2017-01-21

ジェラードがアカデミーコーチに就任


36歳で現役を引退したスティーブン・ジェラードが原点に帰ってきた。2月からリバプールでフルタイムのアカデミーコーチとして就任することが正式決定。レジェンドプレイヤーであるジェラードがクラブのコーチとして新たな一歩を歩み始める。

「帰ってくることができてすごく嬉しい。スタートは2月なんだけど待ちきれないよ。人生の原点に戻ってきた感じ。プロとしてすべてが始まった場所に帰ってきた。アカデミーでリバプールのトレーナーを再び着て、デビューした頃を思い出したよ。プレーするのが大好きだから現役がすごく恋しいけど、今でも同じファンだし、アンフィールドに行くたび同じ結果を求め熱い感情を持つのは今でも変わっていない。」

「これは感情で決めたわけじゃなく、クラブやアカデミーに貢献するための新たな決断だ。このクラブがどれほど俺にとって大切な存在かは説明する必要はないと思う。だからこそ帰ってくるとなれば、しっかりクラブに貢献ができる役でないといけないと思っていた。」

「俺自身コーチとしてここで学べる素晴らしい機会であると同時に、自分の経験、知識を大事な成長時期にある若い選手たちに伝えることができる。クラブの価値はよく理解しているし、選手として様々なことを経験して、いいことも悪いことも経験しているからそういう経験が役に立つ。それに今の自分にはクラブ中のコーチからの指導が必要だ。いいコーチになるには学習と成長が何より大事だということは自覚している。コーチとして成長するためには周りのコーチたちの力が必要だ。彼らから学びながら、自分の経験を活かすことができると思っている。」

ジェラードの恩師であり現役スティーブ・ホロウェイコーチと
「クラブの価値を理解することは非常に大事なことだし、ユルゲンがクラブに植え付けたことを継ぐのも大事。それが今のカギだと思う。俺たちは世界最高の監督の一人がいる。そして彼が求めることはとてもクリアだ。彼のもとでプレーしたければ彼のやり方に従うこと。ユルゲンのプランには入るには彼のスタイルでやれるようにチャレンンジしないといけない。俺の役目は選手たちがそのチャレンジができるレベルに持っていけるよう力になることだ。」

「選手として豊富な経験を積んだし、クラブの価値やサポーターの気持ちもよくわかってるから、知識と経験で若い選手たちの力になることができる。選手みんなが気軽に話ができるコーチでいたい。同時に俺も彼らからも多くを学ぶことができる。」

いつか監督になることを夢見ているジェラードは、アカデミコーチが最良の選択肢だった。

「監督になりたい。いつかは自分にできるだけの最高の監督に。これはその旅路の始まりさ。ユルゲンやアレックス、スティーブら周囲の人々と話もして、この経験が将来の自分のための最高の道だと確信した。これ以上ない人たちのもとで学ぶことができる。このクラブには一流のシステムと才能ある選手たちが揃っている。今クラブはとてもいい時期にあって、とてもエキサイティングなタイミングに戻ってくることができた。」


アカデミーヘッドコーチのアレックス・イングレソープもレジェンドの復帰を大歓迎。

「スティーブンが再び戻ってきて、アカデミーで働いてくれるとは我々はとてもラッキーだ。彼は知識が豊富なだけでなく、このクラブの若い選手たちが経験することを彼自身が経験しよく理解している。クラブにとってボーナス以上のボーナスだ。全選手のお手本だし、彼のアドバイスを聞き入れない選手はいない。ほかのコーチでは教えられないような彼だからこそできるアドバイスもある。若い選手たちは、彼から必死になって学ぼうとするだろう。」

1 件のコメント:

Mabo さんのコメント...

おかえりキャプテン!