2015-02-19

口は災いのもと


ラヒーム・スタリーングとの契約延長の蟠りは今も解消されず。クラブ側は多額のオファーを提示しているとしているが、選手側と折り合いのつかない状態だ。ジャーナリストが集うSky Sportsの番組内でマット・ロウ氏は、ブレンダン・ロジャーズがスターリングを"欧州一の若手"との発言をしたことがさらに事態を悪化させていると述べた。

「ブレンダン・ロジャーズは自分で自分の首を絞めている気がする。公の場で『彼は欧州一の若手選手だ』なんて大きなことを言ってしまうと、代理人は『なら欧州の若手最高額の給料をくれ』と言うにきまってる。リバプールにそれほどの額を払う気はないのは明らかだ。この件はアーセナルのセオ・ウォルコットの契約を思い出すよ。どっち側の味方になるのかというのは難しいが、彼を欧州一のタレントだと評価しているならそれだけの額は支払わなければいけない。正しいとか間違ってるということではなく、それが今のマーケットの動向だ。」

「彼が望む額を支払らおうという他のクラブがいる。そのなかでリバプールが彼をキープしておきないのならば、彼の望む給料を払うしかない。彼がどれほどの額を欲しがっているのかはわからないが、週給にして£10万以上だろう。ある程度大きなクラブになるとそこが良い選手だという基準値になる。ほかのクラブに行けば2倍はもらえるかもしれない。」

欧州のリッチなクラブと争う気があるのか。スターリングの契約でリバプールに闘争心があるのかどうかがわかるという。 

「彼と契約ができればリバプールにとって大きな進展といえるだろう。リバプールは、非常にお金持ちのクラブと肩を並べることは長年できていない。ここ数年はそういうクラブに選手を持っていかれている。アーセナルにサンチェスを取られたし、スアレスはバルセロナへ行った。スティーブン・ジェラード以外の選手たちはほかのクラブに取られてきている。今回スターリングにも支払えないとほかのクラブに渡すことになれば、それはハイレベルな運営をしているが、最高峰レベルにはいないという証拠になる。」

現在スターリングは週給£35,000で、リバプールが£100,000の新契約を提示していると言われている。近日、トム・ワーナー会長はスターリングの契約延長に自信をみせている。

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