2015-02-11

英各紙のヘッドライン

スリル満点の3- 2のトッテナム戦勝利後の各紙のヘッドラインをみてみます!(抜粋)


"ダニエル・スタリッジがついにルイス・スアレスの不在を忘れさせた" Telegraph
ついこの間まで、この対戦カードはルイス・スアレス対ギャレス・ベイルのショーだった。各チームのキングがいなくなった今新たな皇太子が現れた。リバプールにとってダニエル・スタリッジが8月以来先発メンバーに戻ったのは大きかった。

彼がいることで、ブレンダン・ロジャーズが望むプレッシャーを強くかける激しい試合、素早いカウンターアタックが再びできるようになった。スタリッジは常に相手を惑わせ、ペースとシュート意識の高さで昨シーズンのリバプールに近いチームにもっていった。先制点となるマルコヴィッチをアシストし、2点目のスティーブン・ジェラードが決めたペナルティとなるダニー・ローズのファウルを誘った。彼の後ろではフィリペ・コウチーニョが10番として忙しく大胆に動き回った。マルコヴィッチも走り回り、エヴァートン戦でいいところをみせたジョーダン・アイブは今後長年リバプールで活躍するであろうことを予感させた。

決勝点を決めたマリオ・バロテッリが後継者争いをしているかどうかは、まだ今後をみてみないとわからない。



"マリオ・バロテッリがベンチから出てアンフィールドの5得点劇の勝利を決めた" Mirror

チャンピオンズリーグまで6ポイントに迫る重要な勝利者を決めるのは、プレミアリーグで最も話題に上る男でなくてないけない。それはハリー・ケインではなかった。彼がKOPを騒がせる1点目と2点目のアシストをするも、今回決勝ゴールをあげたのは、ほとんどプレーしていないのに、ケインよりヘッドラインになる数の多いマリオ・バロテッリだった。今回13度目の出番で、初のプレミアリーグゴールを決め、2点追いつかれたブレンダン・ロジャーズにとって非常に重要で、相応しい勝利をもたらした。

トップ4の重要性を感じさせる劇的な試合だった。スタリッジは先発復帰試合でシャープな動きをみせ、ジョーダン・アイブとラザル・マルコヴィッチの助けにより、ウーゴ・ロリスのファインセーブを引き出した。スティーブン・ジェラードが枠外のフリーキックを蹴ったりと、リバプールは14分に得点したときでさえ機が熟しすぎていたくらいだ。


"プレミアリーグ初ゴールでマリオ・バロテッリがスパーズを沈めた" Independent

Finally Marioという彼のtwitterアカウントネームがついに身を結んだ。名高いイタリア人の彼にはリーグ初ゴールまで13試合、期間にして6ヶ月かかったが、なんともいいタイミングでやってきた。オープンで攻撃的な5得点生まれた試合の決勝点を決めたバロテッリは、やっぱり彼は何をしてもドラマがつきものなのだと証明した。彼がゴールを決めた直後、ブレンダン・ロジャーズは、同じく安堵したであろうダイレクターボックスのクラブオーナージョン・ヘンリー氏のほうを指した。

バロテッリは£1,600万のギャンブルであり、このゴールがこれからどれほど重要なものになるにせよ、彼が成功するにはもっと貢献しなければならない。どうみても極上の守備と言えるものではなかったが、早い時間帯からお互いの弱点を突き合うオープンでおもしろい試合だった。


"エムレ・チャンにできないことはない。ほかアンフィールドの勝利から学んだ4つのこと" ECHO

エムレ・チャンを一言で表現すると、『横柄』。誰もが納得するだろう。冷血の持ち主で、冷静な振る舞いをどんなときにも忘れない。コーナーでハリ・ケインに何度詰め寄ったか。肩を使ってボールを落とすのも、30ヤードのパスでも、休んだコウチーニョのポジションへ走っていくこともできる。タックルもうまい。ジェラードが下がれば、俺を中盤に?お安い御用。若干21歳ながら、これからリバプールで長年大きな存在になることを予感させる。彼はシンプルなことすべて、なんともうまくやれる。彼を観ているのは楽しい。

マリオはマリオ。"百聞は一見に如かず"リバプールのキャンペーンシャツが言う通りだ。プレミアリーグで48本目のシュートにして、スーパーマリオがプレミアリーグ初ゴールを決めた。アンフィールドは歓喜に包まれた。驚きと喜びが混ざっていた。とてもいい雰囲気だった。彼のポジションはパーフェクトで、アイブの素晴らしい動きがあり、ララーナから良いボールが入った。いいタイミングで走りこんだ。なぜこんなに時間がかかったんだ?


マーティン・シュクルテルはバックで縁の下の力持ち。リバプールが無失点記録を5に伸ばせなかったのは、決してシュクルテルの力が足りなかったからではない。システムを変えてからチャンとサコーが高い評価を受けているが、真ん中ですべてをまとめあげているのがシュクルテルだ。この試合でも後半ケインがでるとこにはシュクルテルがブロックに出た。良いポジショニングと強さで、サコーが得意なラグビータックルを仕掛けずに済んだ。リバプールで通算280試合をこなし、今チームに少ないリーダー格の一人。

ダニエル・スタリッジでさえも、5ヶ月間休んでいればインパクトに欠ける。8月以来初めての先発出場だった。完全復帰は近いが、まだもう少し先のようだ。

フィリペ・コウチーニョを休ませる時かもしれない。ブレンダン・ロジャーズはフィリペ・コウチーニョをプレーさせすぎるというちょっと危険な賭けをしている。スパーズ戦で彼の先発出場連続記録が16試合となった。2ヶ月もたたないのに16試合とは、この先彼に影響が出てくるかもしれない。彼はこの試合でいいプレーをしたが、ベストではなかった。スターリングに休暇を与えたように、彼にも与えても良いのではないか。

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