2014-06-02

サウサンプトンの移籍指針とランバートの置手紙

サウサンプトンがリッキー・ランバートの移籍と移籍指針についてコメントを出した。ランバートの獲得は叶ったが、トップターゲットであるアダム・ララーナの移籍は認めないようだ。ランバートがサウサンプトンファンへ書いた感謝の手紙も読んでみる。


サウサンプトンの声明

サウサンプトンFCは選手に対してここ数週間で数々のオファーを受けていることを認める。我々のアカデミーとファーストチームは現在も成長の強化を進めている。今後も方針やビジョンは変えない。よってどのオファーも受ける義務はない。我には、クラブをさらに前進させてくれる新監督の任命という重要な任務がある。新たな監督を迎えるまでトランファーを実行するつもりはない。スカウト&リクルートメント部門がチームの補強に努めており、新監督に最終チェックをしてもらう。

しかしながら、ここでリバプールとリッキー・ランバートの移籍で合意したことを発表する。選手とクラブ両者にとって適切な場合は、移籍を認めるべきときがある。それが今回のランバートのリバプールへの移籍のケースだ。ランバートがリバプールへ移籍したいと申し出た時点で、彼の子供の頃からの夢を叶えるチャンスをなくすことはできなかった。彼の穴を埋めるのは大仕事になるが、これから長く彼の代わりに活躍してくれる優秀な人材を見つけたい。


リッキー・ランバートがセインツファンに送った手紙

なんて言えば良いのだろう。サウサンプトンはここ5年間俺のすべてだった。みんなで夢、目標をすべて達成できた。

まずサウサンプトンを救ってくれたマルクス・リーブヘルとクラブに連れてきてくれたアラン・パードリューに感謝する。そして今日まで俺を育ててくれたスタッフ。彼らの知識と貢献がなければ、イングランド代表としてワールドカップに出場できていなかった。過去、現在の選手全員に感謝している。クラブキャプテンのケルビン・ディビスに引率されみなで楽しい時間を過ごすことができた。みんな大好きだ。これまでの監督にも感謝の意を示したい。アラン、ナイジェル、マウリシオ監督らが作ったチームがサウサンプトンと俺自身のステップアップにつながった。

このクラブに出会うまで、俺の愛するクラブはたったひとつだけだった。でも今ははっきり言える。セインツファンのおかげで俺の心には二つのクラブがある。これまでずっと夢見てきたリバプールへ移籍し、家族を故郷に連れて帰るという野望を実現することができたのはサウサンプトンのおかげだ。偉大なサウサンプトンファンのことはこれからずっと忘れない。

これからキャサリーナ・リーブヘルのもと、クラブには新たな計画と幕が開けることだろう。今後のクラブの成功を心より祈っている。

Rickie Lambert

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