2015-02-21

ロジャーズ:バロテッリ運動量不足



過去3戦、ベンチからの途中出場でゴールを決めヒーローとなっているマリオ・バロテッリ。だが監督は満足していない。ピッチでの頑張りが足りないと叱責した。

「マリオの運動量には満足できない。どんなレベルの試合であっても、チーム全員が同じ仕事量をこなしている必要がある。ペナルティをもらってから、彼は動くのをやめた。ピッチに突っ立っっているのではなくて、ストライカーとしてプレーしていくのにそういう面は改善しなければいけない。ペナルティキックを決めて貢献したが、それは彼の役目。試合の流れのなかでもっと効果的な動きをしてほしい。先発でもベンチからでもチームに影響力があるってことをみせてもらいたい。」

「このチームではハードワークがすべて。イタリアとはプレースタイルも違って、ゴールがすべてという国だが、我々はチームにそれ以上のことを求めている。」

ペナルティキックはメディアに騒がれるほどの問題ではなかったという。バロテッリが蹴って問題はなかった。

「実際より大きく騒がれ過ぎだ。先発出場した選手たちのなかではジョーダンをペナルティキッカーとしていた。だが、ジョーダン、スティーブン、マリオが同時にピッチにいればスティーブンとマリオが蹴ることになっている。マリオはこれまで大舞台で30回ほどペナルティを決めている素晴らしいペナルティキッカーだが、最初から彼だと決まっていた試合はない。だから誰かを決めておかなければいけなかった。候補のジョーダンが喜んで蹴るつもりだったが、マリオに譲った。彼が決めたゴールであり、ドラマはない。」

今回の件で、ヘンダーソンが次期キャプテンになることを疑問視する声も。ロジャーズは、ヘンダーソンが次期キャプテンになるとは決まっていないという。

「自動的に彼が次のキャプテンになると思われているようだが、そうなるとは限らない。ジョーダンはジョーダン。スティーブン・ジェラードの後継者だとみんな言いたいんだろうが、彼はスティーブン・ジェラードではない。スティービーとは全く違う選手だ。ジョーダンはまだ若い。自動的に彼が次のキャプテンにはならない。今副キャプテンとして非常によくやっている。このクラブになると歴代のキャプテンと名を並べることになる。キャプテンというだけでなく、クラブのアンバサダーにもなる。」

Telegraph

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