スティーブン・ジェラードのリバプールのキャリア最後のホームゲームは逆転を許し、勝利で飾ることはできず。長年ジェラードと共にチームをリードしてきたジェイミー・キャラガーの引退に続き、ルイス・スアレスの移籍、そして今季限りでスティーブン・ジェラードが退団することで、チームのリーダーシップ不足が深刻化が指摘されている。目標を一つも達成できなかったブレンダン・ロジャーズは、今のチームはリーダーシップもクオリティも足りないと認めた。
「それは我々がきちんと目を向けて解決をしなければいけない問題だ。彼らを失ったことで膨大な経験値、ゲームマネージメント、クオリティがチームから消えていく。だがこの問題には答えがあり、見つけられるものでもあると思っている。スティービーのチーム内での影響力とスター性は非常に大きかった。その点は彼がいなくなることで欠けてしまうが、リバプールのようなビッグクラブの中心選手になりたければ、大事な試合で輝ける選手でないといけない。選手たちにはそのチャンスがあるし、それを来シーズンから養いたいし、できると思っている。」
サポーターからは非難の声が大きくなっている。
「昨シーズンと大きく違う結果になっていることを考えるとサポーターのフラストレーションは理解できる。フットボールのクオリティ、ゲームのクオリティが昨シーズンより落ちている。サポーターたちは、チームの勝利、いいかたちでの勝利を見たいわけだから、それが今季は叶っていない試合がいくつかある。大きな課題だ。監督として失ったものの大きさを実感している。当然ながらサポーターはチームの改善を望んでいる。チーム全体の改善策を練って、夏にチームを変えられる選手を見つけるのが我々の仕事だ。」
クリスタルパレス戦は守備のミスが試合を左右した。
「前半は比較的良いプレーだったし、得点もできた。だが守備面で非常に甘い場面が幾度かあった。経験に関係なく、そういう部分はもっとしっかりしなくてはいけない。後半は簡単にゴールを決められ、守備が不安定だった。全くまとまっていなかった。スティービーのための日だったが、まず試合に勝ちたかった。それができずがっかりしている。」
試合後にMLSの冬休みの復帰の可能性を聞かれたジェラードは、『チームができていて、自分が必要とされないことを祈る』としている。
試合後にMLSの冬休みの復帰の可能性を聞かれたジェラードは、『チームができていて、自分が必要とされないことを祈る』としている。
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