リバプールアカデミー出身トレント・アレキサンダー・アーノルド(18)にとって忘れられない欧州でのデビュー戦となった。チャンピオンズリーグ本大会出場を賭けたプレーオフがホッフェンハイムで行われ、18歳の新星がフリーキックから直接ゴールを決めて見せた。リバプールは2−1で勝利。クロップはアーノルドにFKを蹴るよう指示していたと明かした。
「18歳としてはミスしたことよりもフリーキックを蹴る度胸のほうを評価したい。彼は素晴らしい才能を持った選手だ。実はFKは私が蹴れと言ったんだ。お前しかいないとね。彼は私の現役時代の何倍もFKが上手い。U-23で何度もFKを蹴る姿を見ていたからね。監督に指示されれば若手でも蹴りやすい。あれはいいゴールだった。」
またもや失点を喫したが、結果には満足しているクロップ。
「とにかく勝ちにきた。私は結果に満足している。失点したことは不満だが、90分間の戦いから彼らはゴールにふさわしい。」
アカデミーコーチとしてアーノルドをみてきたスティーブン・ジェラードは、リバプール生まれリバプール育ちのスター誕生の予感がすると太鼓判を押した。
「彼は一流の選手になる。ナサニエル・クラインは油断できない。彼を揺るがす存在だ。今夜ユルゲンに対して俺は大舞台でプレーする準備はできているって強くアピールした。彼はプロ意識が高く、今でもよくアカデミーに顔を出していて、初心を忘れていない。しっかり地に足がついていて、学びの姿勢を持ってる。プレシーズンにもアカデミーへ来てアレックスに『どこを改善したらもっと成長できるかな?』って聞いてた。彼や彼の家族を思うととても俺も嬉しい。彼の未来は明るい。」
夢のデビューを飾ったアーノルド、憧れのアイドルから賞賛の言葉をもらいその期待に応えたいところ。
「自分のアイドルからそんなに褒めてもらえるのはいつだって嬉しいし、彼の言葉通りになりたいと思う。彼の応援とサポートはすごく嬉しいよ。」
「今の気持ちは言葉にできない。個人的に本当にいろんな意味で特別なゴールになった。最初決まるかなあっていう感じだったんだけど、いい位置に入れられたからいいフリーキックだった。FKの練習はしていたけど、シニアの選手がいるなか蹴らせてもらえるとは思ってなかった。蹴らせてもらえて、結果それがチームのためになってよかった。」
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