2015-03-15

スターリング:契約決断はシーズン終了後か


ラヒーム・スタリーングとの契約更改騒動はシーズン終了まで続きそうだ。スターリングのマネージメントチームは、欧州の強豪レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンと接触しているとみられ、今すぐリバプールとの契約延長を決めない意向。スターリングの現在の契約は週給£3.5万(約630万円)、リバプールは大幅昇給の£10万(約1800万円)を提示しているが、選手側は£15万(約2700万)相当の契約を求めている。この状況に手も足も出ないブレンダン・ロジャーズは、リバプールこそ20歳のスターリングが成長するに最適の場所であると主張した。

「ラヒームがここ着実に成長しているというのは明らかであり、次の彼の成長がどうあるべきかも明らかだ。代理人と選手がみるのはふたつ。試合時間と給料。監督やコーチとしては、できるだけの手助けをしたい。でも選手やそれ以上に代理人が移籍する必要があると決めたなら、たいていは移籍することになる。私にできるのはここにいる選手たちでこの偉大なクラブの価値を高めることだけ。ラヒームの場合は、12月に20歳になったばかりでリバプールというビッグクラブで118試合にも出ているというのはとても大きな数字だ。」

「我々は非常に良い関係を築いてきたが、残念なことにさっき言ったように契約にはそれ以上の要素がある。20, 30年前に契約書もよく見ずにサインをすることもあったような時代とは違う。あのときのサッカーとは違うものになってる。今はそれをどうマネージメントしていくかだ。私はラヒームにはプレーに集中してもらうようにする。私は彼は他のクラブにはいかないと思っているから、この件についてはリラックスしている。契約も2年半残している。彼にとって一番いい解決策に至ることを願う。」

「彼のキャリアが開花した今、それを次のチャプターに向けてどう持っていくかが大事だ。解決させたいし、そうなると思うから心配はしていない。」

同じくジョーダン・ヘンダーソン、ジョン・フラナガンとの契約もまだまとまっていない。現在ジョー・アレン、マーティン・シュクルテルとの契約更改交渉が進んでいる。

「心配していない。ほかの部門が担当していることだし、すべてまとまると思う。イアン・エアがオーナーやクラブと良い仕事をしてくれている。ここの経営モデルでは、若い選手には、動機を与え、彼らにふさわしいだけのものを与える。だが与えすぎず、若すぎず。それが若い選手にとって大事なことだと思う。これまでにも数多くの若手選手が高額すぎる給料をもらい消えていった。それはこのクラブでは起こらない。真の価値に見合った額は払う。このクラブはそういう方針だ。」

「ラヒームの場合はまだ2年半残しているが、ジョーダンは夏に1年を切る。クラブはこういった契約をまとめたいと思ってやっているが、契約に関してはクラブだけでは成り立たないということを忘れてはならない。裏側もあるんだ。」

ECHO




0 件のコメント: