。」


アンフィールドでもう一度ゴールを決めて、最高の思い出をもう一度。

「もしゴールを決めることができたら、リバプールでプレーしていた頃のように喜びたい。いい思い出がたくさんあるよ。素晴らしい夜、試合、KOPの前で決めた多くのゴール。彼らは俺にできないことはないと感じさせてくれた。ゴールを決めたらきっとそういう最高の瞬間を思い出すんだろうな。公式戦のように興奮して喜ぶよ。」

今季限りでリバプールを退団するスティーブン・ジェラードは、トーレスにとって唯一無二の存在。一緒にプレーする機会をずっと待っていた。

「彼ともう一度プレーするのが待ちきれない。最後に1試合でも彼と再びプレーしたいってずっと思ってたんだ。この試合が最後になるのかどうかわからないけど、楽しいのは間違いない。スティービーは俺がこれまでプレーしてきた選手のなかでダントツで最高の選手だ。」

「彼は選手として大きな影響を与えてくれて、俺のプレーや目標あらゆる面で変えてくれた。彼に出会ったおかげで、俺にできないことはないって思えた。これからも俺の中で、彼を超える選手は現れない。だからこうやってもう一度彼とプレーするチャンスをもらうことができて本当に光栄だよ。日曜日は彼と一緒にピッチに立ちたい。」


この試合は誰もブーイングされるべきやない。むしろ拍手。Welcome Back El Niño♡

2015-03-27

Transfer Gossip


◆ローマMミラレム・ピアニッチ(24)がイタリアを出る決意をしたと伊メディアCorriere dello Sportが報じた。フランスで生まれ育った同選手は、欧州で屈指のプレーメーカーとして注目を浴びており、昨夏にはレアル・マドリードとバルセロナが照会していた。現在リバプールが移籍先の最有力候補になっている。市場価格は£3700万。(Mail)

◆リバプールがインテルMFマテオ・コヴァチッチ(21)に£2200万のオファーを準備していると伊Tuttoが報じた。同選手はアーセナルが接触してきたが、リバプールがインテルの求める移籍額を準備することで合意したという。(ITV)

◆2013年からレッズが追っているシャルケDFキリアコス・パパドプーロス獲得へ向け準備。同選手は現在レヴァークーゼンへローン移籍中だが、負傷によりほとんどプレーはできていない。才能が明らかなため、レヴァークーゼンが約€600万で買い取る予定。しかし同選手はほかのリーグへの移籍を希望しているといい、リバプールが割って入る隙間がある。(Metro)

◆ロジャーズのトップターゲットの一人ベンフィカ所属エドゥアルド・サルビオ(24)を獲得へ向け動く。ベンフィカとの違約金は£4000万で、リバプールほかマンチェスター・ユナイテッドやユベントスが狙っているが、どのクラブも£4000万を支払う気はない。そこで同選手は違約金を下げる新契約の交渉をクラブと始めた。(Echo)

◆オランダの有望株メンフィス・デパイ(21)のサインを巡ってマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが取り合い。今夏の移籍が濃厚とされている同選手は、リバプールが2年以上追っており、代理人と交渉を続けてきた。しかし元オランダ代表監督であるルイス・ファンハールが誘いをかけており、ルート・ファン・ニステルローイと密会が報じられた。友人らによるとリバプールへの移籍を希望しているとか。(Mirror)

◆今季限りで契約満期となり、プレミアリーグへの移籍が噂されてきたバルセロナDFダニ・アルベス(32)。リバプールやマンチェスター・ユナイテッドほか欧州中のクラブが狙っているとされてきたが、実際は本人は移籍を希望しておらず、バルセロナとの契約更新を望んでいる。(Goal)

スタリッジ全治1ヶ月


腰の負傷でイングランド代表を離脱したダニエル・スタリッジは、完治まで約1ヶ月を要することがわかった。

「ダニエル自身ここに来たときには大したことないと感じていたようだから、彼を想うと残念だ。スキャンの結果、問題があり彼は離脱したくないとすごく落ち込んでいた。筋肉を断裂していたから、プレーさせられないから彼を帰すほかになかった。」

スタリッジは腰部の筋肉を断裂しており、予想以上に悪いコンディションだった。スティーブン・ジェラードとマーティン・シュクルテルの出場停止処分に続きロジャーズにとって大きな痛手となる。足指の負傷でイングランド代表エストニア戦を欠場したラヒーム・スターリングは、次のイタリア戦親善試合に出場する可能性があるとホジソン代表監督が明かしている。

Mirror

2015-03-26

キューウェルら追加参戦


3月29日のオールスターチャリティマッチに9選手の追加参戦が決定した。元レッズのジェイ・スピアリング、チャーリー・アダム、ジェラードの従兄弟アンソニー・ジェラード、スコット・ダン(クリスタルパレス)、アシュリー・ウィリアムズ(スウォンジー)がジェラードチームに出場。チームキャラガーには、イスタンブールでの優勝時の一員であったハリー・キューウェルが帰ってくるほか、スチュワート・ダウニング、ピーター・グラチ、マンチェスターシティDFガエル・クリシーが参戦する。

2015-03-25

シュクルテル処分決定


FAによりマーティン・シュクルテルの主張は退けられ、3試合の出場停止処分が決定した。

『リバプールのマーティン・シュクルテルに対する暴力行為の訴えが追認された。よって直ちに3試合の出場停止処分を科す。同選手は、マンチェスター・ユナイテッド戦95分に起きた審判団が見過ごし映像に記録されていた、ダビド・デ・ヘアに関わるこの件を否定した。しかし、独立調査委員会の審議会で暴力行為だと認められた。』

自ら選んだ23番


若干21歳ながらリバプールのスターティングイレブンとして存在感を大いに発揮しているエムレ・チャン。移籍当初は出番が確約されていなかったが、今ではロビー・ファウラーやジェイミー・キャラガーが着用した象徴的な23番に相応しい選手であるとファンからも期待されている。23番は自ら選んだことを明かした。

「このクラブで23番を着けることの重要性は自覚している。キャラガーが引退した後にこの番号をもらえるなんてとても光栄だ。でもだからといって余計なプレッシャーなどは感じていない。どのみち背番号は必ず着用しなければいけないものだしね。それに23でも99でもチームのためにベストを尽くすというのは変わらない。でもこのクラブで23番を背負うことの重要性は分かっていたから、絶対この番号が欲しいって自分からお願いしたんだ。」

セントラルミッドフィルダーとして移籍してきたが、今は守備の一員として大活躍中。その存在感と柔軟性に監督からも称賛の言葉が止まない。ロジャーズは数年後にチャンはワールドクラスになると予言した。

「とてもいい気分だ。監督に信頼されているんだって感じるし、自分の仕事がしっかりできているってこと。だから今プレーできている。すごく嬉しい。ブレンダン・ロジャーズほどの監督にそういう言葉をもらえるなんて誇りに思う。だけどワールドクラスになるまでにはまだまだ成長していかなくてはいけないし、全力で毎日頑張リ続けなくちゃいけない。」

バックスリーの一員となった今だが、将来的には本来のポジションであるミッドフィールドでプレー希望。

「バックでプレーするのは問題ない。一番大事なのは試合に出ているってこと。チームに入れるようになって嬉しい。将来的にはミッドフィールドのポジションでプレーするのが目標だ。どのポジションでプレーしていても前に攻撃的に出ていきたいっていう思いは常にあるんだ。バックスリーでプレーしている今は自分の後ろに選手がいないから、ゲームの流れがすべて見える。だから入っていけるスペースがあれば前に出て行ける。」

シュクルテルFAの訴えを拒否


マンチェスター・ユナイテッド戦で、相手GKダビド・デ・ヘアに対する暴力行為をしたとしてFAのチャージを受けていたマーティン・シュクルテルは、FAの訴えを拒否する返答を提出した。故意ではなく、アクシデントであったと主張しているとみられる。本日中にFAから評決が発表される見通し。

Liverpool Echo

チームキャラガーの監督決定

3月29日に行われるオールスターチャリティマッチのキャラガーチームの監督が決定。選手、監督としてリバプールで活躍したロイ・エヴァンズが務めることになった97年1月、ジェイミー・キャラガーがリバプールのシニアデビューをした当時の監督がエヴァンズだった。

試合は日本時間午後10:30よりJ Sports 2で生放送予定。

Mario Thanks Fans

“全力投球した結果、試合は思い通りに行かなかったけど、ひとつ確かなことがある。 
俺はピッチで一人じゃなかった。YNWA”

マリオを止めに行ったファンは…

「マリオが退場になってしまうことを心配して止めた。スモーリングがマリオをピッチ外に押しのけたから、マリオが彼を掴もうとした。彼のボディランゲージから対抗する気満々だったのがわかったし、彼はすでにイエローカードをもらっていたから、'落ち着け、放っておけ'って言った。そしたら彼は'わかったわかった'って言ってた。彼は大きいから掴むのが大変だったよ。」


You'll Never Walk Alone Mario!

2015-03-24

シュクルテル3試合出場停止へ


イングランドサッカー協会(FA)はマンチェスター・ユナイテッド戦中、マルティン・シュクルテルがGKダビド・デ・ヘアを踏みつけた行為に対し処分を科すと発表した。事件当時、主審も副審も見逃したため、FAは映像から危険行為として追認した。シュクルテルが24日GMT午後6時までに提訴しなければ、相当する3試合出場停止処分が科される。よって同試合で退場処分となったスティーブン・ジェラードと同じく、プレミアリーグアーセナル、ニューカッスル戦及びFAカップ再試合ブラックバーン戦を逃すことになる。ブレンダン・ロジャーズは試合後にシュクルテルを擁護した。

「マーティン・シュクルテルの件は私は見た。ボールが流れているがスローモーションで見ると実際より悪く見える。彼はボールを取ろうと足でボールを追った結果、ゴールキーパーに当たってしまったんだ。マーティンは故意にそんなことをするタイプの選手ではない。」

スタリッジ、ララーナ代表離脱


イングランド代表に招集されていたダニエル・スタリッジとアダム・ララーナがそれぞれ、尻部、鼠蹊部の負傷で代表チームを離脱した。スタリッジとララーナはマンチェスター・ユナイテッド戦中に痛めた。ララーナはハーフタイムに交代、スタリッジは代表に合流したが検査を行った結果フィットせずリバプールに戻った。イングランド代表は金曜日にEURO2016予選リトアニア戦が控えおり、ウェンブリーの全席が完売している。

同じくマンチェスター・ユナイテッド戦で足首を痛めシモン・ミニョレは、ベルギー代表に招集されているが、まずスキャンを行う予定だとベルギーのメディアが報じている。ユナイテッド戦を欠場したデヤン・ロヴレンは以前痛めた腹壁の痛みが再発。クロアチア代表を退いた。

Liverpool Echo

キャラガーがジェラードの退場を解説


スティーブン・ジェラードをよく知るジェイミー・キャラガーが即退場となるに至ったキャプテンのアクションをSky Sportsで解説した。

「スウォンジー戦とこの試合でプレーできないフラストレーションがあったのは間違いない。彼がリバプールに在籍している17, 18年間、常に中心となる存在であり、キャプテンとしてやってきた。チームを外されることは一度もなく、怪我から復帰しフィットすればすぐチームに戻るのが当たり前だった。それが前節のスウォンジーとこのマンチェスター・ユナイテッド戦で初めてフィットしていてもチームを外された。だからそこに不満を感じていたと思う。前半ベンチで過ごしてがっかりしていたんだろう。リバプールはいいプレーができておらず、1-0で負けていた。それが余計なフラストレーションになり得る。ほかの選手が自分のポジションでプレーしていて、パフォーマンスができていなかった。'なんで俺はプレーできていないんだ、なぜ俺がピッチにいないんだ'とさらに悔しかったんじゃないかな。」

「スティーブン・ジェラードは感情的になる選手だ。これまで一緒にプレーしていた時にもそういう彼の感情がとてつもない瞬間を生み出してきた。彼がすごいプレーをしたときというのは、脳ではなく、ハートでプレーしているときがある。FAカップ決勝のウエストハム戦、イスタンブールの奇跡もそうだ。冷静に考えプレーするスティーブン・ジェラードではなかった。彼は気持ちでプレーしてた。そういう時に彼は特別なことができるんだ。でもその反面ではこういう試合でフラストレーションを溜めたまま出てくるときに、彼はキャリアで計7枚のレッドカードもらっている。4枚はエヴァートン戦とマンチェスター・ユナイテッド戦で出ていて、2枚づつ出ている。そのうちのマージーサイドダービーではベンチから出てきたし、残り20分で出てきたときにもレッドカードを浴びた。もうひとつユナイテッドはFAカップの前半にストレートでレッドカードをもらってたと思う。」

「地元の選手として、こういう気持ちのぶつかり合う試合に交代で出てきて、彼は瞬間的にカッとなってしまったんだ。こんなかたちで最後のユナイテッド戦を終えたくなかったろう。でもまだ5~6試合残している。クラブの観点からも彼のことを思っても、彼のためにFAカップの決勝に行ってほしい。ボクシングデイかのチームの状態を考えても、彼自身もクラブも彼ほどクラブに貢献した選手にはいい状態での退団を望んでいる。」

同試合で解説を務めたギャリー・ネヴィルは、ジェラードの愚かな行動を叱責した。

「彼があんなことをした理由はひとつじゃないと思う。マタへのタックルもとてつもない勢いだったけど、彼はバカだ。スティーブン・ジェラードほど経験値の豊富な選手ならバカなことをしたとわかってるはずだ。この試合ともなると、感情的になってしまったせいだろう。」

同僚ティエリ・アンリも同意した。

「ジェラードは悔しがるだろう。チームをがっかりさせたことを自覚しているはずだからね。でもこの一枚が彼のリバプールでのこれまでの活躍を変えるわけじゃない。今日は彼はもっとしっかりしたプレーをすべきだったとは思う。」

2015-03-23

ジェラード謝罪


リバプールの選手として最後の対マンチェスター・ユナイテッド戦、スティーブン・ジェラードは、アンデル・デヘアに対するタックルで出場後わずか38秒で退場処分を受けた。試合後インタビューに答えたキャプテンは、処分を受け入れ、謝罪した。

「処分は受け入れなければいけない。正しいジャッジだったと思う。今日チームメイトや監督をがっかりさせてしまった。それ以上にサポーター全員を失望させてしまった。自分の行動のすべての責任は俺にある。彼のスタッズが見えた時、彼のタックルを飛び越えようとして落ち方を間違えた。」

「残り45分あって、試合を戻せる大きなチャンスがあったときの退場のチームへの影響の大きさは、俺はよく理解している。この結果になったのは俺の責任だ。なぜあんなことをしてしまったのかはわからない。最初のタックルに対する反応だったのかな、でもこれ以上何も言わないほうがいい。ここにきたのはチームとサポーターに謝罪するためだ。今日の結果はすべて俺のせいだよ。」

自らの行動を認め謝罪したジェラードの行動をブレンダン・ロジャーズは賞賛。ジェラードを敗戦の理由にはしない。

「退場処分を受けた後に謝罪できるというのは立派なことだ。前半の我々を見ていてフラストレーションが溜まっていたんだろう。我々はタックルを仕掛けなかった。彼は男らしく公の場に出てきて謝罪をした。彼のことは責めない。彼は私が就任してからずっと素晴らしい助けをしてくれている。切り替えるよ。」

2015-03-22

戦力外通告がシーズンを変えた


12月のマンチェスター・ユナイテッド戦後、正GKを外されたシモン・ミニョレは、あのときの反省がシーズンを大きく変えたと語った。

「監督にオフィスに呼ばれて、プレーさせないと言われた瞬間に自分にできることは2つだった。うなだれるか、チームを外れる時間をできるだけ短くできるよう前進するかだった。それをやったんだ。監督と話をした日から、呼ばれた時にそれまで以上の仕事ができるようにトレーニングをした。」

「あの期間で自分を振り返り、反省することができたんだ。週に2試合プレーしている時にはなかなかそういう時間がない。試合が終われば、次の試合に向けて休んで、パフォーマンスを分析して次の試合に向けて準備をするっていう流れで、なかなかどこを改善すべきかってことを考える余裕がない。あの時にそれができるチャンスを得られた。ブラッドの負傷で2週間にとどまったけどね。監督やコーチときちんと話をしたり、反省すべき場面を観たり、さらに強くなるための有意義な時間を過ごせた。」

アンフィールドのかつての守護神ブルース・グロベラーには"ドラキュラ以下"と呼ばれたこともあった。

「俺は自分に厳しいから、そういう非難は真剣に受け止めたりしない。自分の試合は自分で分析して、どこを改善できるのか、どれが良かったのかって反省する。コーチとも同じ分析をする。そういう意味ではずっと俺は自分には誰より厳しい。非難は、時に聞き入れて改善すべきときもあれば、放っておく方が良いものもある。」

守備力の向上は個人だけでなく、チーム全体で取り組んだ結果だという。

「チームに戻ったあのバーンリー戦でクリーンシートをキープできてから、自分のパフォーマンスには満足している。個人的なことだけに満足しているだけじゃなくて、チームとしての結果にも大満足しているんだ。俺はいつだって個人よりチームパフォーマンスが大事だと思ってる。とにかく試合に勝って、順位を上げたい。個人的なパフォーマンスはその次。自分のパフォーマンスはコーチ陣と共に毎試合厳しく振り返っている。それを続けて成長していきたい。俺にできることはそれしかないと思うしね。」

「試合が始まれば、チームとしてどれだけやれるか。もちろんアウェイでもホームでも無失点に抑えられたら個人的にはすごく嬉しい。でも無失点もゴールキーパーだけの力じゃない。ディフェンスだけでもなくて、チーム全体で攻撃的に取り組んだ結果だ。ゴールを決めるのも、守るのもチームの努力。それが俺たちのチームのあり方だ。」

その運命を変えたマンチェスター・ユナイテッドと今夜アンフィールドで対決する。相手GKダビド・デ・ヘアは欧州屈指のGKに成長した。そんな彼から学ぶものがあるというミニョレ。

「マン・ユナイテッドは彼のおかげで多くのポイントを稼いでいる。今シーズンだけでなく、昨シーズンも素晴らしいプレーをしていた。彼は実に優秀なキーパーだし、彼は大きな賞賛に値する。大舞台で輝く彼からは学ぶものがある。大きなプレッシャーがあることを受け入れ、楽しむっていう。若い頃には大きなスタジアムで大観衆の前でプレーすることに憧れていた。でもここではそれに慣れなくちゃいけない。1年リバプールでプレーしてビッグマッチでどうプレーすべきかを学んだ。満員のアンフィールドでマンチェスター・ユナイテッド相手にプレーできるなんて夢が叶ったよ。」


Liverpool Echo

2015-03-21

ペレがアンフィールドへ


ブラジルサッカー界のレジェンド、ペレが明日アンフィールドで行われるリバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦を観戦することがわかった。

「以前にプロモーションの撮影でアンフィールドに来たことはあるんだが、このレベルの試合を観戦するのは初めて。みんなが注目するビッグマッチだ。みんなどっちのチームを応援するのかって聞いてくるんだが、どっちかを応援したりはしないよ。その代わり素晴らしい対決を期待している。最高の試合を見たい。」

「時にフットボールにはおかしなことが起こる。プレミアリーグは世界最高峰レベルなのに、チャンピオンズリーグの準決勝に一チームもいないとは。リバプールやマンチェスター・ユナイテッドはブラジルのトップクラブと並ぶいいチーム。いい試合が観れることを祈るよ。」


Opta Stats: Liverpool v Man United


プレミアリーグ最大のライバル対決の統計をCheck!

◇スティーブン・ジェラードは対マンチェスター・ユナイテッド過去11戦(プレミアリーグ)で7得点を決めている。

◇ダニエル・スタリッジは対マンチェスター・ユナイテッド戦で、3試合中2試合で得点を決めている。

◇リバプールはアンフィールドで現在14戦無敗。

◇リバプールが負けなければ、今季のリーグ無敗記録に並ぶ。(現在チェルシーの14試合連続無敗が最長)

◇マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグアウェイ過去9戦中1試合しか負けていない。

◇マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグのどのクラブよりアンフィールドでの勝利数が多い。

◇両クラブの対決でこれまでレッドカードが15枚出されている。これより多いのはプレミアリーグ史上最多となるリバプール対エヴァートン戦の20枚だけ。

◇ウェイン・ルーニーはプレミアリーグ通算ゴール&アシストでマンチェスター・ユナイテッドで250得点に貢献している。

◇マイケル・キャリックが出場した時の獲得ポイントは平均2.2ポイント。彼がいない時は1.6ポイント。掛け率からは出場が予想される。

Opta Stats

2015-03-19

ヘンダーソン契約停滞のワケ


今シーズン終了後には契約期間が残り1年となるジョーダン・ヘンダーソンとの契約交渉は未だ決着がつかない。Liverpool Echoによると、選手側とクラブ側の考えに大きな隔たりができているためだという。現ヘンダーソンの契約では、週給£6.5万(約1, 200万円)。レッズは£8.5万の新契約をオファーした。だが選手側はすぐにこの提示を拒否し、£12万(約2, 200万円)に昇給するよう求めている。

さらにこの問題を大きくしている原因がキャプテンの地位。来シーズンにチームをリードする正キャプテンがヘンダーソンになるかもしれないとの主張から、選手側は現在のキャプテンであるスティーブン・ジェラードと同等の契約を求めている。

しかしクラブ側は選手側の見方に同意していない。ブレンダン・ロジャーズは交渉に加担してはいないが、公にヘンダーソンはジェラードの直接的な後継ぎではないことを主張している。『ジョーダン・ヘンダーソンはスティーブン・ジェラードを引き継ぐ選手ではない。ヘンダーソンがキャプテンになるとは決まっていない。二人はまったく違う選手。スティーブンはプレミアリーグ史上最高の選手の一人であり、ジョーダンは素晴らしい才能を持つ若手選手だ。』

トリッキーなのは、週給£15万が安いと思わせられるほどキャッシュが投入されている現代フットボールにおいて、選手側の求める額は破格ではないということだ。4年前の移籍後大幅に成長したヘンダーソンのチームでの存在の大きさを考えると安いようにも思える。最初の基本給がヘンダーソンの実際の価値より低く設定されていたことが問題をややこしくさせているが、新契約ではクラブは今の彼に見合った額を支払うことになろう。

停滞してはいるものの、クラブは契約延長合意は近いと自信を見せている。スターリングとの状況とは大きく違う。ヘンダーソンの代理人とは良好な関係を築いており、同選手もリバプールとの延長を希望している。スターリングの場合は、代理人がマネージメント会社から独立を試みている段階で、高額を請求し、他クラブからの関心を煽っているとも言われている。

2015-03-18

Transfer Gossip



◆市場価格£2000万と言われるPSVアイントホーフェン所属FWメンフィス・デパイ(21)の移籍先はリバプールが有力候補となっている。マンチェスター・ユナイテッドが2年間追ってきたタレントだが、今シーズンに入り、リバプールの担当者が毎月PSVを訪問し交渉を続けてきた。スパーズも様子をうかがっている。(Mirror)

◆週末の問題発言から国外への移籍が噂されるPSG所属FWズラタン・イブラヒモビッチ(33)の次の移籍先はリバプールが最有力。アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティがターゲットに挙げている同選手。リバプールとのリンクを特定できる情報はないが、ブッキーによるとリバプールが最有力だ。(Metro)

◆スティーブン・ジェラードの穴を埋めるべくマラガMFイグナシオ・カマーチョ(24)をリストアップ。スペインのメディアによると、リバプールのほか欧州中のクラブが接触している。(Metro)

◆ジェムズ・ミルナーのサイン争いは続いている。リバプールとアーセナルは諦めていない。インテル、ミラン、ローマが興味を示していたが、若い家族を海外に連れていきたくない同選手はイングランド内で移籍先を探している。シティから新契約はオファーされているが、決めかねている。(talkSPORT)

◆レアル・マドリード所属ルーカス・バスケスにクラブの求める£720万のオファーを準備中。現在のローン移籍先エスパニョールが買い取り権を持つが、同選手はアンフィールドでプレーする方を望んでいる。(Express)

◆イタリアアトランタ育ちの若手GKマルコ・スポルティエッロ(22)をスカウト。ピーター・ツェフも候補に挙がっている、ミニョレを超えスタメンになり得る高価な選手。(Mail)

Mario Hates Haters

Mario Balotelli🇮🇹🗿👪さん(@mb459)が投稿した動画 -
俺のことを知らないくせに!黙れ!って怒っています。

2015-03-17

狙うは4位以上


リバティースタジアムで初勝利を飾り、トップ4に2ポイント差に迫っている。粘るスウォンジーを破ったカギとなったのは、後半のシステムチェンジだった。

「チームの底力を見せることのできた素晴らしいパフォーマンスだった。特に前半のあのプレーからの回復は見事だった。前半のシステムでは機能していなかった。だが精神力で持ちこたえた。後半はチームのシステムを少し変更して、前半より良いプレーをする自信はあった。後半はしっかり試合をコントロールすることができていたと思う。」

「今日のスウォンジーはダイヤモンドでプレーしていて、ミッドフィールドをボックス型にしていた我々にうまくはまっていた。いい選手の揃う彼らはパスをうまく通した。システムはすぐスイッチできるよう練習で準備をしていているから、選手たちはスムーズにシステムを変えることができたんだ。」

「今日の勝ち方を誇りに思う。最後まで諦めず戦い抜き、しっかり守った。スタイルというだけでなく、チームの基盤が重要だ。相手にプレッシャーをかけられるだけの基盤がね。それがしっかりできていないとチームが崩れてしまう。それが今日の前半に出た。後半はしっかりプレスし、動く範囲が短くなった。一点決め、さらに決められるチャンスもあった。アウェイでも勝てるだけの力があるということは実感している。記録も非常に良い。」

存在感だけでチームに多大な影響力を持つジェラードの復帰も大きく貢献した。

「後半はもっと体を動かしたかった。ボールを持っているときだけでなく持っていない時ももっと動かす必要があった。ハーフタイムにはもっとしっかりボールを通していこうと、ボールを持っている選手にオプションを与えられるよう動けと話をした。スティーブンが入り、チームが落ち着きを取り戻した。ダイヤモンド型に変え、彼はその底にうまくフィットした。彼の冷静さとコントロール力が非常に大事だった。」

トップ4だけでなはく、できるだけ高い順位でのフィニッシュを目指す。

「今日の結果はとにかく大きい。さらに週末のマンチェスターシティの結果で我々が2位になれる可能性を与えてくれた。今の我々の精神力、勢い、自信を失わずどこまでいけるか挑戦する。良いポジションに上がった。きちんと週末に向け回復させ準備をしたい。目標はできるだけ高い位置で終えることだ。トップ4ばかり言われるが、できるだけ上を目指す。マンチェスターユナイテッド戦が楽しみだ。」

Player Ratings


スウォンジー戦のリバプール選手評点


Simon Mignolet 8
前半に大きく貢献し、チームを守った。足元ではいくつかミスをしたが、リバプールの勝因のひとつだった。 
 
Emre Can 6
いつも通り冷静だったが、ゴミスに乱される場面も。他の多くの選手と同じく後半良くなった。 
 
Martin Skrtel 7
 前半の多くの場面で良いポジション取りができており、相手に押される状況でも強固に守った。
 
Mamadou Sakho 6
 ボールを持つときに緊張感があったが、持ちこたえる強さをみせ、パワフルなゴミスに強く立ち向かった。 
 
Raheem Sterling 7
15分から右ウィングバックにスイッチしたが、存在感を現したのは後半に入ってから。ランニングと仕事量でスウォンジーにプレッシャーをかけた。 
 
Joe Allen 8
後半は誰より良いパフォーマンスをした。後半に最近の好調ぶりを示すハードワークを示し、攻撃に加担することもあった。 
 
Jordan Henderson 7
キックオフ後は苦しんだが、ハーフタイム後に勢いが出て、その成果がハードランニングのゴールにつながった。
 
Alberto Moreno 5
前に出続け、答えを探そうと試みたが、イエローカードを機に迷い込んだ。 
 
Philippe Coutinho 6
自分のプレーをするまでに時間がかかったが、後半の再起に大きく貢献した。 
 
Adam Lallana 5
右ウィングバックとしてスタートしたが、すぐにスターリングと入れ替え。前半は傍観者になっていたが、チームと同じく後半に改善した。
 
Daniel Sturridge 6
だらしないタッチミスから、スウォンジーに試合をコントロールされてしまった。後半大きく改善し、ゴールをアシスト。 

Subs
 
Steven Gerrard  7
モレノに代わり、チームにパスリズムをもたらした。
 
Glen Johnson 未評価
遅い投入のためシュートエクササイズのみ

Premier League: Swansea - Liverpool


Barclays Premier League
At Liberty Stadium
Swansea0
0 - 0
1
Liverpool
0 - 1

Team 
Swansea CityLiverpool
1. Lukasz Fabinski 22. Simon Mignolet
26. Kyle Naughton
 23. Emre Can
2. Jordi Amat
37. Martin Skrtel
6. Ashley Williams17. Mamadou Sakho
3. Neil Taylor
18. Alberto Moreno 
4. Sung-Yeung Ki24. Joe Allen
24. Jack Cork14. Jordan Henderson
8. Jonjo Shelvey
20. Adam Lallana
23. Gylfi Sigurdsson
31. Raheem Sterling
15. Bafetimbi Gomis10. Phillipe Coutinho
18. Wayne Routledge15. Daniel Sturridge
SubstitutesSubstitutes
25. Gerhard Tremmel
1. Brad Jones
22. Angel Rangel
2. Glen Johnson
12. Nathan Dyer4. Kolo Toure
20. Jefferson Montero
6. Dejan Lovren
7. Leon Britton
8. Steven Gerrard
11. Marvin Emnes
50. Lazar Markovic
17. Nelson Oliveira
9. Rickie Lambert
Goals

14. Jordan Henderson 68'

Possession
46.3%
53.7%
Total Shots (on Target)
10 (3)
16 (5)
 Pass Success
81%
85%
Total Passes 
482
562

2015-03-16

キャラガー:リーダーは現れる


プレミアリーグ残り10試合を残し、トップ4の目標が現実的に手が届く可能性がある。ジェイミー・キャラガーは劇的にフォーメーションを変え、チームを変えたブレンダン・ロジャーズの手腕を称賛した。

「監督のおかげだ。ブレンダン・ロジャーズが変え、システムを考案し、そのシステムで選手たちが非常に良いプレーをしている。ミニョレは多くの試合で無失点に抑えられるようになり、試合中の仕事量が減った。それが守備のあるべき姿。キーパーの出番を呼ぶのは1試合で2~3回が理想だ。アンフィールドで先日観たブラックバーン戦では、何度もセーブをしなくてはいけない状況じゃなかったけど、セットプレーからのボールでいいセーブをみせて、リバプールのカップ敗退を防いだ。ゴールキーパーにはそういうプレーを求める。何度もキーパーがセーブしなくてもよいというのは、バックラインがしっかり仕事をできているということだ。」

「マーティン・シュクルテルはバックスリーのリーダーとしてミドルですごく良いプレーをしてる。スティーブンとルーカスの次に長くクラブに奉仕する最も経験値の高い選手だ。彼は絶好調だね。ブラックバーン戦ではあの衝突の後にもプレーしたかったって言っていた。それこそ選手に求める姿勢だ。彼や新たに入ったサコー、ロヴレンは大きな称賛に値する。」

キャラガーの23番を引き継いだMFエムレ・チャンは、守備でリバプールのレジェンドからインスピレーションを受けたかのような大活躍をしている。

「チャンは素晴らしいプレーをしていると思う。ミッドフィールドに戻ってプレーするときもあるけど、今の彼はバックでプレーするほうが合っているみたいだ。ミッドフィルダーとしてやってきたけど、バックでプレーしているときの彼のパフォーマンスをみていると、バックに置いておくべきかなと考えさせられる。バックで彼がこのままのプレーを続けられるなら、バックでプレーさせるべきだ。彼はまだ若いし、スティービーが夏にいなくなればミッドフィールドに行くことになるかもしれない。でも今季は、大活躍しているバックで起用すべきだと思う。彼がそこに入ってから守備の記録は大きく改善した。彼がいいプレーができて、チームがいいプレーをしているなら、そのままにしておくべきさ。」

「新たなシーズンが始まれば、状況は変わっているかもしれない。選手が変われば、監督も合わせてフォーメーションを変えたりしないといけないかもしれないから。今のチャンはバックスリーのフォーメーションにぴったり。ミッドフィールドに出ていける時間もあるから、バックでプレーしているとは言ってもミッドフィールドに入ってプレーしている時間帯もある。そうやって中盤を厚くすることもできてる。」

長年クラブを背負ってきたスティーブン・ジェラードの退団が決まっている。そっくりの代役を探すのではなく、チームを強化すべきと訴えた。

「スティービーがいない間のチームの結果は良い。彼にそっくり代わる選手を見つけるのは無理だと思う。だけどだからといってチームが成功できなくなるわけじゃない。マン・ユナイテッドは未だにロイ・キーンの代役を見つけられていないけど、彼がいなくなった後も成功した。違う方法を見つければいいんだ。リバプールが市場に出て、スティーブン・ジェラードのような選手を買うなんてことは無理。だからスティービーがいなくなった分、ほかのポジションを強化するとか、ほかの選手がステップアップして責任を負っていかないといけなくなる。これまでにも偉大な選手たちがクラブを去ってきた。その後再び偉大な選手たちが現れるということを歴史が証明している。それはスティーブンがいなくなっても同じだ。彼に代わる選手はいないけど、チーム全体を強化してほしい。」

キャラガーは、ジェラードのような真のチームリーダーに欠ける現代フットボールだが、リーダーは必ず現れると信じている。

「新リーダーたちは現れると思う。今はまだリーダーとしてみられていないっていうだけだ。スティービーが移籍又は不在となればほかの選手たちが殻を破って、リードしなくてはいけない。今アームバンドを着けるジョーダン・ヘンダーソンはそれをやり始めている。前よりパス、得点力で攻撃的になっていて、アームバンドを着けていることで自分がリーダーだっていう意識が強くなったようだ。シュクルテルは守備の要として良いリーダーだと思う。エムレ・チャンもリーダーだって言われている。彼は典型的なリーダーの存在感がある。プレーをみていてもリーダーらしい。クラブはリーダーを獲得することだってできる。リーダーはいつか現れるさ。現代のサッカーはリーダーシップに欠けている。リバプールも他クラブと同じくその問題に直面することになる。今のサッカーは、リーダーに欠けているのは確かだけど、誰かしらは必ず現れるさ。」

ECHO

2015-03-15

スターリング:契約決断はシーズン終了後か


ラヒーム・スタリーングとの契約更改騒動はシーズン終了まで続きそうだ。スターリングのマネージメントチームは、欧州の強豪レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンと接触しているとみられ、今すぐリバプールとの契約延長を決めない意向。スターリングの現在の契約は週給£3.5万(約630万円)、リバプールは大幅昇給の£10万(約1800万円)を提示しているが、選手側は£15万(約2700万)相当の契約を求めている。この状況に手も足も出ないブレンダン・ロジャーズは、リバプールこそ20歳のスターリングが成長するに最適の場所であると主張した。

「ラヒームがここ着実に成長しているというのは明らかであり、次の彼の成長がどうあるべきかも明らかだ。代理人と選手がみるのはふたつ。試合時間と給料。監督やコーチとしては、できるだけの手助けをしたい。でも選手やそれ以上に代理人が移籍する必要があると決めたなら、たいていは移籍することになる。私にできるのはここにいる選手たちでこの偉大なクラブの価値を高めることだけ。ラヒームの場合は、12月に20歳になったばかりでリバプールというビッグクラブで118試合にも出ているというのはとても大きな数字だ。」

「我々は非常に良い関係を築いてきたが、残念なことにさっき言ったように契約にはそれ以上の要素がある。20, 30年前に契約書もよく見ずにサインをすることもあったような時代とは違う。あのときのサッカーとは違うものになってる。今はそれをどうマネージメントしていくかだ。私はラヒームにはプレーに集中してもらうようにする。私は彼は他のクラブにはいかないと思っているから、この件についてはリラックスしている。契約も2年半残している。彼にとって一番いい解決策に至ることを願う。」

「彼のキャリアが開花した今、それを次のチャプターに向けてどう持っていくかが大事だ。解決させたいし、そうなると思うから心配はしていない。」

同じくジョーダン・ヘンダーソン、ジョン・フラナガンとの契約もまだまとまっていない。現在ジョー・アレン、マーティン・シュクルテルとの契約更改交渉が進んでいる。

「心配していない。ほかの部門が担当していることだし、すべてまとまると思う。イアン・エアがオーナーやクラブと良い仕事をしてくれている。ここの経営モデルでは、若い選手には、動機を与え、彼らにふさわしいだけのものを与える。だが与えすぎず、若すぎず。それが若い選手にとって大事なことだと思う。これまでにも数多くの若手選手が高額すぎる給料をもらい消えていった。それはこのクラブでは起こらない。真の価値に見合った額は払う。このクラブはそういう方針だ。」

「ラヒームの場合はまだ2年半残しているが、ジョーダンは夏に1年を切る。クラブはこういった契約をまとめたいと思ってやっているが、契約に関してはクラブだけでは成り立たないということを忘れてはならない。裏側もあるんだ。」

ECHO




メンタルもフィジカルもリフレッシュ

Training Session for Swansea game
ホームでゴールレスドローに終わったFAカップブラックバーン戦から8日の準備期間を経て、次のスウォンジー戦に向けメンタルもフィジカルもしっかりリセットができている、とブレンダン・ロジャーズはリーグでの勢いを失わないよう練習を調節していることを明かした。

「ブラックバーン戦で非常に厳しい期間が終わった。あの試合の統計などいろいろ見たが、フィジカル的に今季最低の試合だった。今はメンタルもフィジカルも再度エネルギーが注入できた。スウォンジー戦から勢いをもう一度取り戻したい。パフォーマンスレベルはリーグの勢いがまた戻ると思う。」

「タフな試合になるのはわかっている。この時期はトレーニング量を少し減らす必要がある。フィットさせるのに激しいトレーニングは必要ない。さらに激しい練習はするが、間隔は短い。選手たちは非常に調子がいい。動きはとてもシャープだし、自信にあふれている。試合でのパフォーマンスと結果の勢いを失わないようにしたい。」

「成功するためにはアウェイでも勝てるだけの精神力が必要だ。スペースがあればこじ開けられる攻撃陣がいて、そのスペースを活用できる技術的な才能のある選手たちがいる。我々には勢いがあるが、スウォンジーではかなりタフな試合になると予想している。」

スティーブン・ジェラード、マーティン・シュクルテル、ジョー・アレンがこの試合にフィット。さらにジョン・フラナガンとホセ・エンリケがまもなく復帰間近となっている。

2015-03-13

爆笑のチーム決め

レッズにとってはそのへんのお笑い番組よりおもしろい。
ジェラードとキャラガーのチャリティマッチのチーム決めを日本語シェア。
この二人やっぱり最高のコンビ!おもろすぎ!笑い止まらん♥



Gerrard(以下G):じゃあまず俺から選んでいいか?

Carragher(以下C):君はリバプールのキャプテンだ。どうぞ。

G:まずGKは今のチームメイトでもあるブラッドがいい。今もチームメイトだし、今のチームメイトに忠誠心を示すことにする。ペペは一流のキーパーだけど、残すことにするよ。

C:ほほーマジ?!ってことは俺がプレーしたGKで最高のペペをもらえる。当然俺のキーパーペペ。これまでプレーした中で最高のGKだ。スタートは俺のほうがいいな。

G:最高のセンターハーフはと…

C:その男は敵チームのメインマンだぞ!(笑)

G:イングランド史上最強のセンターハーフのジョン・テリーにする。素晴らしい男だ。

C:俺はもちろん自分を選択しないとな。リバプールの守備を背負った男。ジョンはチェルシーでそれをやってきているけど、CLの準決勝などアンフィールドで無失点で抑えられた試合は多くない。この男はそれをやった!

G:アルベロアとはあの喧嘩のあと仲直りしたか?

C:したよ。彼も今は理解はしてるさ。

G:また友人に戻ったんだな?じゃあ俺は左サイドバックをリーセにする。彼なら左サイドで仕事をしてくれる。

C:でもリーセは守備ができないぞ。俺は信頼できて、きちんと仕事のできるアルベロアにする。まだ彼がリバプールにいてくれたら嬉しいけど、今はレアルの選手だ。キプロスかどっかのリーグで試合に出れてないリーセは苦しむぞ。彼ならやってくれる。マドリッドマン!

スアレス自伝「理由」発売



Luis Suarez: Crossing the Line - My Story 日本語版発売!
ルイス・スアレス自伝 「理由」 


内容紹介 <amazonより抜粋>

“噛み付きは無害に近い行為なんだ”

三度の噛み付き、ハンド、ダイブ、人種差別発言…
数々の騒動について本人が明かす驚きの見解!
価値観のズレ? いやいや理解できる。彼が一線を越えるのには理由がある。

アヤックスやリバプール、ウルグアイ代表で活躍し、現在は強豪バルセロナに所属するルイス・スアレス。もはや誰もが認めるワールドクラスのスター選手が、なぜ地位や名誉を傷つけるだけの「噛み付き」を繰り返してしまうのか――。本人がウルグアイでの幼少時代からバルセロナ移籍までの半生を赤裸々に語った初の自伝。昨年末に英国で出版された話題作が早くも日本上陸! 翻訳は、英国在住20年を超える山中忍が担当。

<目次>
はじめに――噛み付きの理由
第1章 ラブストーリー――ウルグアイで見つけた愛
第2章 オランダの学校――アヤックスで会得した思考力
第3章 スアレスの手――南アフリカW杯の“セーブ"と南米制覇
第4章 じゃあ7番だ――リバプールの伝統とプレミアの洗礼
第5章 「人種差別者」――エブラとの衝突で負った消えない傷
第6章 ロジャーズの革命――新たな哲学と“SAS"の結成
第7章 あと一歩で――手のひらから滑り落ちたリーグ優勝
第8章 それがアンフィールド――ファンとともに歩んだ忘れがたき旅路
第9章 我がイングランド――第二の故郷を破ったブラジルW杯
おわりに――狭い路地から切り開いた人生
訳者あとがき

巻末付録 スアレス年表

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チャリティマッチイレブン決定


オールスターチャリティマッチの出場選手&チームが決定!各チームのキャプテンを務めるスティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガーが出場選手からチームを選んだ。



2015-03-12

来季のキャプテンは未定


キャプテンのスティーブン・ジェラードが不在の今キャプテンとしてチームをまとめるジョーダン・ヘンダーソンは、来シーズン以降のキャプテン候補。だがヘンドは他にも有力候補がおり、まだ決まったわけではないと謙遜した。

「スティービーの後継者は来シーズンになってからじゃないとわからない。俺じゃないかもしれない。他の選手の可能性だってある。今のチームには強力なリーダー格であり、堅実で謙遜的な選手が何人もいる。ママ(サコー)、エムレ(チャン)、シュカーツ(シュクルテル)は強い集団理解力を示している。彼らはパッションに溢れていて、勝気に満ちていて、常に全力投球の選手たちだ。スタッジも強力なキャラクターの持ち主だし、ルーカスもそう。俺にできることは今与えられた仕事を精一杯することだ。」

長年大黒柱である最高のお手本から多くを学んだ。

「スティービーは最高のキャプテンだ。ピッチ上でも外でもね。彼は誰もが尊敬している。常に自分よりチームの事を考えていて、本当に他人思いだ。副キャプテンに就任してからずっと彼からできるだけのことを学ぼうと努めてきたよ。」

「スティービーから一番学んだことは、失望をどう乗り越えるのかってことかな。辛いときをどう乗り越えるのかが選手として一番大事だと思う。俺にも経験があって、リバプールに来た最初のシーズンは辛かった。でもあのシーズンがあったから強くなれた。リーグカップの優勝より、2012年のFAカップの決勝で敗れたことをよく思い出すんだ。そういう失敗からもっと上手くなって勝ちたいっていうインスピレーションになる。」

LFC Magazine

DFの3人とヘンドが候補でしょうな。チャン人気やけど次は早すぎない?

バベル:キャプテンの退団がモチベーション


17年のリバプールキャリアにまもなく終止符を打つスティーブン・ジェラードのかつてのチームメイトであるライアン・バベルは、現チームメイトたちはジェラードのキャリアに華を添えるべくモチベーションは高いだろうと語った。

「最近のチームはすごく調子が良い。すごく自信を持ってプレーしているのがわかるよ。トップ4に届く可能性は十分あるし、ジェラードがリバプールで最後のトロフィーを獲得できるチャンスがあるとなれば、チームは実現したいと必死だと思うよ。彼らのスピリットと、リバプールの街のサッカー熱があれば、選手たちは全力を出し切れると思う。」

ジェラードと4年間一緒にプレーしたバベルは、移籍後もその経験を生かしたいと努めている。

「彼のことはすごく尊敬している。一緒にプレーしていたときも練習でも試合でも彼を見習っていた。この試合負けそうだって思うような状況でも、スティービーは試合の流れを変えられるという信念を持っていた。そういうところをすごく尊敬しているし、そこから学んだんだ。移籍後ほかのクラブでその経験を生かせるよう努力してきた。俺自身もチーム内では経験ある年輩の選手となった今、リバプールでプレーしていた頃に学んだことを思い返しているよ。」

ジェラードの退団を聞いたときはどう思った?

「理解できる自分もいたけど、ファンとしては悲しいニュースだった。きっとスティーブン・ジェラードのいないリバプールを想像できないっていう世代がいる。でも選手生命はそんなに長くない。スティービーも決断をすべき時がきて決めたんだと思うから、その決断は尊重しないとね。」

現在トルコのカスムパシャSKでプレーするバベルは、今でもリバプールの大ファン。

「今もできるだけ試合は追ってる。でも自分もプレーしているから、リバプールの試合の時間と重なったときにはハイライトを観てるよ。リバプールは自分の一部になってる。移籍後も大ファンさ。、まだリバプールに家を持ってるし、友人たちもいる。リバプールはいつだって俺の一部だし、個人的に成長させてくれた場所だ。良い経験ができた。」


アンリ2世といわれたバベル懐かしい♥

2015-03-11

トゥーレ:じっくり考えたい


今季限りで契約が満期となるコロ・トゥーレは、クラブから1年の新契約をオファーされている。だがあまり多くプレーできない現状を維持するのか、今後についてはじっくり考えたいと明かした。

「今代理人が交渉中だ。もう少し時間がかかる。クラブも俺も考えなければいけない。大きな決断を迫られているから、じっくり考えたいんだ。出した結論に従う。現状をきっちり見ることが大事。自分自身、そして家族にとって正しい決断をしたい。」

コロは、引退後は監督になるという夢がある。

「いつか監督になるのが俺の目標だ。今UEFAのBライセンス取得に向けて頑張ってるけど、まだ時間はかかる。まだあと2~3年は現役でプレーしていきたいから、目の前の試合に集中してる。アフリカ出身の俺としては、もっとアフリカ系のコーチを増やすべきだと思う。アフリカのコーチたちも責任を持つべきだと思う。ビッグクラブでプレーしている今そういう姿勢は示していきたい。どこでやるかはわからない。イングランドかアフリカか場所はまだわからない。サッカーが大好きだから、サッカーに携わりたい。これまでお世話になった監督たちみんなに、お前はいつか監督になるなって言われてきたよ。」

Liverpool Echo

オルド: ジェラードはベンチ要員


スティーブン・ジェラードが輝かしいリバプールキャリア最後の数ヶ月に入る。だが残りの時間は、ベンチの交代要員になるかもしれない。 By John Aldridge

1ヶ月離脱していたジェラードがまもなく完全回復する。LAギャラクシーへの移籍までに、できるだけ多くの試合をプレーしたいと思っていることだろう。だが今絶好調のチームの先発にふさわしくないというのが現実かもしれない。

私のSunday Worldのコラム読者の皆は、私がジェラードの大ファンであることはご承知だろう。何度も言うが、彼はリバプール史上最高の選手である。だが試合でロジャーズが選手を選ぶ際には、感傷的な部分は省かなければいけない。これから退団までにスティービーがチームに貢献する部分は多多ある。彼はチームに与えるものを多く持っている。だが彼が不在の間のチームのパフォーマンスをみていると、ロジャーズは今の勝利の方程式を変えるべきではないのではないか。一貫して素晴らしいパフォーマンスをしている選手たちが先発の座にふさわしい。ジェラード自身もジョーダン・ヘンダーソンやジョー・アレンが彼のために場所を空けるべきではないということに同意するだろう。

昨日リバプールがブラックバーンに勝てなかったことは悔やまれるが、今リバプールは巻き返し時期にある。つい最近までロジャーズの解雇が近いという人たちがいた。私はルイス・スアレスの退団後、彼は時間を与えられるべきだと主張してきたが、11月12月にはロジャーズ自身とんでもない問題にぶち当たったと認めていたくらいだ。チャンピオンズリーグではアイデアがこれ以上ないという風に見えたし、ホームでもライバルに勝てず、さらには昨シーズン優勝に迫った実績がロジャーズをさらに苦しめた。

この一連の流れから学んだのは、現代の風潮ともなった即効で決断することに慎重になるべきであるということ。FacebookやTwitterは倍速でクラブをパニックにする材料となっている。私が現役の選手や監督だった頃は、新聞を読んで少々の緊張感を感じることはあったが、現代とは違った。今は2連敗すれば監督をクビにしろとファンが騒ぐ。だがロジャーズの巻き返しは、ワンパターンの反射的な行動は必ずしも賢明ではないという証明だ。

 ロジャーズは勇敢で大胆な決断をする監督だ。その決断が立派な成果を発揮している。チームに自信が戻り、トップ4に届きそうだと思わせるほどの結果を出し続けている。ではロジャーズはどうやったのか?彼はチームを一から考え直した。その成功で最も話題となっているのは守備だ。なんと私が好きではない3バックが成功のカギとなった。先週のSunday World内インタビューで、ロジャーズはスリーバックの守備を偶発的に思いついたアイデアだと言っていたが、そのシステムが採用した途端に上手く行き、リバプールの守備が堅いチームになった。

エムレ・チャンが多くのポジションをこなす真のスター選手となり、最近まであまり出番のなかったジョー・アレンがここ数試合でジェラードに場所を譲るべきでないほどの活躍を見せている。ヘンダーソンはリバプールのキャプテンの役にはまる選手に成長しつつあり、期待とは裏腹に、1年前のスカッドより今の方が断然良いという期待を裏切る大成功のシーズンとなる可能性がある。

グレン・ジョンソン、ママドゥ・サコー、ホセ・エンリケ、ハビ・マンキージョ、ジェラード、ルーカス、マリオ・バロテッリ、リッキー・ランバート、ファビオ・ボリーニがチームを外れたり、負傷で不在にしているが、彼らの不在を嘆く状況になっていない。今は負傷の危機を嘆くこともなさそうだ。昨シーズンは違った。スアレス、ジェラード、ダニエル・スタリッジが重荷を背負っていた。

昨シーズンはプレミアリーグタイトルを手にすることができるかもしれないと信じることができた。その夢は数選手の足にかかっていたが、今はチームで責任感を分け合っている。これは明るい未来の前兆だ。この数週間で、ジェラードの退団後の明るい未来を覗くことができた。未来への恐怖はもう全くなくなった。ジェラードが8番を誰かに渡すことになるのはもちろん非常に寂しい。だが、絶妙なタイミングで新生チームが現れ、同等の代役が必ずしも必要ではないと示してくれている。それを実現したロジャーズは大いに称賛されるべきだ。


スアレス、チャリティマッチのため代表辞退

ルイス・スアレスが3月29日(日)にとなるリバプール・オールスター・チャリティマッチに出場することが確定した。旧友スティーブン・ジェラードの記念マッチともなる同試合でプレーするため、ウルグアイ代表招集を辞退しての参加を決めた。前日28日にウルグアイはモロッコとの親善試合が控えており、公式戦では謹慎処分中だが、親善試合でプレー可能なスアレスはチャリティマッチ欠席の可能性もあった。直々に代表監督とウルグアイFAと話し合った末、今回はチャリティマッチのために代表試合を欠場する許可が出た。ほかチャリティマッチ出場選手が続々と決定。アルバロ・アルベロア、ジョンジョ、シェルベイ、ライアン・バベル、ルイス・ガルシアの出席も決定した。木曜日に選手、監督全出場メンバーが発表される予定。

I'm dead excited for this match!!(ノ≧ڡ≦)