2016-05-02

焦点はヨーロッパ


リーグ試合残りわずか。木曜日に重要なヨーロッパリーグセカンドレグを控えるユルゲン・クロップは、スウォンジー戦で若手を多く起用。結果そのリスクは報われず3−1と完敗した。

「1週間に3試合という日程のなかチームをフレッシュアップさせるためにこのチームにした。だが今日はいいプレーができていなかった。だからといって若手への信頼を失ったとかそういうわけじゃない。我々にできるはずのプレーができていなかったんだ。我々のベストを出し切れていればもっとタイトな試合になったと思うが、我々はそれができなかった。」

「今は木曜日のヨーロッパリーグが焦点になっているが、試合後にはまたプレミアリーグに集中する。残念だが、今からはヨーロッパリーグに向け準備をする。パフォーマンスは試合数の多さに影響されているのかもしれない。10日前は非常に好調な我々だったが、今日はよくなかった。たった1試合だし、チームとしては成長している。」


試合終了後、良い試合ができなかったスタリッジが応援に来たサポーターに挨拶せず、すぐトンネルへと消えたが、クロップは弁護した。

「誰かがファンに挨拶を忘れたとなればそれは私の責任だ。ほかの誰でもない。ファンを無視するというのは我々の意図ではなかったし、私もあまりに早く去ってしまった。ファンとの距離は大事にしているということはみんなに理解してほしい。こういう試合のあとには早くピッチを去りたいと思ってしまう。」

大エースのはずだが現在の焦点であるヨーロッパリーグでは出番がないスタリッジ。今週のセカンドレグでも出番はないであろうと囁かれているが、クロップは木曜日にプレーするチャンスはあると主張した。

「ダニエルは90分プレーしたが何も問題はなかった。何かあれば私にサインをくれていたはずだ。彼がフルでプレーしたいと言ったんだから問題ない。木曜日プレーしていないし、次の木曜日の試合までまだ4日も5日ある。大丈夫だ。」

挨拶を怠ったスタリッジは応援に来てくれたファンへの感謝と負けた悔しさをツイートした。


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