2016-01-27

PK戦制し決勝進出


リーグカップ12度目の決勝進出へ。アンフィールドで行われたキャピタル・ワン・カップ準決勝で、リバプールがPK対決の末、ウェンブリースタジアムで行われる決勝への切符を手にした。

ノリッチ戦勝利の勢いが欲しかったレッズだが、士気の高いストーク相手になかなかチャンスを作り出すことができず。修正したいとクロップが話していた守備は、相変わらず不安定だった。 その守備を突かれた前半に失点し、90分で計1-1と延長戦入ることに。結局120分間で決着がつかず、PK戦の末6-5でレッズが勝利した。シモン・ミニョレが1本セーブ、最後に決めたのは途中出場のジョー・アレンだった。ユルゲン・クロップは120分間戦い抜いた選手たちを称えた。

「とても嬉しいが、私が初めてこの決勝に行くってことはそこまで重要じゃないんだよ。選手たちがカップ戦決勝でプレーできるということが何より嬉しい。いろんなことがあったこの数週間頑張った彼らにふさわしい舞台だ。失点後もしっかりゲームに集中するということを学んだことを示した。」

「前半はあまり良くなかった。セカンドボールを争ってばかりで。試合前にストークの新しいプレースタイルについて言及したが、この試合はまた昔のプレースタイルに戻ったみたいだ。セットプレーが多く、我々にとって苦しい試合だったが、選手たちは良く対応できていたと思う。で、あの失点。ハーフタイムにはみんなあれはダブルオフサイドだったって言ってた!後半さらに良くなった。セカンドボールからプレーを始めるという前半できていなかったプレーができた。PKは運も味方してくれた。次は決勝だ!」


決勝進出もここまでくれば優勝あるのみ。ウェンブリーでの決勝を心待ちにしている。

「決勝に行くとなれば、決勝で勝つこと。プレッシャーを大きくしすぎてはいけない。優勝すれば200年間は覚えてもらえる。負ければ数週間後には忘れられる。決勝では試合や雰囲気を楽しんでビッグマッチにしたい。全力を尽くすに尽きる。プレッシャーを感じすぎず、戦士になることが大事。決勝は私ではなく、クラブとファンのための試合。今夜、クラブにとって決勝がどれほどの意味を持つかがわかった気がする。ここまできて優勝のチャンスを逃すわけにはいかない。」

現在ファーストレグでリードするエヴァートンがマンチェスター・シティに勝利すれば、ウェンブリーでマージーサイドダービーが実現する。

「素晴らしいこの街は、決勝に値する。ここにきて4ヶ月、リバプールについてはいい言葉しかないよ。住みやすくとても素敵な街だ。エヴァートンファンもすごくいい人たち。これまで会ったエヴァートニアンはみんなフレンドリーだった。私があまりまだ成功できていないから、喜んでるのかも(笑)。でもウェンブリーで対決する決勝となれば、リバプールにとって素晴らしい機会になるし、クラブにとってもとても大きい。マージーサイド―ダービーの決勝はすごいことになると聞いてる。エヴァートンが1歩リードしてる今、それが実現する可能性がある。」

「そうはいってもマンシティでもエヴァートンでも私はどっちでもいい。優勝するのは我々だ。」


クロップが選ぶMOTMは長期離脱から復帰し、105分間プレーしたジョン・フラナガン。

「ジョンは私のマン・オブ・ザ・マッチだ。本当に良くやった。2014年5月以来だっけ?それで105分もこの試合でプレーするなんてすごすぎるよ。これだけ長くプレーさせるのは最良の策ではなかったが、他に選択肢がなかった。試合中もフラノの状態を何度も確かめたし、彼を交代させた後も、『まだやれた』って言うんだ。試合感を失ったあとでこれだけやれるなんてすごい。ボールの感覚は負傷しても覚えているもんだが、守備のタイミングやポジショニングの感覚は試合を離れると忘れてしまったりする。それに監督が代わって彼が前回プレーした時と違うプレースタイルで守備をしなくてはいけなかったかもしれない。本当にフラノはよくやってくれた。間違いなく私のMOTMだよ。」

PK戦はまだ見れていない。

「いつもなら見るんだが、前列のファンに見せようとしたら自分は見れなかった。20年前にACLを損傷してからまだ100%回復してないから長くはしゃがめないんだ(笑)。というわけでイスに座ったら見えなかったんだよ。でも観衆の反応を見ているだけでもいい気分だった。私が観ていなくても勝ったから良かった。PK戦は家に帰って見る!」

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

スタンドで勝利に喜んでるシュクルテルの映像にも感動した。