2015-02-20

ジェラード:ルールはルール


負傷のためヨーロッパリーグ初戦を欠場したスティーブン・ジェラードは、スタジアム内スタジオから解説者として試合を見守った。試合終了間際のペナルティキックを巡るピッチ上での騒動に苦言を呈した。同試合キャプテンを務めたヘンダーソンからボールを横取りしたバロテッリが決めてレッズが勝利。

「ペナルティはジョーダンが蹴るべきだった。ルールはルール。ヘンダーソンがやるべきだった。マリオはちょっとわんぱくすぎた。決めたことはマリオを称えたい。でも選手たちがピッチで口論する姿は見たくない。ジョーダンはあの状況を非常に上手く対処したと思う。マリオがどうしても決めたいというのがわかったんだ。ジョーダンは一歩引いて、試合後のインタビューもしっかり受け答えしていた。」

「ジョーダンがキャプテンなんだから、マリオはもう少し敬意を持たないといけない。でも彼はとても重要なゴールを決めた。あのペナルティを蹴りたがっていた選手は6~7人はいただろうから、それが全員俺がやると言いだしたらどうなる?ルールは理由があって存在する。」

キャプテンへの配慮が足りなかったバロテッリ、だが貢献したのは確かだった。

「選手たちがボールを巡って争う姿は見たくない。試合のイメージとして良くないし、チーム内の雰囲気を考えても良くない。俺はドレッシングルームでのルールはルール、規定は規定だと思う。監督が選んだペナルティキッカーが蹴るべきだ。だからヘンダーソンが蹴るべきだった。でもマリオは交代出場後とてもいいプレーをしていたから文句は言えない。リバプールに流れを引き寄せてくれたと思う。それにあのプレッシャーのなかでとても大事なゴールを決めた。」

 試合後ジョーダン・ヘンダーソンは大人の対応。口論があったことは認めなかった。

「俺はペナルティを蹴りたかった。以前も重要なペナルティを蹴ってきているマリオは決める自信を持ってた。みんな蹴りたがってたけど、これまでにも決めてきているマリオの自信を信じて彼に任せたんだ。」

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ファンとして、なんとも微妙な気分。
ただ、リバプールが試合に勝てば良いのだろうか?

黒猫ゲーテ さんのコメント...

私も上の方のコメントと同じ意見を持ちましたが
冷静に考えるとジェラードが退団してしまったら起こり得る問題だったのかと思うと
今このタイミングでこういう問題が起こったことはむしろプラスじゃないかと思いました。

ここを上手く解決できれば、来シーズンジェラードが抜けたとしても
チームは上手くやっていけるのではないかと思います。

にすも さんのコメント...

勝てば良いと言う姿勢を牽制、押し止まらせる為にキャプテンの言葉があったと思います
言い方が流石と言うか、キャプテンらしい

そして譲ったヘンドも対応は良かったと思います 来シーズン以降はきっちりヘンドが締めてくれると思えてきました バロもレッズ色に染まって来始めたし、レッズのルールを分かってくれると思いたいです