ロジャーズ：選手層に満足

FAカップ５回戦クリスタル・パレス相手に前半にリードを許すも、後半巻き返し逆転勝利。ロジャーズは、準決勝の座を勝ち取ったチームを賞賛した。

「非常に良い試合ができたと思う。先制ゴールを許したあとのチームはとてもよかった。前回の対戦のときとは明らかに違う感じだった。今日はチームの自信がみえたし、落ち着いていた。アランはこの短期間でチームを強化し、勝利するといういい仕事をしている。我々は欲しかった勝利を手にし、チャンスも多く作ることができ、大変満足している。必要なときにはいい守備ができた。さまざまなアングルからボックス内にロングボールが入ってきたが、きちんと対応できていたと思う。選手たちのがんばりのおかげ。結果としてとてもいい1週間になっている。」

マリオ・バロテッリが2度ベンチからでてインパクトを残した。デヤン・ロヴレンとリッキー・ランバートをベンチから呼ぶことができ、ほかにもグレン・ジョンソンやファビオ・ボリーニらが控えていた。ロジャーズは、チーム層は就任以来一番厚いと満足気。

「これまでの２シーズンは、試合の流れを変えることができなかったが、今年はできる。現代は試合の流れを変えるベンチがあることが非常に重要だ。それが実現した試合だった。」

タイトルにまた一歩近づいた。就任３年目、そろそろトロフィーを手にしたい。

「シーズン開幕当初から言っている通り、目標はトロフィーの獲得だ。そのためにはどの試合でも強チームで挑みたい。メンタル的にもフィジカル的にもチームの状態は良い。クリスタルパレス戦では少しチームを変えたが、それでもチームとして非常に安定していた。できるだけ多くの試合でプレーしていきたい。タフだが、勝てばエネルギー源になる。今週のような厳しい日程でも選手たちはうまくやりくりできている。これから回復させて、もうひとつ勝ちたい大会であるヨーロッパリーグに向けた準備をする。」