2015-02-20

ララーナの後悔


昨夏12年在籍したサウサンプトンからリバプールへと移籍してきたアダム・ララーナは、週末移籍後初めて古巣に戻る。その苦い去り方を今でも後悔している。リバプールのオファーを受け、移籍を志願し、サウサンプトンでプレーすることを拒んだと報じられた。

「あの去り方は多くのファンに不快な思いをさせたことは自覚している。あの去り方は今でも後悔してる。移籍までの経緯や後味悪いかたちになってしまったこと、後悔していることがいくつかあるんだ。あんなふうになってしまって悲しかった。リバプールがオファーをくれたと知ったときに、クラブに移籍できるように交渉をしてほしいとお願いしたのは事実だ。」

「でも二度とここでプレーしないなんてことは一言も言っていない。男らしく、自分で移籍することにしたとはっきり告げた。心の中ではセインツファンが一緒に過ごした時間に感謝してくれていることを願う。サッカーはころころ変わるもの。ブーイングや野次を飛ばされたとしても、ファンは俺のことを恋しく思ってくれているからだろうって考えることにする。だって俺もサウサンプトンが恋しいから。ファンや一緒に過ごした楽しい時間が恋しい。」

アンフィールドでの対戦時には負傷で欠場した。あれは不幸中の幸いだったと振り返る。

「サウサンプトンを相手にプレーするっていう自分がまだ想像できない。最初の対決時に負傷していたのは、不幸中の幸いだったと思う。スタジアムで観戦しているだけでも、すごく感傷的になってしまっていて、ピッチに立つには早すぎたと思う。6ヶ月たった今は少しむき出しだった感情も抑えられるようになった。サウサンプトンに対しては最大の敬意を持っている。正直まだ彼ら相手にどうプレーしていいのかまだ分かっていない自分もいる。非現実的な感じなんだ。プロとしてしっかりリバプールのためにプレーしなくちゃいけない。もしゴールを決めてもクラブへの配慮から喜ぶことはできないよ。」

BBC

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