2015-01-31

弟子入り歓迎


リバプールのキャリアに終止符を打つと決めたスティーブン・ジェラードは今夜のウエスト・ハム戦に出場すればリバプールで通算700試合という節目を迎える。リバプールで700試合を達成3選手目となるが、クラブ史上ジェラードが最後かもしれない。

「とんでもない偉業だ。彼に続く人はもう二度と現れないかもしれない。どんな選手にとっても700試合を達成するのは相当なこと。彼はリバプールで素晴らしい人生の旅路を歩んできた。今でも彼はリバプールにすべてを捧げ、集中している。この上ない偉業だし、まだ彼は数を重ねることになる。」

マネージメントの勉強を始めたジェラードは将来のリバプール監督候補。望むなら厳しい監督業を教えるつもりだ。

「スティーブンには私がここにいる間できるだけ長くいてもらいたいとずっと言ってきたが、そうはならなかった。彼の生活とサッカーとを考えて厳しい決断をした。彼が現役を引退してから、マネージメントに入りたいということなら私が指導し力になることはできる。選手と監督は全く違う。監督として私は裏で汚れ仕事をたくさんしてきた。」

「初めて監督としてやっているギャリー・モンクとよく話をするんだが、選手として感じることは監督になれば1/50になる。そういう道にスティーブンが進みたいと思うなら、ここで私の元で学びたいというなら、いつだって歓迎する。彼は素晴らしい人だから、彼がここを離れても連絡は取り合うよ。」


2015-01-30

スタリッジ復帰目前インタビュー


Sturridge reflects on rehab on LFCTV

おかえりダニエル。メルウッドに戻ってきた今、フィジカルとメンタルの調子はどう?
すごく調子がいい。ピッチでプレーして、チームメイトの力になれることを楽しみにしているよ。

最近までアメリカにいたよね。アメリカでのリハビリは役に立った?
すごく役立ったよ。アメリカで助けてくれたスタッフに感謝してる。特にフェンウェイで働いているダン・ディレックに大いに助けてもらった。あとはスコットとカッツら、いろんな人に援助してもらったよ。みんなに感謝してる。

アメリカではどういうことをしたの?
リバプールでやるのと同じようなことさ。リバプールにいるのがダメっていうわけじゃなくて、環境を変えて、メンタル面の回復をさせるのにもアメリカに行ったことがすごく効いた。リバプールのスタッフは最高だけど、アメリカという違う環境で、良い天気の下、違ったチームと一緒にあらゆる面でのリハビリをして、自分をシェイプアップさせた。すごく上手くいったと思う。

さっき言ってたリバプールのスタッフについてだけど、リハビリではグレン・ドリスコルらスポーツサイエンスのスタッフの存在は大きかった?
彼らには本当に助けられたし、リハビリで力になってくれた人々みんなに感謝してる。リハビリでは特にメンタル面を強化するのにはとてもいい経験だった。乗り越えられたこと、神に感謝だ。すべてのことは起こるべくして起こる。俺は何が起きてもひるんだりしない。以前と変わらないままだし、とにかく今は幸せ。プレーするのが待ちきれない。

メンタル面にすごく効いたってことは、こういう経験を乗り越えてより強くなったってこと?
その通り。こういう経験をしたことでプレーしているときには感謝できていなかったことも感謝できるようになる。良い状態を楽しまなくてはいけないってこと今までは気付かなかった。俺は常に自分には厳しい人間なんだ。だからいいプレーをしているときでも自分の悪いところをみてしまいがち。今回の負傷で、自分の人生の目標を達成するためにどうすればいいのかってことをしっかり考えることができたよ。

自分のいないチームを5か月間観戦するのはどんな感じだった?どういう立場から観ていたの?
試合をあれやこれやと観るのは苦手なんだ。でもそうするしかなかった。アメリカでも試合は全部観てたよ。試合時間にもよるけど、朝4時に起きて観たりして。早起きしてでもチームがどういうプレーをしているのか、フォーメーションや新しい選手たちのプレースタイルをみるのは大切だ。外から観るだけっていうのもおもしろかったよ。自分が関わっていると客観視できないから、あらゆることを外から見るのはいい経験だった。

ロジャーズ:エースが輝く時


ダニエル・スタリッジの復帰を誰よりも待っていたのはブレンダン・ロジャーズ。ウエスト・ハム戦の試合前会見に臨んだ監督は、スタリッジの不在が今シーズンの結果に大きく響いていると話す。

「彼の不在が我々のシーズンを変えたのは間違いない。彼がいた開幕当初のトッテナム戦での彼の存在感は明らかだった。彼がプレーしなくなってチームは数ヶ月苦しんだ。だがありがたいことにチームは理想のかたちができるようになってきた。チームパフォーマンスがどんどん良くなっているなかにダニエルを入れれば彼は必ず輝き、チームの新たな一面がみれるはずだ。練習での彼は非常にいい状態だ。だが、もう一日様子をみて、彼と話をしてから決める。彼のコンディションはトップクラスだ。」

スタリッジへの期待度は高いが、約5か月間戦列を離れた選手に過剰なプレッシャーは与えない。

「みんなわかってるとは思うが、長く戦線を離れているともとに戻るのには段階がある。この数日間、特に今朝彼は非常にいい状態だった。ダイナミックで力強く、素早くて、シャープだ。だが同時に慎重に彼の事は扱っていかなければいけない。長く試合をしていないし、その彼にあらゆるプレッシャーを与えて、ピッチに出ればすぐ優美な活躍をしてくれると発言したりはしない。ダンがいるのといないのとではチームの良さは違うのは確かだ。」

ブラッド・ジョーンズに一時的にポジションを奪われたGKシモン・ミニョレについて、反省して一心したと喜んだ。

「シモンは少し反省する時間を得てその結果が出ていると思う。なんだか違うキーパーみたいだ。常にプレーしていると準備に追われてなかなか自分自身のパフォーマンスを振り返ることができない。チームを外れればたとえただの休養であっても'落とされた'と言われるが、いつもそういうわけでもない。シモンの場合はチームを一歩後ろからみて、自分のパフォーマンスを反省して、心機一転して改善するために下げた。再びプレーするときは来ると彼もわかっていた。チームに戻ってからは精神的に一新されていて、彼を獲得した意義をみせてくれている。彼は素晴らしいショットストッパーだ。それに最近はクロスに対してもよりアグレッシブになりだした。これまでより考えることを減らして、自然に動けるようになったと思う。それが一流のゴールキーパーのあるべき姿。彼の頑張りをみてきたから私も嬉しい。」

Transfer Gossip



◆バーンリーFWダニー・イングス(22)のシーズン末までのローンを交渉中。しかしチームの主要選手であるためクラブは放出を渋っている。(Telegraph)

◆PSG所属FWエセキエル・ラベッシ(29)に強烈なアプローチをしており、今月中に決着をつける狙い。市場価格は£1,400万。(Express)

◆アーセナルの期待の若手FWチュバ・アクポム(19)に関心を示している。今夏でアーセナルとの契約が満期となり、契約延長の交渉中だがサインをしない意向。ファーストチームでプレーできる場所を探している。マンチェスター・シティやエヴァートンほか欧州のクラブが追っている。(Mirror)

◆バーミンガム育ちデマライ・グレイ(19)を1月の市場での獲得を狙う。チャンピオンシップのボーンマスが約£350万~400万で4度オファーを出しているが、クラブはプレミアリーグのトップクラブにしか渡さないとしている。(Goal.com)

◆夏に移籍がほぼ確実となっているFWゴンサロ・イグアインをアーセナルとリバプールが取り合いか。(Express) 

◆ドイツハノーファー96のラース・スティンドル(26)とレオナルド・ビッテンコート(21)をスカウト。スティンドルは夏に£220万の違約金で移籍が可能。さらにビッテンコートは£600万で2013年にドルトムントからやってきた格安選手。(Telegraph)

◆3ヶ月以上の交渉を続け、まもなくサインと言われていたラヒーム・スターリングの大型契約がまたも滞った。同選手のマネージメント会社内で内紛が起きている。(Mail)

2015-01-29

サコー:次節欠場へ


キャピタルワンカップで負傷交代したDFママドゥ・サコーは、次節ウエスト・ハム戦に欠場の可能性が高いとECHOが報じた。スタンフォードブリッジでのウォーミングアップ中に背中を痛め、痛みを抱えながらプレーしていたが結局57分後に交代した。週末にかけてメルウッドで検査を受ける予定になっており、試合への出場はないとみられる。3バックの守備の安定に貢献してきたサコーの不在は、ロジャーズにとって痛手となる。ジョンソンとロヴレンが控えるが、二人は3バックを得意としない選手たちだ。また、ウエスト・ハム戦ではダニエル・スタリッジの復帰が見込まれている。

トゥーレ:CAN8強

代表として最後のアフリカンネイションズカップ2015にのぞむコロ・トゥーレ率いるコートジボワールが準々決勝に進出を決めた。今大会後の代表を引退を決めており、活躍次第ではリバプールの残留につながるかもしれないと気合いが入っている。一方でアフリカからリバプールへの声援を忘れていないコロ。

「チェルシー戦をみるために試合後すぐ帰宅した。でも間に合わなかったから、妻に電話で試合の状況を聞いたよ。リバプールの試合時間はきっちり確認して観れるようにしているんだ。今大会に全力を尽くしているけど、俺の半分はリバプールにもいるから、自分のクラブがどういう状況なのかはすごく大事。」


アンリ:スターリングを称賛


引退後Sky Sportsで解説者を務める元FWティエリ・アンリは、ラヒーム・スターリングはストライカーとしての素質があると称賛した。

「一対一の状況で彼相手に守備をするのは非常に難しい。彼に足りないのはフィニッシュ。決められず苦しむことがあるけど、ゴールは時期に来る。ストライカーとして必要な能力はすべて備えている。一対一で強いし、素早い。動きもシャープだ。彼ならストライカーとしてもやっていける。」

スタンフォードブリッジで行われたキャピタルワンカップ準決勝のセカンドレグ終了後、議論となったディエゴ・コスタのアクションについては、一線を越えたと非難した。

「明らかに彼はわざとやっている。彼のフットボールに対するパッションやアグレッシブさは大好き。でもここでは行き過ぎている。レッドカードになる行為だったと思うけど、レフリーもラインズマンも第4審判もみていなかった。」

「スティービーGとの衝突は問題ない。お互いに存在感を主張し合ってるだけのこと。コスタのパッションは好きだし、プレースタイルも好きだ。でもチャンとシュクルテルを踏みつけたのはやりすぎだ。」


2015-01-28

ロジャーズ:全力尽くした


キャピタルワンカップ準決勝、スタンフォードブリッジで延長戦の末敗れたリバプール。ブレンダン・ロジャーズは、リーグ首位を走るトップチーム相手に互角に戦えたチームを称賛した。

「チームをとても誇りに思う。決勝に行けなかったことは残念だが、勢いあるチェルシー相手にアンフィールドに乗り込んできたファーストレグでは素晴らしい試合ができ、勝つべきだった。今日もまた非常にいいプレーができた。2試合通して我々の方が良いプレーをしたが、相手のGKが彼らを決勝へ導いた。アンフィールドとスタンフォードブリッジで彼のみせたいくつかの決定的なセーブが試合を決めたと思う。パフォーマンス面では、我々は非常に良かったし、チャンスも作った。お互いにチャンスは多くなかったが、前半には我々がゴールを決められそうなチャンスもあった。」

「全力を出し切りたかった。それが今夜できたと思う。決勝に行ける可能性はあった。でも決定力に欠けた。今日の前半とアンフィールドで得点できるだけのチャンスは作ったが、ファイナルタッチが及ばずだった。これだけ頑張っただけに敗退は辛い。これから成功していくためには傷つくことを学ぶことも必要だ。若い選手が多いチームだ。次のステップを踏み、トロフィーを獲りに行きたい。」

シュクルテルとチャンを明らかに踏みつけたにもかかわらずディエゴ・コスタは最後までプレーを続けたことに、ロジャーズは不満を漏らした。

「ディエゴ・コスタは素晴らしい選手だ。試合中にああいうことは起きるもの。だが彼のやったことは誰もが見たくないものだった。マーティン・シュクルテルだけでなく若いエムレ・チャンまでも踏んづけた。あんなアクションは試合で見たくない。する必要もない。選手の脚に直接着地せずに、地面に避けることは簡単だ。試合後にリプレイをみなければいけないなんて残念だ。レフリーもラインズマンもみていなかったのは相当彼は運が良かった。」

試合後のブレンダン・ロジャーズに対し、石を投げたモウリーニョ。

「ブレンダンとはチェルシーで一緒に数年働いたが、我々は全く違うタイプの人間だ。私はシュクルテルについてあれこれ言おうと思えばいえるが言わないよ。彼はクルトワについてはコメントして、自分のゴールキーパーは褒めないんだ。私は両チームのゴールキーパーについて話す。私は自分のキーパーが決勝進出の力になってくれたんだからまず彼への称賛は忘れない。ブレンダンはそういう人だし、素晴らしい監督だ。だが我々はやり方が違う。」

Capital One Cup Semi-Final: Chelsea - Liverpool


Capital One Cup 準決勝
At Stanford Bridge
Chelsea1
0 - 0
0
Liverpool
0 - 0
Ivanovic 94'
Extra Time 
1 - 0



Team 
ChelseaLiverpool
13. Thibaut Courtois22. Simon Minolet 
2. Branislav Ivanovic
18. Alberto Moreno
5. Kurt Zouma
 37. Martin Skrte
26. John Terry  17. Mamadou Sakho
3. Fillipe Luis
 23. Emre Can
21. Nemanja Matic 21. Lucas Leiva 
4. Cesc Fabregas 8. Steven Gerrard
22. William 14. Jordan Henderson
8. Oscar 
50. Lazar Markovic 
10. Eden Hazard  10. Philippe Coutinho
19. Diego Costa 31. Raheem Sterling
SubstitutesSubstitutes
1. Petr Cech
52. Danny Ward
24. Gary Cahill
2. Glen Johnson
28. Cesar Azpilicueta 6. Djan Lovren
6. Nathan Ake 24. Joe Allen
7. Ramires20. Adam Lallana
18.  Loic Remy 
45. Mario Balotelli
11. Didier Drogba 
9. Rickie Lambert 
Goals
2. Branislav Ivanovic 94'



Possession
54.1%
45.9%
Total Shots (on Target)
19 (5)
16 (4)
 Total Crosses
26
17
Total Passes 
599
508

2015-01-27

バロテッリ:リバプールで満足


ボルトン戦ではチームのメンバーから外れたマリオ・バロテッリ。練習不足と監督に指摘されているが、同選手はリバプールで満足していると代理人がSky Sportsに明かした。

「彼はリバプールで満足している。もちろんチームを外れることを喜ぶ選手はいない。だが彼はプロとして受け入れている。彼はスアレスとは違う選手だし、クラブもそれはよくわかっている。世間もマリオはスアレスの代役ではないことを理解する必要がある。マリオもリバプールもお互いに適応する必要がある。」

「マリオは負傷した状態で、ビッグクラブへ移籍した。マリオならこの苦悩は乗り越えてもっと成長できる。彼にチャンスを与えるかどうかはブレンダン・ロジャーズ次第だ。」

監督との関係は良好。マリオは慣れないプレースタイルに適応する努力をしている。

「しっかりコミュニケーションを取り合う仲だし、関係は良い。マリオは監督のことを慕っている。すべてにおいて意見がぴったり合うわけではない。戦術面ではすれ違いがあるが、マリオは監督の思い通りにできるように頑張っている。」

「リバプールへの移籍は彼のキャリアで正しい決断だった。彼は今も世界屈指の選手だ。1月の移籍は早すぎるし、負傷もあった。移籍は希望していない。大きな問題はない。監督の求める新しいプレースタイルに適応しようとしているところだ。夏にどうなるかはわからないがね。」

2015-01-26

スタリッジがチーム練習復帰


約5か月間、治療とリハビリのためピッチを離れていたダニエル・スタリッジがチームのフルトレーニングに復帰した。エースの復帰を心待ちにしていたロジャーズだが、明日のキャピタルワンカップでプレーさせるのはリスクが大きいという。

「どんなに大事な試合であっても、これだけ長く戦列を離れていたダニエルを慌てさせるようなことはしない。その間ほかの選手たちが代わりにやれると示してきているから、彼を急がせる必要はない。もちろんダニエルはビッグゲームでプレーしたがっている。この試合もそのうちのひとつだ。だが現実的に考えて、彼のことは慎重に扱わなければいけない。今後も長く活躍してもらうために。彼がいなくてもやれると示してきたし、今チームのレベルは非常にいい。彼はフレッシュで好調だと感じているが、チェルシー戦で復帰させるのはリスクが大きい。」


キャラガー:もう一度プレーしたい


火曜日の夜は非常に辛かった。来週の火曜日も辛いだろう。こういう試合は現役時代が突如恋しくなる。2013年5月に現役を引退したときには良いタイミングで身を引けたのはわかっていた。好運にもその後スポーツメールとスカイスポーツがサッカー界に残るチャンスをくれた。

それでも引退後に、どうにかして決断を覆したいと思うことは何度かあった。リバプールの昨シーズンのマージーサイドダービーやオールドトラフォードでユナイテッドを3-0で下す試合、マンチェスター・シティやチェルシーとタイトルを賭けた試合を外から観るのは拷問だった。

今季は昨季ほど辛い思いはしていないが、火曜日のキャピタルワンカップの準決勝で再び辛い仕打ちを受けた。この試合で、今季初めてもう一度プレーしたいというひどい欲望にかられた。チェルシーで再試合をするときにも同じ思いになるのはもうわかっている。

もちろんリバプールファンとしてリバプールの活躍を常に願っているが、自分がプレーしているのといないのとでは感じ方が違う。特に重要な試合のあの興奮があるのとないのでは全く異なる。

4~5年の間、ここぞという試合になればチェルシーと対決という期間があった。リーグカップ決勝、チャンピオンズリーグとFAカップの準決勝、リーグタイトル争い…とそこには常にチェルシーが立ちはだかった。あの緊張感と興奮は試合の前日まで続いていた。早く試合をしたいと願う一方で、思い通りに行かなかったらどうしようという不安もあったりした。

試合当日は、キックオフ前から相当なアドレナリンがスタジアムを包んでいた。観衆のエネルギーがピッチまで伝わってきた。ああいう試合のあとは眠れなかった。正しかったのか間違っていたのか、試合中に起きた事を何度も何度も思い返していた。今でもチェルシーとの05年の準決勝でグジョンセンからボールを奪って決めたルイス・ガルシアのゴールを思い出すことがある。

2015-01-25

練習なくして出番なし


FAカップ4回戦、ゴールマウスに迫りながらもアンフィールドでゴールレスドローに終わった。

「ゴールを決めること以外はすべてやった。チャンスメイクに関しては非常に良くできていたし、優秀なチーム相手にしっかり守備もできていた。ニールは硬いチームを作ってきた。我々はそのスペースをうまく使えた。もう少しの運かボールの落ち方かフィニッシュがあれば勝てていたかもしれない。でも勝てなかった。無失点に抑え、いいパフォーマンスをしたが、得点を奪えなかった。」

FAカップでメンバーから外れたマリオ・バロテッリについて、ブレンダン・ロジャーズは特別扱いはしないと厳しい警告を送った。

「毎日練習を見て決めている。マリオもほかの選手と同じ。誰も特別扱いはしない。ファビオ・ボリーニとリッキー・ランバートは必死に練習しているし、今日ベンチに入れたジョーダン・ロッシターも練習での素晴らしい頑張りがみえたからだ。試合の日のメンバーに入って、チームに貢献したいのであれば、練習をきっちり毎日しなくてはいけない。マリオとは昨日1時間ほど話をして、彼は自分の置かれた状況を理解している。チームに入るために何をしなくてはいけないのかも。」

「彼にとってはチームがいいプレーを続けていることがあって余計にタフな状況になっている。このチームのレベルは高い。攻撃性もプレスの強さも必要だ。それができなければチームの目標達成の一員にはなれない。彼もそれはよくわかっている。先日のチェルシー戦でパフォーマンスレベルの高さを実感したそうだ。彼はボックスタイプの選手だからチームのプレースタイルに適応するのはすごく大変だと言っていた。でもこのチームではそれ以上のことが求められるし、彼はピッチでそれを感じたようだから、しっかり応えてくれると思う。」

待ち焦がれたダニエル・スタリッジの復帰は目前だ。

「ダニエルはあとは試合に出るためのコンディションをあげていくのみ。この試合前ではまだ試合に出られるほどフィットしていなかったが、来週末のウエスト・ハム戦には必ず戻ってくる。」

FA Cup: Liverpool - Bolton Wanderers


FA Cup 4回戦
At Anfield
Liverpool0
0-0
0
Bolton Wanderers
0-0






Team 
LiverpoolBolton Wanderers
22. Simon Mignolet1. Adam Bogdan
2. Glen Johnnon
 4. Matt Mills
23. Emre Can
14. Dorian Dervite
17. Mamadou Sakho5. Tim Ream
3. Jose Enrique
3. Dean Moxey
19. Javier Manquillo25. Josh Vela
14. Jordan Henderson18. Neil Danna
24. Joe Alle
21. Darren Pratley
10. Phillipe Coutinho
7. Liam Feeney
20. Adam Lallana22. Eidur Gudjohnsen
31. Raheem Sterling19. Emile Heskey
SubstitutesSubstitutes
52. Danny Ward
24. Andy Lonergan
6. Dejan Lovren
2. Kevin McNaughton
50. Lazar Marcovic31. David Wheater
21. Lucas Leiva6. Jay Spearing
46. Jordan Rossiter17. Liam Trotter
29. Fabio Borini
35. Conor Wilkinson
9. Rickie Lambert
11. Robert Hall
Goals




Possession
68.2%
31.8%
Total Shots (on Target)
24 (9)
7 (0)
 Total Crosses
27
19
Total Passes 
627
285

2015-01-24

対戦を心待ちにするヘスキー


リバプールでかつてプレーしたFWエミール・ヘスキー(37)は今夜のFAカップ4回戦でボルトンの選手としてアンフィールドに帰還する。再びリバプールでプレーすることになろうとは思っていなかったようだ。

「今頃はアンティグアのビーチにいるだろうなと思ってたよ。37歳にもなってリバプール相手にアンフィールドでプレーする日が来るなんて思ってもいなかった。アンフィールドに戻るのはすごく楽しみさ。今シーズン開幕した頃にLFCTVの仕事で来て以来だ。まさかプレーするために戻って来るなんて特別な日になるよ。ファンはいつも暖かく歓迎してくれるから、今回もそうしてもらいたいよ。俺に髪の毛があれば逆立ってただろうな(笑)。FAカップの舞台がアンフィールドとなれば最高のプレーができるはず。FAカップは誰もが優勝したいと憧れるカップだ。」


かつて共にプレーしたスティーブン・ジェラードの退団については早過ぎると惜しんだ。

「彼がプレミアリーグを去るのは1年ほど早過ぎると思う。でもスティーブンはいろんな選択肢があるなかでそのときが来たと思ったんだろう。」


2015-01-23

ロジャーズ:ジョンソンを残したい


今季限りで契約が満期となり、移籍が濃厚と言われているDFグレン・ジョンソンについて、ブレンダン・ロジャーズはジョンソンの経験値を逃すことはしたくないといい、残留を望んでいる。

「グレンは最後の年に入っているが、彼がここに残ってくれるよう解決策を見つけたい。選手ならその安心感は必要だと思うし、彼ももっと早く片をつけておきたかったんだろう。だが今彼は世界屈指のクラブにいて、そのチームが前進し、成長し続けているということに気づきつつある。彼もその一員でいたいはずだ。」

「リバプールに残るための解決策をみつけることを彼も歓迎すると思う。今後彼の試合数は調整が必要になってくるかもしれない。6~7年前の全盛期の勢いはない。でも彼はまだチームに貢献できる力と経験を持っている。彼の契約については今後どうにかしていきたい。代理人とクラブ間で契約に結び付くことを願う。」

夏にベテランキャプテンスティーブン・ジェラードの退団が決定している。さらにコロ・トゥーレ、ブラッド・ジョーンズが契約満期となる。夏に30歳を超える選手はマーティン・シュクルテルとリッキー・ランバートだけになるかもしれない。オーナー会社FSGの方針は経験よりポテンシャル重視。だが、現場には両方が必要だと主張する。

「私の意図としてはみんなを残したい。グループとしてバランスを保ちたい。スティーブンの不在は大きなロスだ。彼ほどの存在がいなくなれば穴は空くが、前に進むしかない。若手選手の育成を続けていくことは非常に大事だが、彼らを支える先輩も必要だ。若手選手ばかりではいけない。グレン・ジョンソンやルーカス・レイヴァは残ってほしい選手たちだ。」

Liverpool ECHO

Transfer Gossip



◆レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマに約£4000万のオファーを出した。同選手もプレミアリーグへの移籍を希望している。マンチェスター・ユナイテッドがライバルか。(Independent)

◆活躍が目立つサウサンプトンDFナサニエル・クライン(21)をブレンダン・ロジャーズが目を付けている。サウサンプトンとの契約延長が決まっておらず、夏に移籍か。(ECHO)

◆リバプールとアーセナルがマンチェスター・シティMFジェームズ・ミルナー(29)の次の行先となりそうだ。イタリアやスペインが高額オファーを出しているが、同選手は海外へ行く気はない。(Guardian)

◆PSVの新星メンフィス・デパイ(20)にプレミアリーグのビッグ4が関心を示していると情報筋が明かした。1月の移籍はないとみられるが、夏にも移籍か。(Express)

◆リバプールはパレルモFWパウロ・ディバラ(21)を夏から追っている。アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドもレースに加わった。パレルモの会長も夏にプレミアリーグへの移籍の可能性があることを認めた。(Tutto Sport)

◆市場価格£2000万のサウサンプトンFWジェイ・ロドリゲス(25)にリバプールほかマンチェスター・シティ、トッテナムが興味を示している。(Mirror)