フィリペ・コウチーニョが2020年までの契約延長に合意した。まもなくサインする予定となっている。週給は現行の2倍となる£7万へ昇給。キャリアの全盛期をリバプールに捧げることを決意した。リトルマジシャンとしてチームからもサポーターからも熱い支持を得るコウチーニョは、若干22歳。ブレンダン・ロジャーズは、将来ワールドクラスになると期待を寄せている。
「若いフィルはとても高いレベルでプレーしている。ボールを持てばリトルマジシャンになる彼がそれだけ高いパフォーマンスができているのは嬉しいよ。彼は試合のリズムがいい。ボールを運ぼうという彼の度胸と勇敢さは素晴らしい。このまま成長し続けて、得点力をもっと上げることができればワールドクラスになれる。」
「フィルはボックスの外からでも中からでもいいシュートを打つことができる。あとはボールを持っていないときの動きとエリアに入るタイミングだ。それができればしっかりフィニッシュまでできるようになる。彼はゴールをアシストするのが得意だが、経験を積んでいけばよりゲームを理解し、ほかの選手たちもファイナルパスを出せるようになる。そうなれば彼はさらに前に出ることができるようになる。シュートの精度を高める練習はしていく。彼はシュートを渋ることがあるが、今のところ彼のプレーに不満は特にない。いいプレスができているし、アグレッシブで、ボールをしっかり追う。週末の試合での彼のアシストは超越的だった。」
コウチーニョは、レアル・マドリードのルカ・モドリッチとトニ・クルースと同じタイプだ。
「モドリッチは得点は多くないがワールドクラスの選手。彼は中盤でボールを動かし、パスを出し、ボールを前に配給するのが非常に上手く、安定している。ボックスの外からゴールを決めることもできる。彼は中盤でチームの攻撃の起点となる一流の選手だ。トニ・クルースも同じタイプで、素晴らしい選手であり、パッサーだ。二人はテクニカルで、多くゴールを決める選手ではないが、チームに大きく貢献する二人。ボールの後ろに回り、ボールを出し、ほかの選手に回す。15点も20点もゴールは決めなくともそういう部分で活躍する選手たち。フィルは得点はもっと伸ばせるが、20得点決めなくてはいけないわけじゃない。彼の機能はほかにある。」
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