2017-08-30

Transfer Gossip




◆MFトマス・ラマル獲得に向けモナコと交渉中。モナコは同選手の放出を望んでいないが、レッズはクラブ記録約£7500万をオファーしている。モナコがディヴォック・オリジに関心を示しているため、キャッシュ+トレードオプションも含めて交渉中。(Echo)

◆リバプールはビルヒル・ファン・ダイクを諦めていない。£7000万を準備。サウサンプトンのファーストチームと練習をしていない同選手もリバプール加入のチャンスを諦めていない。(Times)

◆アーセナルFEアレックス・オックスレイド=チェンバレンがチェルシーのオファーを拒否。クラブはチェルシーの£4000万のオファーを承認するも、本人はリバプール行きを希望している。レマル獲得できなければ、チェンバレンに移行か。(BBC)

◆バルセロナが再びフィリペ・コウチーニョに£1億3900万のオファーを提示するもリバプールは断固拒否。(Star)

◇クリスタル・パレスからママドゥ・サコーに£2500万のオファーを受け取るも、レッズのつける値札£3000万に届かないため拒否。(Sky Sports)

◇ライアン・ケントが2部のクラブへローン移籍か。(Echo)

2017-08-28

ケイタ獲得内定


今夏トップターゲットの一人、RBライプツィヒのMFナビ・ケイタ(22)獲得が内定したと英メディアが一斉に報じた。すでにイングランド内でメディカルチェックを終えている。契約解除条件£4800万+ボーナスをオファーし、来夏加入で合意した。契約解除の条件が来夏となっており今夏加入は叶わず。当初ユルゲン・クロップは今夏の獲得を望み、リバプールは£6600万をオファーしたがライプツィヒが受け入れず。現時点でクラブ史上最高額の獲得選手となる。

またチャンピオンズリーグ本大会出場が決定したことで、新たな選手到着の可能性がある。欧州屈指のクラブが争奪戦をするモナコMFトマ・レマル(22)にケイタへのオファー額を超える約£6500万のオファーを提示しており、本人も移籍に前向き。日曜日にレッズは£5500万のオファーを提示するも断られ、今夏獲得を実現すべく増額オファーを提示している。今夏クロップは中盤の補強をしたいと公言しており、移籍市場が閉まる前に決めたいところ。

Source: Sky Sports, Liverpool Echo, Telegraph

Liverpool - Arsenal



Any thoughts?😊

2017-08-27

憧れから憧れへ


リバプールが欧州制覇を成し遂げた2005年の準々決勝ユベントス戦のスタンドにいたのが当時6歳だったリバプール育ち現18歳のトレント・アレキサンダー・アーノルド。アーノルドがアンフィールドで初めて試合観戦をしたあの日、レッズの虜になった。

「初めてここ(アンフィールド)で試合を見たあの日、一生僕はリバプールファンだって思った。決勝は家で家族と見たんだ。スカーフ巻いて、フラッグ立てて…あの日はリバプール中の家がそうだったよ。試合中の数時間は街は静かで車も通ってなかった。みんなパブか家で試合を見てた。チームの優勝パレードがあったあの数日間は本当に最高だったな。みんなが一生忘れない光景だと思う。」

その奇跡を起こした一人のスーパースターであり、同じアカデミー出身の先輩スティーブン・ジェラードに幼い頃から憧れていたアーノルドは、スターから指導をしてもらう立場になった今が信じられないという。

「最初はマイケル・オーウェンのゴールが好きで彼のポスターを飾ってた。それがだんだんスティーブン・ジェラードに変わってった。彼はいろんな意味で地元の少年たち皆のアイドルさ。一度アンフィールドのラウンジで会った時の彼は本当に大きく見えて、誰にも手が届かない存在だって思った。彼と目があった時は言葉を失っちゃったよ。」

「クラブ史に名を残す偉大な選手であったスティーブンと座って普通に話をしてるなんて本当に今でも信じられないんだ。あれだけすごい選手だった彼がこんな風に普通に話ができるなんてどういうことだって。ピッチ外でもどこか特別なはずだって思ってる自分がいる。でも彼は本当に堅実で、アドバイスをくれて…自分のアイドルがそんなことをしてくれるなんて本当に言葉にできない。」

ジェラードに見守られて迎えたチャンピオンリーグデビューは一生忘れない。

「あの重要な試合でプレーさせてもらえるほど監督に信頼してもらえてるっていうのはすごく嬉しいこと。僕と家族にとって本当に特別な日になった。試合に出るとわかったときはすぐお母さんに電話したよ。最初は全然信じてなかったけど、それが現実になるって実感した途端母は電話口で泣き出した。笑顔で、楽しんで、精一杯やれるだけのことをやりなさいって。ベストを尽くす以上にできることはあんまりないからね。」

今後は地元の少年たちが憧れユニフォームを着用し、ポスターを貼る存在になれるかもしれない。

「そんなことが現実になるとは想像できない。でも6歳から12年間頑張ってきて、今それが現実になりつつある。それが現実になるまではまだまだ時間がかかると思うけど、いつか地元の少年が自分の背番号を着てくれる光景は是非見てみたいよ。かつては僕がオーウェンやジェラード、ファウラーのシャツを着てた。自分の名前を着てくれる子供達を見ることができたら、それはすごく特別なことさ。」


2017-08-26

Transfer Gossip




◆レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマに£9200万のオファーを準備。アーセナルやドルトムントも同選手に関心を示しているが、ペレズ会長はリバプールへの売却に前向き。(スペインDiario Gol)

◆リバプールとチェルシーがアーセナルFWアレックス・オックスレイド=チェンバレン獲得争い。来季で契約満了となる同選手はアーセナルとの契約更新を拒否し移籍希望であることを示した。同選手の値札は£3500万〜。チェルシーが最有力。(Mirror)

◆欧州のトップクラブが注目するバイエルン所属若手MFレナト・サンチェス(20)をシーズンローンか。バイエルンで出場機会の限られる同選手は、レギュラーとしてプレーできる場所を求めている。(ドイツKicker)

◇ウエスト・ブロムがママドゥ・サコーにリバプールの求める£3000万のオファーを準備。サコーは明らかにアンフィールドで未来はない上、ウエスト・ブロムは主将ジョニー・エヴァンズの代役獲得必至。決まればクラブ史上最高額となる。(Telegprah)

◇FWデヴォック・オリジをローンか。マルセイユ、トッテナムが関心を示している。クロップは、オリジの出番がないのは選手層が厚くなっている証拠であり、同選手の残留の可能性はあると公言。(Telegraph)

2017-08-25

UCLグループステージ組み合わせ決定


2017/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーググループステージの組み合わせ抽選会が24日にモナコで行われ、リバプールの対戦相手が決定。昨夜の試合後『ヤッピー!』と歓喜したユルゲン・クロップは、抽選会後本大会進出への意気込みを語った。

「みんなで一緒に抽選会を見たよ。我々がそのうちのチームにあるだけあって抽選会もエキサイティングだったよ。バルセロナやバイエルン、ユベントス、レアル・マドリードと同じグループにいないのは悪いことじゃないね。でもここまでくると相手が誰かってことを考えすぎず、自分たちがしっかり準備して戦いにいかないといけない。」

「セビージャは欧州の舞台で非常に強い。モスクワは旅路が長い。マリボルはみんなよく知らないから過小評価しがちだが、我々は油断しない。対戦相手より大会に向けて準備する。しっかり分析して本気で挑んで、行けるとこまでいきたい。明日からできるだけの情報集めをする。ロシアにチームを送らないとかな。これはチャンピオンズリーグだ。お互い100%の持って戦う。いい試合をしたいし、しないといけない。」


クラブにとって大きな意味を持つ欧州の舞台。クロップは、アンフィールドでの欧州の夜を大いに楽しんだ。

「試合開始の展開は雷雨のようで、すごく楽しめた。グループステージ進出決定をどう言葉にしていいかわからないほどだよ。とにかく14ヶ月間のハードワークが報われた。本当に今は最高の気分。チームをとにかく褒めたい。最初の30分は完璧だった。」

「だがハーフタイムには3-0の時の気分は忘れろ、まだ安心してはダメだと伝えたよ。相手のホッフェンハイムを讃えたい。彼らはとてもいいサッカーをしてた。いいプレーを続け、クオリティがあるからこそ2点返してきた。でも我々が本大会進出にふさわしいチームだと思う。」

「アウェイで2-1でリードしていると、相手は守りカウンターアタックに出るだろうと思いがちだが、我々はハイプレッシャーで攻撃に出た。それがうまく機能したね。素晴らしいプレーができてた。」


チャンピオンズリーグ出場はトップタレントを獲得するにあたり重要なカギ。

「選手たちと交渉すると『チャンピオンズリーグがあれば魅力的だ』と言う。すでにいる選手と契約更新のときでさえ『チャンピオンズリーグでプレーしたい』と言う。私はいつも『なんだと!?我々と一緒にそれを実現するのがお前の仕事だ!』って思う。それが今回実現できてとても嬉しいよ。14ヶ月間頑張った結果だ。嬉しい。」

2017-08-24

ジェラードがマネチャントを歌う



リバプールが3年ぶりのチャンピオンズリーグ本大会出場を決めた水曜夜。アンフィールドのスタジオから見守ったスティーブン・ジェラードが勢い止まらないレッズをみて気分上々♪ハーフタイムにマネのチャントを歌っちゃいました。He could win the X Factor!😂❤️

CLグループステージ進出決定


2017-08-23

マネ>コウチーニョ


サディオ・マネはフィリペ・コウチーニョより重要な選手。Monday Night Footballでそう主張したのはジェイミー・キャラガー。

「ユルゲン・クロップの理想とするプレースタイルを考えるとマネの方が重要な選手だと言えるかもしれない。彼のプレースタイルでマネは非常に重要な選手だ。リバプールに来てからの得点記録、ワイドエリアからのゴールをみればそれは明らかだ。」



「コウチーニョはとても素晴らしい選手であり、だからこそバルセロナが欲しがってるわけだけど、二人を比較すると、マネがリバプールに来てからの活躍を続ければ欧州のトップクラブが狩りに来る。それくらい移籍後覚醒してる。」

まもなくバルセロナが4度目の£1億2千万のオファーを出すとも言われているコウチーニョについて、リバプールの不作の夏が彼を放出できない要因だと主張する。

「ここまでくればコウチーニョはもう絶対出さないと思う。というか出せない。この問題は交渉がどうのってより政治的になってるから。」

「今夏のリバプールの補強は非常に乏しい。だからコウチーニョを出せないでいる。ビルヒル・ファン・ダイク、ナビ・ケイタ、モハメド・サラーの3大ターゲットを全員獲得できていたらコウチーニョの放出もできていたかもしれない。サポーターでさえ『コウチーニョに1億2千万ポンドなら売ってそのお金で今後補強すればいい』って考える人たちはいるが、クラブは十分な選手補強ができていないからコウチーニョは売らないはずだ。」

BTで解説するスティーブン・ジェラードもマネのチームでの重要性を支持した。

「彼はリバプールにとって非常に重要な、チームのカギとなる選手。今年のPFA年間最優秀選手候補になると期待してる。彼のプレーはよく見てるけど、どういう動きをするか全く予想がつかないし、素早く、両サイドでプレーでき、連携もうまく、相手の裏をついて走り込めて、いろんな要素を備えてる。リバプールはマネを欠いた12月、1月非常に苦しんだ。FAカップ敗退し、リーグでも多くポイントを落として、さらにマネの負傷が影響した。」


背中を痛めているコウチーニョは現在体調不良でメルウッドに顔を出していないとクロップが明かした。移籍願を出したコウチーニョとの関係は良好だという。

「彼のうまくいってるか?当然だ。100%全く問題ない。(👍)」

「負傷の上ここ数日体調も崩しているから明日の試合は先発できない。エムレも同じく風邪だよ。彼は練習に今日戻ってきたが、フィルはまだ。他の選手たちに移るリスクがあったから。フィルは長く欠場しているから復帰までは時間がかかる。まず彼が戻ってきてから様子をみてみないといつ復帰できるか明確な答えは出せない。」


2017-08-20

Transfer Gossip



◆バルセロナはフィリペ・コウチーニョ獲得に向け、さらに増額した£1億3000万のオファーを準備中。スペインでの報道によると今週にもモナコでクラブ同士が交渉を行う予定。(Express)

◆ リバプール、アーセナルが関心を示しているというPSG所属ユリアン・ドラクスラーの代理人は移籍の可能性はないと断言。(Mirror)

◆リバプールとアーセナルがリストアップしていたニースMFジャン・ミシェル・セリ獲得にバルセロナが動いた。バイアウト額3500万ユーロをオファー予定で、レッズは約£2000万を準備していた。(Guardian)

◆リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナルほか欧州のビッグクラブが注目するレアル・マドリードMFマルコ・アセンシオ(21)にレアルは5億ユーロの違約条項を盛り込んだ新契約を準備。(Marca)

◇ウエスト・ブロムがDFママドゥ・サコーに関心を示している。ユルゲン・クロップから戦力外通告を受けたのち、昨シーズンクリスタル・パレスで年間最優秀選手にノミネートされる活躍をみせた同選手の市場価値は£3000万。(BBC)

2017-08-19

3度目オファーの真実


バルセロナがフィリペ・コウチーニョに£1臆118万(約160億円)のオファーを提示した。だがリバプールは即拒否。これまで通りの『コウチーニョへのオファーは考慮しない』との固い姿勢を守っている。 1億ポンドを超える超高額オファーともみえるが、オファーの詳細が明らかになり、うち確約された移籍金は£8210万であり残りは出来高であることがわかった。

その条件とは…

①1シーズンに複数のトロフィー獲得
②チャンピオンズリーグタイトル獲得
③世界最優秀選手としてバロンドール受賞
④複数トロフィーとバロンドールを同シーズンに獲得すること
⑤移籍金£8000万は5年間で分割払い

ネイマール放出で一括大金を得たバルセロナだが、チーム補強に四苦八苦しており一括£8000万を支払える状況にない。公式にコウチーニョが非売であることを発表したのに関わらず、アプローチを続けコウチーニョ本人に移籍志願を提出させたこのバルセロナ側に対しリバプール経営陣は腹を立てているという。クラブは今年5年の契約を結び、違約条項を含まないコウチーニョに対するオファーは、その金額に関わらず一切交渉しない。だがバルセロナはコウチーニョ獲得を諦めておらず、市場が閉まるまでまだ日があることからチャンスはあるとみている。

クラブと同じスタンスを守るユルゲン・クロップは、昨日の会見で中心選手であるコウチーニョの不在はやはり痛手であると明かした。

「フィルが選択肢にいないのは決して嬉しいことではないが、それが今の現状。彼ほどのクオリティとクリエイティビティを持つ選手がいないとなればどのポジションであってもどのクラブでも不在を嘆くことになる。その彼がいないのは残念だが、そういう状況にも慣れてきた。彼の完全な代替はいないから我々はもっとパスを繋ぐプレーをしないといけない。それがサッカーだし、フィルがいれば彼の一瞬の閃きがチームの力になっていたかもしれないのは当然のこと。でもそういうもんさ。私は常にオフィスでラインナップを考え、『あー!フィルがいない!どうしよう!』なんて言っていられない。その状況をどう乗り越えるか考えないと。」

 コウチーニョが移籍を志願したが、今のクラブはどの選手にとっても良い環境であると主張するクロップ。

 「どの選手にとってもリバプールはとても素晴らしいクラブだし、今チーム状態はすごくいい。それに若い選手から経験豊富な選手まで年齢層もバランスがいい。我々はとても良い方向に向かっている。」

 「20年前の過度な期待を取り除き、ファンに対して今の我々にふさわしい期待をしてもらえるようになった。今の我々の状況や今後の計画に対してはとても前向きに考えている。選手たちがこのクラブを去りたい理由はそんなにないと思う。」

Source: Mirror, Liverpool Echo, Express

2017-08-18

スタリッジが練習復帰


17日、ダニエル・スタリッジがフルトーレニングに復帰した。腿を痛めて開幕戦を逃したスタリッジだったが、順調に回復しており次節メンバー入りの可能性もある。

「ダニエルはフルトレーニングをこなし、とてもコンディションはいい。ほかの怪我と同じく、試合の激しいプレーに耐えられるかどうかは様子をみてみないとわからない。」

移籍に揺れるフィリペ・コウチーニョはまだ練習できる状態ではないとクロップが明かした。

「フィルはまだ練習できる状態ではない。彼については何も新しいニュースはないよ。彼の態度についても言うことはない。彼は背中を痛めていて、練習できていない。」

バルセロナGMがコウチーニョ獲得が近いと発言したと報じられたが、クロップはリバプール側のスタンスには動きはないと強調した。

「我々からコメントすることは何もない。バルサのGMの発言など知らん。私は彼を知らない。クラブから動きがあったとは聞いていないし私から言うことはない。難しい状況であることは確かだが何も新たな動きはない。」

移籍のデッドライン変更の可能性があるが、市場が開いている今まだ補強候補を探していると明かした。

「試合やトレーニング、試合の準備をしていないときは新たな選手探しをしているよ。何ができるか考えないといけない。昨日で市場が終わりだったとしてもそれはそれで満足していた。まだ市場は開いている今どうなるかはわからない。」




イングスを後押しした激励メッセ



クロップ就任後初トレーニングで左膝の前十字靭帯を断裂。そのシーズンの最終戦で復帰するも、10月に右膝軟骨を損傷と長期離脱を繰り返す不運に見舞われたダニー・イングス(25)のファーストチーム復帰が近づいている。トレーニングに復帰し、先日には U-23で試合復帰し、わずか10分でゴールを決めて順調な回復ぶりをみせた。

 早期復帰が実現した裏には、自らの気持ちの強さのほかにスタッフやチームメイトたちのからの激励メッセージがあったからだと明かしたダニー。10ヶ月前の2度目の手術後、ユルゲン・クロップはトレーニンググラウンドに設置したカメラに向かってイングスにメッセージを送るよう選手やスタッフたちに指示した。

 「本当に驚いたよ。手術を終えたあと、分析チームのスタッフがこれをみてみてっていうから開けてみたら…本当に感動した。一緒に見ていた彼女も一緒に大泣きしてた。これほどのサポートは人生で初めてだったよ。選手全員に、マネージメントや食堂のスタッフまで。このクラブの真の繋がり、人々の暖かさを実感した。」

「あのメッセージがあってできる限り早くジムに戻って体を動かそうって奮起できた。本来の自分をクラブやファンにみてもらえるようにって。できることはなんでもする。このクラブのために尽くしたい、このクラブのチームやファンと一緒に大きな目標を達成したいっていうハングリー精神をくれた。」

今の彼に必要なのは同情心ではない。一歩一歩前へ進む自分を忍耐を持って見守ってくれる周囲の存在だ。

 「誰からの同情もいらない。負傷はサッカーの一部だし多くの選手に起こること。特に現代サッカーでは頻繁に起きる。みんなには辛抱強く見守ってもらいたい。これはみんなやってくれていることだけどね。今の時点での自分の状態には満足しているけど、自分が目指すところにたどり着くまでまだまだやるべきことはたくさんある。一夜ですべては変わらない。これだけ深刻な負傷をしたあとは、やりすぎるとまた後退してしまったりするから慎重に進めないといけない。だから一歩一歩進んでいくつもり。ユルゲンのもとでプレーする準備は着々と進んでるよ。」

2017-08-17

生え抜きのスーパーデビュー


リバプールアカデミー出身トレント・アレキサンダー・アーノルド(18)にとって忘れられない欧州でのデビュー戦となった。チャンピオンズリーグ本大会出場を賭けたプレーオフがホッフェンハイムで行われ、18歳の新星がフリーキックから直接ゴールを決めて見せた。リバプールは2−1で勝利。クロップはアーノルドにFKを蹴るよう指示していたと明かした。

「18歳としてはミスしたことよりもフリーキックを蹴る度胸のほうを評価したい。彼は素晴らしい才能を持った選手だ。実はFKは私が蹴れと言ったんだ。お前しかいないとね。彼は私の現役時代の何倍もFKが上手い。U-23で何度もFKを蹴る姿を見ていたからね。監督に指示されれば若手でも蹴りやすい。あれはいいゴールだった。」

またもや失点を喫したが、結果には満足しているクロップ。

「とにかく勝ちにきた。私は結果に満足している。失点したことは不満だが、90分間の戦いから彼らはゴールにふさわしい。」

アカデミーコーチとしてアーノルドをみてきたスティーブン・ジェラードは、リバプール生まれリバプール育ちのスター誕生の予感がすると太鼓判を押した。

「彼は一流の選手になる。ナサニエル・クラインは油断できない。彼を揺るがす存在だ。今夜ユルゲンに対して俺は大舞台でプレーする準備はできているって強くアピールした。彼はプロ意識が高く、今でもよくアカデミーに顔を出していて、初心を忘れていない。しっかり地に足がついていて、学びの姿勢を持ってる。プレシーズンにもアカデミーへ来てアレックスに『どこを改善したらもっと成長できるかな?』って聞いてた。彼や彼の家族を思うととても俺も嬉しい。彼の未来は明るい。」


夢のデビューを飾ったアーノルド、憧れのアイドルから賞賛の言葉をもらいその期待に応えたいところ。

「自分のアイドルからそんなに褒めてもらえるのはいつだって嬉しいし、彼の言葉通りになりたいと思う。彼の応援とサポートはすごく嬉しいよ。」

「今の気持ちは言葉にできない。個人的に本当にいろんな意味で特別なゴールになった。最初決まるかなあっていう感じだったんだけど、いい位置に入れられたからいいフリーキックだった。FKの練習はしていたけど、シニアの選手がいるなか蹴らせてもらえるとは思ってなかった。蹴らせてもらえて、結果それがチームのためになってよかった。」

2017-08-13

二人のジェイミーが激論



元リバプール選手である二人のジェイミーがリバプールの開幕戦ワトフォード戦後、守備について激論🔥監督の戦術指導の問題か、個人技の問題か…

守備軍をまとめる強いリーダーがいないことが問題というレドナップ。

「リバプールの守備はまとまってない。リバプールはセットプレーで失点しすぎだ。しっかり攻撃の起点になろうというリーダーがいれば最下位から優勝までは無理でも何かしら必ず変化はでるはずだ。今日のリバプールにファン・ダイクのような選手がいれば勝ってた。チームにはそういう存在が必要だからセンターバックに£6000万費やそうとしてる。」

個人の選手でそこまでセットプレーに変化は出ず、監督の守備に対するアプローチが原因と指摘するキャラガー。

「ファン・ダイクの獲得は守備の改善にはなったとしても、ただ一人のセンターバックであのゴールを防ぐことはできない。セットプレーはDFだけの問題じゃない。リバプールのセットプレーの守備方法が失点を招いてる。どれだけ高額のDFを獲得したところで変わらない。毎年リバプールは平均50失点してる。プレミアリーグ優勝を狙うチームなら失点は30〜35に抑えないといけない。だからリバプールはその15失点をなくす必要がある。」

「リバプールの失点の原因はずっと同じ。セットプレーとカウンターアタックだってずっと言ってきてる。センターバックですべてを変えるのは無理だ。チームのセットプレーの守備の仕方を変えないといけない。」




2017-08-12

コウチーニョの移籍志願にクラブ応じず



11日午後1時、フィリペ・コウチーニョがクラブに移籍を志願する“トランスファーリクエスト”を提出したとEcho含め複数の英メディアが報じている。クラブはこれを即刻拒否。クラブは同日朝に『コウチーニョに対していかなるオファーも受け入れないというのが我々の明確な立場である。移籍市場が終わっても彼はリバプールの一員であり続ける。』と公式な声明を出したばかりだった。

この声明は£7000万、£9000万とバルセロナからの2度の高額オファーを受け、クラブと監督が同選手との話し合いをした上で移籍は起こり得ないと公表し本件を巡る報道を鎮静させる予定だったが、その数時間後に同選手がEメールでクラブに移籍志願を出したことで報道が再燃している。

これまで移籍を強要しようとはしなかったコウチーニョだったが、プレミアリーグ開幕戦前夜という最悪のタイミングで移籍志願を出した裏にはクラブが全く交渉に応じない態度が気に入らなかったとコウチーニョの知人がSky Sportsに明かした。

「フィルはクラブと友好な和解策を探ったが、その甲斐なく。彼はクラブとファンを本当に愛しているが、ジェラードやスアレスにあったようにリバプールは選手と和解し移籍させようとしない。」

コウチーニョは今年1月、ユルゲン・クロップに見守られ2022年までの長期契約を交わしたばかり。違約金の条項を含まない契約に合意しているため、どれほど高額なオファーがあれどオーナー会社FSGが拒否する権利を持つ。クラブは一切交渉するつもりはなく、コウチーニョが残留する可能性は高い。FSGと同じ立場を強調するユルゲン・クロップは、プレシーズンの早い段階でオファーが来ていれば状況は違ったかもしれないと明かしている。

「私は監督のキャリアで放出せざるを得なかった選手たちはたくさんいる。その私が言えるのはすべてはタイミング。我々が選手を獲得する際はできるだけ早く動くようにしている。そうすれば代役の選手を獲得することができる。それが今回のように開幕直前に来るとそれができない。」

「私にとって重要なのはクラブ。クラブより重要な選手などいない。移籍はタイミングがすべて。選手を獲得したい時にはどのタイミングで入れるかは重要なことだ。他のクラブは『うちにいい選手がいるから買わないかい?』なんて近づいてくるクラブはいない。適時にはどの選手にもプライスタグが付く。でもそれがタイミングが悪いとタグはつかない。」

「フィルのことは20ヶ月間知っている。彼は移籍を強要するような選手ではないよ。」

バルセロナは3度目のオファーを準備しているといわれており、残り3週間リバプール側には辛抱が必要だ。元DFジェイミー・キャラガーはコウチーニョの行動に驚きを隠せなかったが、残留に自信をみせている。

「正直彼がトランスファーリクエストを提出するとは思わなかった。そういうタイプの選手だとは思わなかった。彼のこの行動には驚いた。朝にクラブの声明があったから余計ってのもあるかもしれない。これはルイス・スアレスのときと似てる。移籍志願を出して、FSGに残され1年プレーして出て行った。」

「これがなくてもコウチーニョは残ってあと1年だろうと思ってた。もし£1億のオファーが5月に来ていたら彼が移籍しても理解できる。でもこのタイミングでは彼の代役は獲れない。それでなくとも選手の獲得は進んでないし、まだ大金が使える状況だ。だからコウチーニョの移籍はどう考えてもないと思う。彼が出て行けば暴動が起きると思うよ。そうなったら俺も暴動に参加するから!」