2016-04-07

ゴール決まればセレブレーション


今夜UEFAヨーロッパリーグ準々決勝1stレグを控え、ユルゲン・クロップがリバプールの監督として初めて古巣ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクに帰った。一時代を築き上げ、今でもドルトムントで絶大な人気を誇る指揮官は、スタジアムのドレッシングルームには間違えないようにとクロップ向けの案内サインが設置されるなど暖かいユーモアで歓迎された。想いの詰まったスタジアムでの試合、ゴールを決めたら当然セレブレーションをすると宣言した。

「当然セレブレーションするさ。ドルトムントと18年在籍したマインツに帰ったときもそうした。7年間ここにいて、私がチームが得点をした時にセレブレーションをすることを知らないような人はいないだろう。開始1分で決まれば、走りこむようなことはしないと思うが、ここぞって時に決定的なゴールが決まればセレブレーションするよ。何も計画してやるものじゃないが、セレブレーションを抑える薬など飲まない!」


感動的な英雄としての帰還となるのか、敵として迎えられるのか。

「どう思われているのかはよくわからないが、去った時はとても良い別れができた。私との再会を喜んでくれる人々がたくさんいるのはわかっているが、今回は友人との時間を楽しみに来たんじゃない。ハグしたいってなら、私が知ってる人なら全然構わないがね(笑)。」

「結局これはサッカーの試合にすぎない。幼い頃はみんな親友相手にプレーしてただろ?相手が友達だからといって勝ちたくないなんて思ったことは一度もない。相手が友人だからといって勝ちたくないなんてことありえない。お互いにとって非常に重要な試合だ。私とドルトムントの関係は1秒も崩れたことはないくらい良好だ。その証拠はいらないくらい、私自身がよく知っている。」

相手選手に対する知識は誰より豊富なレッズのコーチ陣。勝因になるか?

「ドルトムントの選手のことをよく知ってるというのが決め手になるとは思えない。私の選手たちは、あの選手がこっちに動いてとか右に出てとか各選手の細かい情報を期待してなどいない。ドルトムントのチームとしてのプレーやゲーム、成長を分析している。とても魅力的なサッカーをするチームだ。」

「でも勝てないと思ってここへ来ていない。ドルトムントを破るのは世界最高峰の壁だ。でも不可能ではないし、我々にはそれを実行する必要がある。試合中にチャンスは必ず訪れる。とにかく試合をやって話しをするのはそのあとだ。お互いにとって真のチャレンジになる良い試合になることを祈る。」



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