Gerrard scored the jaw-dropping goal against West Ham in Cardiff in 2006 |
Carragher: 今週はリバプールのウェンブリー行き決定から始まったな。どこでストーク戦観た?来月の決勝戦対マンチェスター・シティ戦を見に来れる可能性はある?チケットもう申し込んだか?!
Gerrard: お前に頼もうと思ってたところだ!(笑)ストーク戦はLAギャラクシーの選手何人かと練習場で観た。朝トレーニングをして、午後からの練習が始まるまでの間に見れたんだ。決勝には行けそうにないけどな。その日の前後にそっちでいうチャンピオンズリーグみたいな重要なサントス・ラグーナ戦が控えているんだ。
Carragher: まずひとつキャピタル・ワン・カップ決勝進出決定だ。4年前の俺たちみたいに今季のチームで2大会で決勝に行けると思うか?
Gerrard: このウェスト・ハム戦は楽にはいかないと思うぞ。スラベン・ビリッチ率いるウエスト・ハムはリバプールにとって厄介なチームだ。カウンターアタックはかなり脅威だし、リバプールのプレッシングのやり方だと守備に弱点ができてしまう。俺はビリッチ好きだよ。彼がクロアチア代表監督だった頃、イングランド代表として対戦した時にはすごく強いチームだったのを覚えてる。クロアチア代表は彼の元で大きく成長したし、見ていて楽しいチームだった。今のウエスト・ハムはこれまで観てきた中で最強だと思う。
Carragher: 本当にそう思う。ディミトリ・ペイェはアンフィールドのピッチ上でベストプレイヤーになりそうだ。だけど10年前のあの決勝の頃はそんなことは絶対言えなかったよな!あのカーディフでの決勝はジェラードのキャリアで最高のパフォーマンスだったと思うか?
Gerrard: 90分通して考えるとそうかも。
Carragher:1ゴールアシスト、2ゴール決めて、ペナルティキックも決めて、試合後にラファはモモ・シソッコがマン・オブ・ザ・マッチだって言ったよな!(笑)
Gerrard: そうだった!(笑)モモは脳震盪で苦しんでもないし、ヘトヘトに疲れてたわけでもないし、試合終盤には多くの選手が足をつって苦しんでたけど、彼はそうでもなかったし。
Carragher: あの試合で何が印象に残ってる?痙攣したって言ったけど、本当にあれは俺のキャリアで最悪の痙攣だった。試合後何日も引きづって、イスタンブールの時より長びいた。1週間後のイングランド代表の練習で俺ランニングができなかったの覚えてるか?脚がフラフラだった。01年のアーセナルとのFAカップ決勝とは大違いだった。プレミアリーグで数週間前にウエスト・ハムに2-1でアウェイで勝ってた。なのにラファは決勝ではそのチームを大きく変えた。今思うとあの決断は良くなかったと思うな。
Gerrard: アーセナル戦は俺たちにプレッシャーはなかったけど、ウエスト・ハム戦はすべてのプレッシャーは俺たちにあった。だから試合前は優勝できなかったらどうしようって考えてたよ。失礼ながら、相手はウエスト・ハムだからな。俺たちにはスター選手がいた。前夜は眠れなかったよ。プロが失敗した時の恐怖は外から見る人にはわからない。それを考えると眠れなくなるし、疲れる。