バイバイマリオ

マリオ・バロテッリがリバプールへ来てわずか1年で古巣ACミランへシーズンローンで帰った。メディカルチェックを終え、早速チームと練習を行った。

「戻ってくることができて嬉しい。チームに貢献できるということを練習で見せる必要があるっていう以外に特に話すことはない。フィジカルの状態は良いけど、プレーするためにはチームと練習をしなくてはいけない。モチベーションは高いよ。今は黙って、頑張るだけ。」

クラブは完全移籍での放出を望んだが、まずは1年のシーズンローンで折り合いが付き、両クラブが給料を半額づつ支払う。MNF内でジェイミー・キャラガーは獲得したことが失敗だったと振り返る。

「ACミランに移籍なんて、コーチたちをけしかけたか。彼のどこにクオリティがあるんだ？俺は盲目か。バロテッリの件はブレンダン・ロジャーズだけでなく、リバプールのトランスファー委員会の大失敗だ。彼の件は早く片が付けばつくほどチームには良い。彼らにはベンテケとスタリッジがいる。今もリバプールがバロテッリを獲得したことが信じられない。全くうまく行っていなかったし、移籍しかなかった。」

同番組内ティエリ・アンリもバロテッリの獲得を疑問視した。

「彼のプレーは十分に見ることができなかった。リバプールが獲得してからも彼はリバプールの選手という感じではなかったし、クラブで活躍できるとは思えなかった。ミランで再びキャリアをスタートできるのは彼にとって良いことだ。スタートっていうのは、リバプールでのキャリアは始まってもいなかったと思う。」

トラブルメーカーのバロテッリの生態は今後も変わりそうにないというネヴィル。

「彼が変われるか？そう言える証拠はほとんどない。彼のピッチでの行動を真似するのは不可能だ。動かないし、ハードワークもしない。」