2014-06-08

ランパード:スタリッジは逸材


2013年チェルシーからリバプールへ移籍してきたダニエル・スタリッジはその潜在能力をアンフィールドでついに開花させた。チェルシーで共にプレーしたフランク・ランパードは、移籍はスタリッジにとってはプラスであり、チェルシーにとってはマイナスであったと明かした。

「スタッジはチェルシーではフラストレーションが溜まっていただろうから、今これだけの活躍をしてくれているのはすごく嬉しいよ。もっとプレーチャンスをもらえてもいいはずだって感じていたみたいだし、自分の納得いかないポジションでプレーしていたから、彼にとっては移籍が良い選択肢だったと思う。でもチェルシーにとっては間違ったビジネスになってしまった。下手な結果になってしまったけど、あの当時はこうなるなんてわからなかったから仕方ない。」

移籍後才能を覚醒させたスタリッジは、イングランドが長年探し求めてきた選手だと賞賛。

「彼にとって良い移籍だったと思う。移籍して以来どんどん良い選手になってる。やっと世間に認められるようになった。リバプールではルイス・スアレスの活躍がさらに彼を伸ばしていると思う。でもプレミアリーグでイングランドのストライカーが彼ほどコンスタントにゴールを決めるというのはすごいこと。彼はイングランドがずっと探し求めてきたタイプのストライカーであり、攻撃的な選手だと思う。先週のペルー戦でみせてくれたみたいに、彼は何もない状況から何か作り出せる選手だ。この大舞台でイングランドの中心選手といわれるにふわさしい選手さ。」

自分を信じることをやめなかったスタリッジの信念が実を結んだ。

「ずっと自分を信じてやってこれたからだろう。若くして、あまりプレーできない状況で自分を信じ続けるのは大変だ。落ち込んでしまったりするもの。でも彼はプレーできるときには、自分のなかの信念をしっかり持っていた。俺がこれまでみてきた中でも最も動きのシャープな選手の一人だし、ボックスエリアでは素早く動いてシュートを打つことができる。彼相手に守備するのは大変だよ。リバプールでの生活が気に入っていることだろう。チェルシーではなかなかチームに入れずにいたけど、リバプールではずっと持ってた信念が実を結んだわけだからね。ブレンダン・ロジャーズが彼を非常に信頼していて、先発でプレーできるようになってからは勢いが止まらない。」


ESPN

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