2016-01-07

クロップ、若手獲得に歓喜


ユルゲン・クロップが監督就任後獲得選手第一号となるマルコ・グルイッチを正式に獲得した。才能ある若手と契約を交わすことができたクロップは、満足の笑みを見せた。

「とても嬉しい。マルコは才能に溢れる選手だし、何度もスカウトを繰り返してきた選手なんだ。リバプールに来た時にスカウト担当にレッドスター・ベルグレードに高い技術を持つ選手がいるって映像を見せてもらった。彼のプレーを見て、彼と話をして、ついに会えた。彼は好青年だよ。まだ若いが、セルビアのベストチームであるレッドスターの主力として活躍している。セルビアはここ20~30年良い選手がたくさん育っている。セルビアを出て活躍する選手は、メンタルが強く、テクニックもあり、戦術のアドバイスに対してもオープンな選手が多い。彼を表現するとすれば、背が高く、素早く、テクニックも備えた選手。パスも上手いし、ドリブルもできる。まだ若いからまだこれから成長していく選手だよ。」

まだまだこれからの19歳。将来ある選手の成長に対し責任を感じているというクロップ。

「彼と話をしたときには、リバプールはビッグクラブだから喜んでいた。彼のような若い選手で、分別がある選手なら『世界征服できる』なんて考えず、学ぶことが山積みだと分かっている。彼はその点を私に求めてきたし、我々が彼の成長のためにどういうプランを用意しているかって聞いてきた。どれだけ成長できるかは彼次第だと伝えたが、我々と契約したとなれば、彼の向上と成長に責任を感じる。彼は移籍に前向きだった。我々の試合もすべて見ているってことだし、これからも見てくれる。セルビアは今冬休みだから時間もある。でもシーズンが終われば彼はここにきてしっかり準備をし、我々とプレシーズンを過ごすことになるよ。」

シーズン終了までレッドスターで過ごすグルイッチは、プレシーズンまでにもしっかり準備をしておくことが大事。レッドスターは余裕ともいえる勢いでリーグ首位を走っている。

「準備は大事だよ。だがレッドスターでしっかり準備するのは難しい。レッドスターはすでに断トツでリーグトップを走ってる。2位とは25ポイント差だったかな。だがプレーオフもあるから、まだ完全に決まったわけでもない。フレッシュなスタートが必要になるし、彼にとってもそれは同じ。プレーする大会があるというのは重要なことだ。彼は19歳で家族の関係もあるから移籍は急がない。彼が移籍を決断し、我々もその決断をした。良い決断をね。」

父親はプレミアリーグで活躍する準備はできていないと感じていたが、即戦力になるのか。

「当然まだわからないが、我々は彼がこのリーグでやれると思ってるから彼を連れてくることにしたんだ。リーグは違うから少しの夢を見ることも必要だ。彼は背も高く、若いから、もっと強くなり上達する。彼の今のスキルは我々が求めているものだし、一緒に成長できると思う。彼ならプレミアリーグで活躍できると思う。」

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ヨバノビッチやマルコビッチの二の舞にしかならない予感