2015-07-07

ミルナー意気込みを語る


ジェームズ・ミルナーが正式にメルウッドに初めて顔を出し契約を交わした。ミルナーはクラブのレジェンドたちが継承してきた7番を着用することに。クラブでの初インタビューで意気込みを語った。

リバプールFCにようこそ。今クラブに足を踏み入れて、初めてユニフォームに袖を通すのはどんな気分?

最高だよ。移籍っていうのは大きなことだ。リバプールほど大きな歴史あるクラブとサインできた今、早くスタートしたい。とても嬉しい。夏休みの間ずっとこのことばかり考えていて、移籍が決まったときから早く行きたいなって思ってたから、ついにここまで来れて嬉しい。

緊張してる?ワクワクしてる?

どっちもあるかな。新しいクラブに足を踏み入れるときにはいつもビビってしまうよ。ラッキーなことに何人かの選手はすでに知っているからそれが助けになると思う。個人的には新たなチャレンジだ。リバプールのチーム力はわかっているし、いい選手が揃ってる。基盤は整っているし、クラブ内部で働く人々についてもいろいろ良いことを聞いている。選手やコーチは良く知っているけど、その裏方で頑張ってくれる人たちがいる。そういう人も素敵な人々がいるって聞いているんだ。これからが楽しみだよ。

なぜ移籍しようと思ったの?マンチェスター・シティで大成功して、多くのトロフィーを獲得していたよね。リバプールを次のチャレンジとして選んだのはどうして?


シティは素晴らしいクラブだし、5年間とても良い、楽しい時間を過ごすことができた。ずっと暖かく応援してくれていたファンの存在が決断を難しくしたよ。トロフィーにも恵まれて、優秀なチームでプレーすることができた。でも、クラブと監督と今後数年の展望や俺自身に対する考え・計画を聞いて、もっとプレーできるクラブへ移籍して、何か特別なものの一員になるほうがいいんじゃないかって思ったんだ。

これまでキャリアを通していくつか大きなクラブでプレーさせてもらえたし、今またリバプールという大きなクラブに来ることができた。俺にとって魅力的なチャレンジだ。もっと出場機会が欲しいし、もし可能であればセンターでプレーしたい。ブレンダンはそういう起用を考えてくれているみたいなんだ。まだまだ現役でプレーしていくつもりではいるんだけど、キャリアのこのステージにくると得意なポジションでプレーを続けて行けるっていうのはとても重要なこと。とにかくできる限りプレーしていきたい。引退して45歳になって、自分のキャリアを振り返った時に、徐々に出番がなくなってたっていうんじゃなく、最後までプレーしてたって振り返えることのできるキャリアにしたい。

クラブとしてリバプールは俺にぴったりだと思う。ピッチに出るたび常にプレッシャーのついてくる大きなクラブだ。アンフィールドの観衆の前でプレーしたことはあるけど、観衆が自分の味方になるなんて嬉しい!彼らの作り出す雰囲気は素晴らしいし、イングランドで最高とも言えるスタジアムのひとつだ。だからそんなサポーターの声援をバックにプレーできるのは最高の気分に違いないよ。

監督っていうと、監督はリバプールへの移籍を決める上で大役だった?
正直ブレンダンは決める上でとても大きな要因だったんだ。クラブのことはあれこれ聞かされなくてもよく知っている。歴史もサポーターもチームもどれだけ偉大かってね。でも監督の俺の対する考えを聞いたり、スティービーらほかの選手からも監督について聞いたんだ。それでリバプールに行きたいと思えたし、彼のためにすぐプレーしたいって思った。

ピッチでプレーを続けて、センターでプレーしていきたいって言っていたけど、ほかに監督から何か頼まれたりしなかった?スティーブン・ジェラードの退団があってのこととか?
リバプールのチームは英国の選手も外国の選手も良いバランスでミックスされている。でも若い選手もかなり多い。俺もキャリア13年くらいになって、年を感じるようになった(笑)。でもその経験で若い選手たちの力になりたいと思う。トロフィーを獲得した経験も含めてね。つい最近リバプールがリーグ優勝しかけたときには、世界中の誰もがリバプールの優勝を願っていた感じだった。あれでこのクラブには世界規模のサポートとリスペクトがあるってわかった。もう一度そのタイトル争いができるよう、経験を生かしてチームの力になりたい。リーグ優勝の経験を若い選手たちに伝えて、チームがトロフィーを獲得できるように貢献したい。

すでに多くの選手と知り合いみたいだけど、リバプールの選手になったらっていう話はした?

夏にイングランド代表で話はしたし、今朝シティから知ってるコロと話した。彼によると、ここは本当に素晴らしいクラブだし、めちゃくちゃ気に入るぞって。ほかのみんなも同じようなことを言っていた。悪い事ひとつも聞かないよ。まだ選手たちと長く過ごしていないけど、プレシーズンはお互い知り合うのに良い期間だ。これから嫌ってほど一緒に時間を過ごすことになるから、数週間で飽きられたりして(笑)。

キャリアを通してチャレンジを常にしているようだけど、今シーズンの目標は立てた?どういうチャレンジが待ってるかな?

まずはしっかりチームに溶け込んで、すぐに自分のベストを出せるようにしたい。海外からだけでなく、国内での移籍も大変なんだ。働く場所が変わるとそんな楽にいかない。それはどんな仕事もそうだと思うし、サッカーでも全く同じ。入ったらすぐにベストフォームを見せたいと思ってる。昨シーズン結構いい状態で終えることができたと思うから、その勢いを失わずに行きたい。チームとしては目指すはトロフィーさ。このクラブにはそれが必要。プレッシャー、期待、すべて俺たちにかかってる。優秀な監督とスタッフがいて、選手のクオリティも高いし、新たな選手もやってくる。トロフィーを狙える力はあると思うし、今日みんなに会ったら、みんなやる気満々だった。チームとして一緒に頑張って前進しようっていう気迫を感じた。

残念な昨シーズンからの改善への固い決意を感じる?

今日来たばっかりだけど、すぐ感じたよ。今朝のミーティングで、その決意やここ数年の知識を感じた。監督はここにきて3年経つし、選手たちも彼の元にいるけど、毎シーズン変わる。大事なのは勝っても負けても学び続けること。思い通りにいかないシーズンや試合からこそ学ぶことが多い。ハングリー精神は確かに感じたし、だからこそこのクラブに来た。プレッシャーはあるけど、成功してトロフィーを獲得したいというハングリー精神とやる気がある。それがリバプールのシャツを着るっていうことだ。

リバプールでの目標は?

トロフィー棚をメダルでいっぱいにしたい。リバプールに来た理由はそれだ。サッカーを楽しんで、いいプレーをして、自分の力を見せたい。これまでやってきたことを続けていきたい。それは自分がいられる最高の選手でいて、毎日成長できるように努める。若い選手たちがそれができるように手助けもしていきたいけど、同時に彼らから学ぶこともあると思う。何歳になっても常に学ぶことができるというのが醍醐味さ。これまで偉大な選手たちとプレーしてきたし、このクラブにも偉大な選手がたくさんいる。だからこれからもできるだけ多くのことを学びたいし、一人でも二人でも選手の力になれるように頑張って、このクラブを成功に導きたい。

リバプールでは7番を背負うことに。ただの番号に過ぎないのか、それともじっくり考えて決めた番号だったの?

マンシティでも7番だったけど、リバプールではどんな番号でも偉大な選手が身に付けた番号になる。このクラブにとって7番が特別意味を持つことは知っているから、俺もその番号にふさわしいクラブにとっての特別な選手になりたい。だけどこのクラブの成功は歴史が物語っているし、どの番号も特別さ。番号が誇れる活躍をしたいと思うし、出来るだけ多くの勝利が欲しい。

最後にリバプールファンにメッセージはある?

いつも通りの応援をお願いします、っていう以外は特にないかな。敵としてプレーしてきて、これまでリバプールファンの作り出す素晴らしい雰囲気をみてきた。その中でプレーするのはすごく楽しかった。敵だった彼らが自分側のファンになるなんて最高だよ。これまで通り素晴らしい声援をくれるのは間違いないし、今まで俺が観てきた特別な雰囲気が試合を変えてくれると思うし、その応援が成功を後押ししてくれることを願う。

LiverpoolFC

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