2015-05-11

理解できぬ退団嘆く


スティーブン・ジェラードのリバプールキャリアの終幕まであと2試合。大ベテランのリーダーは今季10得点でチームの得点王。Sky Sportsで解説を務める元リバプールMFグレアム・スーネスは、チームをリードする大黒柱の退団が理解できないと嘆いた。

「なぜ彼を退団させてしまうのか理解できない。確かに今の彼は10年前のスティーブン・ジェラードではない。昔の彼を90分間観ることはできない。これまで何度も試合を変えてきた時の選手ではいられない。でも彼がベンチから出れば試合の流れを変えることはできるはずだ。彼は今日チームを振り出しに戻し、それを証明した。」

「私はチームを支えるに年輩のプロは何人いても足りないくらいだと思っている。彼はそういう存在でチームの大黒柱となる。スティーブンはその一人。リバプールにそんな存在はほかに1人といない。スティーブンが唯一の存在だ。なぜ今彼を出してしまうのか全く理解できない。いつか一流の選手になり得る若い選手たちが多く所属するクラブが彼のような選手を出してしまうなんて。私はスティーブン・ジェラードはまだ現役で大活躍できる選手だと思うから、アメリカは彼にプレーしてもらえるなんてラッキーな国だ。リバプールは後悔することになるだろう。」

チェルシーサポーターからの拍手喝采に試合後に、ジェラードから感謝の言葉はなかったが、スーネスはチェルシーサポーターらしからぬ気品ある行動だった。

「チェルシーサポーターは今日良い品格をみせた。彼らは今日の試合でもこれまでの試合でもスティーブンを侮辱し続けてきたが、現実的に考えて今日のジェスチャーはスティーブンも感謝する時がくるだろう。スティーブンらしい発言だよ。彼にとっては拍手がもらえたかではなく、勝てなかったってことが大きかったんだ。彼にとってはチームの勝利が何より大事ってこと。彼は本物のリバプールファンだ。明日になったら彼も少し考えが変わっているかもしれない。チェルシーのサポーターは気品ある行動をしたと思う。」

Sky Sports

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本人がスタメンじゃなきゃ嫌って言うんだから、仕方ないでしょ(^w^)