2017-01-14

ベストストライカーは俺


天性の才能を備えながらなかなかフィットせずユルゲン・クロップ監督の下ではベンチに座ることも少なくないダニエル・スタリッジ。クラブのベストストライカーと自信を持つスタリッジは、ベンチでは当然不満。だが常に全力投球で乗り越える意気込みだ。

「フィットしていながらプレーできない時は当然傷つくよ。それはどの選手も同じ。でもそれもサッカーの一部だし、過去や現在の選手たちみんなが俺と同じことを経験し乗り越えてる。ふてくされていないで、戦い、根性を見せ、ピッチ上でも外でも全力を尽くすことさ。ピッチに出ればベストを尽くす。シンプル。不満を言うようなことはしないよ。」

「自分では自分がリバプールのベストストライカーだと思ってる。監督だって世間の人だっていろんな意見があって当然。でも自分のことは自分が自信を持たないといけない。チームを選ぶのは監督だし、特定の状況で俺がベストオプションじゃないと監督が考えるならそれは彼の判断だ。受け入れるしかないし、落ち込んでいられない。この世界では浮き沈みしていられないし、いちいち個人的に受け止めてたらやってられないよ。」

昔から自己中心的との見方をされることが多いスタリッジだが、文句や不満を漏らすことは一切ない。実はとても親切で礼儀の正しいスタリッジ。

「公の場で文句をなぜ言わないか?言ったって何も解決しない。監督は毎日選手をしっかり見てる。監督がその試合に最高のイレブンを選ぶ。発言内容なんか関係ない。礼儀正しくするのは当然だよ。両親に礼儀正しくするようしつけられたからね。俺はよく話題に上がる選手のようだけど、個人的にはあまりそんなこと気にしていない。俺のことをよく知らない人が意見してたりする。本当に人として俺をジャッジできるのは実際会った人だけだと思う。」

負傷しがちな選手というレッテルを貼られているスタリッジだが、自分ではそう思ってはいないようだ。

「自分は負傷しがちな選手だとは思っていない。"負傷しがちな選手"っていう定義は何なんだ?俺はリバプールで多くの試合でプレーしている。昨シーズンも多くクラブのためにプレーした。大事なのは試合数じゃなく、ピッチに出た時にどれだけやれるか。負傷してるか、してないかは重要じゃない。フィットしていなくてもどれだけ自分を限界まで押し上げられるかだ。これまでもずっと怪我しながら何度もプレーしてる。」

「俺は目標高き男。最高の選手になりたいし、ベストストライカーとして名を残し、チームのトロフィー獲得に貢献したい。ベンチでも満足してますなんて言ったら嘘になる。誰だってベンチにいるのは嫌だ。でもチームは監督次第。選ばれなかったからといって感情的になっていたらパフォーマンスに影響してしまう。毎試合先発でプレーできたら俺はハッピーだし、ベンチにいるときは不満。でもだからといって自分のプレーに影響させたりはしないよ。」

Sky Sports

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

がんばれスタリッジ!!!
厳しい時期を乗り越えた分だけ強くなるもんよ!