ジェラード退団発表

スティーブン・ジェラードがプロキャリア17年目となる2014-15シーズン限りで8歳から在籍しているリバプールFCを退団することを決めた。

俺が人生で一番悩んだ決断だ。家族含め長く苦しんで出した決断。今発表することで監督やチームが俺の今後の報道や噂に邪魔されなくて済むからこのタイミングにしたんだ。

リバプールFCは俺たち家族にとってこれまでずっと大切な存在だ。そのクラブに別れを告げるのはとても辛いよ。でもそれが家族にとってもクラブにとっても最良の策だと感じている。現段階で明確なクラブ名は発表できないけれど、プレーは続行する。リバプールと対戦をすることのない、トップを争うことのないどこかで。リバプールを相手にプレーすることは絶対できない。

この決断は俺自身の希望があってのものだ。キャリアと人生において、新たなことを経験してみたいと思った。引退したときに後悔しないようにしたい。

ブレンダン、クラブオーナー、クラブ関係者には、この件に関しての対応といい状態で退団させてもらえることに感謝してもしきれない。いつも支えてくれるチームメイトとスタッフにも感謝している。

リバプールFCは本当に特別な場所だ。いつか再びリバプールに戻れる日が来ることを願っている。どんなかたちであってもクラブの役に立てることを心から望んでいる。

ひとつ一番大事なことはこれからシーズン最後のひと蹴りまで、これまで通り全身全霊でプレーし、チームの勝利に貢献することだ。

そして最後にこのリバプールフットボールクラブを世界最高の場所にしてくれるサポーターたちへ伝えたい。選手として、キャプテンとして、君たちの代表になれたことはこの上ない名誉だった。すべての瞬間が大切な思い出だ。今シーズン、そして俺のリバプールキャリアを良い状態で終えたいと心から願っている。

Steven Gerrard (Liverpool FC)

（LFCTVにて1月4日深夜AM3:00より独占インタビュー放送）