Lucas: 2014年の抱負

27歳の誕生日を迎えたルーカスがEchoで新年の抱負を語った。

「今年は本当に俺にとって重要な年だ。これからが楽しみ。2014年はいろいろなことが詰まった年になると思う。負傷してからここに戻ってくるまで本当に努力したんだ。クラブは素晴らしいシーズンを送ることができている。その一員でいられて嬉しいけど、まだまだ先は長い。今年の目標はリバプールがチャンピオンズリーグに戻ること。そのためにやるべきことはまだまだ山積みさ。」

母国ブラジルで開催されるワールドカップを逃したくはない。

「ワールドカップでプレーできる可能性はあると思う。ブラジル代表に再招集されてプレーできたことでそれが叶うかもしれないという希望が見えた。だけどまだ100％ワールドカップのチームに入れるかどうかはわからない。3月の南アフリカとの試合に招集されるかどうかは大きな課題だよ。W杯の公式メンバーが発表される前の最後の試合だからね。そのチームに入ることができれば、ワールドカップに行ける可能性は高くなる。だけど今はリバプールが優先だ。」

同じブラジル出身のコウチーニョがクラブで大活躍している。一緒にワールドカップに出られなくとも次にチャンスはある。

「彼がチームに呼ばれていないということは、チームのレベルは相当高いってことだ。フィリペとそういう話はよくしてるよ。彼もワールドカップに出たくてたまらないのは当然だけど、まだまだ若いからあと３，４大会は出られるチャンスがある。彼にはお前はいつかブラジルの歴史に残る素晴らしい選手になれるぞって言ってるんだ。それだけのスキルと力を持ってる。一緒にチームにいられたらいいけど、彼はとにかくまずリバプールで活躍することに集中すべきだと思う。そうすればいつかチャンスが巡ってくるはずだよ。」

LFCに来て7年目。ジェラードとアッガーに続き、クラブに長く在籍する選手となったルーカスは、欧州の舞台をもう一度体験したい。

「アンフィールドでのチャンピオンズリーグの夜は特別だよ。あの頃に戻りたい。チャンピオンズリーグの舞台に戻ることが俺たちの最優先の目標だ。クラブに関係する人みんながあの舞台に立つリバプールを心待ちにしている。スティーブン・ジェラードやダニエル・アッガー、マーティン・シュクルテル、グレン・ジョンソンらここに長くいる選手たちにとって、欧州の出場権を得ることに対する欲は本当に強い。実際に体験している俺たちはもう一度あの夜を体感したいと思ってる。シーズン前半にみせられたようなメンタリティと安定感を、後半も引き続き見せていく必要がある。安定したパフォーマンスを続けていこうということはこれまで何年も言ってきたことだ。それがこれまでできていなかったけど、今シーズンは前半にそれができていて、チームの成長の証になってる。チームが成長していて、それが結果に出ている。」

「年末のマンシティとチェルシー戦の連敗で順位は少し落ちてしまったけど、ポイントをもらえてもおかしくない試合だった。ホームで対戦となれば勝てるチャンスは大きい。この姿勢をシーズン終了まで保つことができれば今くらいの順位を保てるか上に行ける可能性は高い。トップの争いは非常に激しい。最後の10試合くらいになれば、タイトルを狙えるのかトップ４に届くのかどうかがみえていると思う。」

ルーカス27歳のバースデーをマージーサイドの南米人選手+アスパスがお祝い♪

（LucasのInstagramより)

ルイス・スアレスの契約延長がクラブにさらに優秀な選手たちをもたらしてくれると信じている。

「ルイスの契約はみんなにとって嬉しいメッセージだった。俺たち選手にとってもファンも後押ししてくれるものだ。クラブが真剣だってことがわかったし、ルイスがリバプールで幸せだってこともわかる。今シーズンの彼は昨シーズンよりさらにいいパフォーマンスをしてたくさんゴールを決めてる。」

「すでに俺たちはすごくいいチームだと思うけど、どんなチームもさらに上がある。今クラブはさらにいいチームにできるように移籍市場で頑張ってる。新しい選手が来ては、誰かが去るわけだけどそのたびに強くなっていきたい。それがフットボールだ。ルイスは誰もがチームメイトでいたい選手だし、彼のサインでチームがさらに良くなっていくと思う。」

スアレスと仲の良いルーカスは延長すると知っていた。

「契約のことは知ってたよ。だけど当然俺の口からは何も言えなかったけどね。ルイスが交渉をしていることも、彼がサインしたがっていたことも知ってた。クラブと彼を思うと俺も嬉しい。今季の彼はさらに成長したところをみせている。仲の良い友人がこれだけ活躍しているとすごく嬉しい。これまで通りたくさん得点んしてもらいたいし、できるならもっといいプレーをして欲しいよ。」

Livepool ECHO