2015-03-01

ロジャーズ:トップ4が最優先


かつてはチャンピオンズリーグのレギュラークラブであり、優勝候補でもあった。欧州のエリートの座を退き5年ぶりに復帰するも早々に散ったレッズ。トップ4に迫る今、来季の出場権獲得が第一目標である。

「もう一度チャンピオンズリーグに戻ることが絶対的に優先だ。かつてのクラブとは程遠いように思えるかもしれないが、しっかり準備する時間があればチャレンジはできると確信している。チャンピオンズリーグはエリートの大会。世界トップの選手や監督がプレーしたいと望む舞台だ。来シーズン戻ることができれば、今シーズンより上手くやれる。そのためにまず出場機会を得なければいけない。」

毎年出場できていた頃とはリーグの競争率も違う。

「この国から出場できるのはトップ4チームだが、そのすぐ外にもビッグクラブがいる。この国の出場権争いは非常に激しく、レベルが高く、チームの一貫性が求められる。海外から来た選手達は最下位のリセスターのようなクラブもファイトし、いい結果を出す姿に感銘を受けているよ。そういうことは他の国ではない。」

「今季トップ4を達成できれば、昨シーズンよりも偉業だと言える。昨シーズンは素晴らしいシーズンとなったが、基本1週間に1試合しかプレーしていなかった。今季は欧州の大会にも出場し、実質新チームで新システムでプレーしている。新加入した選手が慣れるのに時間を要した。若い選手が多かったからというのがある。チェルシーのようにできあがったチームに数人入れたというだけではなく、ほぼ新チームを作り直したという感じだ。思うようにいかず苦しんだが、マネージメント側としてはその解決策を探し出す悲痛用があった。我々をそれをやってのけた。」

「3-4-3への大きなシステム変更に適応してくれた選手たちのおかげだ。転換期はもう終わったと思う。そういう時期を乗り越え、今は自信を持ってプレーしている。今シーズンいいフィニッシュをしたい。」

ジェラードが雄叫びをあげた4月の対決ではマンチェスター・シティに勝利したが、長い戦を最後に勝ち抜いたのはシティだった。リバプールのロスと考えるより、シティを称えた。

「リーグ優勝はマンチェスター・シティを称えるべき。シーズン終盤重要な5試合連勝した。チェルシー戦で目標としていた結果が出せなかったことは残念だった。彼らには優勝レースを勝ち抜くという経験があったし、彼らはそれをしっかりやってのけた。我々のロスより、彼らを称えるべきだ。メンバーとシーズン終盤のレースで我々は昨シーズン話題となった。最後まで全力を尽くした結果、優勝には届かなかった。選手たちがそこで得た経験は今後役に立つと思う。」



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