監督から移籍を勧められるも、リバプールで成功するとの意志を貫いているファビオ・ボリーニは、1月の移籍市場でも移籍しないと宣言した。
「残留したことは後悔していない。確かに移籍することはできた。でもリバプールでプレーしたかったし、残って良かったと思ってる。それに昨夏の状況から考えると、自分が予想した以上にプレーができているんだ。ダニエル・スタリッジの負傷があったからだろうね。なかなか良くやってると思うんだ。今月移籍はしない。前節では先発で出場できたし、今移籍する理由がみつからない。すべて上手くいっていると思う。」
出場機会もない状況での残留に、金銭目的だとの声もあったが、そうではない。目標を高く持っている。
「来て欲しいと言ってくれたクラブを断ったのはトップ4のクラブでプレーしたかったから。欧州トップのチャンピオンズリーグでプレーしたかった。そういう目標を持ってプレーする選手を非難することはできないはずだ。サッカーと私生活(リバプール出身のモデルと婚約中)両面を考えて残ることを決めたんだ。お金じゃない。お金が欲しいだけなら、ドバイでも行ってプレーしてるよ。お金で決めたことは一度もない。サッカーと自分の目標のため。今でも自分はリバプールで成功できると信じている。」
移籍一年目は負傷に苛まれ、2年目はスタリッジとスアレスの活躍でサンダーランドへローンに出された。そこで活躍し戻ってきたが、まだリバプールでは出番は限られている。
「リバプールでフルシーズンプレーできたことはない。一年目は不運にも負傷に苛まれて、自分の真の力は証明できなかった。そのあとにローン出た。今季こそ俺のシーズンだ。あまりプレーできていないし、なぜかはわからない。でも俺に選ぶ権利はない。毎日練習で監督にチームに貢献できると証明しようと頑張ってる。ここで自分の力を証明したい。」
Liverpool ECHO
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