2017-08-19

3度目オファーの真実


バルセロナがフィリペ・コウチーニョに£1臆118万(約160億円)のオファーを提示した。だがリバプールは即拒否。これまで通りの『コウチーニョへのオファーは考慮しない』との固い姿勢を守っている。 1億ポンドを超える超高額オファーともみえるが、オファーの詳細が明らかになり、うち確約された移籍金は£8210万であり残りは出来高であることがわかった。

その条件とは…

①1シーズンに複数のトロフィー獲得
②チャンピオンズリーグタイトル獲得
③世界最優秀選手としてバロンドール受賞
④複数トロフィーとバロンドールを同シーズンに獲得すること
⑤移籍金£8000万は5年間で分割払い

ネイマール放出で一括大金を得たバルセロナだが、チーム補強に四苦八苦しており一括£8000万を支払える状況にない。公式にコウチーニョが非売であることを発表したのに関わらず、アプローチを続けコウチーニョ本人に移籍志願を提出させたこのバルセロナ側に対しリバプール経営陣は腹を立てているという。クラブは今年5年の契約を結び、違約条項を含まないコウチーニョに対するオファーは、その金額に関わらず一切交渉しない。だがバルセロナはコウチーニョ獲得を諦めておらず、市場が閉まるまでまだ日があることからチャンスはあるとみている。

クラブと同じスタンスを守るユルゲン・クロップは、昨日の会見で中心選手であるコウチーニョの不在はやはり痛手であると明かした。

「フィルが選択肢にいないのは決して嬉しいことではないが、それが今の現状。彼ほどのクオリティとクリエイティビティを持つ選手がいないとなればどのポジションであってもどのクラブでも不在を嘆くことになる。その彼がいないのは残念だが、そういう状況にも慣れてきた。彼の完全な代替はいないから我々はもっとパスを繋ぐプレーをしないといけない。それがサッカーだし、フィルがいれば彼の一瞬の閃きがチームの力になっていたかもしれないのは当然のこと。でもそういうもんさ。私は常にオフィスでラインナップを考え、『あー!フィルがいない!どうしよう!』なんて言っていられない。その状況をどう乗り越えるか考えないと。」

 コウチーニョが移籍を志願したが、今のクラブはどの選手にとっても良い環境であると主張するクロップ。

 「どの選手にとってもリバプールはとても素晴らしいクラブだし、今チーム状態はすごくいい。それに若い選手から経験豊富な選手まで年齢層もバランスがいい。我々はとても良い方向に向かっている。」

 「20年前の過度な期待を取り除き、ファンに対して今の我々にふさわしい期待をしてもらえるようになった。今の我々の状況や今後の計画に対してはとても前向きに考えている。選手たちがこのクラブを去りたい理由はそんなにないと思う。」

Source: Mirror, Liverpool Echo, Express

2 件のコメント:

Machilda さんのコメント...

何処ぞのサイトより詳しい情報、
さすがです。

ネイマールマネーがあるクセにこんな
条件付けるなんて、ふざけてますね。

その前に、売らないって言ってるのに
これだけ騒がせて…ふざけてます。

匿名 さんのコメント...

まずスアレスの分を払え。
話はそれからだ。