2016-08-29

新人歓迎会

新加入選手の歓迎会の様子をダニー・イングスがキャッチ!マティプ、ワイナルドゥム、グルジッチがチームメイトの前で歌う♪
歓迎会で新加入の選手がチームメイトの前で歌を披露するというのは、イングランドのクラブの伝統らしいです。日本の宴会みたい(笑)

2016-08-28

悔しさに滲ませるクロップ


昨シーズンのリバプールの監督就任直後と同じくトッテナム・ホットスパーズの敵地で再びドロー。1-1に終わったが、パフォーマンスでは勝てた試合だっただけにクロップは悔しさを露わにした。

「前回より気分が悪いよ。あの時はサイモンのセーブに救われた。今日の彼は1度の好セーブをし、ヴォームは幾度も好セーブをした。トッテナムにアウェイで1ポイント取れたというのにがっかりしている。今日のパフォーマンスなら勝てた。でもこういうことは起きるから、終わったことは受け入れなければいけない。」

「トッテナムという優秀なチーム相手の試合では守備が重要だ。もちろん良いチャンスも作ったしね。今日の試合では我々が非常に良いプレーができるということを示すことができた。これをどの試合でもできるようにしなければいけない。」


まもなく今夏の移籍市場が終わる。左サイドバックについては、パフォーマンスが安定したミルナーを起用していくと宣言し、補強はしない意向を示唆した。

「もっと選手が必要なポジションはいくつかある。左サイドバックについて決めたことは、我々の理想のプレースタイルではミリーがプレーできるということ。サイドバックというのは攻撃ではウィンガーになったりと、状況により8ポジションほどこなすことになるからミリーに合う。まだ彼はこのポジションで経験が豊富にあるわけじゃないから学んで慣れる必要があるが、他の選手同様指導を重ねていく。彼がこのポジションでやれると確信しているし、だから補強しなかった。彼がサイドバックをこなせることに驚きはないよ。」

クロップの愛する古巣ドルトムント所属アメリカ出身17歳のクリスチャン・プリシッチに£1,100万のオファーを出したと報じられたが、噂についてはいつも通り口を閉ざした。

「ここで補強についてコメントはしない。どの噂についても絶対話はしない。獲得間近だとか、獲得後にはみんなに知らせるよ。」

Liverpool Echoによると、ドルトムントが放出を望んでおらず今夏の獲得は難しいとの見方が強い。

2016-08-21

決定力不足を嘆く


試合開始直後に失点、81%と圧倒的にボールを支配するも結果2−0で破れた。1974年以来初めてリーグ戦でバーンリー黒星を付けられたクロップは、不満の結果を嘆いた。

「満足できるわけがない。失点し、相手は命がけで守った。アンドレ・グレイもサム・ボークスもハードワーカーなストライカーだ。我々は運は全くなく、精度も欠けていた。非常に情熱的なパフォーマンスをしたバーンリーが勝利にふさわしいと認めざるを得ない。我々は力不足だった。」

「判断が良くなかった。いいクロスを入れてもボックスに誰もいないとか、ボックスに入るのにシュートしてしまったり。まだ開幕したばかりでまだ100%チューニングはできていない。いいところもたくさん見える。今日の2失点からあんなボールの失い方はしてはいけないということを学んだ。そこは必ず修正する。チームとしてもっと深く構える守備のプランを立てなければいけない。課題があるのは明らかだ。」


試合解説を務めたジェイミー・キャラガーは、守備が長年大きな課題のままであると指摘した。

「守備が大問題だ。ブレンダン・ロジャーズのときから非常に大きな課題だったが、修正されていないようだ。クロップは補強できる期間が一夏あって、大金を払って補強したのはフロントばかり。先週勝ったとはいえ3失点していることも忘れてはいけない。また守備はひどかった。」

「先週とはまた違う守備だった。試合の多くの時間でそんなに守備に追われることがなかった。カウンターアタックが多く、ポゼッション率も高かったから先週とは真逆の状況とも言える。その状況を対処できていなかった。ボールが入るたびグレイはクラヴァンとロヴレンを困らせていた。2点目で試合が決まったと思う。バーンリーは守備が非常に硬いから2点も先行されては勝つのは難しい。」

守備に関して補強したのはセンターバックのみ。守備に関して補強を急がないクロップだが、キャラガーは補強が必要と強調した。

「守備もホールディングミッドフィールドのポジションもまだ足りない。ジョーダン・ヘンダーソンはホールティングMFではない。ルーカスが戦力外のようだから、今のチームでやれるのはエムレ・チャンだけだ。左サイドもいる。バーンリー戦でジェームズ・ミルナーがやったってことは不足しているってこと。ベンテケの放出で得たお金で市場に買いに出るのかどうかに注目だ。」

Burnley - Liverpool ハイライト


Burnley 2 - 0 Liverpool

※コメンテーター、キャラガーです。



2016-08-20

ベンテケ移籍決定


クリスティアン・ベンテケ(25)がクリスタル・パレスへ移籍することが決定した。BBC、Liverpool Echoによると、£2,700万さらに活躍次第で£500万が追加発生する£3,200万となり、クリスタル・パレスのクラブ史上最高金額での獲得選手となる。2015年夏に同選手を3,250万で獲得したリバプールは、パレスからの2,500万、2,300+500万のオファーを拒否、今回3度目のオファーで受け入れた。アラン・パーデュー監督は、すでにクラブのアイコンになれる存在であると期待寄せている。

「ニューカッスルで指揮をしていた時から彼が欲しいと思っていたから彼のことはよく知っている。このクラブにぴったりの選手だと思う。リバプールに移籍後は上手くいかなかったが、ここで彼の長所を引き出したい。象徴的な選手を失った時は象徴的な選手で埋めなければ。リバプールとの交渉にここまで時間がかかってしまった。お互いが妥協できる点を探さなければならず、今すべて合意に達した。誰も獲得できないかと心配したが、一人獲得できた。」


All the best. I'm sure he'll do well at Palace!

2016-08-19

世間の批判に興味なし


バーンリー戦前の試合会見に出席したユルゲン・クロップ。記者から世間から非難を浴びているアルベルト・モレノについて聞かれると、世間の意見には全く興味はなく自らで判断すると主張した。

「非難?何について?誰かがあまり良いプレーができなかったときには、毎試合会見でこんなことするのかい?守備はチームとしてどう守るかという話はした。ペナルティの前にも2度同じような状況があった。あれはその前に5、6回は防げたシーンだったと思う。アルベルトがもっとやれたというのは確かだが、その質問の意図が私には理解できない。」

思わず補強懇願したキャラガー、あとでツイートは削除した

「他人の批判に私は興味ない。彼はプレーしていたから批判されるんだろうが、世間の意見が私に影響することはない。もっと新聞でも読むべきなのかもしれんが、なんだ世間は我々の左サイドバックに不満ってことかい?サッカーはミスを犯さずしてプレーできないゲームなんだ。」

左サイトバックの補強は急がない。

「我々のチームにぴったりの左サイドバックが見つかれば獲得に動くとは思う。だが今のチームにも左サイドバックとしてプレーできる選手たちが多くいる。ミリーはバルセロナ戦で見せてくれたようにとても上手い。クラインも以前プレーしたことがあるし、守備的にするならクラヴァンもやれる。もう一人獲得の可能性はあるが、適材が見つかったときだけ。みんな新加入の選手の話ばっかりでここにいる選手のこと忘れてないか?大事なのは選手たちからの献身とその選手たちに対する我々の献身だ。」




2016-08-17

モレノの代役


アーセナル戦でミスを連発し、大きな非難を浴びている左サイドバックDFアルベルト・モレノに代わり、次節バーンリー戦からはジェームズ・ミルナーが左サイドバックを務めることになりそうだ。解説者として復帰したギャリー・ネヴィルには『モレノがスタートする時点で1失点したと思っておいたほうがいい。』さらに元レッズのグレアム・スーネスには『彼は左サイドバックでプレーするウィンガー。危険察知能力に欠ける。』と指摘された。

クラブは昨シーズンから守備の安定しないモレノにポジション争いをさせるべく、夏の移籍市場でレスター・シティのベン・チルウェル獲得を狙っていた。だがリーグで実証のないティーンエイジャーに£1,000万は高価すぎると判断。監督交え妥協点を探ったが、同選手の移籍意志も定かでないことから断念した。その後も何人も候補は挙がったが結局オファーを提示するまでの選手は現れていない。

Echoによると、クロップは万能で安定したプレーができるミルナーが最適な代役であると考えており、急いで今夏に左サイドバックを獲得するようなことはしない。プレシーズンの段階でそう考えていたクロップは、ミルナーを左サイドバックとして起用し、すでにアイデアを試行済み。ミルナーは監督の指示なら受け入れると明かした。

「左サイドバックとしてプレーするのは好きじゃないし得意でもないけど、必要ならそこで全力を尽くす。彼が監督だし、彼にそこでやれと言われたらやる。いつだってチームが最優先だ。俺はいろんなポジションでプレーできるから監督にとって使いやすいタイプなんだろうね。」


2016-08-16

リバプールが必要としていた存在


例年通り点の取り合いとなったアーセナル戦、4−3でレッズが制した。4−3の打ち合いとなり華麗なゴールシーンが生まれた。なかでも際立ったゴールスコアラーFWサディオ・マネについて、ジェイミー・キャラガーが絶賛。£3,000万の価値がすでに見え始めているという。

「夏の早い段階で加入した時、彼の移籍金額に首をかしげる人々がいたが、移籍市場が閉まる頃には額は適正だったって言えるようになってると思う。ギリギリにはパニックになってものすごい額を支払うクラブが出てくる。今日の試合でも証明したし、バルセロナ戦はフレンドリーとはいえあの活躍。彼こそリバプールが必要としていた選手だ。」

プレシーズンからインパクトを残しているマネについて、ユルゲン・クロップによるとまだまだ伸びしろあり。

「彼は良かったがもっとやれる。守備でも全選手が動くし、サディオもその一人。彼も参加したその守備が良くなかった。だがプレシーズンでもそうだったが、彼はものすごい強さを見せる場面がある。彼はテクニックに優れ、素早い。いい組み合わせの才能を持ってるよ。それが今日の試合中にも垣間見えた。だが今は個々の選手についてはまだ私もよくわかっていない。まずチームとしての試合分析が大事。今日は我々はチームとしてミスをし、素晴らしいゴールを決めた。」

開幕戦から4ゴールに喜ぶも改善点も多い。

「4ゴールも決められるとは夢にも思ってなかった。我々の戦術が実行できてはいたが、プランの50%ほどしかできていなかった。前半スタートが良くなかったし、スペースを埋める作戦が相手にスペースを与えてしまっていた。それがアーセナルにどんどん自信を与えてしまい、我々が自信をなくしていった。ゴールが決まり、方向が定まりコンパクトになった。お互いにとって激しい試合だった。」





2016-08-13

イングスは放出しない


今シーズンのフォワードは熾烈なポジション争いが予想される。負傷を乗り越え今シーズンから本格復帰のFWダニー・イングスについて、放出せずリバプールでの活躍を期待しているとユルゲン・クロップが明かした。

「彼はほかの二人(バロテッリとベンテケ)と状況は違う。我々はイングシーのこと頼りにしている。彼は素晴らしい青年だよ。10月に負傷してから時間が必要だった。今の彼はどんどん調子を上げている。プレシーズン序盤はまだきつい感じだったし、彼自身試合をしてみてそれを実感していた。今日3歩なら明日4歩ではなくて、徐々にレベルを上げて 慣らさないといけない。膝に負担がっていうより楽にプレーできるようにするため彼を少し休ませながら調節する必要があった。最初は負担になってまた痛めてしまうんじゃないかって不安はあったが、今はすごく調子いいよ。」

過剰選手と言われるクリスティアン・ベンテケとマリオ・バロテッリについては、安売りはしないと宣言。リバプールはベンテケに対するクリスタル・パレスからの£2,500万のオファーを断っている。

「クリスティアン・ベンテケ、マリオ・バロテッリほかストライカーたちはみんなとても優秀な選手だたちだ。6人のストライカーはちょっと多すぎる気はするが可能性はゼロでもない。ストライカーが1人以上いるからってほかのクラブにプレゼントするなんてことは絶対しない。そんなこと思ってるクラブがあれば大きな勘違いだ。彼らをベストシェイプにもっていくことが我々の仕事。8月31日まで私の気は毎日変わるかもしれないし、そうなるかはわからない。」


キャラガーの新チーム分析


ユルゲン・クロップが初の夏の補強をまもなく終えようとしている。だがまだ明らかに足りないポジションは左サイドバックだとリバプールレジェンドDFジェイミー・キャラガーは主張する。

「ジェームズ・ミルナーはゲームの理解力があって、フィットネスレベルも高いが、リバプールは左サイドバックの獲得が必要だ。ブラッド・スミスはボーンマスに出してしまったし、どのポジションにも2人は必要。となるとアルベルト・モレノのほかにもう一人必要だ。バルセロナ戦ではミルナーがよくやってたが、頼れる左サイドバックの選手が一人もいないまま開幕はよくない。」

新選手加入でダニエル・スタリッジがファーストチョイスのストライカーでもなくなり、熾烈なポジション争いがチームを底上げできるかもしれない。

「ダニエルがスタメンのストライカーではないかもしれない。昨シーズンの欧州の大舞台ではディヴォック・オリギが多く起用されたし、プレシーズンの彼は調子がいい。サディオ・マネはとてもいい補強だと思う。彼は前の4ポジションどこでもやれるし、リバプールではどうやら右でプレーすることになりそうだ。昨シーズンのリバプールは中盤から前線にかけてのラインからのゴールに欠けていたが、彼の過去のデータからいくとそれを修正できる存在になれるだろう。」

プレシーズンにインパクトを残したマネ
「ロベルト・フィルミーノはクロップによるとプレシーズン最優秀選手で、クロップは彼をセンターフォワードとしてプレーさせたいみたいだから、そうなるとナンバーワンといえるストライカーは今いない。お互いが気を抜くことがなくなるから、ポジションを争うのはチームにとって良いことだ。」

高額で加入したジョルジニオ・ワイナルドゥムのについてはまだ不確かなキャラ兄。

「ワイナルドゥムは好きだけど、彼のベストポジションがどこなのか、このチームのどこにフィットするのかよくわからない。リバプールが中盤を3人体制にするなら彼はその右に入るだろうけど、そうしないとなるとどこに彼が入るのか俺にはよくわからないな。」

キャラガーの予想するセンターバックコンビはこの二人。

「ラグナル・クラヴァンは加入後とてもよくやっていると思う。コロ・トゥーレの退団やサコーの状況を考えると彼の活躍は重要だ。ジョエル・マティプの負傷もあるが、クラヴァンのほうがプレシーズン良いパフォーマンスをしているから、デヤン・ロヴレンと先発のパートナーになるのは彼じゃないかな。」



2016-08-07

満足度98%



ウェンブリースタジアムでバルセロナ相手に4−0。スアレスやメッシらスター選手相手に序盤からチャンスを決め切り、無失点で快勝。リーグ開幕を目の前にチームの準備が着々と進んでいることをアピールした。

「結果とパフォーマンスには常に満足している。戦術的にもね。とてもいいテストになったし、いいプレーができていた。だが少し受け身になった途端やられてしまっていた。これはバルサが相手だからという問題ではなく、どの試合でも同じだが、バルサ相手なら尚更苦しむことになる。」


「素晴らしいゴールやチャレンジがあった。バルサ相手にはハイプレッシングがカギになると思っていた。90分間ずっとというわけにはいかないが、バルサ相手にはコンパクトなプレーが大事。構えている状態でもアクティブに動くということを学ばなければいけない。それができていないときには問題が起きたが、素晴らしいシーンはたくさんあった。満足できる部分は多くあったが、同時に学ぶことも多くあった。これで満足しすぎてはいけない。プレシーズンとしてはとてもいい試合だった。9万人以上のファンが楽しめた機会だったし、98%は満足だよ。」



主力のダニエル・スタリッジとジェームズ・ミルナーが負傷し懸念もある。まだ新加入選手が来る可能性を示唆した。

「現チームに満足しているが、負傷者が出たときに対応できるようにしておかなくてはいけない。カバーできる選手はいるが、現時点ですでに負傷している選手が何人かいるというのは理想的ではない。まだ市場をみている。8月31日まで可能性があるのに、今ここで終わりと宣言できない。必要があれば動く。」

この試合でウェンブリースタジアム史上2番目の動員数を記録。89,845人が観戦した。

Liverpool vs Barcelona ハイライト

2016-08-06

再会を楽しみにするスアレス


今夜ウェンブリーで開催されるインターナショナルチャンピオンズカップバルセロナ戦。エースとして大活躍したルイス・スアレスは、古巣との初対戦を控え、心待ちにしていると語った。

「サポーターが楽しめる機会だし、今もチームに友人たちがいる。イングランドでリバプール相手にプレーできるのはとてもいい機会だと思ってる。9万人もの前でプレーできるのは選手として夢のような舞台だし、世界最高のリバプールファンたちはウェンブリーで素晴らしい選手たちを見ることができるとあってすごく楽しみにしているんじゃないかな。」

「俺にとってリバプールはとても大事な存在。キャリアだけでなく家族にとってもね。息子はリバプールで生まれたし、すごくいい時間を過ごせた。そんなチーム相手にプレーできるのは俺にとっても嬉しいチャンスさ。チャンピオンズリーグなんかの大舞台で対戦となれば辛いけど、これはフレンドリーだから楽しむのみ。」



ユルゲン・クロップは強敵相手の試合で現在のチームの状態を探るいい機会だとみている。

「これはチャンピオンズリーグの試合ではないから勝てるかどうかじゃない。結果がどうなっても特に何ってことはない。“バルセロナに勝ったんだから、バルサ以上を目指そう”なんてことにはならん。一歩ずつだ。」

「今のバルセロナのチーム状態については全く知らないし、分析もしていない。これは我々のチームの状態をみるためのもの。今のチームでベストを尽くす。彼らのプレースタイルは変わらないし、チームの安定したクオリティは素晴らしい。彼ら相手に受け身にでプレーするのは大きな間違いだ。」

「バルセロナは今も好調なときには世界一のチームだと思う。だからといって無敵ということではない。バルセロナにも調子が悪いときはある。でもだからといってクオリティが下がったということにはならない。これは我々にとって興味深い重要なテストだ。」

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ミルナー代表引退


イングランド代表を務めてきたMFジェームズ・ミルナー(30)が代表引退を発表した。現サム・アラダイス監督と相談の上決断した。09年に代表デビューし通算61試合に出場。二度のW杯と欧州選手権のメンバーとして貢献した。