2014-09-08

ジェラード:あの夜をもう一度


まもなく待ち焦がれたチャンピオンズリーグが幕を開ける。そのために代表を引退したジェラードは長年離れていた欧州の舞台への復帰が待ちきれない。

「チャンピオンズリーグは欧州最高の選手たちが競い合う世界最高峰の大会だ。チャンピオンズリーグの試合を観ていて、羨ましいなって思った。出れない俺はピッチに立ってる選手たちに嫉妬したさ。それにあのチャンピオンズリーグのアンセム。選手ならだれもが憧れるトロフィーだし、経験を積めば積むほど、もう一度チャンピオンズリーグの試合をどうしても体感したいって思うようになっていた。たとえあと一回だけでもいいから味わいたいと思っていたんだ。」


若いチームで国内と欧州で戦っていくのは楽ではない。だがキャプテンは夏の補強を終えた今のチームならトロフィーを狙いに行ける。

「生意気言っているんじゃなく、本気で俺たちはいいチームだと思っている。それにまだ伸び代があるから、さらに優秀なチームになれる可能性だってある。リバプールのルールは変わらない。どの大会でもトロフィーを狙う。ブレンダンはリバプールに来て3年目になるから、彼もそろそろトロフィーが欲しいと必死だと思う。だから一番の目標はトロフィーを獲得することだ。もちろんチャンピオンズリーグに残ることはすごく重要なことではあるんだけど、昨シーズンのキャンペーンから得られた自信があればこのリーグで勝てない相手はいない。」

まるで家族のようなチームの雰囲気を作り出し、機転の利くブレンダン・ロジャーズを絶賛した。

「ブレンダンは戦術に非常に長けていて、どんな状況でもいい状況に変えることができる。何が問題なのかがきちんとみえていて、すごく機転がきくんだ。彼と2年間一緒にやってきた。ベニテス、カペッロ、ホジソンら大物監督のもとでプレーしてきた俺だけど、ブレンダンは一流の監督に並ぶくらい素晴らしい監督だ。彼はどんなフォーメーションでもプレーできるし、選手をよく理解していて、試合中にもイジることを恐れない。彼は選手との距離を大事にする監督で、彼のために頑張って勝ちたいと思わせてくれる。選手に対しての敬意を忘れず、自分の息子のように接してくれて、素晴らしい雰囲気を作り出してくれる。試合で問題がすぐ見える彼の洞察力には驚かされているよ。」


The skipper is enjoying his international break in Dubai. (©Mirror)

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