2015-03-25

自ら選んだ23番


若干21歳ながらリバプールのスターティングイレブンとして存在感を大いに発揮しているエムレ・チャン。移籍当初は出番が確約されていなかったが、今ではロビー・ファウラーやジェイミー・キャラガーが着用した象徴的な23番に相応しい選手であるとファンからも期待されている。23番は自ら選んだことを明かした。

「このクラブで23番を着けることの重要性は自覚している。キャラガーが引退した後にこの番号をもらえるなんてとても光栄だ。でもだからといって余計なプレッシャーなどは感じていない。どのみち背番号は必ず着用しなければいけないものだしね。それに23でも99でもチームのためにベストを尽くすというのは変わらない。でもこのクラブで23番を背負うことの重要性は分かっていたから、絶対この番号が欲しいって自分からお願いしたんだ。」

セントラルミッドフィルダーとして移籍してきたが、今は守備の一員として大活躍中。その存在感と柔軟性に監督からも称賛の言葉が止まない。ロジャーズは数年後にチャンはワールドクラスになると予言した。

「とてもいい気分だ。監督に信頼されているんだって感じるし、自分の仕事がしっかりできているってこと。だから今プレーできている。すごく嬉しい。ブレンダン・ロジャーズほどの監督にそういう言葉をもらえるなんて誇りに思う。だけどワールドクラスになるまでにはまだまだ成長していかなくてはいけないし、全力で毎日頑張リ続けなくちゃいけない。」

バックスリーの一員となった今だが、将来的には本来のポジションであるミッドフィールドでプレー希望。

「バックでプレーするのは問題ない。一番大事なのは試合に出ているってこと。チームに入れるようになって嬉しい。将来的にはミッドフィールドのポジションでプレーするのが目標だ。どのポジションでプレーしていても前に攻撃的に出ていきたいっていう思いは常にあるんだ。バックスリーでプレーしている今は自分の後ろに選手がいないから、ゲームの流れがすべて見える。だから入っていけるスペースがあれば前に出て行ける。」

1 件のコメント:

ニスモ さんのコメント...

本来のポジション外でもポジティブに捉え、結果を出す、未来をしっかり見据えてプレーしている姿勢には本当に感心しますね
是非ともレッズでワールドクラスに、いやそれ以上にレジェンドと呼ばれるような存在に成長して貰いたい