2016-05-17

100%チームを信じること


今季最後の試合は欧州の舞台での決勝戦。ユルゲン・クロップ監督就任7ヶ月でタイトル、そしてチャンピオンズリーグ出場切符を手にするチャンスが目の前にある。未来を変えられるかもしれない1試合。クロップはバーゼルで全力を出し切るための準備はしっかりできていると語った。

「7ヶ月でここまできた今の気持ちは言葉では上手く表現するのは難しい。なんだか変な気分だよ。すごく楽しみにしているのは当然だが、それには相当の仕事量が伴う。すごくプレッシャーもあるから、この状況を完璧に対処することが非常に重要だ。私の立場では決勝まで楽しんでる時間などない。やることやミーティングなどがいっぱいある。この状況下の監督等はそういうもんだ。しっかり準備ができているという自信はある。あとは当日の選手頼りだ。素晴らしい試合になるのは間違いないし、すごく良いチャンス。決勝前に頭を悩ませられるのは嬉しい悩み。この機会を大いに楽しみたい。」


就任時、『疑う者から信じる者へ』と強いメッセージをサポーターに送ったボス。その言葉通り強い信念を持って決勝に挑む。

「信念というのは確実にあるかどうかわからないものだと思っている。自分たちの実力と強さを信じなければこのカップを勝ち獲ることはできない。サッカーで困るのは同じ目標のチームがほかにもいることなんだが、それはそんなに大きな問題ではない。試合までに我々がチーム力に対する信念を100%に持っていくよ。」

本大会のエキスパートともいえるセビージャ。欧州を知るクロップは、過去の栄光はこの試合には影響しないと主張。

「相手の研究は2週間前やめてもいいくらいだった。というのも今のセビージャはこれまでのチームと全く違う。わかっているのは彼らには決勝のあとにもまたもうひとつ大きな決勝が控えている。それは大きな違いだね。だが彼らには経験があるからしっかり準備はしてくると思う。だが経験がアドバンテージになるとも限らない。試合中の問題処理なんかには経験が活きてくるが、相手がアドバンテージを握ってるとは思わない。昨シーズンや2年前に優勝しました、だから何?これはまた違う新たな試合なんだから過去の勝利は無関係だ。我々相手にプレーしたわけでもない。今の我々は彼らが戦ってきたほかのチームとも違うと思うからそこを最大限生かしたい。」

バーゼルではここまで離脱していたディヴォック・オリギ、ジョーダン・ヘンダーソンがベンチ入り予定。

1 件のコメント:

スアレス さんのコメント...

今日の試合、まさに All or Nothing ですね。