2014-09-20

ヘンダーソン:副キャプテン任命に驚くも冷静


新たにクラブの副キャプテンを任され監督やキャプテン、チームメイトからの信頼の厚さを証明しているジョーダン・ヘンダーソン。将来キャプテンとなる可能性もあることに驚きを隠せない。

「全くそんな予兆なかったんだ。監督に呼ばれてお前に任せたいと言われた。深く考えるようなことはなかったけど、とにかく嬉しかった。リバプールFCの副キャプテンになれるなんてとんでもなく光栄だし、ブレンダンにさらに責任のある役を与えてもらえて光栄だ。特にお祝いするようなことはなかった。俺はそういうタイプじゃない。よっしゃやるぞっていう感じ。副キャプテンの役目の大事さはよくわかっている。リバプールという大きなクラブで責任を任されるわけだけど、すごく楽しみにしているよ。」

キャプテンのスティーブン・ジェラードはヘンダーソンを次期キャプテンと称した。キャプテンから何か言葉はあった?

「スティービーはまず祝福してくれたよ。お前はよく頑張ってるし、この役目にふわさしいって。リバプールとイングランド史上最高のリーダーであり最高の選手でもある彼からそんな言葉をもらえるなんてすごく嬉しかった。スティービーはどんな選手にとっても最高のお手本だ。毎日彼の隣で学ぼうと頑張ってるところ。ここにきて4年、スティービーには本当に助けてもらってる。俺のキャリアで大きな影響を与えてくれた人だ。男として、選手として彼のことを尊敬している。彼以上のお手本はいないよ。彼は本当にいい人で、彼の発する言葉はすべて彼自身ではなくチームのことばかりだ。」

「キャプテン?まだそんな先のことは考えていないよ。サッカーの世界ではいろんなことが急速にかわるから、数年後のことなんてまだわからないさ。スティービーはばっちり今フィットしていて、ピッチで影響力を見せているから、今季は全試合でプレーできるんじゃないかって思ってる。もしもキャプテンを任せてもらえる日が来たら、チームメイトのためだけじゃなくサポーターのために全力を尽くす。」

「今はスティービーを支えられるようどんなことでも力になれるよう頑張るつもり。自分やり方はこれまでとかわらない。頑張って、楽しんでプレーしていくことさ。どんなときでもチームのためにとやってきた。時にイライラしちゃうこともあるんだけど、なにも大きなことじゃない。」

今では監督の絶大な信頼を得るまでに成長したが、一度は移籍話を持ちかけられたことも。

「個人的にはすごく落ち込んだよ。受け入れたくなかったけど、監督は正直に話してくれた。監督にはレギュラーでプレーしたいなら行ってもいいって言われた。でも俺は残ってここで成長していこうと決めたんだ。あまりプレーしていないときでももっとレベルをあげられるように頑張ったし、たくさん映像で研究もした。」

選手として成長させてくれたブレンダンに感謝しているというヘンダーソンは、さらに成長するため分析にも取り組んでいる。

「ブレンダンは必ずお前をいい選手にすると約束してくれた。彼はそれを実現してくれたと感じている。本当に感謝しているよ。戦術的に成長する必要があった。それが彼が就任したときに一番大きい変化だった。お前はもっと戦術に関して理解を深める必要があるって言われた。あの頃より良くなったと思うけど、今も毎日学んでいるところ。全試合終わってから自分が改善できる部分を分析しているんだ。監督にも助けてもらってね。特にビッグマッチでは戦術が試合を変えることがあるからね。様々なフォーメーション、戦術、カウンターアタックなどいろいろ勉強しているし、これからも続けていく。」

初めてのアンフィールドでのチャンピオンズリーグはどうだった?

「楽しかった。素晴らしい雰囲気でファンの声援は最高だったよ。おかげで最後まで走り抜くことができた。勝つことができたからいい夜になった。初めてのチャンピオンズリーグを経験できて最高だった。長くこの大会にいたい。」

ECHO




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