2014-11-11

コスタのファンになったレジェンド


ワントップのストライカーとしてリバプールで大活躍したジョン・オルドリッジは、talkSPORT内でセンターフォワードとしてプレーできないバロテッリに固執するブレンダン・ロジャーズを疑問視した。

「私はキャリアのほとんどセンターフォワードとしてプレーした。その私の目では、バロテッリはペースが足りないし、気持ちよくプレーできていないようだ。どこへ、いつ走り込んで良いのかもわかっていない。彼はこれまで10番役としてストライカーの後ろ、又はワイドエリアでプレーしてきた。今一人で攻撃陣をリードする彼をみているとすごくイライラする。オフサイドになるか、ワイドエリアに走り込むかで結局ボックス内に誰もいないという状況になっている。」

「ストライカーはセンターバックから離れるよう動いたり、彼らの背後に回ったり、押しのけたりしてバック4人の前に入っていくものだ。動いてチームメイトにスペースを作ることも重要。だがマリオはどうしてよいのかわかっていない。その彼に固執しているブレンダンに、私はちょっと困惑している。」

ロジャーズの固執はバロテッリだけではなかった。センターバックのコロ・トゥーレのベンチスタートには世間が驚き、オルドも疑問を持った。

「コロ・トゥーレはチェルシー戦でプレーすべき選手だった。ベルナベウでの彼は素晴らしいプレーをしてた。彼は絶対先発だと思っていたよ。デヤン・ロヴレンはずっと苦しんでいるから、コロこそプレー機会に値する選手だと思っていた。2000万で移籍してきて以来ずっと活躍のないロヴレンとは対照的に、今季出番がほとんどないのにも関わらず、トゥーレのパフォーマンスはみんな見ての通りしっかりキレがあった。チームから外れればチャンスをもらえたときを最大に生かさなくてはいけない。コロはそれをしっかりやったと思う。彼は素晴らしかったよ。ボリーニもよく頑張っていた。マリオと違って、彼は一生懸命やっているのがわかった。」

そんなロヴレンを苦しめたディエゴ・コスタの大ファンであるオルド。

「コスタはサポーターなら大好きになり、敵となれば大嫌いになるタイプの選手だ。だが私は土曜日の彼が好きだった。彼は最高だったね。まさにかつてのセンターフォーワードそのものだった。センターバックをイラつかせ、顔にもガンガンかぶさっていき、彼らの後ろに走り込み、非常にやっかいな存在になっていた。彼は本当に素晴らしい選手だし、私は大好きさ。リバプールが1年半前にチャンスのあったときに獲得できず残念だった。でも今チェルシーが一流のプレイヤーを手に入れた。どこをとっても最高の選手だ。」

レッズとして幼い頃からクラブを応援してきたジョン・オルドリッジは、現キャプテンのスティーブン・ジェラードは歴代最高の選手であると称賛した。

「私は幼い頃からリバプールの偉大な選手を観て育った。60年代はロジャー・ハントが大好きだったし、70年代はケヴィン・キーガン、80年代はケニー・ダルグリッシュ、さらに90年代にはジョン・バーンズやロビー・ファウラーがいた。スティーブン・ジェラードがキングケニーやそのほかの歴代の選手の上を行く理由は、ケニーが現役のときは周りにもワールドクラスの選手たちがいて、それぞれが素晴らしい選手ばかりだった。だがジェラードの15年間のチームメイトのなかには、失礼ながらリバプールの歴代選手を並べたらリザーブにも入らないような選手たちがいる。彼はチームを背負い、リードし、時には一人で勝ってのけた。そういうわけで私はケニーよりスティービーが歴代最高の選手だと思う。」

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